縁の花
(心と心のネットワーク)
第46号
情報の特長
縁の花ももう第46号になります。
この間紫陽花は皆さんにたった一つの物だけを提供してきました。
それが情報といわれている物です。
お金でも、物でもありません。
紫陽花は耳寄りな情報、皆さんの人生に今後間違いなく物凄い価値のある情報を必死で、紫陽花のできるせっいぱいのやり方で提供しているつもりですが、皆さんの感想はどうでしょう。
あきらめもせずよくやるわ。
一体何がいいたいのかよく分からない。
何て思っている方もいらっしゃると思いますし、反対にいやいや勉強になっているよ。
金銭を取る価値は十分あるよといって下さる方もいます。
それは皆さん一人一人しだいですから、紫陽花は何もいうつもりはありませんが、ただそれでも紫陽花は情報という物の価値は、皆さん一人一人の受け手によってすべてが決ってしまうという事だけは知って欲しいと思います。
それが情報と呼ばれる物の一つの大きな特長なんです。
というのも例えば縁の花があります。
が、縁の花自体には何の価値もありません。
やぎじゃあるまいし、縁の花でお腹が脹れる事もありませんし、これがお金になる事もありません。
将来縁の花が大ベストセラーでもなれば別ですが、今、現在は何の価値もありません。
縁の花を紫陽花が書いているからといって紫陽花自身何の自慢にもなりませんし、皆さんに取っても読まなければただのごみでしかないのです。
でもそんな縁の花も受け手しだいではもの凄い価値が生まれます。
将来岩谷がいっていたマルチメディアの世界とはこういう世界だったのか。
MGとか日本情報科学とはこんな凄い会社だったのか、知花先生とはこんな凄い先生だったのかとすべての受け手が分かる時が来ると思いますが、その時に後悔するのもしないのも皆さんしだいです。
紫陽花はそれは皆さんにここで断っておきたいと思います。
何故なら縁の花の価値を決めるのは世間でもありません。
もちろんどこかの偉い先生でもありませんし、誰でもありません。
紫陽花との縁の会った読者である皆さん一人一人が、あなた自身がその価値をすべて決めるのですよという事をここで認識をして欲しいのです。
いいかえるなら世間が将来縁の花の価値を認めても、多くの人がその価値を認めても、受け手である本人がその価値を認めなかったら何の価値もありません。
皆さんもいくら売れている本でも、沢山の人が面白いといっていても、自分が読んで面白くなかったら価値を認めないと思いますが、情報とはそういったものなんです。
ですから紫陽花はこの縁の花も何もすべての人が今、分かってくれなくてもいいと思います。
たった一人でも物凄い価値があると思ってくれる読者がいたら、それで十分です。
その人が縁の花を送ってくれてありがとう。
おかげで時代が大きく変わっているという事を理解できた。
それに人よりも先に対処ができ、本物の生き方もできた。
21世紀という素晴らしい時代にこうして生きていれるのも、あの時縁の花と出会ったからだ。
そう思って頂けたら紫陽花はそれだけで十分幸せです。
紫陽花は一人でも多くの皆さんにそう思って貰おうとして、この縁の花を書いているからです。
それが縁の花の最終的な目的だからです。
が、残念ながら紫陽花は皆さんのすべてが今のままならそうなれないかもしれないと思います。
紫陽花なりに必死で努力はしますが、紫陽花のやれる事なんかかぎられています。
受け手である皆さんが動いてくれないかぎり、やる気になってくれないかぎり、紫陽花は何もできないのも事実です。
皆さん一人一人で99パーセント以上は決ってしまうのです。
この人生は誰の人生でもありません。
貴方の人生なんだから貴方が決める事であって、紫陽花は縁の花を出すという事以外は何もできないのです。
また将来、もしかしたら皆さんの中には、紫陽花のいう事に気が付くのが遅かった時、本物に乗り遅れてから、縁の花がもっと分かり易かったらとか、もっと文章が読めたらとか、岩谷がもっと熱心に電話でも掛けて誘ってくれたらなんていう苦情をいう人が出てくるかもしれませんが、紫陽花はこれに関しては責任はとれません。
紫陽花のそうなった時でもできるだけの事はしてあげたいと思いますし、今からその準備もしていますが、どこまでの事ができるか分かりません。
縁の花の文章にしても、できるだけ皆さんが分かるように、いい文章を書きたいとも思いますし、書くように努めているつもりですが、紫陽花の文章力なんかしれています。
そういわれたら素直に謝りますが、紫陽花が悪いとは思いません。
いえ、紫陽花は反対に名文だからいいという事はいえないとも思います。
どんなに素晴らしい小説でもそれが理解できるか、できないかはその本人しだいです。
紫陽花は車とかパチンコなんかの事を書いている雑誌なんかはまったく今だに理解できませんが、そういった情報に価値を見出せる人もいます。
