縁の花
(本物を目指して心と心のネットワーク)
第87号
花粉
縁の花は、皆さんのおかげで3年半の準備期間を経て、今回から正式に有料で書いていきます。
これも読者である皆さんのおかげだと心から感謝しています。
又、そんな皆さんの中には、おめでとうございますというお祝いの手紙や電話をくれた人もいます。
本当にありがとうございます。
しかしその反面皆さんの中には、突然紫陽花が今回から正式にやっていきますと宣言した事に、戸惑っている人も多いと思います。
一体どうしたの。
何か心境の変化があったの。
と思っている人もいると思うのです。
ですから何故、今回から正式に書いていく事になったのか、そのいきさつを説明したいと思いますが、実は一番の理由は単純だけど紫陽花自身がそう決断したという事なんです。
これは波動の事で有名な足立育朗先生のビデオや本で知った事なんですが、決断するという事は、本物の考えとしてもの凄く大切な事です。
何故なら波動的にみて人間はこうすると決断した瞬間から、どうしよかと思っていた時よりも、エネルギーが何倍もアップするからです。
でもこの決断するという事が簡単なようで、実は大変難しい事なのです。
というのも例えば個人の事でいえば、今の会社を辞めたくても、将来の事が不安で辞められないという人は多いだろうし、もっと大きく考えれば、バブルの崩壊後の不動産業界や日本経済も土地はもう決して上がらないから、別なやり方でやるという決断ができません。
昔の夢というか、再び土地が上がる時代が来るのではないかという幻想を捨てられないから、そういった決心ができないのです。
それが不動産業界にしろ、日本経済にしろ、なかなか立ち直れない理由です。
バブルが崩壊した瞬間、もう土地は決して上がる事はないから、それを前提に新しく生まれ変わるという決断が企業のトップや、大蔵省の役人にできていたら、紫陽花は日本経済はここまで悪くはならなかったと思います。
しかしその決断がなかなかできませんし、今もまだ完全にはできていません。
最近日本政府は突然、金融業界の日本版ビックバンをするという事を決めてから、流れがだいぶ変わった気がしますが、紫陽花は日本経済が本当に復活するには、日本人全体が「新しいまったく違った日本を作るんだ」という決断をしないかぎり無理なような気がします。
前回それができたのが終戦の時ですが、今度はいつできるのか分からないけど、今、いろいろ起こっている悪いニュースは、日本人一人一人に天が早く「今の物質文明を捨てて、新しい精神を大切にした情報文明を目指す決断をしろ」といっているような気がするのです。
その時日本は21世紀をリードできる本物社会を作れる予感がしますが、皆さんはどう考えますか。
が、こんな偉そうにいう紫陽花自身、縁の花ではなかなかこの決断ができませんでした。
本音としては、縁の花を本業でやっていけたらいいだろう。
好きな文章を書くという事で、あまり儲からなくても食べていけたらいいなあとは、書き始めた当初から漠然と思っていても、そうするという決断が出来なかったのです。
しかしそれではいけないという事にやっと気が付いたので、紫陽花は有料、プロとしてやっていくと決めました。
決めた瞬間紫陽花自身確かに何故かエネルギーが高まり、やっていける自信が生まれた気がしますので、皆さんもいろんな人生の中で決断するという事をもう一度考えてみる事をお勧めします。
だけどこう書けば皆さんの中には、紫陽花が今の仕事を辞めて、縁の花を書いていくつもりではないかと心配してくれている人も多いと思います。
本当に縁の花を本業でやっていけるのと思っていると思います。
でも、縁の花が本当に軌道に乗るまでは、今の仕事は辞めませんので安心して下さい。
あくまでも紫陽花が決断したのはもう縁の花をボランティアではなく、プロとして、本業としてやっていくという事であって、まだプロになったという事ではないからです。
でも紫陽花が今回から正式にやっていこうと思ったのは、もちろん決断の重要性に気が付いたからだけではありません。
いよいよ本格的にやっていけという天の声が聞こえたというか、河内先生流にいえば霊界の応援が確実にあったのです。
というのも現実問題として、紫陽花が縁の花をなかなか正式にやっていけなかったのには、実は大きな問題が二つありました。
それが第1にコピー機の機械の問題で、第2は有料でも読んでくれる大勢の読者の獲得でした。
