縁の花
(本物を目指して心のネットワーク)
第21号
愛(光と闇の闘い)
この縁の花は、皆さんと共に育っていく双方向教育を目指しています。
どちらが先生でもありません。
皆さんと紫陽花は、この縁の花を通して、お互いに勉強していきたいと思っているのです。
いえ、紫陽花はそうなりたいと願っています。
皆さんが成長する為に、生き抜いていく為に、この縁の花が参考になればいい。
早く、そうなれるように、皆さんの為にも努力して、皆さんに心から認めて貰おうと思います。
と同時に紫陽花は、今、皆さん、一人、一人の存在に心から感謝しています。
皆さんに出すという事は、正直いって大変です。
でもやりがいがあります。
なかなか面白いよ。
寝る前にいつも読んでいるよといってくれる読者もいますし、そうでない人とも、いつかどこかで会えると思います。
その時は感想をくれる事を楽しみに書いています。
やっぱり読んでくれる人に送らないと面白くないからです。
それに皆さんに出す事によって、紫陽花はいろいろ教えられる事もあります。
直接、こうじゃないと教わる事もありますし、そうでない場合もあります。
この縁の花を書くようになってから、紫陽花はとにかくいろんな事を考えるようになりました。どうやったら皆さんが本物の存在に早く気がつくか。
どう書いたら、紫陽花が教わったいろんな事を正確に伝えられるだろうか。
よくそんな事を考えるようになり成長もしていると思います。
というのも、つい最近、4、5日前ですが、皆さんの事で悟ったというか、そうじゃないかと思った事があります。
それは光と闇の闘いという言葉についてです。
今日はそれを皆さんと考えてみたいと思います。
よかったら、皆さんの意見も聞かせて下さい。
といってあまり難しくは考えないで下さい。
なにしろ題名が大変重いですから。
では、そろそろ本題に入ります。
実は、紫陽花がこの縁の花を出すにあたって、どうしても皆さんが死ぬまでに、1度は会っておきなさいと勧める人が二人います。
インドのサイババと清里にいる知花先生です。
この二人の先生は、先生と呼ぶのは怖れ多い気持ちもしますが、間違いなく超がつく本物の人物です。
インドのサイババは、もう皆さんも、あれだけ有名になったのですから知らない人はいないかと思いますし、知花先生も、本物に興味のある人で、名前の聞いた事のない人はいないぐらい知られている人物です。
紫陽花は、この知花先生には、もう10回以上は、話を聞けるという幸運にめぐりあっていますが、何か発見のある先生だと思います。
が、こんな二人の先生が、何をやっているかといえば、それはたった一つ真理を語るという事です。
それ以外の何もしていないと思います。
インドのサイババがよく見せる物質化現象、何もない空間から物を出すのも、人がそれで集まって来るのが狙いですし、知花先生は、サイババと同じ事ができますが、一切紫陽花達に見せません。
毎日、毎日、朝と晩、違ったテーマで1時間話をするだけです。
他には何もしません。
お金も清里ではまったく取りませんし、質問があるかとも聞きません。
よく来ましたね。よく分かりましたか。
というような事も、直接はいいません。
紫陽花も、何回かお会いしている訳ですが、顔を覚えて貰っているのかも分かりません。
いつか、知花先生の事は、精しく紹介しますがそんな先生なんです。
でも、それでもいくのは楽しいです。
大阪ですから、めったに行けませんが、よく行くMGクルーが羨ましいですし、MGを一時捨てて清里に住み込んでしまったクルーもいますが、そういった生き方もいいなあと思ってしまいます。
知花先生の情報は、そういったメンバーから入りますが、やっぱり紫陽花が一番注目している先生です。
知花先生の所に行くだけで、話が聞けるだけでパワーを貰い、知らない内に成長している。紫陽花は、単純ですがそう思っています。
知花先生は、紫陽花を応援してくれていると本気で信じているのです。
またサイババもそうです。
インドにまで行った事がないので、本でしか知りませんが、本を読むかぎりやっている事は知花先生と同じです。
二人は、同じ使命があると思います。
そしてこの二人の先生、とくに知花先生は、実は皆さんの先生でもあります。
紫陽花の縁の花を通して、まだ会った事はなくても、今日の時点で先生なんだと思って欲しいのです。
というのも、紫陽花は、皆さんの先生なんて一度も思った事はありません。
そんな資格が紫陽花にあるか、どうか、それは皆さんが一番よくこ存じのはずです。
