縁の花
(魂が成長する正直な心と心のネットワーク誌)
第142号
小泉純一郎
ξ「21世紀のビックニュース」ξ
第140号「21世紀の後世の人達に伝えたいこと」で、今の時代はなかなか20世紀的な事から変われないと少し弱気なことを書いていた時に、予期もしないビックニュースが二つも入ってきました。
その一つは、宮内庁が発表した雅子様が、ご懐妊したのではないかという発表と、もう一つは、小泉純一郎さんが、自民党の総裁選の地方選挙で圧勝して、日本の総理大臣になったことです。
この二つは、日本にとって、久しぶりの大グットニュースです。
21世紀、日本は、もしかしたら、素晴らしい時代を迎えるのではないかと予感させます。
これが分かっていたら、もうすこし、強気で第140号「21世紀の後世の人達に伝えたいこと」を書いたのにと思うと、とても残念ですが、それはそれで必要な事だと思います。
また、この二つのグットニュースは、これで終わりではなくて、これからが始まりです。
雅子様でいえば、誕生する世継ぎが、女性なのか、男性なのかも問題です。
もし女性で、一人だけしか生まれなかったら、女性でも天皇になれるかの問題になります。
憲法を変えないといけない事になるのです。
ただ、140号でご紹介した、霊界通信(霊言)では、雅子様の魂が現われて、二人の子供を産む予定だといっています。
順番は分かりませんが、女の子と男の子です。
紫陽花は、男の子であって欲しいと願っていますが、今までの天皇家は、霊言でもいっているように、女の子が続いています。
紀子様のお子さんも女性が二人ですし、実は、他の家でも同じです。
だから紫陽花は、皇室済度の進み具合から考えても、女性のような気がしますが、どちらにしても、本当におめでたい事です。
何故なら第133号、「天皇の真実」で書いたように、次の天皇になる人のお子さんには、21世紀の日本を導く、大きな使命があります。
そんな魂が、日本中の人が待ちに待った、天皇家のお子さんとして降りてきます。
これを祝わずにおられましょうか。
紫陽花は、日本人の一人として、本当に嬉しいですし、しっかり天皇家のお子さんの事は見守りたいと思います。
縁の花でも、雅子様が、正式に懐妊したという発表があれば、号としても、書こうと楽しみにしていますが、とにかく、笑顔共和国的にいえば「よかった。よかった」「ありがたいこと」なんです。
と同時に、それを喜んでいたら、今度は、政界でも考えられない事が起こりました。
あの変人小泉純一郎さんが、まさか総理になるなんて、日本中の殆どの人が予想していなかったと思います。
まるで、サラリーマン金太郎(漫画は終わりました。残念です)の世界です。
紫陽花は心底びっくりしましたが、駄目な森首相を総理にするところから始まる天の粋な計らいに脱帽です。
こんな平時の革命が起こせる自民党、日本人も、やはりすごい民族だと思います。
しかも、その後の小泉純一郎さんのやる事、本当に痛快です。
脱派閥の内閣造り、田中真紀子さんや評論家の竹中平蔵さん(慶応義塾大学教授)、石原伸晃大臣などの若手の当用や、女性の大臣を5人も入れた事。
ある意味ではドリームチームだと思います。
その上に、小泉総理がいっている「構造改革なくして、景気回復なし」とか、竹中平蔵大臣の積極的な財政再建、IT産業で日本経済を救うなどは、紫陽花の持論でもあります。
小泉内閣が、世間で言われているように、自民党内の派閥、特に最大派閥の橋本派の妨害を排除し、今までに日本に蔓延っていた政財官の癒着を取り除くことができたら、日本経済は、間違いなく復活します。
紫陽花は、それに昔から政治に関心のある日本人の一人として、ものすごく期待しているのです。
しかしその反面、日本の構造改革をするという事は、口でいう程、簡単な事ではありません。
昔なら、何人かかならず殺されています。
今は、それがないとしても、たぶん表面には出ない抵抗や妨害はたくさんあると思います。
いろんな中傷やスキャンダルも出るだろうし、マスコミなんかもいいかげんなものですから、あてにはなりません。
小泉政権の評判を落とし、80パーセントを超える、圧倒的な国民からの支持を落とそうと、反対勢力も必死です。