実は主にこの二つの事の為に、縁の花はずっと3年半も準備のままだったのですが、特にコピー機の問題は頭の痛い問題でした。
最初は友人の坂口君のコピー機、1年ぐらい前からはMGの加藤さんの紹介で、5万円で買った中古のコピー機という具合に、今までも縁ある人に助けられていたのですが、機械が古くてどうしても70人から80人が限界でした。
それ以上コピーしていたら時間もかかるし、性能的にも休ませる必要があります。
いつ壊れるのではないかと内心ひやひやしていたのです。
しかしだからといって、性能のいい、新しいコピー機を買うお金は、紫陽花にはありません。
何しろコピー機は非常に高いのです。
しかももっと問題なのはメンテナンスです。
コピー機は壊れやすいので修理をして貰わないといけません。
メンテナンスして貰う必要があるのですが、これを入れた料金は非常に高いのです。
一ヶ月に何千円も取られていたら、とてもじゃないけど縁の花の採算なんか取れません。
だから紫陽花は人数をできるだけ限定し、お金を払うから読みたいといってくれるMGや河内先生のグループの仲間からの申し出をみすみす断ってやって来ました。
MGや河内先生との縁がある人には、目的を果たしているので、無料でも縁がない人に読んで貰っていたのです。
でもそんな状況が面白いもので中古のコピーの機械が壊れる一日前に一変しました。
これが霊界からの応援だと紫陽花が確信する理由ですが、金沢の河内先生のグループの福田さんという方が偶然大阪に来て、二人である芝居をみる機会がありました。
その時紫陽花は福田さんが、事務機の会社の北陸を任されている所長だという事を初めて知りました。
さっそくコピー機の事を相談したら、済度をしている同じ仲間だという事で、信じられないぐらい力になってくれました。
1年半ぐらいしか使っていない最新のコピー機を安く、手にいれる事が可能になったのです。
しかもメンテナンスももの凄く安くやってくれる大阪の業者も紹介して貰えました。
はっきりいって儲けをまったく考えないで、動いて貰えたのです。
これは紫陽花には夢のようでした。
どこの業者も、一人で縁の花を書いている紫陽花の為に、そこまでの事をしてくれる人なんかいなかったからです。
それが所長という無理な事ができる偉い立場の福田さんとの縁のおかげで、紫陽花は一気に読者を200人でも、300人でも増やす事が可能になったのです。
又、それと同時にもう一つの問題、有料でも読んでくれる読者の獲得という問題も解決できました。
いくら安くコピーできるといっても決して馬鹿にはできない金額ですから、今までのようにボランティアではなく、有料でやっていかないといけません。
でも縁の花を有料にして付いて来てくれる読者が、どれだけいると考えると不安です。
正直言って5千円も支縁してくれた読者は何人もいませんので、いつまでたってもボランティアから抜け出せなかったのです。
それぐらいやはりお金を貰うというのは、難しい事ですし、紫陽花を含めて本物活動をしている人にはお金がない人も多いので、年間5千円でもつらいという人が縁の花にも多いんです。
だから紫陽花もその気持ちが分かるだけに、千円でも二千円でも金額は問いたくないし、まだまだ縁の花自体に金銭を取るだけの価値はないと判断している読者が多いというのも事実だと思います。
それは事実として認めないといけないと思います。
しかし河内先生のグループの人達は違います。
きっとそうなるように最初から計画されていたんだと思いますが、縁の花から、皆さんもご存じなように、いろいろな縁が河内先生とは生まれています。
これは紫陽花自身奇跡的だと思いますが、笑顔共和国の福田純子大統領から始まって、神園社長やその縁の元土肥会長、川北先生、林先生、山口君、梁本さん、西岡さんと皆さん大活躍してくれています。
大きな展望、縁がそういった人達の活躍でどんどん開け出せているのです。
ですから河内先生の人達からみたら縁の花は、年間5千円以上の価値は十分あるという人もたくさんいます。
十年以上も、いろんな理由から、展望を開きたくてもなかなか開けなかったのに、縁の花を機会に開けた事をもの凄く喜んでくれているのです。
だから紫陽花は今回、河内先生にお願いして、河内先生のグループの人達から全面的に応援を取り付ける事ができました。
河内先生のグループの人も、たくさん読者になってくれる事になったのです。
