縁の花
(魂が成長する正直な心と心のネットワーク誌)
第188号
666人類総背番号制の恐怖
∞「イラク・北朝鮮独裁国家」∞
小泉首相になってから、行政改革や構造改革が叫ばれています。
いえ、行政改革や構造改革は、昔から言われていますが、小泉首相になった頃から、それが激しくなっている気がします。
といって、それは小泉首相の手腕という事でもないと想います。
今迄、表面に出なかった、一般の国民が知らなかった事実が、水の時代という事もあって、次々と内部の人の密告もあって、出ている感じです。
それで無視できなくなってきたのです。
しかも、ずっと信じられていた官僚に対する信頼も、やっと壊れようとしています。
官僚が優秀だとは、誰も想わなくなってきたのです。
しかし、紫陽花は、行政改革や構造改革が、進んでいるとは想いません。
むしろ、非難されている官僚の水面下での抵抗が激しくて、あまり進んでいないと想います。
名を捨てて、実をとっているのが、現状だと想うのです。
また、その中で、紫陽花自身が、一番懸念しているのは、今はまだいいですが、日本経済がさらに悪化した時に、今のように行政改革は進むだろうかという事です。
その時には、すべてが吹き飛んでしまうような気がします。
戦前、大正のデモクラシーが叫ばれていたものが、世界恐慌などで吹き飛んで、軍が国民の自由を監視して縛ったように、今のこの時代も起きないとはかぎらないと想うのです。
何故なら、官僚達も、いろんな事が報道されたり、汚職が暴露されたりしているので、おとなしくしていますが、本気で自分達を変えようという気は見えてこない気がしているからです。
外務省の改革でも、年金でも、道路公団でもそうです。
国民の税金を自分達は、どれだけ無駄にしているか、そんな自覚は感じられません。
世論がやっているので、しぶしぶやっているとしか見えないのです。
しかも、紫陽花が懸念しているのは、権力を持っている警察の腐敗です。
警察官のいろんな不祥事が、報道されているようになって、久しいですが、個人ではなくて、組織的な隠蔽もみられるようになりました。
何か不味い事件があっても、身内で庇いあってしまうのです。
紫陽花は、今でも、国民がストカー事件で、警察に訴えていたのに、何もしようともせず、それで殺人事件まで発展したのに、それさえ認めようとしないなんて、もってのほかだと怒っているのです。
その上に、「警察の裏金作り公金横領」で分かるように、全国の警察が泥棒さんである事も明らかになりました。
北海道や、宮城県や福岡だけでないはずです。
全国の警察でやっているのは、子供でも分かると想います。
だけど、警察は、ずっとそういった事実を認めようとはしませんでした。
このままではいけないという事で、堂々とマスコミに告発する人が出てきて、やっと一部で認めているだけです。
紫陽花は、この事にも怒っています。
公金横領自体は、官僚の奢りの、昔からあった習慣だと想いますが、許せないのは、その事をいつまでも隠し通す感覚です。
これでははっきり言って泥棒以外の何者でもないと想いますし、今でも平気でそんなことをしている警察官に危機感を感じています。
彼らは反省するどころか、こういった事を報道するマスコミに対して、苦々しい感情を持っているだけの気がするからです。
また、紫陽花は、警察や官僚組織の事を報道する、新聞やテレビに対しても、不信感を持っています。
一見、不正を報道しているようですが、マスコミと官僚が、影で繋がっているのは、だんだん分かってきました。
記者クラブなんかがありますが、あれがそうです。
新聞やテレビは、官僚や警察から情報を貰わないと、やっていけません。
本気で、警察や官僚を敵にしたら、情報が貰えないので、「もちつもたれず」の関係になっています。
一昔前まで、第4の力といわれていたのが、お笑いです。
日本のマスコミは、仕事なので一応報道しますが、本気で追求しようとしませんし、すぐに止めてしまうのが、現状なのです。
しかも、官僚と影で組んでいて、官僚に有利な情報も、水面下でどんどん流します。
いつの間にか、官僚と敵対する人や勢力に、変な噂が流されるようになります。
うまく潰されるのです。
それが、この頃、ますます露骨になってきた気がするのです。
そして最後にもう一つ、紫陽花が、もっとも心配しているのは、日本人、一人、一人の意識です。
もう慣れてしまったのか、官僚や、警察に対して、何もしようとしない人が、実に多くなった気がしています。
「市民オンズマン」や「見張り番」のような人もいますが、大半の人は、無関心です。