まさに大きな眼にみえない戦いが始まろうとしているのです。
ですから紫陽花は、そんな小泉内閣に対して、何も目に見える協力はできませんが、せめてこの縁の花を通して、皆さんと一緒に見守っていきたいと思います。
小泉純一郎さんに対して、一部のマスコミのようにただ批判するのではなく、縁の花のホームページを通して、全面的に応援したいし、皆さんにも応援して欲しいのです。
というのも今、小泉内閣や、自民党の加藤紘一氏、長野の田中康夫知事や東京都の石原慎太郎知事などの改革派を大きく支えているものに、インターネットがあります。
ホームページで自分の伝えたい事や活動状況を書いたり、Eメールでいろんな人から意見を募集したり、提示板に、いろんな人が意見をいいあったりして、今、多くの人が、その議員や知事の考えを知り始めているのです。
まさしくインターネット革命ですが、これは本当に面白いです。
マスコミなどでは報道しない、その人のいろんな部分が見えてくるのです。
だから紫陽花は、今回の縁の花では、そんな政界で活躍している先生達のホームページを紹介したいと思います。
皆さんにも縁を持って欲しいのです。
だって今はまだ、インターネットの人達の声は、小さいかもしれませんが、益々大きくなって、最後には、大きく、小泉政権などの改革派を支える事になると紫陽花は信じているからです。
是非、お読み下さい。
ξ「加藤紘一のホームページ」ξ
紫陽花が、政治家のホームページを最初にみるようになったのは、加藤紘一さんのホームページ(http://www.katokoichi.org/)からでした。
皆さんもご存知のように、自民党の衆議院議員の加藤紘一が、国民の支持がない森首相が、続ける事に反旗を振りかざして、去年(2000年)11月10日に加藤の乱を起こしました。
その加藤氏の乱が、テレビの報道番組の中で取り上げられ、加藤紘一議員のホームページのアクセスが急増しているといっており、紫陽花も一度アクセスしてみたのです。
また、そこで、紫陽花は、加藤紘一のホームページに感動しました。
正直言ってこんなに面白いものとは思いませんでした。
ホームページは、加藤紘一氏の思いや、それと縁を持ったいろんな人の思いで、一杯だったのです。
というのも、まず加藤紘一氏のホームページのトップページは、大きな加藤氏の写真を壁紙に使って、改革を訴える文字が勇ましく書かれています。
引用しますと「私、加藤紘一は、改革の必要性を訴え続けます。しかし改革は政治家だけでできるものではありません。国民である皆さん自身が改革の必要性を自覚したとき、初めて世の中が変わっていきます」と書かれています。
その後「改革の広場Forum For reFormを通じて、皆さんとこの国の未来を真剣に議論しましょう」と加藤氏は書いており、紫陽花は、初めて加藤氏の改革にかける思いを知ったのです。
しかもその後に、「新着情報ホットニュース」「政策とメッセージ」「共に歩む同志」「季刊誌・経歴」「改革の広場」「講演・対談・論文」「サイドマップ」「加藤紘一からのメッセージ」「ご意見公開」「加藤紘一がゆく・スケジュール&レポート」などのいろんなリンク先へとつながります。
それぞれのページにつながるのですが、まず、紫陽花が気に入ったのは、「新着情報ホットニュース」です。
この新着情報ホットニースの中で、加藤紘一氏は、加藤紘一のメッセージや、加藤紘一がゆくレポートで、自分の考えを率直に書いています。
加藤紘一氏のホームページが誕生したのは1999年12月14日ですが、今までに70回ちかく、政治や経済で、自分の意見や知った情報を書いているのです。
しかしその中でも、やはり加藤紘一氏のメーセージで面白いのは、2000年11月10日の「加藤紘一からの緊急メーセージを掲載しました」から始まります。
この中で、加藤紘一氏は、自民党員だからといって、国民のほとんどが支持していない森首相をあっさり認めることが正しいのか、疑問があると訴え、マスコミで加藤の乱と呼ばれるものを起こしました。
その後は、この反乱に対する自分の考えや決意を述べたり、ホームページの中で、加藤紘一氏を激励してくれる人達に感謝をいったりと、加藤紘一氏のメッセージは大きく変わりました。
