縁の花
(魂が成長する心と心のネットワーク誌)
第218号
「女帝問題を考える」
∞「世継ぎ問題」∞
今、女帝問題が大いに揺れています。
皇太子様と雅子様に、お子さんが、愛子様しかいないので、世継ぎ、皇太子様の次の天皇をどうするかという問題です。
皇室典範に書かれている天皇は、男系でないというものを改正して、愛子様を、次の天皇として認めるかと言う事です。
それで、小泉政権では、皇室典範に関する有識者会議のメンバーという人達が、皇室典範の改正について論議しているのです。
しかし、菊は、この事に関して、大変な危機感を持っています。
郵政法案に関しても、小泉政権の裏にいる人達によって、真実を隠されたまま、マスコミを使った誘導で、衆議院選挙が行われ、見事に、参議院で否決された法案は通りましたが、ある意味で、世継ぎ問題は、もっと大変な問題だと想います。
何故なら、郵便局が民営化された事で、将来的に、膨大な郵便局の貯金、330兆円が、外国に流れたとしても、それは、選挙で反対しなかった国民の自己責任といえますし、所詮は、お金の問題です。
例え、日本の国家が破産して、97年の韓国やアジア諸国のように、IMF(国際通貨基金)に支配されるような事があったとしても、日本の国家がなくなるわけではないからです。
いえ、今のように、何もせず、通帳だけに残っているお金なら、なくなってもいいと想います。
天から見たら、ろくな事はないからです。
しかし、天皇の問題は、そういう訳ではいきません。
小泉政権の元で、皇室典範が改正されて、国民が良く理解できないままに、早急に、世継ぎの問題が決められたら、日本は、表面は変わらなくても、まったく違う国になっている可能性があるのです。
それぐらい大変な事が、密かに行われているのです。
というのも、菊は、次の天皇が、皇太子様の娘、愛子様が継いで、女帝になる事は賛成ですが、その愛子様が、皇室とは何のご縁もない民間の男性と結婚されて、その子供が、天皇になるのは、反対です。
それは、第125代続いた世界最古の皇統を誇る天皇家の断絶とも言え、王朝交代ともいえる大問題だと想うからです。
日本の祖先が、今までずっと護っていた、日本の歴史、文化が、崩壊しようとしているのです。
そんな大切な問題を、一部の人達で、結論を出そうとしている小泉政権とは、一体何でしょうか。
日本の国の事を考えているのでしょうか。
それとも日本をぶっ壊すつもりなのでしょうか。
菊は、大いなる疑問を持っています。
小泉政権の影にいる外国の秘密結社に、命令されているのではないか。
外国の秘密結社は、後々、日本のマスコミを使って、女系天皇の正当性を問題にして天皇家そのものを無くそうとする動きではないのか、そんな心配さえしていますし、それは秘密結社だけでなく、中国や韓国などの隣国も同じです。
日本国内の左翼、マスコミや官僚、弱みを握っている政治家を使って、天皇制の崩壊を狙っています。
今、天皇制度は、日本に対して、悪巧みを持っている人達によって、変えられようとしているのです。
しかも、菊が、許せないのは、皇室典範に関する有識者会議のメンバーの人選です。
それが、以下の人達です。
岩男壽美子 武蔵工業大学教授、慶應義塾大学名誉教授
緒方貞子 国際協力機構理事長
奥田碩 日本経済団体連合会会長
久保正彰 東京大学名誉教授
佐々木毅 前東京大学総長
笹山晴生 東京大学名誉教授
佐藤幸治 近畿大学法科大学院長、京都大学名誉教授
園部逸夫 元最高裁判所判事
古川貞二郎 前内閣官房副長官
吉川弘之 産業技術総合研究所理事長、元東京大学総長
ですが、菊は、この人選は、本当におかしいと想います。
何故なら、国連で活躍した緒方貞子さんや、経団連の会長、東大の人といった有名な人はいますが、皇室関係の人や、歴史に詳しい人は、一人も存在しません。
こんな素人の人達で、日本の皇室といった大切な事を決めていいのだろうかと想うのです。
その上に、菊が本当に許せないのは、この有識者会議の人達は、最初から、「皇族の意見を聞くつもりはない」(吉川弘之座長、元東大総長、ロボット工学)との方針を表明していることです。
これは菊にはとても考えられません。
日本の事を本当に考えているのなら、皇室の存続にかかわる重大な事なら、まず、皇室の意見を聞いて、尊重して考えるべきだと想います。
