縁の花
（２１世紀に咲く智恵の輪）
第４４１号
あじさい革命、反原発の人達の熱気
あれは何だったのでしょう
∞「毎金、国会に、何十万人と集まった
アジサイ革命の反原発の票は、一体、どこに消えたの」∞
前回、約８割と言われた
消費税増税反対の声
勝手に、増税を決めた政府や自公民に対する
国民の怒りは
どこに、行ったのか
一体、どの党に入れたのか
俺なりに、皆さんと考えました
しかし、結論は、出ませんでした
俺は、消費税増税に対する国民の怒りは
消費税増税に反対して
与党まで脱党して
あえて、いばらの道を選んだ
唯一、公約を保護しない事を信頼できる
国民の生活が第一の議員が集まってできた
新党、日本未来の党に集まったとしか考えられないのですが
選挙の結果は、まったく違ったからです
しかも、それでは、どこにいったかと言えば
これが、まったく謎です
もう一つの反対だった
みんなの党にも、そんなに大量に流れていませんし
他の自民党、公明党、民主党、日本維新の会は
増税に賛成なので、問題外です
そう考えると
いくら、考えても、分かりません
国民は、消費税増税の怒りは
あっさり捨てて
民主党よりは、まだましな自民党や公明党
日本維新の会を選択したとしか考えられないのです
てせも、こんな事は
実際には、ありえないと思います
また、そうなると
もう一つの、国民の８割は、反対だと言う
原発の再開反対、脱原発、卒原発の票は
一体、どこに行ったのでしょうか
この事も、皆さんと一緒に、考えたいと思います
と言うのも、反原発の人達も
一旦、選挙になったら
自分の考えを、あっさり捨てたのでしょうか
原発は、危険だ
地震列島と言われている日本では
いつ、どこで、巨大地震が発生して
福島の原発事故のような事が起こるか分からないので
電気代が高くなったり
節電して、不便な事が構わないから
絶対に、止めるべきだという考えを
多くの国民が、選挙の時だけ、撤回したとは、
俺には、考えられないのです
しかも、原発の場合は
消費税増税よりも
反対の人達の行動は、過激でした
消費税増税は、税金の負担は、国民の義務なので
仕方ないと諦められても
原発の再開は、命にかかわる事なので
妥協なんかできません
それで、最初は、一人の青年のTwitterを通した呼びかけで
数多くの人々が毎週金曜日に総理官邸前に集結して
原発再稼働の反対を訴えているものが
どんどん規模が多くなって
何百人から
マスコミが、まったく報道しないのに
２０１１年６月２２日に、４万５千人（主催者側発表）に膨れ上がった事で
遂に無視する事ができず、マスコミ、報道ステーション（テレビ朝日）が報道した事で
翌週の金曜日には１０万人を超えたものが
その後も、ますます広がって、２０万人、３０万人と集まるようになりました
それが、チュニジアで起こった革命（民主化運動）
ジャスミン革命から広がった
エジプト、リビアなどのアラブ諸国の民主化運動の日本版
アジサイ革命と呼ばれるものですが
これは、一旦、報道した後は
再び、一切、テレビ、新聞は、報道しなくても
無視されても、ずっと続けられて
実は、１２月１６日の選挙が、一つのピークになっていました
何故なら、いくら官邸前に、デモで、何十万人と集まっても
それで、反原発が、進まない事は
デモをしている人達も、よく分かりました
いくら集まっても、原発の利権は大きいのか
まったく、政府は、動かないのです
それで、やっぱり、政治の力で
変えないと、どうしようもないと言う事になりました
選挙がある事を、原子力発電所反対デモの人達も期待して
貴重な１票を入れようとして
友人、知人にも、訴えていたのです
だから、マスコミは、一切報道しませんでしたが
アジサイ革命、原子力発電所反対デモも
１２月１６日の選挙の時が
一つのピークでした
この選挙期間には
東京都の知事選に立候補していた
多重債務問題、消費者金融問題の専門家の弁護士
宇都宮 健児さんや
俳優、タレントで、反原発を訴えている山本太郎さんも
官邸前の原子力発電所反対デモも
登場して、多くの人達の拍手を受けていましたし
最後の日には、小沢一郎さんも登場して
熱烈な歓迎を受けていたのです
しかし、そんな熱気は
選挙では、一切、反映されませんでした
はっきり言って、アジサイ革命は、日本には起きませんでした
原子力発電所反対デモは
東京、官邸前だけでなく
他県でも、規模は小さくても行われていて
マスコミは、一切、報道していなくても
その力は、選挙にも、影響すると思われていましたが
まったくなかったのです
でも、これは、俺には、考えられません
アジサイ革命に参加した人達は、
従来のデモの右翼、左翼でなければ
労働組合などにより「動員」された人たちではなく、
Twitter などを通じて、参加者一人一人が自分の意思で参加している
子連れの主婦などが数多く参加している
本当の庶民という人達でした