加藤紘一氏の言葉でいえば、評論家から、活動家になったのです。
でもそれも、皆さんもよくご存知なように、加藤紘一氏は、野党が出した内閣不信案に、土壇場で欠席し、橋本派や森派などの主流派に敗れてしまいます。
そんな一連の加藤紘一氏の力量をみて、政治家としての読みの甘さや決断力のなさを感じたのは、紫陽花だけでないと思います。
さすがは東大卒の外務省のエリート官僚から衆議院議員になっただけに、加藤紘一さんはお公家さんだと、紫陽花も少し呆れました。
あれでは百戦錬磨の橋本派などの野中広務さんなどに勝てるわけがありません。
戦いにむいている人ではないのです。
その上に、自民党で第2番目だった加藤派は分裂して、少数派閥になるなど、加藤紘一氏は派閥の会長としての力量を疑われても仕方がありません。
これが2、3年前だったら、紫陽花は政治生命を絶たれていると思います。
しかしどっこい加藤紘一氏は、ホームページの中で生きています。
加藤紘一のメッセージ、「本日の内閣不信任決議欠席について」の中で、自分と共に行動してくれた仲間の議員を、自民党から離脱させる事ができなかった心情や、あくまでも自民党を党員として変えたい気持ちを述べています。
しかもその後も、自分の判断の甘さを素直に反省し、自民党の登記委員会に提出したお詫び上を公開したり、全国の国民の声を聞くと言って「加藤紘一がゆく」という全国参りも始めました。
永田町で育った自分や自民党員と国民の間に、大きなギャップを一連の事件で感じたという事で、インターネット上で、講師として呼んでくれる所を求め、いろんな地方で、討論会をする活動を始めていたのです。
この加藤紘一氏の活動は表面には見えませんし、マスコミも取上げませんが、一連の事件にもめげずに、行動を完全に自粛した訳ではなく、講演にいった所で、自分の話したことや感じたことをレポートとして、ホームページに載せていたのです。
だから紫陽花は、加藤紘一氏は、政治家としては少し頼りなくても、正直な人だなあと、かえって好感を持ちました。
森政権に反旗を起こしたのも、勝算があったというよりも、何とか日本をしたいという思いがさきばしりしたからで、今も真剣に日本の将来を憂いている事が分かったのです。
また次に紫陽花が、感動したのは「ご意見公開」というところです。
このご意見公開をクイックすると、加藤紘一氏ホームページの改革の広場に、いろんな人が、書いた考えや意見を見る事ができます。
加藤紘一氏は、政治家の掲示板としては、唯一というぐらい、自分にとって反対意見やお叱りの言葉も全部載せています。
ですから、若者や老人、男性や女性などの全国の人からの意見を見れて、本当に面白いです。
加藤紘一氏の行動を称賛する人や、判断は間違っていると怒っている人、いろんな意見が載せており、紫陽花自身も本当に勉強になったからです。
憲法の問題、年金の問題、構造改革の問題で「なるほどな」「そういった考えもあるのか」と感心する意見が多く書かれており、日本の国は、まだまだ捨てたものじゃないなあと頼もしく思ったのです。
その上、この「ご意見公開」は、日本を何とかしたい。
改革していかないといけないというエネルギーにあふれ、人を熱くさせます。
というのも、去年の11月10日、突然、加藤紘一氏が、立ち上がった時に、多くの人からよく決心したという意見が出され、ご意見公開のネットの世界では、日本を変えていこうという空気が流れました。
その後も自民党の締め付けが強く、加藤派の中でも、分裂して、加藤紘一さんが不利になり始めても、ネット上の人達の支持は変わりませんでした。
「こんな程度で屈しないで下さい」と多くの人が応援していました。
しかし結果は、最終局面で、欠席と言うことになり、加藤紘一氏と山崎派の山崎拓さんだけが反対票を入れるという選択も、皆さんもご存知なようになされませんでした。
さすがにこの時には、加藤紘一氏には失望したとか。
何故自民党を離れてもしなかったのかという、厳しい意見も多く出ていましたが、その反面、反対票をいれずに、欠席だけで、自民党をでなかった加藤紘一氏の苦渋の選択、今回は負けた加藤氏を支持する人もいました。