納税者として、税金を払っているのに、日本人は、呆れるほど本当に何もしません。
官僚の失政や警察の公金横領でも、無関心で、怒りを現そうともしません。
紫陽花自身、何もしようとしないので、偉そうな事をいう権利はまったくないのですが、これでは、将来、とても不安になってきました。
これが、外国だったら、警察は、ただではすまないと想います。
しかも今は、情報公開が進んでいるからいいですが、それが、経済的な不景気などで、人々が、今の自分の生活だけで、頭が一杯になった時や、2012年12月23日に来るという「フォトン・ベルト」の情報でパニックになった時、官僚が、変な行動を起こそうとしても、本気で、命懸けで、抵抗しようという人は殆どいない気がします。
その時、日本は気がついたら、一部の官僚による、独裁政権になっている可能性もあります。
今の生活さえ保障されたら、食べていけるのなら、今の日本人の意識だったら、殆どの人は、無抵抗で受け入れる可能性の方が高いからです。
ただ、紫陽花がこんな事をいったら、皆さんの多くは、官僚達が、「まさか」そんな事はしないだろうというでしょうが、紫陽花はそうは想いません。
何故なら、官僚や、警察、司法、政治家は、情報公開という事で、今迄隠していた事が、暴露されて内心は、苦々しく想っています。
昔のように、情報が公開されなかった頃が、よかったと想う官僚は多いと想いますし、その誘惑にかられている官僚もいると想います。
そんな人達が、今の情報社会を利用して、悪巧みをうまくやれば、成功する可能性は高いと想うのです。
だって、官僚達の立場で考えたら、今のように非難されるよりも、ずっと非難されない立場にいる方がずっといいからです。
∞「情報社会の恐怖」∞
インターネットがあります。
大変、便利なものです。
縁の花も、インターネットで、ホームページを公開しているおかげで、たくさんの人に読んで貰えています。
本当に心から感謝しています。
また、インターネットの技術の中では、特に、ヤフーやGOOに代表される、検索システムには驚かされます。
何か調べたいなあと想うものがあれば、キーワードを書けば、それに関連するものが、どんどん出てきます。
「縁の花」で叩いたら、縁の花のホームページが真っ先に登場しますし、「フォトン・ベルト」や「宇野正美」でも、何個目かには、縁の花の号が登場します。
本当に便利な世の中になったと想います。
しかし、その反面、紫陽花自身、この検索システムに少し恐怖も覚えます。
もし日本が、独裁政権になったら、検索システムを使えば、このサイトの管理者は何を考えているか、すぐに分かるので、紫陽花などは、一発で排除されてしまいます。
その時には、迂闊な事は、書けないと想います。
いえ、今も、どこかで、誰かが、こっそりと調査している可能性もあります。
公安のようなところがやっている可能性があるのです。
また、日本でやっていなくても、外国、米国などがやっている可能性は高いです。
インターネットが、米国のペンタゴン、(アメリカ国防総省)が開発した軍事技術で、それを内外に開放したのは、アメリカの寛大さではなくて、戦略だといわれているのは、よく知られている事です。
何故なら、日本が、外国に電子メールを送るとすると、その通信は、直接、外国に行かずに、アメリカを経由します。
アメリカが、世界の情報を独占できるのです。
しかも、紫陽花には難しい事は分かりませんが、アメリカは、1995年までに、主要なインターネット経由ポイントに、「スニッファー」と呼ぶネット傍受の為のソフトウェアを設置しているそうです。
これで毎秒何百万という通過する情報を、把握できるというのです。
紫陽花は、専門家ではないので、まだまだこの事はよく分かりませんが、きっと超大型のコンピューターなどがあって、関連するキーワードを打ち込んでいたら、それはすべて、把握できるのだと想います。
どんなメールの内容でも簡単にみることができると想うのです。
その上に、もっと恐ろしいのは、インターネットで、銀行決済などもされるようになる事です。
アメリカは、AESという高度暗号システムを、世界の電子商取引の標準にしようとしているそうですが、そうなれば、新しいドル、eドルが誕生する事になります。
世界の貿易情報とすべての商取引は、暗号の鍵を持つ、アメリカがチエックできるのです。
しかし、恐ろしいのは、これだけではありません。
皆さんも知っていると想いますが、携帯電話などの会話は、アメリカがその気になれば、すべて把握する事はできます。
イラク戦争などでも、フセイン政権の会話は、すべて傍受していたといいます。
