縁の花
(本物を目指して心と心のネットワーク)
第52号
大変な時代
堺屋太一が書いた本ですが、今、本屋でも一番売れている本です。
今回の縁の花ではその本の内容を僕は皆さんに伝えたいと思います。
というのも前号の51号の中で書いたMGの講師養成塾で僕が講演しようとしている内容の一つだからです。
それを話せば皆さんにも、僕が何をいいたいのか、新たな感覚で分かると思います。
ですから今回の縁の花は、文章を読むという感覚ではなく、講演を聞いているのだというつもりで読んで頂ければ幸せです。
では始めたいと思いますが、その前に場所とか、講演を聞いて頂く人を設定したいと思います。
それがないと皆さんもイメージしにくいと思うからです。
それで一様場所は、日本情報科学の新大阪のサンアールビルの16階にある120人以上座れる大会議場で、招待している人はもちろん縁の花の皆さんと何人かのMGの同志にしたいと思います。
人数でいえば、30人ぐらいのかすかすの状態です。
また僕の着ている服はもちろんスーツ姿です。
顔は皆さん僕と面識、縁があるので想像して頂けると思いますが、笑顔を意識して約30分ぐらい講演すると思って下さい。
では今から講演を始めますが、司会者は縁の花の読者である尾上さんにお願いしたいと思います。
「司会役を引き受けた尾上です。今日は縁の花というものを読んでいるという共通点を持った人が始めて集まった記念すべき日です。この中には私の知っている人、まだ知らない人もいますが、今回講師をつとめる岩谷さんは、皆さんご存じだと思います。その講師を一番理解している人も皆さんです。その岩谷さんの夢がやっと叶って、今日こうして縁の花勉強会を迎える事ができました。この講演が終わった後は、楽しい飲み会も予定しています。皆さんもお時間を許せばご参加して頂きたいと思います。では始めたいと思います。岩谷さんよろしくお願いします」
「岩谷です。今回僕の夢を叶えて頂き大変ありがとうございます。こんなに多くの人が参加してくれるなんて本当に夢のようです。この中にはよく会っている人、久しぶりに会う人、いろんな人がいます。僕に取っては本当に縁のある大切な人です。またその中には僕の尊敬している何人かの先生にも来て頂いていますし、MGの仲間もいます。皆さんのおかげで本当に僕は今、幸せです。・・・・・
というのも縁の花を始めた時から、いつか皆さんを集めて、本物の勉強会をする事は僕の夢でした。皆さんと一緒に本物を目指したかったのです。そしてその為にはやっばりセミナー形式にするのが一番です。僕の経験でも縁の花をいくら書くよりも、実際に本物に触れる方が早く理解できます。ですから今回を縁にして、皆さんにもどんどん勉強会に参加して欲しいと思いますし、次回からは縁の花を理解しているいろんな本物の先生に講演をお願いする予定です。 しかもその講演も、1回や2回で終わる形式ではなく、1年ぐらいは毎月一度のペースでお願いしたいと思います。ただ聞くだけではなく、皆さんがその教えを完全に身に付けるまで続けていきたいのです。なぜならそれでないかぎりこれから迎える大変な時代を乗り越える事ができないと思うからです。それぐらいこれからしばらくは大変な時代が来ます。縁の花の当面の目的はそんな時代に皆さんが一つになって、一丸となって乗り越える事です。その方法を皆さんと共に、この勉強会で考えていきたいと思います」
「が、その為にはこれから迎える大変な時代だというのが、どういった時代になるかという事を皆さん全員が認識しないといけません。それを話したいと思いますが、まず私が大変な時代といっていますが、この言葉を私に教えてくれたのは堺屋太一です。皆さんも本屋で見た事があるとは思いますが、今一番売れている本です。この本をテーマに今回話しますが、堺屋太一は、皆さんもよくご存じだと思います。しかしその持っているイメージは皆さんそれぞれ違うと思います。テレビなんかでよく出ている経済評論家の堺屋太一をイメージする人もいれば、豊臣秀長や鬼と人などで織田信長と明智光秀の関係を見事にとらえた歴史小説書いている作家の堺屋太一をイメージした人もいると思います。でも私が皆さんにイメージして頂きたい堺屋太一はそれらとは違います。私やMGでイメージしている堺屋太一はあくまで第3の波の本を書いた未来学者のアルビン・トフラーと同じイメージです。実は堺屋太一はこういった面でも素晴らしい業績を残しています」