紫陽花自身は、反省して、やはり今回は潔く負けを認めて、竹下派から出た小沢一郎さんのように外に出るのではなく、中から変えた方がいいと思っていましたが、そんな人も多く、嬉しかったのです。
そしてその後も「ご意見公開」では、いろんな意見が出ていましたが、加藤紘一氏がやった事は、負けたとしても、大きな意味があるものとして、長い芝居の第二幕、小泉純一郎氏の行動へといつの間にか受け継がれていました。
YKKの盟友、小泉純一郎氏は、加藤紘一氏の敵を、結果的にうった事になります。
当然加藤紘一氏も、自民党の総裁選挙では、小泉純一郎氏を応援し、見事に、自分が反旗を起こした目的を果たしました。
ご意見公開の中では、小泉純一郎氏の勝利には、去年の加藤紘一氏の決断がなかったら、ありえなかったと、加藤紘一氏にあたたかい言葉が多く送られています。
小泉純一郎氏の要請に応じずに、内閣に入らなかった(財務大臣?)判断には、賛否両論ですが、今も、多くの国民が、政治家としての加藤紘一氏に期待しています。
加藤紘一氏の行動に、ネット上で、熱く燃えています。
そんな素晴らしい掲示板があるので、紫陽花は是非、皆さんにもみて欲しいのです。
ξ「加藤紘一のホームページ2」ξ
加藤紘一のホームページは他にも面白いものがたくさんあります。
「共に歩む同志」では、加藤派の人達が紹介されています。
宏地会、加藤派は堀内派と分裂し、衆議院議員12名、参議院議員3名と、少数派に転落しましたが、その議員の名前や、選挙区、電話番号、FAX番号を紹介しています。
しかも同志の議員のホームページがあればリンクできるようにしています。
加藤氏のホームページから、自分の選挙区に、加藤派の人達が居るか、どうか一目で分かり、選挙などで応援できるようにしているのです。
また、そのホームページをみたら、なかなかユニークなホームページが多いです。
どの議員さんも、個性のあるホームページを創っており、紫陽花は始めて、その議員さんが何を考えているか分かりました。
自民党の議員ではなく、こういった考えを持っている議員だという主張が分かり、今更ながら、インターネットはすごいなあと思ったのです。
と同時に、紫陽花がその中でも一番、お勧めなのは、今度、若手として、防衛大臣に抜擢された中谷元さんです。
この人は、石原伸晃氏と同じ40歳代で、防衛大学から陸上自衛隊に進み、退官した後、衆議院議員になったという変わった経歴の持ち主です。
初めての元自衛隊から大臣になったという事で注目されていますが、田中真紀子さんにも信頼されており、問題発言をして謹慎していた田中真紀子さんを、呼び戻した人だそうです。
そんな若手の有能な人だけに、ホームページも面白いです。
特に議員手帳をリンクすると、中谷元さんのいろんなメッセージがみれますが、これがなかなかのものです。
最近のものでいえば、「防衛庁長官に就任」(5/1)で、小泉総理に、突然予想もしなかった防衛庁長官に任命された時の驚きや、感謝や決意を述べていましたし、「小泉新総裁誕生」(4/24)、「小泉氏地方予備選挙で圧勝」(4/23)などで、自民党を改革する意気込みを書いていました。
問題の田中真紀子さんのお陀仏発言では、「田中発言の本質」(4/18)を書く事で田中真紀子さんは、亡くなった故人を中傷するのではなく、国民にわかり易く、国が大きな借金を背負ったことを説明したのだと庇ったり、「街頭から声が聞こえる」(4/17)「自民党総裁選挙、小泉氏の推薦人になる」(4/12)など矢継ぎ早やに書いています。
きっかけは親分である加藤紘一氏が自民党で反乱をおこした「内閣不信案について」(11/27)から始めていますが、「何故内閣不信任案に欠席したのか」(3/6)米国は地球環境保全の約束を守れ(4/4)「雅子様ご懐妊の知らせ」(4/17)などでも自分の意見を堂々と書いており、紫陽花は好感を持ちました。
加藤紘一のホームページ、「共に歩む同志」から、いろんな政治家の活動を知る事ができるので、結構楽しいのです。
でも加藤紘一のホームページは、他にも面白いものがあります。
季刊誌「雲霓」というリンク先では、加藤紘一氏が作っている情報誌「雲霓」を紹介しています。
