いのちの風 bT01
平成19年3月31日(土)発信 石黒大圓(だいえん)
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今回のテーマ 鍵山秀三郎氏/掃除の実践/教育勅語/従軍慰安婦/反日工作
いつもありがとうございます。 やっと春めいてきましたね。 皆様いかがおすごしですか。 寝袋配りも3月23日で終了しました。 今年は大口のカンパがあったので合計約1500個は配れました。 詳しい募金集計は後日にお知らせします。 カンパや衣類をいただいた皆様、ありがとうございました。
日本は掃除の心で美しくなる
(前回の続き) 「直言!日本の教育」自動車部品販売・イエローハット相談役・鍵山秀三郎氏からの抜粋です。
鍵山氏は「日本を美しくする会」を設立され、トイレ掃除を通じて子供たちの心をつかみ、荒れた学校を建て直して来ておられます。
「日本の教育に、いま欠けているものについて、まず、先生に望むことは、子供たちの心を開くことから入ってほしいということです。 先生が自分の全人格で子供たちを感化し、そのあとで教化すべきですが、感化するということが抜けています。
学校には掃除の時間が15分くらいあります。 15分だけですが、そこで生徒とともに掃除をし、子供たちに人格的な感化を与えるように心掛けてもらいたいものです。 子供たちが箒(ほうき)を持ってふざけ合っていても15分です。 この大事な時間がおろそかにされていると思います。 掃除の時間に先生が職員室でたばこを吸っていて、子供たちがどう掃除したかも全く知らない。 道具も粗悪品が支給されていて、数だけそろっていればよいというように、形式主義に陥っているところがあります。
若い先生の中にも、そう心掛けようとする人がいます。 しかし、そういう先生がむしろ疎外され異端視されています。 本当はその方が正しいのに、正しいことをする人の方が異端視されるという風潮があるのです。
良いことをしようとすると、必ずやりたくない人から妨害が入ります。 そういう目に遭っている先生を見ると残念だと思います。
校長先生などは、良いことをするより、組合の先生から要求されることの方が多く、それに対応するだけでエネルギーの大半を費やしている場合が多いようです。 これが今の学校の姿ではないかと思います。
皆、先生が一緒に掃除なんかしたって学力は上がらないと考えています。 実はそうではありません。先日、
日本の教育をゆがめている元凶は日教組です。 組織率は低下していますが、数が減った分だけ危機感を持ち、密度が濃くなっています。 退職校長の話を聞くと「自分の校長人生は組合対策だった」とよく言われます。 それに対して、大半の教育委員会は校長を支えることができていません。
私は小学校6年1学期まではだらしのない少年でした。 家が裕福だったので、両親もこれといった仕事をしないで暮らしていました。 ところが、終戦の年の3月に疎開し、疎開先で両親が骨を折っている姿を見て、私は変わりました。 親の生き方で子供に示すというのが最良の教育です。 今、日本の子供たちは、物が豊かな時代に生きています。 お金や物、時間がたくさんあることは良いことですが、その分価値が下がり、粗末に使うという欠点があります。
英国の思想家、カーライルは「最大の教育は手伝いである」と言っています。 私も親の手伝いをするようになってから立ち直りました。 手伝いをすると自由に使える時間が減り、時間を大事にするようになりました。 だから、ボランティア活動や人の手伝いをすることに大いに時間を使うようにしていくことが肝要です。」
かぎやま・ひでさぶろう
昭和8年東京生まれ。同27年戦時中に疎開先の
教育の理想はすでには勅語にあり
教育についての私、大圓の理想は、まずは、祖国を誇りに思う教育。 どこの国でも行っている教育です。 それをないがしろにして「日本に生まれたことが恥ずかしい」と革命の戦士を作る教育、腑抜けを作る教育を戦後してきたのが日教組でしょう。 そして、国旗・国歌が学校の式典に現れる教育。 それがまず教育の最初です。 それが世界の常識です。
さらに、人として社会で生き抜ける教育、命をかけてでも友を救う教育、伝統文化を尊敬する教育、日本の象徴、皇室を尊崇する教育、父母兄弟夫婦愛和しお互いを尊敬すべしとする教育、先祖を敬う教育・・・・
すべては教育勅語に述べられています。 以下は教育勅語の十二の徳目です。 世界共通の道徳倫理であり、当時世界各国は道徳教科書の参考にしたのです。
@ 父母に孝(親や先祖を大切に)
A 兄弟に友(兄弟は仲良く)
B 夫婦相和す(夫婦はいつも仲むつまじく)
C 朋友あい信ず(友だちはお互いに信じあおう)
D 恭儉、己を持す(自分の言動を慎もう)
E 博愛、衆に及ぼす(広くすべての人に愛の手を)
F 学を修め業を習う(勉学に職に励もう)
G 智能を啓発(知識を高め才能を伸ばそう)