それと同じように皆さんが縁の花の情報にもし興味があるのなら、もっと下手な文章でも関心を示しただろうし、反対に興味のないのなら、紫陽花よりもっと文章のうまい、原先生が書いた本でも駄目だと思います。
縁の花の価値は、何も縁の花に文章力があるかないかとか、誤字が多いとか少ないとかではなく、皆さん自身にこういった事に関心があるか、ないか、理解できるか、できないかですべてが決ってしまうのです。
それが実は皆さん自身の今現在の本物としての実力、才能にもなるのです。
というのも紫陽花は縁の花でできるだけ多くの事を皆さんの為に書いているつもりです。
浅井隆や東日などの経済情報、船井幸雄などの本物情報も書きましたし、MGで教わったSISや第3の波、明治の志士の歴史などの情報も書きました。
また亡くなった神谷先生などのちょっとした不思議な先生や、笑顔共和国や地球村の事も紹介しました。
それに環境問題の事も書きましたし、もちろんMGによるビジネス情報も書きました。
紫陽花の関心のあるものはありとあらゆるものを書いているつもりです。
が、その中でどれ一つでもいいのです。
皆さんが関心のあるものがどれなのか紫陽花には分かりませんから、少しでも多くの事を書けば何かで関心を持つ人があると思いました。
そのいくつかの中で選んで一人一人と紫陽花ははたしてこれからの日本や世界の経済はどうなるのか。
今の紫陽花達の生き方は本当に正しいのだろうか。
これからの人類はこのまま進んだら一体どうなるか。
もっと別な生き方、本物という生き方があるのではないだろうか。
それを皆さんと共に考えたり、話したかった訳です。
でもなかなか一部の人を除いてそれが分かって貰えません。
受け手である皆さんが、その価値を見出してくれないからです。
しかし紫陽花はその理由は分かっています。
ようは感動です。
情報の価値とは受け手がどれだけその情報に感動したかで決ります。
いくら素晴らしい情報でも、受け手である人がこれは素晴らしい情報だと感激しないとまったく意味がないのです。
ですからこの縁の花も皆さんが読んで感激しないと何にもなりません。
よくこんなに書けるな。
これだけ書いているという事は本当に何かを伝えたい事があるのだろうか。
という感激でも構いませんが、何よりも今、皆さんが今の生き方に何かの疑問を持っているか、どうかが大切です。
つい最近ならついに東京のコスモ銀行と大阪の木 新組合が倒産しましたが、日本の銀行は今後も大じょぶだろうか。
失業率もどんどん上がっている感じだけど、日本経済は立ち直るのだろうか。
これ以上下手をしたら悪くなるのではないか。
子供さんの事でいえば、今環境問題が騒がれているけど、この子が大人に成る時に、地球に大変な事がおこっていないか。
バブルの破壊以後、こういった問題に付いてまったく考えた事がない人はいないと思いますが、紫陽花はそれでも皆さんの取り組み方が弱いのではないかと思います。
中にはこういった意識をもっていても、素直さがなくて紫陽花のいう意見を聞く気になれないという方もいるとは思いますが、皆さんの多くは真剣には考えた事がないと思います。
だから縁の花を読んでももう一つ感動しないというか、理解できないのではないかと思うのです。
といって紫陽花は、それで何もそんな事を考えない皆さんが悪くて、この縁の花が悪いのではないというつもりはありません。
紫陽花は縁の花ではいかに皆さんを感激させられるか、紫陽花が感激した事を正確に伝えられるかをもっとも大切にしていますが、まだまだ力不足の事があると思います。
ただそれでもできたら紫陽花はやっぱり皆さんも一度こういった自分の今までの生き方がはたして正しかったのかという事をそろそろ考えたほうがいいと思います。
例えば地球の事でいえば、今までの人類の生き方では環境問題は解決しないのではないか。
経済の問題でいえば日本は戦後ずっと経済一色で来たけど、結局貿易黒字や円高に苦しめられており、それが100パーセント正しいかったのか
個人でももっともっと豊かにと仕事をしてきたけど、その結果が不景気や失業の心配や恐怖になっているのではないか。
家族ならいじめや家族内暴力なんかの問題がないか。
全体でいえば人類は、競争、競争、金銭、金銭で来たけどはたしてそれが幸せな生き方だったのたろうか。
こういった事を考える事はもちろん強制できる事ではありませんし、皆さんが自ら気が付くしか方法はないのですが、一度じっくり考えてみる価値はあると思います。
この縁の花はそういった事を皆さんが少しでも早く考えるきっかけになればいいと思いますが、他にも船井先生の本や、今はやりの中村天風にしろ、いろんな情報があるのですから、そんな本を一度読んで欲しいのです。
それでまったく感激しなかったら、まだ自分は本物といったものが分かる時期ではないなと思ってあきらめたらいいからです。
でも紫陽花はたぶん皆さんはそんな事にはならないと信じています。