この「雲霓」というのは、加藤紘一氏の事務所が、創っている情報誌で、年間、4回出していますが、なかなかいい内容の情報誌の感じです。
というのも、ホームページでは、最新号の13年『陽春号』の見出しを紹介しています。
内容としては、「加藤紘一がゆく! 新しい日本をつくろう」(雲霓の会・勉強会から)や、東京海上火災社長の樋口公啓の「加藤先生は、この閉塞感から解き放つチャンスを与えてくれた」などが書かれています。
特に、この中で、加藤紘一氏が書いた「この国をどうしたら一番いいかそれを一生懸命考え、行動を起こすでは」その掲載内容を全部載せていますが、加藤紘一氏の熱意を感じました。
そんな情報誌「雲霓」を購入できるのです。
また加藤紘一のホームページでは「経歴」として、加藤紘一氏の今までの経歴が紹介されています。
名前、所属政党、生年月日、出身地、家族、趣味、座石の銘「真実一路」がまず書かれ、次に昭和14年に誕生した時から、小学校、中学校、高校、東大から外務省に入り、政治家として、昭和47年に初当選した後の、自民党や内閣の経歴を詳しく書いているのです。
と同時に加藤紘一のホームページでは、次に「講演・対談・論文」でも、講演・対談・論文をした場所や掲載誌名、インタビューなのか、講演なのか、そのタイトルは何か、閲覧できるのかも、1996年から、2001年4月まで全部、50個ちかく紹介しています。
本当に律儀で感心しますが、加藤紘一氏の性格が出ているのではないかと紫陽花は、思っているのです。
しかも加藤紘一のホームページでは「政策とメッセージ」で小泉政権発足についての加藤紘一氏の感想を紹介したり、『改革の広場』では、自分の意見を書けるようにしています。
その「改革の広場」で書いた内容が、ご意見公開で、殆ど誰にでも紹介されるので、加藤紘一氏のホームページは人気があるのですが、これが、紫陽花がざっと紹介した加藤紘一のホームページなのです。
ξ「田中康夫のホームページ」ξ
加藤紘一氏のホームページを紹介しましたが、政治に関するホームページは、もちろん、加藤紘一氏だけが持っているわけではありません。
今の時代、殆どの政治家は、ホームページを持っています。
自民党の総裁選では、亀井静香さんも、ついにホームページを作ったというニュースが流れていましたが、後、2、3年もすれば、すべての政治家が持つ事は間違いないと思いますし、それが大きな影響力を持つ事も間違いありません。
いろんな人がメールで直接、議員に自分の意見をいうので下手なことはできません。
自分の考えをはっきり持てる人しか通用しない時代が、もうすぐ来るのです。
またそんな人の中でも有名なのは、長野県の知事である田中康夫氏です。
メール番号を印刷した名刺を部下に折られた事で、有名になりましたが、田中康夫知事がやっている活動に抵抗は大きいです。
何故ならメールやfaxなどで、地方の議員や官僚を通さずに、直接知事に縁を持てるようにしたり、いろんな所に押しかけて、県民と直接会話をするからです。
今、長野県と言う封鎖されていた所に大きな穴が、開かれようとしているのですが、この田中康夫知事のホームページも、今回、見ましたが、面白かったです。
田中康夫知事の場合は、直接、自分の公式のホームページは、今、活動を中止している感じですが、長野県のホームページや、田中康夫を応援する人達で、いろんなホームページを載せていますし、これからもどんどん増えると思います。
又、その中で、まず、長野県のホームページを簡単に紹介しますと、いろんな事を書いていますが、まず注目がいくのは、田中康夫知事の脱ダム宣言を紹介しているところです。
ここでは田中康夫知事の脱ダム宣言の全文を載せています。
マスコミが、全文の一部を捉えて報道するのではなく、全文を読む事ができるので、田中知事の考えの真意を知って、判断を誰もができるのです。
しかも知事の交際費や、今までの資産も公開しています。
それでみると何かの行事に対するお花代と特別な名刺代しか使っていないので、交際費は驚く程少ないです。
ただ借金が、ありますが、知事として問題はありません。
長野県のホームページをみれば、田中康夫知事の考えや行動も分かるという、たぶん、他の県では考えられないぐらい面白いものなのです。