「というのも今からもう十年以上前になるのですか、堺屋太一が書いた知価革命という本が出た事がありますが、これは私が知るかぎりでは日本で始めて時代がもうすぐ大きく変るよという事を書いた本でした。もうすぐ何百年に一度の大きな変化、情報社会が来る事を世に知らせたのです。が、正直いってその当時の僕にはよく理解できませんでした。堺屋太一自身、あまりよく理解できなかったのではないかと思います。でもそんな堺屋太一も、4、5年前からははっきりと時代の流れがある程度見えていると思います。サンケイ新聞を取っている人は読んでいたと思いますが、1年間掛けて書いた風と炎は見事です。高度情報社会というまだ誰も予想されていない世界を詳しく書かれていました。私も大変勉強になりましたが、20、30年後の世界がよく分かりました。最初の知価革命が、百年単位でとらえているのなら、風と炎は20年後の事を書いていたのです。しかしそんな堺屋太一は、この頃はこの3年から、4年後の世界の事を書き始めました。満足社会の方程式、世は自尊好縁という本が出ていますが、全部同じ視点でとらえています。そして今から話す大変な時代も、この二つの本の続編になります。そういった視野から聞いて頂けたら幸せです」
「では堺屋太一は、この大変な時代で何をいっているかという事ですが、いっている事は簡単です。今、日本は大変な時代を迎えますよといっているのです。でもそれさえなかなか多くの人は理解していません。私は日本の最大の問題はこの事だと思います。つい最近でいえば、東京のコスモ銀行と大阪の木津信組が戦後始めて銀行が潰れましたが、それだけでなく今日、米国で大きな損失をして、信用を無くした大和銀行と住友銀行の合併が発表されました。今や日本の銀行は海外からの目でみれば、ブラジル並の信用がないそうです。私が縁の花で何度も書いているように、もうすぐ金融業界の崩壊、大恐慌が迫っているのです。
私はそれだけでもMGに入ってよかったと思います。これから起こる大きな時代の変化に早く気が付いたからです。が、そんな事が起こってもほとんどの日本人は、何も考えていません。今まで通りの生活がずっと続くと漠然と思っているのです。ただそれでも多くの人にも予感めいたものはあると思います。政治や経済でいえば目先が不透明ですし、衰退の予感が走っています。日本はこれから本当に大丈夫だろうか。日本の銀行は危ないのではないか。自分の貯金は果たして戻ってくるのか。その事にやっと多くの人が考え始めたのが、今だと思います。日本人の多くが不安を持ち始めたのです」
「が、その不安ですが、どこから生まれているのかという事ですが、それは歴史からだと思います。それを図にするとこうなりますが、
日本は近代に入ってから、3度大きな変革をしています。それが図にもあるように、明治維新と第一次世界大戦後と終戦と呼ばれているものです。この時にチャンスを上手に生かせた時に日本は繁栄する事ができた訳です。しかもそれは始ってから10年で、何もかもが決っています。明治でいえば西南戦争まで、終戦でいえば55年体制ができるまでです。この間に政治や経済、教育、外交などがすべて新しくなっています。
これをもっと細かくいえば、最初の4年で旧体制を崩壊する事に費やされ、次の2、3年間は、新体制の方向を模索する事に使われ、そして最後の3年ないし4年で、新体制の中で主流となるべき産業、組織、人材を確定する期間になります。明治維新でいえば廃藩置県までの4年間が崩壊する時期で、その後大久保利通なとが2年掛けて欧米の視察旅行に行ったのが模索する時期、次の後の4年で西郷隆盛、大久保利通、木戸孝充が次々と死んでいます。日本はその時期から革命の第2世代になる伊藤博文、山県有朋などによって工業社会へと進んでいったのです」
「そしてそれを今の日本にあてはめますと、95年は真ん中の新体制を模索する時期になります。これはバブル景気の崩壊の90年を始まりとして、今はそれから5年後の95年になります。来年の96年まで新体制の模索が行われ、最後の3年で次の日本をリードする指導者から、日本が再び発展していく産業などが99年までに決らないと21世紀の日本に明日はないという事です」