そんな人が、官邸に、何十万人も集まると言う事は
そんな思いを持っている人達が
日本全国に、その十倍、百倍いるという事です
マスコミが言っているような
一部の特殊な人達では、ないのです
なので、その人達の票が
どの政党に流れたのか
それとも、選挙は、他の政策もあるので別で
原発再開を訴えていた
大勝した自民党などに入れたのか
是非、皆さんと一緒に考えたいと思います
∞「反原発の票は、一体、どの党に行ったの
世界が、注目していますよ」∞
毎週金曜日、官邸の前に
全国から、２０万人、３０万人が集まっていた
原子力発電所反対デモ
ネットでは、日本の民主化運動
紫陽花革命と注目されていた
原発からは、早く
卒業しないといけないと思っていた
全国の多くの有権者の貴重な一票は
一体、今回の選挙では、どの政党に行ったのか
それとも、どの政党も
信用できないという事で
棄権したのか
この事は、俺にしろ
皆さんにしろ
想像している以上に
重要な事だと確信しています
何故なら、福島の原発事故を起こした日本は
原発を止めるのか、止めないのかは
世界が、注目していた事だったからです
しかも今まで、殆ど、政府や社会に
行動を起こさなかったおとなしい国民と
思われていた日本人が
今回、初めて、立ちあがりました
きっと、世界は、あじさい革命の写真を紹介しながら
注目していたと思うのです
しかし、そのあじさい革命の結果は
まったく、尻切れトンボでした
一体、どの政党に流れたのか
実は、よく分からないのです
何故なら、あじさい革命は
従来の労組とか、右翼、左翼が
主導したものではありません
どの政党に、１票入れるかは
参加者の自由に、任されていたのです
なので、はっきりとは分からないのも
仕方ないと思います
いえ、もっとはっきり言えば
世界が、この事に注目しているのに
それは、まずいのか
あえて、マスコミは、この事を隠しているのです
ただ、それでも、ある程度、素人でも
推測はできます
それで、俺なりに、推測しますと
まず、反原発の票が、原発再開を公言している
自民党に、入れられたとは考えられません
でも、選挙の結果で言えば
とても、おかしい事ですが
自民党に流れたとしか思えません
自民党は、原発再開で、まったく考えは違うけど
選挙の争点は、原発問題だけでない
消費税の増税、ＴＰＰ参加、景気の問題
いろんな問題あるので
他の頼りない政党よりは
自民党の方がいいので
１票入れたという事になるのです
でないと、自民党が
あんなに勝てないと思います
しかし、これは、
やっぱり、現実に、無理があります
いくらなんでも、原発再開を反対している人が
唯一、原発を再開すると言っている
戦後、政権政党として、ずっと、原発政策を押し進め
福島原発事故が起きた後も
本当に、反省していると思えない
自民党に入れるだろうか
そんなのありえないと思うのです
では、次に棄権したのかと言えば
それもないと思います
何故なら、あじさい革命では、Twitter などを通じて、参加者一人一人が
自分の意思で参加しています
そんな人達が、棄権するなんて
考えられないのです
それで、残るは、反原発の票は
原発を止めると言っていた
民主党、日本維新の会、日本未来の党、みんなの党
社民党、共産党などの各党に分散したと言う事になりますが
それも、どうでしょうか
と言うのも、例えば、反原発の人が
福島原発事故で、数々の失敗と、情報操作して
原発再開でも、賛成、反対を繰り返しながら
最終的に、票目当てで、原発を３０年後、５０年後に
なくすと言っている民主党を支持するでしょうか
消費税増税をしないと言っていたのに
平気で、消費税増税をする党
公約を平気で、破る党に
反原発の人が、支持するなんて考えられないのです
少なくても、野田政権では
ありえないと思います
では、今回、躍進した
第３極と言われていた日本維新の会やみんなの党に行ったのかと言えば
これもありえないです
日本維新の会は、原発は将来なくすと言っていても
代表の橋本徹さんが
原発反対なのか、賛成なのか
よく分からない上に
原発賛成の石原慎太郎と合併していますし
みんなの党も、これよりはましで
脱原発と言っていますが
渡辺喜美代表も、そんなに積極的とは思えませんでした
全然、本気さえ、伝わらないのです
しかも、この両党は、政権の与党に入りたいのが
ミエミエで、脱原発を、いつでも撤回する可能性がありました
そんな党に、反原発の人が、入れるとは思えないのです
だから俺は、これらの党に
反原発の票が、行ったとは思えません
たぶん、その事は、皆さんにも
ある程度は、賛同して貰えると思います
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それでこの選挙結果はあるわけないでしょう」
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