しかし、紫陽花が、お勧めなのは、県の公式なサイトではなく、田中康夫知事を応援する、市民団体のホームページです。
これが、『田中康夫応援ネット』というもので、アドレス番号はhttp://yasuo-nagano.com/ ですが、覗くと本当に面白いです。
長野県の人が中心になって、純粋に田中知事を応援しているサイトなので、何かの団体に縛られている訳ではないので、読んでいて楽しいのです。
というのも、この「田中康夫応援ネット」の運営費は、ネット上で、田中康夫を支持する人達で賄われています。
仮想住居棟というようなものをネット上で作って、年間、3150円の家賃を払って、住民として住んでくれる人を募集しています。
仮想住居棟に住んでくれる人には、各棟専門のメーリングリストと共通の掲示板が、特典としてあります。
そのお金で、サイトを運営していこうとしているのです。
紫陽花はうまいやり方だと心から感心しました。
またサイトの中身も充実しています。
先程紹介した長野県の公式サイトにある「脱ダム宣言」や「知事の24時間」などとリンクしていますし、田中知事が、長野県の各地方にいって、住民と会話している車座集会の内容も、お知らせのコーナーの中で「しなやかに県民ネットワーク上伊那」「神田の本屋街、神保町がなくなる」という題名で、地方事に詳しく報告しています。
参加人数や、どんな雰囲気だったか、などを書き、感動した人の意見は、紹介しているのです。
その上に、脱ダム宣言や環境問題などで、支持している専門家の意見も、寄稿文というコーナーで載せています。
行政の人や官僚の人達にも、負けない、知識を集めようとしているのです。
しかも田中さんへのメールコーナーでは、実際に田中知事にメールを出した方で、公開希望する方のメールの内容を、そのまま掲載しています。
励ましのメール、提言、苦言などを載せており、楽しかったです。
全国からいろんな人が、脱ダム宣言や民主政治について、自分の意見を堂々と書いているのです。
と同時にその中には、堀金村の中学生4人が、県政に興味のなかったけど、長野県の行政に関心を持ちましたと書いたり、田中康夫ゲームなるものが中学校で流行っていると教えてくれたりする応援メールが入っていますし、他にも長野県の木曾郡の森林組合で働いていた人の、脱ダム宣言に関する支持の意見など、いろいろあります。
読むだけで、地元の長野を愛している人や、全国の長野県に注目している人達が、たくさんいることが分かって、ものすごくエネルギーを感じました。
この「田中康夫応援ネット」から、全国から何十万人と言う人が縁を持ち、日本中にこの勢いは広がり、いろんな県で、ネットの仲間達が自主運営していく、新しいホームページが誕生すると確信したのです
何故なら、紫陽花がものすごく嬉しかったのは、「田中康夫応援ネット」では、千葉の堂本あき子さんを応援している事です。
堂本さんのホームページにリンクしたり、堂本あき子さんの知事選奮戦記なるものを書いたりして、応援しています。
紫陽花は、長野県、東京都、千葉県などの多くの県民が、もうすでに改革と言う事で、結びついていることを知って、これから世の中が大きく、21世紀に向けて変わるという確信を持ったのです。
ξ「小泉総理や他のホームページ」ξ
加藤紘一さんや田中知事などの改革派のホームページを紹介しました。
改革派のホームページは、今、どんどん広がり、面白くなっています。
保守派というか、国民の利益を考えない政治家のホームページには、多くの人がアクセスしないので、人気はないし、誰もいい事を掲示板に書きこまないので、その内容を公開する事はできません。
掲示板一つみても、すべての内容をオープンにできないと思いますが、反対に、国民の事を考えている人達のホームページは、どんどんいろんな改革派の政治家とリンクする事で、ネット化して、多くの人達に読まれるようになります。
21世紀の日本の政治は、そんなネットの国民の目にみえない圧力で、大きく変わると思うのです。
そしてその中心になるのが、小泉総理に関するホームページです。
といって、紫陽花も驚いたのですが、小泉純一郎さんは、自分が作ったホームページは持っていません。
そういったものを作っていなかったのです。