H 徳器を成就(人格の向上につとよう)
I 公益を広め、世務を開く
(広く世の人々や社会のために尽くそう)
J 国憲を重んじ国法にしたがう
(規則に従い社会の秩序を守ろう)
K 義勇、公に奉ず
(正しい勇気を持って世のため国のために尽くそう)
教育勅語
教育勅語 口語訳
http://homepage1.nifty.com/koutarou/kyouikucyokugo.html
鍵山秀三郎氏が、日教組が日本の教育をダメにしている元凶であると発言されて、安倍首相の「教育再生会議」に参加されています。 そして「トイレ掃除」をはじめとした地域活動を通じて、戦後社会で失われてきた「公」の意識を養うことを期待されています。
安倍首相の著書「美しい国へ」は鍵山さんの「日本を美しくする会」の名称から名づけられたのではないか。 美しい日本の原点はトイレ掃除です。 鍵山さんが安倍さんの応援に駆けつけていただいたこと、心強いかぎりと感謝いたします。 全国の「掃除に学ぶ会」の同志は今後も美しき日本に勤労奉仕していきます。
慰安婦で 反日結束 朝日新聞
米下院で旧日本軍の「慰安婦」問題について対日非難決議案が採択されようとしています。決議案は旧日本軍がアジアの女性たちをセックス奴隷としたことを日本政府は公式謝罪せよというものです。 このような馬鹿げた告発は、歴史の真実を知ろうとしない反日のプロパガンダです。
慰安婦問題は1990年代初頭に朝日新聞が、戦時勤労動員制度の「女子挺身隊」を「慰安婦狩り」だったと歴史を捏造して報道したことから、日韓間の外交問題に発展したのです。 以下整理します。
【1】 1983年(昭和58)吉田清治が、著書「私の戦争犯罪・朝鮮人連行強制記録」の中で、昭和18年に軍の命令で「挺身隊」として、韓国済州島で多数の女性を「強制連行」して慰安婦にしたという「体験」を発表。 朝日新聞は、これを1991(平成3)年から翌年にかけ四回にわたり報道。
【2】 だが、この証言は作り話だったと本人自らがのちに証言している。 TV「朝まで生テレビ」でもウソであったと告白している。 また地元済州島の新聞社でもウソであると検証された そして90年代半ばには、学術レベルでは「強制連行」はなかったことで決着がついている。 しかしこれを事実として報道した朝日新聞は未だに記事を訂正していない。 そのため事情に詳しくない海外の研究者や政治家が、「強制連行」の証拠として吉田証言を引用する例が今日もあとを絶たない。
【3】 その後も朝日新聞は、「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」の一人が名乗り出たと報道。 しかしこの女性、金学順さんは「女子挺身隊」として連行などされていないことを本人が韓国での記者会見で語っている。 彼女は生活が苦しくなった母親によって14歳の時にキーセン検番(日本でいう置屋)に売られたのです。 当時、日本でもあった気の毒な「身売り」の話です。 国家による組織的な強制連行とは関係ない。
【4】「女子挺身隊」とは、昭和18年に閣議決定されたもの。 金学順さんが17歳で韓国人検番の義父に日本軍相手の売春婦として連れていかれた昭和14年には「女子挺身隊」は存在していなかった。 「女子挺身隊」とは、販売店員、改札係、車掌、理髪師など17の仕事への男子就業を禁止し、25歳未満の女子を日韓で戦時中に動員したもので慰安婦とは何の関係もない。 朝日新聞は身売りであったことを意図的に隠して強制連行されたとウソを報じたのです。
【5】 また慰安婦問題がこんなにこじれたのは、93年の河野洋平官房長官談話に責任がある。 河野談話は、確かな証拠もないまま、官憲による慰安婦の「強制連行」を認めたかのような内容となっている。 この河野談話によって日本政府は、慰安婦が軍によって強制徴集されたことを公式に認めてしまったことになった。
これを契機として中学高校のほとんどの歴史教科書に「従軍慰安婦」が記述されることになってしまったのです。 そして外国でも、これが「日本が強制連行を認めた」と宣伝される材料に利用された。 今回の米下院の決議案は朝日新聞が発した誤った報道によって引き起こされたものです。
【6】 ソ連が崩壊した後の空虚を埋めるべく、従軍慰安婦問題を朝日はでっち上げ、国内と海外を反日で結束させようとしているのです。 「従軍慰安婦問題」とは、ソ連崩壊により新たな戦略の必要性に迫られたサヨクが編み出した反日工作なのです。 過去の従軍慰安婦報道を見ればわかります。 過去には一桁だった「従軍慰安婦」の記事は、1991年ソ連崩壊後は百桁に急速に増えているのです。
この問題が浮上した当時の盧泰愚韓国大統領は「我々はこんなことを問題にしたくはないが、日本のマスコミが騒ぎ立てるので、無視するわけにもいかず困っている」と日本の月刊誌で語っているのが真実です。 (詳細は次回から)
(完)