その上で、その意見が、議論して受け入れられるのなら、日本政府や日本国民に説明して、まとめるのが、真の皇室典範に関する有識者会議の人達の与えられた使命だと想います。
それを最初から、皇室を無視するなんて、菊には信じられません。
日本の国の象徴とはいえ、日本の国の天皇です。
まず、天皇の意見を聞くべきだと想います。
その天皇さえ無視するなんて、臣下としては考えられません。
天皇自身が、日本の象徴として、自分の皇室に関する事に、何も言う事ができないのですから、皇室典範に関する有識者会議の人達が、率先して聞くべきだと想います。
果たして、そんなことさえしようとしない有識者会議という人達に、皇統・皇室の在り方を論じる資格があるだろうか。
菊は、そう想うともう黙っていられません。
新しく天皇家の紋章、菊花門の花の名前を貰った、菊の名前が泣きます。
縁の花として、「天皇の真実」とご縁を持っているものとして、天皇家の世継ぎ問題を、皆さんと考えたいと想います。
∞「天皇とは」∞
天皇とは、一体、何か。
この事に関して、多くの日本人は、分かっているようで、分かっていないと想います。
ましてや、今のマスコミが、天皇に関して報道するのは、やれ、皇室一家が、どこに行ったとか、雅子様の病気が、どうのこうのという問題ばかりです。
まるで、皇室一家は、芸能界と変わらないです。
しかし、皇室は、芸能界とは違います。
日本の中心です。
その事を、今の日本は、学校の教育でも教えていません。
菊は、本当に嘆かわしいです。
だから、皆さんと、日本人として、天皇とは何かという事を考えたいと想います。
また、そんな菊が、皆さんに紹介したいのは、「いのちの風通信」の大圓さんが、紹介してくれた「大人の無法地帯」というサイトです。
この「大人の無法地帯」というサイトで、天皇に付いて、詳しく書いています。
それを少し皆さんに紹介したいと想います。
というのも、まず、天皇とは何かという事ですが、一言で言ったら、 毎日、「国民が幸せになるように、日本が平和であるように」という事や「世界が平和」であるようにという事を祈って頂ける存在だと考えたらいいと想います。
良くテレビなので、天皇が、「国民の幸せを祈ります」という言葉を言っていますが、まさしくその言葉は、本当だったのです。
これが、天皇の一番大きな仕事なのです。
決して、いろんな会場に招待されて挨拶する事でもなければ、名誉総裁になる事でもないのです。
特に、今上天皇は、お祈りにも積極的で、天皇のいろんな祈りの神事も、されているそうなのです。
しかも、その事が、どれだけ価値のある事なのか、多くの日本人は、気が付いていないと想います。
何故なら、天皇が、祈って頂けるという事は、他の人がどれだけ祈っても比較にならないぐらい大きいからです。
というのも、天皇家は、この日本で唯一、まったくの無欲でいられる存在です。
お金を稼ぐ必要もありませんし、出世をする必要もありません。
何も望まなくても、最初からすべて与えられています。
どんな大金持ちの人でも、地位のある人でも、お金や地位を護らないといけませんが、天皇は唯一、そんな心配をする必要がないのです。
しかも、天皇は、生まれながら、無欲の存在として、ずっとそんな環境で育っています。
どんな偉い人でも、競争して、勝ち抜かないと、大きな地位を得られませんが、天皇は違います。
生まれながらにして、帝王学を学んでいるのです。
その上に、天皇には、少なくても、日本が建国してから、2千年以上という多くの御霊がついています。
だって昔の天皇は、生き神様で、今では考えられないぐらい本当に偉い存在だと想われていくしたし、戦前も、多くの英霊が、天皇の名前で死んでいます。
そんな多くの日本のご先祖様、御霊は、天皇と一緒に、日本の国を護っています。
そんな尊い人に、日本の国は、祈って頂いています。
その価値の高さは、縁の花の読者の皆さんなら、本当によく分かって頂けると想うのです。
また、もう一つ、天皇には、天皇だけでなく、皇后や、子供さんの存在もいます。
家庭、天皇家というものがあるのです。
その天皇家は、日本は、世界でも例のない単一民族なので、日本の家族の雛形になれます。
日本の民族の家庭の代表になるのです。