はっきりいって、紫陽花には、そんな力はありません
何故ならこの縁の花は、本当に人間的には凄い人に出させて頂いているつもりです。
紫陽花よりも人生経験が長く、会社という組織を経営している人。
ボランティア活動の経験が長く、紫陽花よりも経済やコンピューターに精しい人。
今、紫陽花よりも地位や金銭などの実力のある人がほとんどです。
中には、前の会社の同僚や古くからの友人もいますが、それでも紫陽花よりも劣るというよりも勝っていたと思います。
紫陽花は、そんな皆さんに出しているのです。
ですからそんな皆さんを本当に教育できる人物、真理を教えられる最高の人物は知花先生だと思っています。
皆さんを知花先生の所に連れって行ってあげたいです。
これが紫陽花の願いです。
そしてこの縁の花は、皆さんを、知花先生や天が、自分の所に引き付ける魚の餌のようなものになって欲しい。
紫陽花はそう願って書いています。
というのもインドのサイババはいいます。
このたくさん来ている人の中で、私の呼ばなかった人は一人もいない。
私が、呼ぶ時は、その人に、悩みや苦しみ、金銭や時間を与え、愛によって、皆さんをどうしても来ないといけないように仕向ける。
皆さんは、餌につられた魚のように私の所に来る。
サイババはそういっています。
実際、サイババを日本で紹介した青山圭秀さんは、突然、何人かの人からサイババの話を聞き、悩みがあらわれ、仕向けられたようにインドに行ったと本に書いていましたが、紫陽花はそれは本当だと思います。
紫陽花でいえば、知花先生に、MGに入ってから多くの仲間と来るように決められていた。
今から考えてもそうとしか思えません。
そして皆さんも、紫陽花を通して知花先生を知るようになっていた。
紫陽花はそう思いたいのです。
だから、紫陽花は、今、この縁の花を書くにあたって、愛という言葉を大切にしたいと思っています。
だって、神は決して人か、本にしか宿らないといいます。
サイババが愛によって、多くの人を呼ぶというのは、結局多くの人の愛です。
サイババを知った人が、この喜びをどうしても教えてあげたい。
その人の為に教えてあげたいという気持ちが、何万人ともいわれる人をインドに呼んだと思うからです。
ですから、紫陽花も、その気持ちは忘れたくないなあと思います。
そういった愛で、皆さんをいつか動かせる、そんなもの凄く美味しい餌に縁の花をしたいのです。
しかし、愛があれば、反対のものもあります。
光りもあれば闇もあります。
そしてもしかしたら、今、皆さんもそういったものに包まれているかもしれません。
というのも、紫陽花は悲しいかな。
まだまだ弱輩です。
皆さんの中には、紫陽花のいっている経済情報程度なら、もう知っているよという人がほとんどだと思います。
ビジネスにしても、MGの構想というような、なるかならないか分からないものよりも、俺は今、会社を実際に経営しているんだというプライドがある社長もいると思います。
ボランティアー活動にしても、紫陽花なんかとは比較にならないぐらいやってきた人が大半です。
そういった人からみたら、紫陽花のような若い者のいう事は理解できても、知らず知らずの内に素直には聞けないという方もいるかもしれません。
また、紫陽花の友人や同僚からみたら、変なライバル意識があるかもしれません。
人間の生き方なんか、教わりたくない。
本物なんか一体何になるんだ。
もっと年配の人の話は聞けても、友人には教わりたくないという人もいるでしょう。
なにしろ、人という動物は、教える事は好きでも、教わるという事は嫌いな動物です。
紫陽花は仕方がないと思います。
でももしそういったものがあるのなら、それを乗り越えて頂かないと、紫陽花のいう本物の光にはいつまでたってもいけません。
素晴らしい先生との縁、出会いもありません。
そして紫陽花は、今、もしかしたら、皆さんは、紫陽花の縁の花を通して、光と闇の闘いをしているような気がします。
目には見えなくても心の葛藤、愛の闘いをしているのではないかと思います。
だとしたら、もう少し待たないといけないか。
皆さんが、早く素直という武器を持って、打ち勝つのを信じて待とう。
紫陽花は、皆さんの事を考えている内にふっとそう思いました。
皆さんに、4日前に教わったという事は、実はこの事です。
この光と闇の闘いに早く皆さんが勝利する事を信じています。
では、これで。・・・・・・・
1995年1月29日
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