それが、イラクなどの戦争している相手だけに限られると想う方が変です。
もうすでに、殆どの携帯電話や固定電話の会話の内容は、傍受されているのです。
これが、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのアングロサクソン諸国連合による、世界規模の通信傍受システム「エシュロン」です。
この「エシュロン」は、出先機関して、日本の青森の三沢基地や、横田、稚内にも大型のアンテナを装備した傍受した施設があって、何と日本の情報を把握していると言います。
日本にあるアメリカの基地は、日本を守る為でなく、日本を監視する為にあるのです。
本当に怖いと想います。
そしてもっと怖いのは、米国は、それを利用して、世界に対して、いろいろ仕掛けているという事です。
日本でいえば、牛肉・オレンジ・電気通信・半導体の分野でも、日本の機密情報を掴んで有利に進めていたといいますし、バブル崩壊後、日本の企業が、外資に買収されましたが、米国政府が、日本の経営者の秘密情報を、米国の企業に流していたのではないかと言われています。
だから、秘密にしていた企業の業績の悪さが、筒抜けになっていて、米国の企業にいいようにされてしまいました。
野村證券事件や大蔵省汚職事件が発覚したのも、日本経済を潰そうとしたどこかからのリークだといわれていますし、山一證券が潰れたり、長銀が潰れた後、新生銀行になって、外資のリップルウッド・ホールディングスに売却されたりしたのにも、情報が絡みます。
すべての情報を握られていたら、勝てる訳がないのです。
日本人は、ミッドウエーの海戦の頃から、少しも進歩していないと想います。
でも、紫陽花が、もっと情ないのは、日本の自民党や民主党の政治家も、個人情報を、CIAなどに握られて、影で操られている可能性が高いという事です。
何故なら、どんな政治家でも、知られたくない秘密は、あると想います。
政治家という人種は、精錬潔白な人がしないものだからです。
だから、それをCIAに握られたら、ひとたまりもありませんし、それを使って、影で、米国は、日本の政治を操っている可能は高いです。
今の時代、スキャンダルはどんな小さな事でも命取りです。
それを、マスコミに流されたら、どんな政党もひとたまりもありません。
スパイ防止の法律がない日本は、米国などによって、すでに、影から支配されている可能性が高いと想うのです。
それぐらい情報社会は怖いのです。
∞「日本の独裁政権誕生」∞
情報社会の怖さを書きました。
しかも、これから益々、いろんな技術が発達して、携帯電話でお金の決済までできるようになったら、その先にまっているものは、すべての国民の管理です。
一人、一人の個人が、何を考え、どんな事が好きで、どんな秘密を持っているか、すべてプライバシーは筒抜けになってしまいます。
この人物が、国家に対して、どんな風に考えているか、隠す事は不可能になります。
危険な人物と判断したら、消す事なんて、簡単にできるのです。
その時に、紫陽花は、世界支配は達成できると想います。
しかも一度、そんな社会が誕生したら、もう永久に覆る事はありません。
ごく一部のエリートだけが、人、物、金を完全に管理して、世界を支配する事が可能になります。
何億民の平凡な国民と、支配者に仕える何万人の人達と、ごく一部の支配者という形の世界的な独裁国家のシステムが誕生します。
それは、北朝鮮などの独裁国家などとは比較にならないぐらい強固なもので、すべての情報が握られている以上、どんな抵抗運動も不可能になります。
少しでも怪しい事を考えた時点で、抹殺されてしまいます。
紫陽花なんて、一発で消えてしまえると想うのです。
そして、紫陽花は、この日本でも、その計画は進んでいると想います。
米国を支配する勢力が、日本の一部の官僚や政治家、官僚と手を結んで、総務省が、発表している「ユビキタス・ネットワーク」などで、密かに着々と計画している可能性があるからです。
何故なら、「ユビキタス・ネットワーク」とは、表向きは、お金、椅子や風呂、雑誌、カップメン、コーヒーなど、ありとあらゆるところに、無線機能を持った知的センサーが埋め込まれた情報環境の事ですが、分かり易くいえば、例えば、自動ドアは、人の接近を感知して、ドアを開け閉めしてくれるそうです。
自動ドアが、個人認識までしてくれたら、受付はいらないというのです。
でも、そんな社会になったら、パンツやシャツ、スーツ、クツに至るまで、すべてのものに、チップが埋め込まれたら、すべての人の、24時間の行動はセンサーに追跡されて、完全管理されてしまいます。