だから、天皇家の幸せは、日本の各家庭の幸せに繋がります。
日本人は、天皇家の一家団欒を感じては、自分の家族の幸せを願うようになりますし、天皇家の幸せを願うようにもなります。
天皇家の幸せは、日本民族の幸せに繋がるのです。
その価値は、本当に大きくて、お金では比較できないのです。
また、世界的に見ても、天皇の価値は、日本人が考えているよりも、遥かにすごいです。
それを「大人の無法地帯」では、図で説明しています。
世界的な地位で考えたら、皇帝(emperor)≧法王(Pope)>王様(king)> 大統領(president)>首相(premier)ということになるのですが、これに日本の天皇を当てはめると、天皇陛下(emperor)≧ローマ法王(Pope)>英国女王(Queen)> アメリカ大統領etc(president)>日本国首相etc(premier)になります。
日本の天皇は、ローマ法王と同じ価値が、欧米から見てもあるのです。
何故なら、天皇は、議会が認めた人物が、首相になる事を命じるだけでなく、日本にたくさんある、神社の総長でもあるからです。
皇と兼任だから法皇、日本神道の法王になるのです。
だから、欧米でも、日本の天皇は、ローマ法王と対等に扱われる事になります。
よく日本の天皇家は、世界中にある王家の中でも、歴史や、影響力から言っても、イギリス王家と並ぶと考えられていますが違います。
いえ、実際は、日本の天皇の方が、歴史があるだけに、もっともつと遥かな価値があります。
実際に、エリザベス女王だって天皇陛下と同席するときは上座を譲るし、当然アメリカ大統領だって空港へホワイトタイで出迎えそうです。
アメリカ大統領がこの歓迎の仕方をするのは、天皇陛下とローマ法王と英国君主のみで、 アメリカ大統領に最敬礼させられるのはこの3人しかいないそうなのです。
天皇とは、これほど、偉い人なのです。
しかも、日本の天皇とは、唯一、祖先を神話の時代から、ずっと継続している存在です。
ギリシャ神話、ゲルマン神話、インド神話、中国神話、インディアン神話、世界中の神話はたくさんありますが、その神話の流れを、今も受け継いでいる存在は、日本の天皇だけです。
日本の天皇の初代天皇は、神武天皇ですが、その存在が、実在したのか、しないのかはともかく、それを遡ると、日本の神話の神々につながります。
要するに、日本の天皇は、その存在自体が、世界的にも、最古にして最後の皇帝で、文化的にも世界遺産ということになります。
本当にすごい存在になるのです。
ですから、皇室外交っていうのは、外交官1000人分の威力があるといいますが、それは本当の事です。
まともな国なら、天皇に関して、本当に気を使ってくれるのです。
その上に、天皇自体には、現実的にも大きな価値があります。
権威は天皇が、権力は内閣(議会)が持つという分業制のため、誰も独裁者になれないという「独裁者防止機能論」や、政府が倒れて権力が宙に浮いた状態でも、一時的に天皇が権力を預かり、新政府発足後、権力を戻すことにより、円滑に次の体制に入ることが出来る(明治維新みたいに)という「権力のバックアップ機能論」など、いろんな利点がありますし、いざ、大きな危機を、日本が迎えた時には、天皇の元で、一致団結できるという事も考えられます。
どんな偉い宗教家や、政治家、経済人でも、天皇の元なら、一つになれるのです。
そんな天皇が、日本にいること、感謝しかないのです。
そしてそんな天皇でも、性格的に問題のある人なら、これは大きな問題になりますが、日本の天皇は違います。
歴代の天皇の中には、問題のある人もいるかもしれませんが、今の日本の、今上天皇にしろ、皇太子にしろ、人間的にもすばらしいですし、その前の、明治天皇にしろ、昭和天皇にしろ、本当にすばらしい天皇です。
日本は、明治天皇のおかげさまで、一つにまとまって、欧米の植民地にならずに、近代化への道を進む事ができましたし、昭和天皇によって、敗戦から救われて、見事に、戦後復興できました。
開戦に反対している天皇の意見を聞かずに、戦争を始め、負けそうになると、全責任を、立憲君主の天皇にとって貰おうとしたのです。
その事は、「天皇の真実」で、詳しく書いています。
縁の花の読者の皆さんは、良く分かって頂いていると想います。
日本国民は、天皇家の人達に、心から感謝しないといけないのです。
