いのちの風 bS97 

平成19年月20日(火)発信 石黒大圓(だいえん

 

私の新しいEメールアドレス gytkm947@ybb.ne.jp

 

 

「いのちの風」通信「縁の花」支縁サイト

(毎月3回知人300人へ送信している、いのちや野宿者、日本についての思いを書き綴っている通信。 政治論では愛国保守系の内容です。 bS96までのバックナンバーを更新・掲載   http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm

特別号1 寝袋カンパ支援のお願い  

     この寒空に老人がダンボールのなかで震えています

特別号2 映画「4分の1の奇跡 〜本当の事だから〜」上映会&山元加津子さん講演会 

いのちの風bS96 映画&いのちと出会う会/大ちゃんの詩/炊き出し助っ人募集/百匹目のト

いのちの風bS95 赤い日の丸/飛んでるイノシシ/きいちゃん

いのちの風bS94 トラの掃除屋さん/障害をもつ野宿者/路上生活を追体験する/心やさしい

日本人

いのちの風bS93 新年のご挨拶/年賀状/大毒出しセール/日の丸掲揚/イスラム教の喜捨

いのちの風bS92 今年の総括/大圓が選んだ今年の十大ニュース/トラの掃除屋さん

いのちの風bS91 皇室中傷芝居/週刊金曜日/皇室消滅/米占領軍の負の遺産を乗り越える

いのちの風bS90 捨身虎図/非核・非武装/日本民族国家の消滅/日本核武装の可能性

 

 

 

今回のテーマ 山元さんの映画の奇跡/アホで可愛いトラッキー/長居公園テント撤去

 

 

いつもありがとうございます。 皆さんお元気でしょうか。 この冬はひどい暖冬で初雪もなく春一番の突風が吹きました。 こんな風におかしな天候が続いて地球温暖化は進行していくのでしょうか。 しかし温暖化がある程度進んだ段階で、急激な氷河時代となるという話もありますので、この地球はどうなることやら。 我々の時代にでもすでに地球は人類の住めない星になるかもしれません。 その覚悟をする、ということは各々の死生観を心に築くということです。

 

トラさんも凍えながらも奇跡生み

 

先週の山元加津子さんのドキュメンタリー映画「1/4の奇跡 〜本当のことだから〜」上映会は大成功。 1000人収容の会場が満席。 準備も人手も素人の主催者側が、感動の映画で多くの人を動かして満席にするという奇跡を生みました。 あの映画を試写会で見たら、涙、涙で誰でも他の人を呼びたくなるでしょう。 そしてスタッフも、他のイベントのボランティアに慣れた人々が口コミで集合して100人も集合! 

 

E・Eプロジェクト HP http://www.ee-pro.net
制作ブログ  http://eekakkoteam.blog70.fc2.com/
Eメール  info@ee-pro.net

 

山元加津子さんの話「みんな大好き」
http://tekipaki.jp/~gon/park/fram/F020713.htm

山元加津子さん 
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%BB%B3%B8%B5%B2%C3%C4%C5%BB%D2&fr=top_v2&tid=top_v2&ei=euc-jp&search.x=1&x=12&y=15

 

 

私はトラの着ぐるみを着て会場入り口に立っていました。 山元さんの顔の写真のついたポスターを体の前後に巻きつけて、会場と映画の案内・宣伝係をしていました。 虎の姿に来場客の皆さんは笑顔、笑顔。 皆に笑顔を捧げました。 そのトラッキーの可愛い顔と姿の写真が山元加津子さんのブログに載っています。

 

トラッキーの顔で〜す♪

http://itijikurin.blog65.fc2.com/blog-entry-281.html

 

FAXの方にはお見せできないのが残念ですが。 そして皆さん、映画に感動して、笑顔で満足して帰って行かれました。 よかった、よかった!

