縁の花
(本物を目指して心のネットワーク
第30号
富士会
この世に散々と輝け。
富士山のように輝け。
富士会はそういった願いの元で結成されました。
忘れもしません。
あれは平成4年の6月17日でした。
それまで順調というか、怖いぐらいの勢いで伸びていたMGにも大きな試練がやってきました。
その後、そういったものにも負けないでなんとかMGを守ろうと、大阪にある4省圏の中の紫陽花が所属する第1省圏の若手十名が作った会が富士会です。
富士会を作る事で、第1省圏の若者の団結を保とうとしたのです。
が、残念ながらこの富士会は今は休んでいます。
富士会ができてから早いものでもう3年が経過しようとしましたが、その間には実にさまざまな事がありました。
MGにしても6・17事件以後はしばらく鳴かず飛ばすの時期が続き、今やっと昔の勢いを取り戻しつつありますが、その事さえとてもひとことで皆さんに語れるような事ではありません。
たぶんそれだけで立派な小説になります。
いえ紫陽花は100年後なら毎年正月の番組の中で坂本竜馬などの明治の志士が、各テレビ局で4、5時間の番組で活躍しているのと同じように、MGのメンバーも平成の志士と登場していると思います。
日本や世界を救った人間としてかならず取り上げられるようになっている。
日本だけでなく世界の番組で登場し、世界市民に愛されている。
紫陽花はそう硬く信じていますし、できたら紫陽花自身が作家として残したいと思っているのです。
しかしそんな事を書いても皆さんは全然信じないと思います。
紫陽花自身本音としては紫陽花の実力では作家になれるとは思っていませんが、いつか多くの世界の作家がMGの事を書くのは間違いないと断言します。
それは皆さんと約束してもいいです。
いえ、紫陽花はすでにその事でこの縁の花を皆さんと賭けています。
というのも皆さんも気が付いていると思いますが、紫陽花がこの縁の花を皆さんに書けるのもすべてMGのおかげです。
MGとの縁がなかったら、MGで知った情報や多くの仲間がなかったら書いていないと思いますし、何よりもMGがとてつもない大きな存在になるという自信がなかったら、皆さんに偉そうな事はいえません。
紫陽花からMGを取ったらたぶん皆さんと同じですし、その時には縁の花をもう皆さんに出していないと思います。
人生の賭けに失敗した一人の馬鹿な男として笑って頂いて結構です。
紫陽花はそんな覚悟です。
実際そうなんですから。
でも安心して下さい。
今の所そんな心配はありませんし、書きたいねたもまだまだあります。
後20号や30号ぐらいなら書けます。
何よりも新しいねたが次々と生れますから、本当に作家名利につきると思います。
というのも紫陽花は今、皆さんには理解しづらいかとは思いますが、MGという人生のジェットコースターのようなものに乗っていますので、皆さんよりもはるかにいろんな事を経験しています。
毎日、毎日が新鮮とはいいませんが、毎月毎月は新鮮で、今まで知らなかった事や凄い情報が入ってきます。
わくわくどきどきする本物の生き方をしているのです。
ここが皆さんと違う所です。
そしてそれはもちろん紫陽花だけでなく、MGの仲間や富士会の仲間も同じです。
とくに富士会の仲間とは年齢が近いという事もあって、ストレートにいろんな情報が入ってきます。
MGの事や本物情報などもどんどん入りますし、何よりも仲間として人生を共有しています。
助け合っているのです。
それが証拠に紫陽花が今、半分いそろうとしている井元さんも富士会のメンバーですし、コピーを林社長以外にさせて貰っている坂口君も富士会のメンバーです。
とくに坂口君は富士会を結成当時の中心メンバーというか、いいだした張本人です。
残念ながら今は自分で事業を始めたので忙しくMGの方には顔を見せませんが、米国の大学に留学していた事もある紫陽花が一目置く人間です。
たぶん将来何かをやるのではないかと思うぐらいの人物です。
富士会とはそういった愛のある仲間の集まりですし、実行力のある仲間の集まりです。
何しろ富士会のメンバーは、全員志士を目指していました。
明治の志士は竜馬や西郷隆盛を代表されるような30才前後の若手でした。
柔軟な頭を持っていた若手でないと日本を変えられなかった。
「紫陽花達富士会もその志士に負けないように結束力を持って、MGや日本を守っていこう」 富士会はそんな志士が天下国家を語る会にしようという事で作ったからです。
全員が100年後にはテレビに名前が登場するような、大人物になる事を目的としたのです。
これが富士会の結成の唯一の決りのようなものでした。
ですからメンバーで飲む酒も最高でした。
楽しい酒を飲みながらいろんな志士としての夢が出てきました。
今の日本の本当の現状やこれからのMGの未来。
「こんな事で日本は一体どうするんだ」というようで真剣に怒る仲間もいました。
メンバーはそういった事いって楽しんでいましたし、正直いってあの当時紫陽花達に怖いものはありませんでした。
この縁の花の読者の中には富士会の事を知っている人も何人かはいますが、紫陽花達はその為にあるマンションを大国町という所でわざわざ借りていました。
会員が1万円ずつぐらい出し合っていたのです。