でも、小泉純一郎さんを、個人的に応援する人達はいます。
変革の人という題名の、小泉純一郎氏に公認して貰っている、面白いサイトはあるのです。
しかも面白いのは、この変革の人というホームページを作ったのは、小泉純一郎氏とはまったく縁のない人達という事です。
若手のベンチャー企業の経営者の人達で、ある時に酒を飲んで集まっていた時に、日本を変えないといけないという議論になり、それには小泉純一郎さんが面白いのではないかという事になり、自民党の総裁選挙の頃に、応援する意味で、小泉純一郎氏の許可を貰って、誕生させたのです。
それがあれよと言う間に、広がり、小泉氏は、自民党の地方選挙で圧勝し、総理になり、『変革の人』も平成13年5月13日の段階で、50万回以上、覗かれる事になったのです。
紫陽花は、その事に一番驚いているのは、このホームページを作った人達だと思いますが、縁のない人達でも最高の応援できる、インターネットの世界のすごさに感服しました。
その人が、正しいことを、本当にやろうとしたら、まったく縁のなかった人達でも、力を貸してくれるのです。
また、『変革の人』のホームページも面白いです。
田中真紀子さんが名づけた変人をもじった変革の人というホームページの名前も気に入りましたし、ホームページ内での小泉純一郎氏への質問には、ちゃんと小泉純一郎氏から返事が来ています。
小泉純一郎氏も、ホームページを支持しているのです。
ただ残念な事に、この『変革の人』というホームページは、小泉氏が総理になった事で、迷惑をかけてはいけないという事で、その内容を考えると言う事ですが、紫陽花は大いに期待しているのです。
しかし紫陽花が一番期待しているのは、国のホームページ、『官邸トップページ』です。
この『官邸トップページ』も今までは少しも面白くありませんでしたが、小泉純一郎氏が総理になった事で、大きく変わろうとしています。
まず、この官邸のトップページの目的として、「当ホームページは、小泉内閣総理大臣の考え、内閣の政策に関する情報を中心に、各種情報を積極的に公開します。国民の皆様に関する提言・ご要望を頂戴し、今後の施策に反映したいと考えております」と書いています。
国民から意見を募集し、小泉総理の思うようなホームページになっているのです。
しかも官邸だよりでは、小泉総理の動きとして、小泉総理が、外国の誰に会ったとか、どんな仕事をしたか、詳しく報告しています。
政策ではどんな事が決まったかも書いており、ITに関する政策なども全部載せています。
紫陽花には難しい面がありますが、プロの専門家なら分かるはずです。
もうすでに官邸のホームページも、歴代の総理のものと大きく変わっており、いろんな情報が公開され、情報公開が大きく進んでいるのです。
しかもこれに小泉総理の所信演説で発表された小泉内閣メールマガジンや、各都道府県での関係閣僚が出席するタウンミーティングが実施されたら、一気に国民と内閣の距離が縮まります。
どんどん小泉内閣の考えや、国民との討論で話し合われた考えが披露されたら、自民党の橋本派や江藤・亀井派が抵抗しようとしても、抵抗できなくなります。
それぐらいインパクトがあるのです。
ですから紫陽花は、小泉氏のホームページ、特に官邸トップページが、どう素晴らしいものに変わるか期待しているのです。
と同時に、それがきっかけにますます他の政治家のホームページもよくなると期待しています。
石原慎太郎知事や田中真紀子外務大臣のホームページは、紫陽花が探した段階ではなかったみたいですが、もうすぐできると思いますし、いろんな政治家が、ホームページで、国民と少しでも縁を持てるようにガンバッテ欲しいと思います。
では、これで。・・・・
先生有縁の死者霊を救わせて下さい「紫陽花と縁ある人達だけでなく、その背景の多くの有縁の死者霊を救わせて下さい」
平成13年5月19日
追伸 小泉首相のメールマガジンすごいですネ。
200万人突破とは、紫陽花も予想もしていませんでした。
紫陽花にも届いていますが、内容はすごいとは思わないけど、小泉首相の背景にこれだけの人が縁を持っているのです。
21世紀、日本は必ず、立ち直ります。
世界から尊敬される、本来の日本を創りましょう。