 

 


  素人の女性監督の必死の思いと願いが大成功に向かわせたのです。 前夜まで修正・修正で映画の完成度を高めていた。 サムシング・グレートの村上和雄先生や笑い学会副会長・産婦人科医の昇幹夫先生を、映画の最後に新しく登場させて立派な締めくくりをしていました。 科学者として「本当のこと」の検証の駄目押しを最後に述べていただいていました。

 

この映画は本物。 宇宙の願いがこもっている。 この世の真実を人に知らせて、多くの人を目覚めさせるエネルギーをもっている。 皆さんこれから全国で始まる自主上映会へご参加ください! さっそく同じ会場のクレオ大阪中央で3月2日(日)にあります。

 

 

 

トラの中は暑いと思って薄着で会場入り口で、じっとして立っていて凍えてしまいました。 掃除で動いていたら汗をかくのですが。 凍えてセキがでて風邪がぶり返したかと思いました。 映画上映中や講演のときには風邪でノドのコントロールができなくて嗚咽とセキが重なって何度も大変になりかけました。 喘息で息ができなくなって死ぬかと思った人の気持ちがよくわかりました。大勢百人ほどが集まった打ち上げ二次会では、宣伝タイムに野宿者支援のアピールはしたけれど、後でセキにむせんで疲れてダウンでした。 老年のトラはスタミナがないのですわ。

 

 

この映画の映像にたずさわっていた小野敬広さんは上映会の数日前に唯一の家族のお父さんを亡くされて一時戦線離脱。 残された入江富美子監督さんたち2人は精神的にも大変だったことでしょう。 しかしお父さんがこの映画の大成功を守護していただいていたのは間違いない。 大事なときに大変なことが重なって起こることがあるのです。

 

私も4年前、第3回「大阪メチャハピー祭」のときに警備の総責任者をさせてもらいました。 しかし母が亡くなって葬式と祭の当日が重なってしまいました。 お通夜の日にも消防署へ許可証をおもらいに行くぐらい、せっぱつまっていたのに。 葬式が終わってからラスト・フィナーレの会場へ出向いて挨拶をさせていただきました。 あの会場に亡き母も来てくれていたことでしょう。 彼のお父さんも会場に来られて彼の肩を抱いて喜んでいたことでしょう。

 

アホなトラッキーで世直しや!

 

山元さんのブログには、はにかんだように手を、口元につけているトラッキーの写真が写っています。 口元の部分が外界との窓なので手をつけていたのですが。 私の内面が出ていて可愛い? 「なんてかわいいトラッキーちゃんだこと! この中に大圓さんがいるなんて想像したくないです♪  でもトラッキーちゃんのおかげで、いろんな方に注目をしてもらえているんですね。 トラの衣を借りて・・」とmixiの中で知人に書かれてしまいました。 

 

先週の大阪駅前での掃除の時、休日であったこともあって通行客に気持ちの余裕があったのでしょうか。 「掃除、がんばって」と若い女の子たちからの声援が、道行く人や陸橋の上からも聞こえてきて、皆さんへのお礼に踊ったろか、と思いました。 乗ったら何をするかわからない還暦の老トラなのです。 

 

こんなオジンが中にいると皆知らんやろ。 それがオモロイ。 いつも遊んでいる大圓です。 大阪駅前でいつも踊って掃除しているトラッキーも面白い。 酔っ払っているんやないの?と言っている人もいました。 アホにならんとできまへん。 トラの衣を借りてアホになりつづけます。これも「面白きこともなき世を面白く」の高杉晋作の遺句の通り。 トラに衣を借りないとできないのも悲しいことですが。

 

 

 

  先週は家でおにぎり60個作っていました。 40分待ってピーピー、「できたよ」を炊飯器が呼んで、できたご飯を15分かけておにぎりを作る4回サイクル。 じっと待つ時間が長いので助っ人は頼みませんでした。 映画宣伝などに時間が取られて片付けができないまま、送られてきた衣類で家の中はゴミ御殿。 これでは助っ人を恥ずかしくて呼べないですわ。 

 

炊き出し助っ人募集のSOSを出したら、さっそく2人が来ていただきました。 助かりました。 愛知県からも神戸へ来たついでに、と参加していただいた方がおられました。 「初めて炊き出しを見るけれど、皆んな輝いて動いているね。 前を道行く人の方が表情が暗い」と言われました。 特に以前いた居丈高なリーダーがいなくなっていたので、皆が自由に動き出したので、よけい明るくなったのでしょう。