「というのはそんな10年に及ぶ大変化が、かならず成功する訳ではない事は、歴史が教えています。今、起こっている大変化が、先程の図で示しますとBの所になります。これは第一次世界大戦後の時とよく似ています。あの当時の日本はロシアに勝ち、国としてはピークに来ていました。しかしロシアに勝った為に軍隊は目標を失ってしまいました。戦う敵がいなくなったのです。
また産業も第1次世界大戦が終わるまで、日本の景気はよかったのですが、危険な罠が迫っていた事に気が付きませんでした。世界情勢の変化というものです。この時にロシアやドイツなどの帝国は潰れています。世界情勢はそれまでの植民地獲得競争から放れたのですが、日本はその変化に気が付かずに、従来の発想のままでいました。満州事変や日中戦争を起こし、最後には太平洋戦争に向かいました。日本は終戦になって、何もかもが焼き野原になるまで変る事ができなかったのです」
「今、日本はその時と同じ失敗をしようとしています。何故なら第1次世界大戦と冷戦とは、もの凄く似ています。第1次世界大戦も冷戦も、日本は直接戦った訳ではありません。戦勝国陣営にいましたが血は流していません。ですからもの凄く鈍感です。時代の変化が認識できなかったのです。しかし時代の変化はそんな日本に関係なくやって来ます。世界も大きく変りました。日本でいえば外交では、明治維新以後日本の力になってくれた英国との同盟、日英同盟が破棄されました。政治の体制でいえば、明治の政治家から軍人がはびこるように成りました。大正のデモクラシーではなく、明治の啓蒙主義から軍人による統制主義という間違った選択を選んだ訳です」
「しかしその選択は失敗でした。第1次世界大戦後、25年で日本は潰れてしまったのです。世界の時代の流れに乗れなかった結果ですが、今の日本もよく似ています。外交では日本を戦争から50年も守ってくれた日米安全保障条約が、沖縄のレイプ事件の問題から騒がれていますし、大阪で開始されるAPECなどで失敗したら、日本はアジアからも見捨てられる可能性があります。世界から一気に孤立するかもしれないのです。また経済でも冷戦のたがが外れたのか、自動車問題でも行き詰まりがあります。このままでいったら日本と米国の関係はどんどん悪化すると思います。この変化の選択に間違えたら、日本は今度は経済戦争に負けてしまう事になるのです。
というのもやっと世界も冷戦後の流れが見えて来ました。それは大競争時代といわれているものです。英語ではメガ・コンペテイション・エイジになりますが、北米、欧州、日本、アジアが、今までの垣根を取り払って経済で自由に戦う事に成るのです。21世紀、世界が本物時代を迎えるときには、競争といった概念はおそらくなくなりますが、その前に世界は競争の馬鹿らしさに気が付く為に嫌という程競争しないといけません。そんな大競争時代を乗り越えて始めて世界は次の無競争の時代になります、世界の国が仲良く自給自足を中心として、足らないものは平和に共生して貰える本物時代を経験するのです。」
「が、日本がそんな本物社会を迎えるには大競争時代に負ける訳にはいきません。負けたら日本に未来はありません。日本はまず大競争に勝たないかぎり、次の無競争時代を創る事ができないのです。でも日本は今の状態では絶対にそんな大競争時代に勝てません。欧米にはコンピューターを中心としたソフトや通信事業で大きく放されています。従来日本の得意だった製造技術はアジアに急速に追い掛けられています。賃金で圧倒的にアジアとは違う日本は、今までの物を製造して食べていける時代ではなくなっているのです。まさしく新しい産業を後4年までに確定しないかぎり日本は欧米は元よりアジアにさえ経済で抜かれて第4番目になってしまうかもしれないのです。
でも第4番目になるのなら私はまだましだと思います。最悪の場合、日本はそんな世界経済の大競争時代のレースに参加できない可能性があります。日本だけが、仲間として受け入れなれない。はみごにされるのです。それを堺屋太一は分かり易く、米国の市場をプロレス型、ヨーロッパをサッカー型、アジアをカンフー型、日本を大相撲型といっていますが、日本だけは欧米やアジアとルールが違っています。