紫陽花の知っている全MGクルーの中で、考え方は違っても、こういった事を考えなかったり、こういった話に感激しなかった人はいませんし、本物と呼べる人はすべてそれを考えています。
それが本物を目指す最初の登龍門、今までの自分の生き方に疑問を持つという事だと思いますが、きっと皆さんも本物になれるのだから、大なり小なり感激すると思います。
その時縁の花もきっと皆さんにとって新たな価値が出てくるのだと思うのです。
またその時に皆さんに紫陽花が是非知って欲しいのは、こういった情報にはまったく身分差別というものがないという事です。
これも情報というものの大きな特長になりますが、例えば新聞です。
日本人で新聞を取っていない人はまずいません。
紫陽花なんかは日経新聞と日経産業新聞の記事をずっと切り抜いていますが、大抵の人は1紙は取っています。
しかもこの新聞は家族の誰もが読みます。
中学生から始って高校、大学生も読みますし、奥さん、御主人、おばあちゃん、見る欄はちがっても誰もが読めますが、それは会社の社長、専務、常務、課長も同じです。
日本人なら大学の教授から医者、サラリーマン、先生、大臣、首相全部同じなんです。
ただそれでも読む欄や、価値判断は当然違います。
ある人はこの情報に価値があると思いますし、他の人は違います。
今、日本で得られる情報はそんなに特殊なものがある訳ではありません。
たぶんマルチメディアの記事一つとっても、紫陽花と皆さんの見方は違うと思いますが、情報源はほとんど同じです。
紫陽花も新聞や雑誌や本で勉強しているからです。
という事は本物になるという事に対しては、今までの自分の生き方を見つめる事には、何の身分も関係ないという事です。
男とか女なんか関係ありませんし、もちろんお金持ちとか、今、地位があるなんても関係ありません。
船井先生の本は誰でも本屋さんに行けば買えます。
小学生には売ってはいけないという本ではありませんし、沢山買ったから偉いというものでもありません。
いえこういった事は知花先生もいいますが、お金がある人、今の人生が今のやり方で順調にいっている人ほど今の生き方に疑問を持ちません。
船井先生の本なんかを読んでも反論はしても、感激はしません。
本物になるのに必要なのは、本物の情報からどれだけ感激するか、どれだけ価値を見出せるかですから、まったく身分はないという事は理解して欲しいのです。
そしてそれは縁の花でもいえます。
先月号から紫陽花は縁の花でも一部の人には本物ご案内コーナーだけを送らさせて頂いています。
本当はこんな事は、情報には何の差別もありませんよといっているのに少し矛盾するようでしたくないのですが仕方がありません。
紫陽花が生きている以上、どんどん新しい縁が誕生していきます。
この人に出してみたい。あの人に読んで欲しいという人がどんどん出て来ます。
しかしこの縁の花にも紫陽花のこずかい内という予算というものがあります。
準備ではなく、正式に出す時にはこんな事はしないつもりですが、本文を送るのは今は読んでくれている人と、本物というものに関心はなくても、なんらかの活動やボランテイアーをしている人にかぎらせて頂きました。
縁の花としてはまったく本物に関心のない人に出してこそ意味があるとも思うのですが、まだまだ力不足だと素直に認めたのです。
ただそうはいっても、紫陽花は差別しているとは思いません。
本物御案内コーナーだけの人でも、本文を読んでくれているのなら遠慮なくいって下さいといっています。
毎月題名と簡単な内容紹介もしようと思います。
皆さんが読む気なら、連絡さえ頂けたら、今まで通り無料で送らせて貰います。
だからやっぱり縁の花一つ取っても、読む、読まないは皆さんしだい。
決して差別をしている訳ではないのです。
そしてここに情報というものの、最後の大きな特長があります。
それは情報は求めないかぎり決して集まらないという事です。
水は低い所しか流れないといいますが、同じように情報は求めないかぎり決して皆さんの所に来る事はありません。
皆さんが自分の今までの生き方や、人類の今後の未来に疑問を持たないかぎり、そういった情報を求めないかぎり、本物情報は集まらないのです。
ですからここでも結局皆さんしだい、受け手しだいという事になりますが、紫陽花はこれは考えたら恐ろしい事だと思います。
この縁の花でもMGクルーの仲間や本物の人達は読んでくれています。
特にMGクルーの人は同じように習った情報があるので、全部が全部新鮮な情報ではありませんが読んでくれています。
これでは紫陽花も出さない訳にはいきませんし、本物の人の中には丁寧なお礼のはがきや手紙を送ってくれた人もいます。
こういった人には縁の花一つ取ってもどんどん情報が集まるし、関心のない人との本物の差も開く一方です。
だから皆さんもできるだけ早く目覚めて下さい。
一度今までの生き方を見つめて下さいという所で終わりたいと思います。
ではこれで。・・・・・・・・
平成7年9月9日