これは紫陽花にとっては縁の花の価値を一番分かってくれる頼もしい同志、読者が一度に何十人もできた事を意味します。
後はそういった人達の支援を大切にして、全面的に縁の花をどんどん広げていくだけです。
これが今回から紫陽花が縁の花を正式にやっていけるようになった真相です。
こういった多くの人達の縁に支えられて、紫陽花の長年の夢は大きく1歩踏み出したのです。
それを皆さんが、ただの偶然か、それとも必然的に天や霊界の応援でやれたと判断するかは自由ですが、紫陽花は河内先生がさせてくれたと素直に感謝しています。
だって河内先生との縁がなかったら、決して縁の花を正式に書くなんていう事は実現しなかったからです。
ですから紫陽花は今後も河内先生の事を、縁の花でどんどん書いていくつもりです。
別に河内先生から私の事を書きなさいと一度も指示された事もありませんし、河内先生の事を書くと約束している訳でもありませんが、紫陽花自身の魂が、河内先生の事を書きたがっているような気がします。
だって河内先生の事を書き出してから、やたら運がついて来た気がするからです。
縁の花でいえば一番のヒット商品。
河内先生には申し訳ありませんが、野球でいえばイチローです。
こういった一番手商品を大切にするのは、船井先生の教えです。
しかも河内先生の事は誰も書いていません。
縁の花を有料にするには従来のような誰かが書いている、いろんな本物のおっかけばかりをしていたらいけません。
縁の花でないと得られないという情報が必要なんです。
だから紫陽花は縁の花はしばらくは河内先生の事を中心に、従来のMGや個性学、笑顔共和国やその他の本物情報を交えて書いていこうと決心しました。
今まで誰も手を付けていない河内先生という大木に、しっかり縁の花というネットワーク(水や肥料)を与える事で、将来天や霊界が一体どんな花を咲かせようとしているのか。
紫陽花はもしかしたらとんでもない仏縁という花が咲く予感がするのでそれに賭けてみようと思うのです。
ただ皆さんの中には、河内先生というのがよく分からないとか、何かの宗教ではないかと思っている人がいる事はよく分かっているつもりです。
やっぱり南 阿弥陀佛とか、有縁の死者霊ですからそう誤解しても仕方ありませんし、幽霊とチャンネルを合わせる事が危険だという考えもよく分かります。
でも紫陽花はそんな皆さんにもできたら、この紫陽花を信じて、天が与えた紫陽花との縁を信じて読むだけは欲しいと思います。
と同時に紫陽花は皆さんに是非力を貸して欲しいと願っています。
というのはこの3年半で、縁の花は小さな花だけど、天からみたらとても大きな縁の花が咲きました。
それが福田純子大統領から始まって、4月29日の知花先生と河内先生のジョイント講演までのいろんな縁作りです。
それを皆さんがどう評価してくれるかは分かりませんが、紫陽花はいい花が咲いたと満足しています。
でもこんなもので終わらせるつもりはありません。
これを一つの区切りとして、もっともっと大きな縁の花を咲かせたいと思います。
それが紫陽花が縁の花を正式にやっていこうと決意させた最大の動機です。
ひとつ日本全国に縁の花という花粉を蒔いて、それを皆さんの心の中に植え付ける事で、皆さん一人一人が自分なりの本物の種を作って貰おうと思うのです。
そしてその為に、どうやって花粉を蒔くかですが、やっぱり植物を見習いたいと思うので、植物がどうやって蒔くか調べてみました。
それで紫陽花は風媒花と虫媒花の二つの方法がある事を、改めて知りました。
この内風媒花というのは、皆さんも学校で習ったように、花粉が風によって運ばれて種子を作る方法です。
マツやイチョウがこれに当たりますが、これは紫陽花でいえば、今まで通り、本物活動をしながら、紫陽花が縁合って知り合った人に読者になって貰う方法です。
でももう一つ、虫媒花といって、花粉を虫によってめしべまで運んで貰う方法もあります。
ミツバチなどがそうですが、これははっきりいって共存共栄です。
紫陽花の縁の花が皆さんにとって、蜜を与えられる程のものではない事は分かっていますが、できたら皆さんと縁ある人に、縁の花を紹介して、花粉を植え付けて頂けたら幸せです。
きっと将来素晴らしい花を咲かせられるように頑張りますし、その紫陽花の意気込みは88号、志願で詳しく書いていますので、88号も合わせて読んで頂けたら幸せです。
よろしくお願いします。
では皆さん「ありがとうございます」
平成9年5月12日