縁の花
(本物を目指して心と心のネットワーク)
第104号
志士の心
●「MGで教わったこと」●
以前縁の花の中で、随分書いたもので、この頃書いていない事の一つに志士の存在があります。
そうです。幕末の頃に日本の夜明けの前に、命がけで活躍した人達の存在です。
紫陽花はこの時代に活躍した坂本竜馬や高杉晋作らが好きで、縁の花の初期には随分書いたような気がします。
だけど今は書いていません。
その一番の理由は、この志士の存在、何よりも志士の心を教えてくれた紫陽花がやっている活動の一つMG活動に原因があります。
これがなかなかうまくいきません。
いろんな原因があるのでしょうが、21世紀の日本に、新しい情報社会を迎えさせるのは大変です。
はっきりいって、このままだと無理かもしれません???
それぐらい日本の現状は欧米に比べて遅れ始めています。
絶対にきっと天は「MG」をこのままにしておかない。
かならず天はもうすぐMGを急浮上させて、今の息づまっている日本を救う。
我々MGのクルー(メンバー)が新しい21世紀、情報社会に対応できる日本を創ると信じていますが、正直いって紫陽花には見通しが全然たたないのです。
だから縁の花の初期の頃、紫陽花は平成の志士ですなんて偉そうに書いていましたが、肝心なMG構想が進まないと紫陽花もトーンタウンするしかないのです。
どうかもう少し待って頂きたいと思います。
でもそんなMGの存在も、紫陽花自身は本当に縁が持ててよかったと思っています。
だって紫陽花はMGから本当に多くの事を学びました。
これから世界で始まる情報社会というものや、世界情勢の見方も教わりました。
また紫陽花自身は始めて本物の世界の存在も、MGの縁を通して自然に学びました。
しかしそれよりも紫陽花がもっと学んだのは、実は志士の心です。
幕末の時にどんな志士が活躍して、どうやって幕府を倒したというような事は、MGは高校や大学ではないので教わりませんでしたが、あの当時、日本の為に命がけに動いた志士の心を教わりました。
あの当時の志士が一体何を考えていたか、その熱き心を習ったのです。
ですから紫陽花の心の中には、今もこのMGから教わった志士の熱き心は残っています。
今思えば紫陽花には、この志士の心があったからずっと縁の花を書き続ける事ができたと思うのです。
と同時に紫陽花はMGのおかげで多くの人との縁を頂きました。
全国にMGの同志はいますし、この縁の花の読者にも、MGの同志は何人もいます。
また縁の花に登場する原先生の縁も頂きましたし、船井先生や知花先生や、素質学もMGの縁を通して知りました。
あの河内先生さえ同じです。
どれもMGに参加しなかったら、係わる事はありえなかったと思います。
いえ紫陽花が書いているこの縁の花でさえ、MGから幕末の志士がいかに縁を大切にしなかったかを教わらなかったら誕生しなかったと思います。
紫陽花の活動のすべての原点はこのMGの中にあります。
MGに教わった志士の心にあるのです。
だから紫陽花は今からこの志士の心を皆さんにも伝授したいと思っています。
ガイアヒーリングというこれから素晴らしい、ある意味ではMG構想でさえ遥に及ばない事をしようとしている時に、少しでも多くの人達に志士の心を持って欲しい。
それをエネルギーにして、多くの同志、ソウルメイトと、これをやり遂げたいのです。
どうかよろしくお願いします。
●「無志は虫」●
さて考えてみると紫陽花は随分大胆な事を書いている気がします。
おまえから志士の心なんていわれたくないと思っている人もいるとは思いますが、しばらく我慢して頂きたいと思います。
というのも紫陽花自身にやっぱり志士の事を語る資格はありません。
幕末の頃、日本の為に命を掛けて活動したご先祖様に比べて、自分は果たしてどれだけ活動しているのだろうかと考えたら、本当に何もいえません。
勉強すればする程やっぱり志士と呼ばれた人達はただただすごいです。
今、紫陽花は心から感服しています。
なぜなら当時の志士の言葉の中に、無志は虫なりという言葉があります。
これは紫陽花も尊敬している松下村塾の吉田松陰がいった言葉ですが、意味は、「仮にも武士に生まれたからには、志士とならなければ恥ずかしいことである。志(こころざし)のないものは無志、すなわち虫も同じたというのです」
どうです。皆さん、すごいと思いませんか。
紫陽花はこの言葉を、縁の花の読者で、広島県で根幹志塾をやっている現在の志士である武田安弘さんが書いた「志ありせば」という小冊子で知って、最初言葉も出ませんでした。