皆さんも考えたら分かりますが、日本の力士はお客である観客よりも大相撲協会の方を見ています。いくら観客に人気があっても、協会ににらまれたらやっていけません。ここが他と違っています。他のプロレス・サッカー・カンフーは全部、何よりもお客の方を見ているのに、日本は違っているのです。これを経済でいえば日本は、銀行にしろ、自動車にしろ、他の教育産業にしろ全部関係している役所の方を見ている事になります。その中で激しい競争をしているのですが、このやり方が世界から批判されています。今回米国で起こった大和銀行の例を見るまでもなく、外国から見たらこの日本の大相撲方は不透明で分かりにくいのです。ですから今の日本のやりかたをしているかぎり、日本は大競争時代には世界から受け入れなくなります。直接消費者の方を向いていない日本はルール違反だ。日本の消費者に我々が自由に入れないのなら、我々の市場にも日本をいれないという事で、日本が世界の市場からつまはじきにされる可能性が高いのです、もしそうなったら、日本はその時から本格的に没落してしまいます。わずか数年後には、昔の終戦と同じようにな悲惨な将来が待っているのです」
「では、日本がそうならない為には、何をしないといけないかという事ですが、実は堺屋太一もそんなに難しい事はいっていません。ただ市場でいえば、供給者保護を中止して、消費者優先の自由市場経済にしないといけない。教育はもっと個性と創造力のある教育を目指すべきだ。国も今までの建設指導社会をやめないといけない。企業も今までの先行投資型財務体質と集団意志決定方式をやめないといけないなどです。
またこれから起こる4つの変化にも、今の若者を中心とした文化よりも高齢者を中心とした製品開発をしないといけない。国際化も今までのええとこ取りの国際化ではなく、嫌な事も受け入れる真の意味での国際化をすべき。成熟社会にしても、これから貧しくなる中間所得層を一体どうするか、早急な対策を考えないといけない。情報社会に対しては、情報そのものが早く価値の産み出す社会にしないといけない。その為にお金の取れる情報の生産と加工が大切。多元性と多様性を認めないといけないというような事です。
そして日本はすべての面でコストのかからない国。規制緩和をして、企業も55年体制で固まったいろんなものを壊さないといけない。どれもこれもいろんな人にいわれている事を堺屋太一もいっているのにすぎません。決して難しい事ではないのです」
「しかしそれらを後4年までにできるかといったら、はっきりいって難しいです。やらないといけない事が分かっているのと、実際にやれるのとは違います。日本がこれをやろうとしたら、官僚や利益を得ている業界や企業から猛烈な反対を受けてしまいます。誰もが今の日本を変えないといけない事は分かっているのに変えられないのです。でも日本は大きく変らないといけません。誰かが変えないといけないのです。
ではそれを誰がやるかという事ですが、今の官僚ではない事は確かです。今の官僚には日本を動かす事はできません。見ていると政策を考える自信もなくしています。汚職の事件なども続出していますし、大蔵省なども対策が後手後手ばかりです。今の官僚では日本を変える事ができないばかりか、ますます日本を悪い方に進ませる事しかできないのです。じゃ、そんな官僚の代わりに政治家が動かすかといったら、これでもありません。皆さんも分かると思います。なら企業かといったらそうでもありません。大企業でも今、多くの問題をかかえています。いつか詳しく機会があったらいいたいと思いますが、企業という組織さえ、考えてみたら職場という縁で集まった職縁という組織でしかありません。戦後そういう職縁という組織が強くなったのです。が、今、そういった職縁という組織もいろいろとおかしくなっています。組織内のバイタリティーがなくなってきているのです。ですからこれからの日本をリードする力なんてとてもありません。自分の会社の事でせっいっぱいで、日本の事なんか考えられません。私は経団連のような所でも無理だと思います。