 

 

 

「いのちと出会う会」への参加予約が少なかったら、いつもSOSと「いのちの風」通信で呼びかけたら何人かが来ていただけます。 ありがたいです。 この通信がなかったら「いのちと出会う会」は参加者不足で中断していたことでしょう。 この会も炊き出しも日々の継続が大事だということです。 

 

mixiの中の知人が書いておられましたが「私にとって書くことは自身の浄化のプロセス。 そして、宇宙からのメッセージを地上におろし、それを社会に反映させていく癒しのブロセス。この肉体が必要なくなり地に返すまで、何かしらのメッセージを書き続けたい」。 同感でした。 何か上から書かせてもらっている気がします。 それでないと自分自身でさえ涙ぐむような文章が書けるわけがないのです。 


温かさ 人権叫ぶ その前に

 

先々週の寝袋配りの金曜夜は雨でした。 「我々の寝袋配りは始まって5年ほど経つけれど、今まで雨で傘をさして配ったことがないね」とその前に相棒と語りあっていました。 それほど今まで奇跡的に雨に当たらなかったのでした。 今回が始めての雨。 私の風邪もまだ完璧に治らなかったし中止にしました。       

 

暖かくなってきて寝袋配りも終了間際です。 しかし今年はカンパをたくさんいただいたので3月までやります。 この頃には官庁の仕事が減って、野宿となる人が多くなるらしいです。 春でも夜には冷え込みますからね。 老人の野宿者には風邪で肺炎になって命を落とす人もいる。 もう少しのがんばりです。

 

 


  先日の長居公園での野宿者のテント撤去問題。 多くの方に「あんたもあそこで暴れていたのではないか」と問われました。 私はあのようなサヨク過激派による騒動には反対の立場です。 しかし大阪駅前の清掃に参加してくれている野宿者の1人は、あそこへ行ったと言っていました。 彼は釜が崎の支援活動に積極的に参加していて情報もくれます。 彼はあの日、野宿者側に立つ抗議のスクラムから数回引きずり出されたそうです。 よく逮捕されなかったものです。

 

またニュースによると、フランスで野宿者支援をしている人権団体が大阪市のパリ事務所を一時占拠したとの報道がありました。 人権団体のメンバーとパリ在住の日本人約20人が、大阪市の長居公園でホームレスのテントが強制撤去されたことに抗議。 そして撤去問題と関係ない、企業誘致など経済的な活動を行っている大阪市パリ事務所の一室を一時占拠しました。 「日仏の野宿者との連帯」を叫んでやるなら,暴力行為も正当化されるというサヨク過激派思想には、私は連帯できません。  

 

  フランスでは警察がホームレスに強制移動を命じて暴行を加える。 そのために多くの野宿者が市民に提供しているホームレス体験用のテントへ移住して来ていると、以前のフランスからのニュースにありました。 しかし大阪の警官は温情がある。 私たちが商店街や駅前で寝ている野宿者へ寝袋を配っている姿を見て「ご苦労さん」と言ってくれる。「自分たちもなんとかしてやりたいんです」と言っていました。 

 

熱射の、酷寒の、路上で何年も寝ていたら、たとえ違法であってもテント暮らしをしたいだろうという気持ちはわかります。 しかし違法と知っているのでテント暮らしをしない善意の野宿者もいる。 その違いをわかっている警官は路上で寝ている野宿者には温情をかけてくれる。テントを撤去した行政も暴行を加えていない。 

 

全国から集まったサヨク過激派の応援隊が騒動を引き起こしたかっただけ。 彼らは路上で寝ている野宿者には目もくれない。 テントから追い出された野宿者の生活の面倒を見るのは仲間の野宿者たち。 過激派は終わったら示威行為のスクラムデモをして解散。 野宿者にとってはいい迷惑 野宿者は過激派の仲間と見られて世間からますますうとんじられるだけなのです。 

 

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