「そうか。紫陽花は虫けらなんだ」と思ったのです。
いえ、今の日本人は、紫陽花を含めて、皆さんも、幕末の志士からみたら「虫けら」同然だと思います。
だって今の日本に志を持っている人なんてほとんどいません。
志という言葉自体が死語になっている現在、志士なんていう存在は存在しないといってもいいすぎでないと思うのです。
そしてそれが実は、今の、日本の一番の問題です。
日本が危ない。このままでいったら日本も崩壊するという大きな危機感がいよいよ感じられるようになっても、本当に誰も立ち上がろうとしないからです。
日本を何とかしようという空気が少しも出てこないのです。
だけど紫陽花はそれが前から不思議で、不思議で仕方ありませんでした。
以前から幕末の時とは、何かが違うと思っていたのです。
でもやっとその理由が分かりました。
違うはずです。
なぜなら武田さんによると幕末の頃の、志士たちの文献には、やたら志という言葉があり、その当時のリーダーたちがいかに「志」なるものを重要視し、かつ常識としていたかを察することができると書いているからです。
もしそれが本当なら、幕末の頃の空気自体が「志」を持つ事にあたりまえ「日本を何とかしなければならない」という思いで一杯だったという事になります。
そんな目にみえないものの後押しがあったから、幕末の志士たちは明治維新なんていう、世界史からみても、欧米諸国からアジア、アフリカ諸国で唯一日本だけが植民地になるのを免れるといった大事業が達成できたのです。
現在とはそもそも環境が違うのです。
紫陽花はそれがはっきりと分かったのです。
●「志士の心」●
しかしこの問題は、それですむという問題ではありません。
今の日本の国家的な危機や、ガイアヒーリングでやっている地球の崩壊という大問題を解決するには、まず日本人が失った志士の心を取り戻さないといけないからです。
ただ、そういっても、テレビや雑誌でこんなに情報が流れている現在、紫陽花は幕末の頃の志士のようには決してなれないと思います。
マスコミの情報などが邪魔をして、何の娯楽もない中で、自分をしっかり見つめる事ができた志士とはやっぱり状況が違います。
志一つでも「命がけでやれた」志士にはとても紫陽花達はなれないと思うのです。
でもそれでもある程度の志だけは持つ必要はあります。
というのも紫陽花自身も、長年縁の花を書いたり、MGや他のいろんな本物といわれているものと縁を持つ事で、随分多くの仲間が離れていくのをみてきましたが、やっぱり志を持っていない人はすぐに離れてしまいます。
折角の縁を自ら簡単に放してしまうのです。
だから紫陽花は、皆さんが、今後ガイアヒーリングとの縁を持ってくれるにしろ、他の笑顔共和国や地球村の縁を持つにしろ、志は持って欲しいと願っています。
なぜなら志こそが「人間が一番力を発揮できるエネルギーだからです」
ではその志とは一体なんでしょうか。
いろんな考えがあると思いますが、現在なら紫陽花は「人類や地球の為に、純粋に自分がやれる精一杯のことをやりたいという気持ち」と「自分をどんどん向上させたい。成長させたいという気持ち」の二つだと考えています。
この二つを同時に持っている人が志士になれると思うのです。
しかしなかなかこれを持っている人がいませんし、持っていてもどちらか一つという人がいます。
でもそれでは志士とはいえません。
だっていくら人類や地球の為に何かをしたいと思っていても、自分を成長させたいと思っていない人は、どこかひとりよがりの行動をして、まわりの人達に迷惑ばかりかけてしまいますし、反対に自分を成長させたいと思っていても、人類や地球の為に何かをしたいという思いがない人は、結局夢が持てないというか、ものごとに熱くなれないのです。
これではすぐに何か挫折があると、エネルギー、やる気がなくなって簡単に離れてしまいます。
紫陽花はそんな人達を随分多くみてきたのです。
ですから皆さんにはそうなって欲しくないのです。
またその為にも紫陽花は是非皆さんに「自分は何をする為に生れてきたのか」「自分は一体何ができるか」「何を本当はしたいのか」といった事を一度考えてみることを勧めます。
そういったことが原点になかったら、とても志士になる二つの基本の思いは持てないからです。
なぜなら志士になろうと思うような人は、人生のどこかで、大なり、小なりは別としてやっぱり一度や二度は真剣に考えています。
それぐらいの人でないと志士の縁を持てないのです。