是非、そんな天皇の価値を、日本人として、心から知って欲しいと想います。
∞ 「菊の考え」∞
では、世継ぎ問題をどうしたらいいかですが、菊は、まず皇太子様が天皇を継いだ後は、愛子様が継いで問題ないと想います。
いえ、この事に関しては、殆どの人は、反対していません。
今は、男女同権の時代です。
天皇の歴史でも、女帝は、何人か誕生しています。
菊は、愛子様が天皇になられたら、心から祝福したいと想います。
しかし、天皇になられた愛子様が、結婚され、その子供が世継ぎとして、時期の天皇になる事には、反対です。
それは、分かっているだけでも第125代続いた天皇家の歴史でもないことだそうです。
おそらく小泉首相は、郵政法案の時と同じように、反対するのなら、愛子様は天皇になれないとか、訳の分からない事を言う可能性がありますが、女性天皇と女帝天皇は、まったく違うという事なのです。
是非、その事は、皆さんに知って欲しいと想います。
何故なら、菊自身、恥ずかしながら、よく分かっていなかったのですが、遺伝子の世界では、男性にはYとXの染色体遺伝子があるのに、女性にはXとXの染色体しかないそうです。
すなわち、女系天皇では男子天皇がもっておられるこのY遺伝子が受け継がれないということです。
残念ながら、愛子様が、民間の人と結婚しても、天皇家のもっているY遺伝子を継ぐ事はできないので、長年続いていた皇室のY遺伝子は消えていってしまうことになるのです。
これが、愛子様の子供が、天皇になる事に反対する大きな理由なのです。
ただし、菊は、一部の人のように、神武天皇以来の血脈を残さないといけないなんていうつもりはありません。
モンゴルなどでは、ジンギスカンの遺伝子、血統が残っているそうですが、菊は、天皇家に、神武天皇のY遺伝子が残っているとは、まったく想っていないからです。
というのも歴史に詳しい人なら、分かると想いますが、天皇家では、今までも、兄と妹などの血の繋がった近親同志の結婚が殆どで、あまりいい子供が生まれて来ない事が多かったそうですし、子供が誕生しないという事も多かったそうです。
そんな時、天皇家では、臣下の人達が、天皇制度を護る為に、この方が、時期天皇だという事で、どこからか赤ん坊が持ち込まれた事もあったと聞いています。
なにぶん、そういった事は、隠される歴史なので、今の日本の歴史で証明される事はありませんが、菊は、歴史を調べたら分かると想います。
神武天皇という神話の話ではなく、実在した応神天皇、仁徳天皇の遺伝子さえ、なくなっていると想います。
それに、南北朝の動乱など、天皇家の歴史は、争いと戦いの歴史でもある以上、一度や二度は、遺伝子的にみたら、切れていると考えても、不思議ではないと想うのです。
しかし、魂という事で考えたら、天皇の霊統は一度も切れていません。
例え、遺伝子的にはまったく関係なくて、臣下の誰かが持ってきた赤ん坊だとしても、その子は、運命的に天皇に生まれる子供だったのです。
だから、菊は、まったく問題はないと想っています。
昔の話は、調べようがないからです。
天皇家は、第125代続いていると考えたら、いいと想うのです。
いえ、例え、明治時代から考えたとしても、明治天皇、大正天皇、昭和天皇、今上天皇と本当にすばらしい遺伝子があると想います。
世界史に名を残す偉業、明治維新、日清・日露戦争、大東亜戦争、戦後の奇跡の復興もしています。
日本の天皇として、本当に相応しい遺伝子があるのです。
ずっと、その遺伝子は、大切にしたいと想うのです。
ですから、菊は、その遺伝子を護るべきだと考えるのです。
しかも、天皇家には、どんな権力に対しても、天皇家の血統を護ったという歴史があります。
蘇我氏、藤原氏、平家、鎌倉幕府、室町幕府、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、江戸幕府、日本の権力を持った人達は、自分の娘を天皇家の嫁にしたり、子供を天皇にしようとしたりしましたが、どんな権力にも、天皇家は負けずに、圧力に屈しませんでした。
無意識に分かっていたのか、男系を護ろうとしたのです。
そんな皇室を護っていたご先祖様の事を考えたら、菊は、簡単に、女系天皇を認める事はできないと考えているのです。