少なくても、すべての日本人が、そう見て、情報社会に関しては、真剣に考えないといけないと想うのです。
だって、一度、そんな社会が誕生したら、もう取り返しがつかないからです。
でも、残念ながら、そうはなっていません。
極めて危ないと想います。
何故なら、日本の国でも、住基ネット・システムから始まって、個人情報保護法、納税者番号制度、基本年金番号システム、社会保障番号制度、住基ネット・カードの発行と、反対を無視して、国民の明確な議論もなしに可決されています。
ちかい将来、皆さんの家にも送られてきた住基ネットの11桁の番号が、国民総背番号制に代わって、住基ネットの氏名、生年月日、性別、住所だけでなく、血液型、DNA、家族構成、職業、病歴も情報として入力される可能性は高いですし、総背番号制のカードが発行されて、それでないとお金の決済もできないようになるのも、時間の問題だと想います。
その時に、大変な事になるのです。
しまいには、よく聖書の世界でいわれているように、額に獣の数字である666が埋めこまれる世界、人間の体内にチップとして、バーコード(666)の形で埋め込まれる事さえ、十分に考えられるのです。
本当に恐ろしい世の中になったものだと想います。
ただ、紫陽花自身、だからといって、皆さんに誤解して欲しくないのは、何でもかんでも反対ということではないということです。
紫陽花自身、コンピューター社会になれば、規格統一化が必要なのは十分に理解しているつもりです。
人類の繁栄の為にも、コンピューターの技術は、規格統一して、もっと便利になるべきだと想います。
でも、その時に、一部の人が、それを支配する事はできないようなシステムを作る事はどんな事があっても、最初に作るべきだと考えています。
なのに、肝心な所が議論されていません。
多くの人は、民主主義国の日本政府が、すべての情報を管理するはずがないと想っているのでしょうが、しないという保障はどこにもありません。
漠然としないと想っているだけで、絶対にできないという風になっていないのです。
そこに大きな危険があると想うのです。
しかも紫陽花自身、もっと怖いのは、もし自分が、一部のエリートとして、国民を情報で支配する立場に成れたとしたら、その誘惑を拒む事はできないという事です。
それで自分がリストラの恐怖もなく、良心の呵責を感じながらも、好き放題に生きていけるのなら、その道を選ぶと想います。
影の勢力と戦うなんて馬鹿な事はしません。
これからの生活の保障してやるから、黙って協力しろといわれたら、「はい」と喜んでと協力するかれしれません。(笑)
北朝鮮を支えているのは、金正日だけでなく、その政権を支える事で、うまみを感じている多くの存在がいるように、紫陽花も、日本でそんな一人になれるのならなっているかもしれないのです。
だって拒んで、人知れずに消えてしまうのは嫌ですし、変な容疑をかけられて、刑務所にいくのは嫌です。
今の無力な紫陽花であったら、相手がその気になったら、何でもできると想うのです。
また、実際に、そう想うのは紫陽花だけではないと想います。
一部の、「自衛隊や警察官、マスコミ、官僚、政治家」がその気になったら、今の時代、独裁政権は簡単につくれる可能性があります。
何かのチップを兵器につけて、自分達以外の武器は動かせなくしたら、自衛隊も押さえられますし、国民も少し脅かしたら、今の日本人なら大人しくなります。
何か大きなきっかけ、世界中の民衆がパニックになるものを用意して、世界各国の警察や軍隊の一部を動かして、政治の中枢やマスコミを押さえたら、成功する可能性は極めて大だと想うのです。
しかも、そうなった時、では、皆さんに偉そうに言っている紫陽花に日本の民主主義の為に死ねるかといわれたら自信がありません。
無駄な抵抗は、怖くてしないと想います。
本気で抵抗しようという人は、もうすでに情報で把握して、マークされている可能性さえあるのです。
だから、紫陽花が、縁の花で書く事で、せめて小さな抵抗するのは、ここまでです。
それ以上の事は、今はできませんし、してもあまり意味がないと想います。
後は、できるだけ、そんな時代にならないように、今からしっかり監視したいと想いますし、皆さんにも後悔しないように、関心を持ち続けて欲しいと想います。
それでは皆さん、第188号「666 国民総背番号制の恐怖」読んで頂いて「ありがとうございます」
2004年4月20日
追伸、紫陽花が、第188号で参考にさせて頂いたのは、「学研 悪魔の人類総背番号制666 鬼塚五十一」です。
是非、一度、読まれたらいいと想います。