これは紫陽花が皆さんに今までに川北さんとか、神園社長や原先生などとの縁を頂いて、しみじみといえることなんです。
と同時に紫陽花はやっぱり縁の花で紹介している川北さんや神園社長はまだまだだけど、現在では数少ない志士と呼べる人物だと思います。
普通の人とは志が違います。
だからあれだけの活躍ができるし、皆さんにも縁の花を通して紹介できるのです。
●「縁の花の役割は志士の縁結び」●
また実はこういった現在の志士達の活躍を縁の花で残すことは紫陽花の喜びです。
縁の花が天から頂いた役割の一つなんです。
でももっと大きな役割は、川北さんや神園社長のようなすごい志士達との縁結びをすることですし、紫陽花はまだまだ縁の花の読者の中にはすごい志士がいると確信しています。
このガイアヒーリングを成功させる為にも、天からものすごい志を持っている人との縁がまだまだ与えられているはずだと信じているのです。
なぜなら皆さんのほとんどはまだまだガイアヒーリングというものの重大な意味が分かっていないと思いますが、これに紫陽花は本当におおげさでなくて、地球の運命がかかっていると思います。
もちろんガイアヒーリング以外にも、天から使命を貰っている本物はたくさんありますが、間違いなくガイアヒーリングにもとんでもない、大きな大きな使命があると思います。 それは前回に紹介したガイアヒーリングでの霊言をみて頂けただけで分かるはずです。
何しろ、そこで地球の精神、ガイアはこのガイアヒーリングに最後の望みをかけていますといってくれているのですから。
しかもわずかの間に、河内先生や小林先生、萩原先生や今度紫陽花のお姉さんである福田純子大統領も参加してくれますが、こんなすごい人達が集まってくれています。
本当に奇蹟としか思えない事が続々と起こっているのです。
だって最初は本当に何もない所から、縁はわずか1年ちょっとでここまで大きく広がったのです。
これこそ奇蹟というか、天の意志としか考えられません。
紫陽花は、それは縁の花の読者である皆さんが一番分かっていると思います。
だから紫陽花も正直ガイアヒーリングに対しては燃えています。
これが見事成功したら、ガイアを癒せるというのに、正直燃えなかったら嘘です。
男じゃありません。
紫陽花も志士の端くれとして、精一杯のことをするつもりです。
「一丁やってやるか」という心境なんです。
と同時に紫陽花は皆さんにも是非ここで燃えて欲しいと願っています。
すべての「縁の花」の読者に志士として活動して欲しいのです。
というのも、もうすでに新しく実際に動いてくれている何人もいます。
地球村で知り合った隅谷さんはガイアの霊言を読んで、今、地球はこんなことを思っているのかという感想をくれ4月26日の京都ガイアヒーリングに参加してくれましたし、同じく地球村で縁ができた西廼さんは、自分も仲間と秘かに地球に霊的バリアを張る運動をしていると教えてくれました。
さっそく西廼さんには神園社長に会って貰ったのです。
また広島で武田安弘という志士のことを研究している、素晴らしい人も協力を約束してくれました。
縁の花にはまだまだすごい人物がいるのです。
しかもその人達は決して紫陽花と今まで親しい縁があったという訳ではありません。
どちらかといったら縁は薄かったのです。
ですから紫陽花は縁の花の一体誰が今後活躍してくれるのか予想できませんが、かえってそれを楽しみにして、天から与えられた縁の花の使命を果たしていくつもりです。
皆さん一人一人の縁を大切にして、志士としての縁結びをやっていくのでよろしくお願いします。
では皆さん今後も合縁で。・・・・
追伸、皆さんの中にはどうしてガイアヒーリングでどうして地球を癒やせるの。
人類を救済できるのと疑問を持っている人もいると思います。
特に素質学でいう、紫陽花と同じ人志向に多いと思います。
でも紫陽花はそれを縁の花の中でくわしく説明するつもりはありません。
ガイアヒーリングの世界は理論・理屈で考える世界ではなく、感性で掴み取る世界だからです。
そしてそれこそが志士の世界です。
坂本竜馬が勝海舟を友人と一緒に斬りに行って、そこで勝海舟の話を感性で捕らえて、
志士として目覚めたように、皆さんの感性でしかガイアヒーリングのすごさは理解できません。
是非一度ガイアヒーリングとの縁を持って下さい。
坂本竜馬のように行動する人でしか、志士には絶対なれないのです。
連絡待っています。
平成10年4月11日
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