しかしこれは若気のいたりといいますか、会員の中には仕事で岡山や東京に住まないといけなくなった人や自分の仕事や動いているMG活動が忙しくなって、なかなか全員が集まれないので今はもうありません。
マンションは返したので若手だけで集まるという事はないのです。
残念ながらこれが富士会の現状です。
が、紫陽花はそんな事を皆さんに聞いて欲しい為に、富士会の事を書いたのではありません。 実はその富士会を何とか今度皆さんの為にも復活させようと思います。
それが別紙に書いているマルチメディア研究会です。
しかもこれは若者だけではなく、もっと広い年代層でやっていこうと思います。
またMGも関係ありません。
第1とか第4などの枠組を外しますし、皆さんのような一般の方でも結構です。
MGとは全く関係なくやっていこうと思うのです。
というのもこれを企画した人は、富士会のメンバーではなく第1省圏のもっと年配の方ですが、その方がいうには、今マルチメディア、マルチメディアと騒がられているわりには、ほとんどの人はマルチメディアを理解していないというのです。
マルチメディアによって時代が大きく変化するという事をです。
多くの一般の人にはそれを本や口でいわれても分からないのです。
紫陽花がこの縁の花で皆さんに何回も伝えても理解できないのと同じです。
ですからそんな人の為に実際にパソコンを触って貰って、マルチメディアを直接味わって貰おうと考えたのがこの企画です。
そうすれば皆さんにも紫陽花が縁の花を何回書くよりも早く分かって貰えると思います。
ちょうど今第1省圏にもROBOー1という紫陽花達の待望の端末がありますので、それをつかって皆さんにもマルチメディアを味わって貰おうと思います。
紫陽花達の理想とする社会からはまだまだ到着していませんが、それでもある程度は分かると思うのです。
またこの会はパソコン教室にするつもりです。
というのもこれからの世の中は日本人全員がパソコンを操れないといけないという事は、皆さんも異論がないと思いますが、じゃ動かしてみろといわれたら誰もが簡単に操作できません。
恥ずかしながら紫陽花自身苦手ですし、パソコンを持ちたいけど自信がないから持たないという人も多いと思います。
今パソコンを持っているけど全然動いていないよという人を含めて、大半の人がパソコンを動かせないのです。
ですから第1省圏の中でもパソコンに精しいある会社の社長をリーターにして、紫陽花達若手富士会のメンバーが中心になって、皆さんのような一般の方にバソコンの操作を基本から教えていきたいと思います。
もちろん紫陽花達は素人ですからプロのようにはいきませんが、それでもある程度の自信があります。
責任を持って皆さんにもパソコンの楽しさを分かって貰おうと思います。
しかもこの紫陽花達のパソコン教室には実は大きな特典があります。
精しい事はMGから発表があるまではいえませんが、紫陽花達は6月頃IBMが発表する予定になっているよりも安く富士通のパソコンをレンタルできる予定です。
なぜ富士通とそうなったかは機会があったら書きますが、今いえる事は皆さんに信じられないぐらい安い料金でバソコンを利用して貰えますし、紫陽花達のパソコン教室で誰でも操作できるように指導していくつもりなのです。
ですから皆さんの中にもパソコンに興味のある人がいたら是非参加して下さい。
いえ、パソコンを十分操作できる方も含めて、できたら紫陽花はこの縁の花の読者の皆さんには一人でも多く参加して欲しいと思います。
なぜならこの会はMG色はいっさいありません。
MGの事は出さない事になっていますし、皆さんにもMGは関係ないと思って頂いて結構です。
ですから皆さんの中には、紫陽花のいうMGはなんか怪しいよと思っている方もいると思いますが、そんな人もこの会なら問題がないと思います。
時間も1時から5時ぐらいですから、MGのMISのように二日間も取りませんので時間も取れると思います。
決して誰もMGに参加する事も求めませんので、安心して参加して下さい。
パソコンに興味のある方の楽しい会にするつもりですから。・・・・・・
そしてこの会に紫陽花は富士会も混ぜたいと思います。
志士の集まりにもしたいのです。
といって難しく考えないで下さい。
ざっくばらんな飲み会も後でしたいと思うのです。
そうですね。例えば富士会のメンバーの中には森というと突撃隊長がいますが、なぜそういうかといいますと、ある時彼の家でメンバーが集まってパーテイをやった時に、彼が暴れ出したのです。
その時を再現しますと、急に、「二士(つぎお)分かっているのか、お前がこの富士会をリードーしていかないといけないんだ」というと坂口君の顔面にパンチです。
そしてそれに驚いた坂口君が森にパンチ。
紫陽花は幸いな事に被害を受けませんでしたが、森は「お前も分かっているのか」という感じで被害者はつぎつぎと続出しました。
翌日何人かの人の顔がはれていたというとんでもない奴で、その日は森さんの奥さんを含めて大乱闘でした。
たぶん皆さんに森がそんな事をする事はないと思いますが、この森は今、二部上場の会社に何のこねもないのに飛び込んでMGの事を話して会社を動かそうとしています。 皆さんもそんな面白い新生富士会に参加して欲しいと思います。
ではこれで。・・・・・・・
平成7年5月4日