では企業でもないとしたらそれは一体なんでしょう。実はそれは意外な存在だと堺屋太一はいっています。いえ、予言しているといっていいと思います。何故ならそれはまだまったく世間に注目されていない存在です。吹けば飛ぶような存在です。それが後4年で、1999年までに誰の目から見ても、新しい日本をリードしていく存在になる事に、まだ多くの人は気が付いていません。幕末志士という人が突然あらわれたように、終戦、それまでまったく注目されなかった人達が、日本をリードしたのと同じように、本当に意外な人達が出てくるはずだといっているのです」
「じゃ、その意外な存在は何かという事ですが、実はそれが今日来られている皆さんでもあります。自尊好縁という言葉があります。意味は自尊の精神を持った一人一人が、好んで集まった縁という事になりますが、実は皆さんは気が付いていないと思いますが、縁の花のグループもこの自尊好縁の一員になる事を目指しています。
何故なら今日集まった皆さんは一人一人は自立しています。皆さん自分自身を尊ぶ精神を持っています。またこの縁の集まりにはお金持ちとか、学歴とか、何か特別な事をやる能力があるとかまったく関係ありません。一人一人が何かの素晴らしい役割を持っていると考えています。一人一人が重んじられているんです。そんな人達が縁の花という情報誌を縁にして、自ら好んで今日集まったのですから自尊好縁の集まりともいえます。
しかもこの縁の花の勉強会には少なくても、誰かに強制されて集まった人は一人もいません。自らの意志で集まりました。これは会社のような上下の関係が一切ない事は意味します。またもちろん上司のような存在もいませんし、もちろん誰かが指示を出すという事もありません。皆さんが自らの判断と責任で、好きな事をやったらいいのです。これが今までの会社という職場で集まった職縁の組織に変る自尊好縁という新しい組織になります。日本はこういった新しい組織でないと救えないのです。そしてそれが僕が縁の花で前から紹介していた笑顔共和国や地球村やMGになります。後、2、3年で日本人なら誰もがこういった組織を知るようになり、新しい日本の産業や思想をリードしないかぎり、日本は救えないのです」
「というのも他の企業という職縁の組織ではこれから迎える大変な時代に、皆さんを救う事はできないからです。大変な時代とはこれから大恐慌による大失業の恐怖や、食料危機による飢えの恐怖が皆さんを襲う事でもあります。その時に多くのサラリーマンに企業がするのはリストラのような事です。自分達の仲間を切り捨てるような事しかできない企業に、次の日本をリードする資格はないのです。
しかしそれが縁の花やMGならできるかもしれません。が、それは今、すぐでは決してありません。縁の花にしても、今始めて第1回勉強会をしたにすぎません。自尊好縁の集まりともいえないのです。でもこれが、2回、3回と、もうすぐ迎える大変な時代を乗り越えるという目的の為に、皆さんが勉強会に参加してくれたらその時は変ります。一人一人の力は小さくても、気の合った仲間で、大変な時代を乗り越えようという意志があれば、その時縁の花グループが誕生するからです。縁の花という情報誌で集まった縁に、いろんな情報や皆さんの力が結集し、新しい自尊好縁という本物の組織ができるのです。
しかもこの縁の花グループは、他の笑顔共和国や地球村やMGとも力を合わせる事ができます。その時にはいろんなビジネスチャンスもあると思います。次の日本の経済をリードするマルチメディア産業や本物産業にかかわる事ができるのです。その時私は皆さん幸せになれると思いますし、日本の為には後、3、4年内に、絶対にいろんな自尊好縁組織がでないといけません。そういった自尊好縁の中から次の日本をリードしていく新しい指導者が出て、日本をかえないかぎり日本は新しく変れないからです。できたら皆さんもそんな縁の花グループに一日も早く入ってくれる事をお願して終わりたいと思います。どうもありがとうございました」
さて、皆さん僕の講演はどうでした。面白かったですか。少し予定の時間をオーバーした気もしますが、なんとか話せたと思います。よかったら感想を聞かせて下さい。
また僕自身まだまだお金を貰えるぐらい上達していませんが、練習の意味ならどんどん講演したいと思います。よかったら呼んで頂けたら嬉しいです。
では皆さん今後も合縁で。・・・・
平成7年11月11日