何故なら、今後、愛子様の、夫になる人が、特定の宗教団体の教祖や、IT産業の成金の息子だったとしても、今の時代、家柄に問題があるとはいえません。
極端な話、ライブドアのホリエモンの息子さんが、愛子様と結婚する事になっても、誰にも文句はいえませんし、子供が生まれたとしたら、ホリエモンも皇族になります。
将来、どこかの宗教家の人達で、皇族になりたいという人がいて、自分の子供を、女性天皇と結婚させようとする可能性がありますし、外国人でも、考えられる事になります。
そうなった時、今までのように、多くの日本人が、天皇を尊敬できるかといったら、大きな疑問です。
菊は、その時に、皇室は、精神的に崩壊してしまうと想います。
何故なら、日本の歴代のどんな権力者であっても、できないことを、されてしまったことになるからです。
それが、例え誰であっても、どんな偉い人でも、不満を持つ人や批判する人はいると想いますし、菊自身も、素直には納得できないと想うのです。
だから、菊は、この問題は、本当に、慎重に考えて欲しいと心から願っていますし、この時点で、簡単に結論を出す事もないと想っています。
女性天皇は賛成でも、女系天皇は、絶対に反対なのです。
それは、どうしても、万策が尽きて、他に方法がないという時に、何よりも天皇の意思を確認して、実行して欲しいと想います。
しかも、まだ方法がない訳ではありません。
それが、◆揺らぐ皇統『女系天皇』 11月11日 Doronpaの独り言というもので書いていましたが、旧宮家の人達とのご縁を復活させるというやり方です。
引用させて頂きますと、
「例えば戦後に皇籍離脱をされた十一宮家のうち、現在でも家系が続いている(断絶の恐れがない)四宮家を復活させるという方法もあります。国民の声を無視して皇室は成り立たないと私は思いますので、この場合、旧宮家復活にどれだけ国民の支持が集まるかが問題となるでしょう。どうしても復活が難しいのなら、四宮家は皇族には入れない代わりに、家系の存続に政府が特別の配慮をするなどしてはどうかと思います。また、現在後継者のいない宮家などに養子として四宮家から入ってもらう、或いは、皇太子ご夫妻にこのまま男子が誕生しない場合、愛子内親王殿下のご夫君候補を四宮家から出してはどうかと思うのです。
これであれば、そのまま男系は維持できることになり、仮に愛子内親王殿下が第127代天皇となられても、四宮家からご夫君が選ばれれば、第127代天皇の皇子は男系となります。」と書いています。
今、旧宮家の方で、発言している人がいますが、この事を言っているのだと想います。
菊は、確かに、このやり方で、天皇家の男系の系統が護れるのなら、それこそ政府は、日本国民に分かり易く説明して、その方向で考えるのが、本当だと想うのです。
また、菊自身は、どうして宮内庁は、今の進んだ科学力を使って、人工授精などの技術を使って、世継ぎが誕生する努力をしようとしないのか不思議ではありません。
そんな事は前例がないので、難しいかもしれませんが、国民に説明したら、人口授精でも、納得すると想います。
そういった努力もしないのは、ある情報では、今の宮内庁は、皇室の事など考えない人達、完全に官僚している人達が、動かしているそうですが、残念ながら、そうなのかもしれないと想います。
宮内庁にも、日本を崩壊しようとしている影の勢力が入り込んでいるのかと疑いたくなりますし、中国や韓国などの国も、日本を潰す為に、中心である、天皇制度の崩壊を願っています。
その事も、念頭に入れて、この問題を考えないといけないと想います。
とにかく今は、やれることは全部努力をする事が大切だと想うのです。
その上で、どの方法も無理で、皇室も、国民も納得したら、王朝が変わる、女性天皇から女系天皇になっても仕方がないと想います。
是非、縁の花の読者の皆さんも、一緒に、天皇の事を、ずっと見守って頂きたいと想います。
皇室は、宮内庁や小泉政権ではなく、日本国民、一人一人が、しっかり考えないと、いけないのです。
よろしくお願いします。
では、皆さん、縁の花第218号「女帝問題を考える」読んで頂いて「ありがとうございます」
2006年(平成18年)1月3日
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