縁の花
(本物を目指して心のネットワーク)
第14号
マルチメディア94(12月大イベント)
12月8日の木曜日から12月14日の水曜日までの1週間は、紫陽花達にとっては本当に素晴らしい日でした。
縁の花の準備第 号にも書いたように、始めてMGやNDS(日本情報科学)が正式に表に出たのです。
早い話、送りました資料1を見て貰えたら分かりますが、毎日新聞の夕刊にごく一部の地域と日経流通新聞、日本情報産業新聞に記事広告として全面にでっかく載った訳です。
本当に待ちに待った日でした。
我々クルー(同志)は心から喜んでいます。
そしてその喜びを、出来たら縁の花を読んで頂いている皆さんとも、今からこの文章を通して味わいたいと思います。
というのも、この縁の花にとっても、この1週間は大きいです。
紫陽花の苦労をしている友人なら、きっと「よかったな。長年の苦労が報われたな」と心から喜んでくれるだろうし、つい最近知り合った人には、紫陽花がMGがもの凄い存在になるといっている事が、まるっきりほらではない事が分かって頂けると思うからです。
それぐらい新聞の全面に新聞広告が載るという事は、紫陽花も昔、広告会社にいたので分かりますが、大きいです。
求人欄が専門で、新聞広告はくわしい事は知りませんが、だいぶ金銭もかかったと聞いています。
載せたという事が偉いとは思いませんが、会社に実力がなかったら決して載せられないという事も理解して欲しいのです。
が、紫陽花がもっと嬉しいのは、資料2にあるように、通産省と日本経済新聞が主催している日本ではもの凄い敬意があるマルチメディア94に無事に出典できた事です。
11月頃、アメリカのコムデックスに参加した60名の同志の中には、全然たいした事がない。
広さも比較にならなければ、出典しているソフトも面白くない。
ハードばかりで、日本はやっぱりアメリカに相当遅れている。
アメリカは、マルチメディアに各企業が夢、アメリカンドリームを夢見て、もの凄い活気があったから、今の日本の状態なら追い付くのは難しいかもしれない。
なんてショックを受けていた同志もいましたが、紫陽花も12日、会社を休んで参加しましたが、ある程度納得しました。
まだまだ日本の企業は、これからの高度情報社会というものが分かっていないと思います。
でも、それでも、出典している会社は、日本を代表するコンピューターやソフト会社です。
IBMや富士通、NEC、アップルなどのコンピューターの大手企業がずらりと並んでいます。
中には聞いた事もない企業もありますが、実際に出典している端末やソフトを見ると紫陽花達からみれば凄く大きな会社に思えます。
去年誕生したばかりで、社員が女子社員(5人)を含めて、たった7、8人というような会社はないと思います。
しかし、紫陽花達は、そんな会社にも負けていません。
実際、マルチメディア94に動員した人数なら、日本情報科学は一番だと思います。
通常、MGが計画する大きなイベントは、北海道から沖縄までの全国で、千人ちかくの同志が参加します。
今回は月曜日から水曜日と平日だという事があったので、皆なが参加できるか心配していましたが、そんな心配は必要ありませんでした。
福岡からは30人、実際の数は知りませんか、千人ちかくの人は、参加したのではないかと思います。
だからこのインパクトは相当大きいと思います。
残念ながら皆さんは分からないと思いますが、マルチメディア94に参加したコンピューターの出典した会社や、専門家の人がみれば、参加している我々は脅威の的です。
出典した会社からみれば、名刺を渡して資料を請求しただけでも、日本情報科学の名刺は、一番集まったのではないかと思います。
あの集団は何だ。
社員なのか、それともユーザーなのか。
一体、「日本情報科学とは何だ」と話題になっていると思います。
今、大手の企業で、我々(MG)に注目している人も多くいますが、そんな人にも、我々の力を新たに認識させる事ができた。
そういった意味でも、派手なデビューの仕方ではありませんが、成功したと判断していいと思います。
素直に喜びたいと思います。
が、その中で1つだけ残念な事があるとしたら、それは、紫陽花と縁がある皆さんとも、一人でも多くの皆さんとも、一緒に、このマルチメディア94に参加したかったという事です。
皆さんと一緒に幕京の幕張まで行き、現地で共に見学し、喜びを味わいたかった。
きっと飲む酒だって美味しかったと思います。
MGと知り合えてよかったな。
1つの縁、出会いに感謝できたと思うのです。
紫陽花は、そんな素晴らしい思い出を、一人でも多くの皆さんと、これからつくりたいと思います。
と同時に、紫陽花は皆さんに1つだけ考えて欲しい事があります。
それは決して普通の人にはならないで欲しいという事です。
今、MGには、送りましたROBOー1の端末のカタログや新聞の記事広告があります。 日本情報科学の会社のパンフレットもあります。
正直いうと紫陽花が入った3年以上も前に比べて、その面では恵まれています。
紫陽花の誘いで、2年ぐらい前にMISを聞いてくれた人なら分かると思いますが、形のあるものなんか一つもありませんでした。
あるのは話だけ、世の中は将来、こうなるよというものだけでした。
だから自分の為、家族の為、会社の為、日本の為、世の中の為に素晴らしい社会を創りましょう。
皆さん、その為に、勉強し、動きなさいというものでした。
裏付けがとれるものなんか1つもなかったのです。
しかし今は違いますし、これから将来は、この1年の間でも、皆さんがびっくりするぐらいたくさんの形になるものがあらわれます。
でもだから入るでは、普通の人です。
少しも偉い所がありません。
もし皆さんがそうなら、今の工業社会の形を見ないと前に動けないという事に、慣れすぎているのかもしれませんが、それでは、これからの時代は生き残れません。
情報社会とは、形が物のようにはっきりと掴めない時代になるからです。
ましてや金銭がもうかるのが分かってから入るなんていうのは論外です。
全然本物ではありません。
残念ながらそういった人は、MGには入れませんし、紫陽花も参加して欲しくありません。
かえって将来堕落してしまうだけだと思うから、皆さんが入りたいといっても断わる事もあるかもしれません。
紫陽花は、もうかるからでは入って欲しくないし、はっきり形が誰の目で見ても分かるようになってから入って欲しいとも思いません。
その時には、MGに入る基準ができる可能性がありますし、何よりも価値がないと思います。
本人も、紫陽花達の話に入ってこれず、面白くないと思うのです。
だから皆さんの中で、興味がある方は、できるだけ形が、まだできていない内に、話が半分の内に、もし縁があったら1度MISにだけ聞いて頂きたいと思います。
入る、入らないは決して求めませんが、MISを聞くのは無料ですので、きっと勉強になると思います。
今の日本の経済の最新情報を聞くだけでも、決して後悔はしないはずです。
そして最後に1つだけいいますと、何もMG以外にも本物を目指しているものはいくらでもあります。
が、その中ではっきりと形としてあらわれているものは1つも、今の所はありません。
今の時代、いろんな妨害があって、本物と呼べるようなものは、なかなか表面に出てこれないのです。
皆さんが、自分から捜すつもりで動かないかぎりあらわれません。
それだけはいっておきます。
本物は、自分が動かないと決して顔は見せないのです。
では、これで。・・・・・・・・
1994年12月18日
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