【いのちの風 bT13】
平成19年7月31日(火)発信 石黒大圓(だいえん)
今回のテーマ
安倍政権の敗北/サヨク占領軍との闘い/公務員国家の退廃/無投票の意味
いつもありがとうございます。 七月は超忙しかったのですが、先週の小豆島養心の会での私の講話が終わって、やっと多忙な日々が終了しました。
そして梅雨も明けました。 しかし選挙の方ではやはり事前の予想通りに与党の大敗で終わり、また梅雨空のような暗い日本を生み出します。 一番喜んでいるのは数百人の日本人の命を奪って、実質的に日本と戦争状態にある北朝鮮です。 北と友好関係にある民主党はこれからますます拉致問題解決の邪魔をしてくるでしょう。 正義・命は二の次の民主党です。
この参議院選では本来安倍首相が国民に問いかけていた将来の日本の国家像を問題にすべきでした。 日本の行く末、国民の生き方の問題が争点となるはずでした。 憲法改正、国防、教育改革、公務員制度改革、米中韓北との政治問題などの硬派な問題が問われるべきだった。
欧米では税金や年金などの問題は選挙の議題としないという暗黙の了解があるといわれます。 税金が高い、安いで判断されたらスーパーの値段と同じで、安い店へ客が行くようなもの。 これを「バーゲンセールの民主党政治」という。
また占領米軍が去った後、日本を占領した共産党シンパが作った「戦後レジーム」からの脱却。 歴代内閣が何十年も先延ばししてきたこの問題に、安倍首相はかたをつけた。 また国会を延長してまで断行した公務員法改正。 利権にむらがる自治労や高級公務員を排除したのも安倍首相の功績であった。
安倍政権は何度も場外ホームランを打ってきた。しかし内野のエラーが続いて評判を落とし、また相手方ベンチのマスコミの野次攻勢に大敗北を喫した。 決して民主党が立派な政党だから皆が投票したのではない。 女性週刊誌のゴシップ的扇動の結果である。
安倍首相は戦後初めて国家と日本への誇りを問う政権として登場したのです。 しかしサヨクや左派マスコミ、官公労組合などの社会主義抵抗勢力はこの姿勢に我慢ならなかった。 思想的また金銭的既得権を取られる恐怖から彼らは反撃にでた。 安倍さんの改革は今回の敗北で一時は頓挫しそうです。
中韓朝と連携したサヨクマスコミの狂的なバッシング。 国家を論じることを回避しようとするサヨク勢力。 そして唯物的国民が好むように「金、金」と年金問題を前面に出してきた民主党。 年金問題は民主党の支持基盤の自治労のサボタージュ体質が原因です。
【公務員 遊びをせんとや生まれけん】
「できるだけ働かないのが労働者の権利だ」と言っていた社会保険庁の自治労が年金を無茶苦茶にした。 年金の金を不正流用していた社会保険庁の公務員根性。 社会主義的公務員労働組合のおごりがすべての元凶です。 JRなどはそこから脱却して成長企業となった。 公務員労組と離れた企業は正常化するのです。 その自治労が民主党の支持基盤とは情けない。
親方日の丸の社会主義思想も諸悪の根源です。 社会保険庁職員に限らず日本の公務員は、勤勉の美徳を日本国民から忘れさせようとしてきた反国家的人種です。 これに敢然と戦いを挑んだ安倍さんの敗北は、無念の一語につきます。 社会保険庁職員の怠慢を棚に上げしての安倍「年金」批判は、盗人猛々しいとしか言いようがない。
しかしながら今回、安倍政権が大敗を喫しても「大丈夫」。 いつまでも反安倍で凝り固まったら、戦前の「鬼畜英米」と同じ。 正義の女神の天秤がひっくり返えされても、その天秤はいつか正義の方に傾く時がきっと来ます。 吉田松陰先生の「神州不滅を疑う罪、浅からず」の信念で、希望をもって神国日本を護って行きたい。
日清戦争の後に受けた三国干渉の屈辱。 その時日本国民は心奮い立たせて臥薪嘗胆(薪の上で寝て、苦い胆(きも)をなめることで屈辱を忘れないようにした)を誓って苦難に耐えた。 あの雌伏の時代の後には、日露戦争の大勝利という、世界が奇跡と見た日本の復活がありました。 その臥薪嘗胆の時代が再び来ました。 そしていつの日か、日はまた昇ります。
心尽くして魂磨き、祖国の復活一人ひとりの精進にあり。
神佑天助を信じて私も闘います。 苦難というものは正しい道を歩んでいる者には襲いかかってくる。 その試練によって祖国はより強くされるという希望を持ちたい。 試練を喜んで受け入れるのが日本精神でもある。 一方それがないのがサヨクです。 苦難を与えるものに人権蹂躙だと攻撃をしかける。
大和魂は、散っても魂は残ると考える。 今の自らの命は失われても、天は後世の人々は救ってくれる。 神佑天助の志をもってサヨクとの戦いに私は身を捧げたいのです。
日ごろの精進は報われる。 愛国保
守も身を修し、魂を清めていれば、いつか神風が吹く。 それが霊的民族派の真骨頂と信じます。
【無投票 政府信頼の証拠なり】
あれだけサヨクマスコミが反安倍で騒いだのに、大幅に増えた期日前投票を入れても、投票率は前回とはあまり変わらず60%以下しかなかった。 あんなに「年金! 閣僚の不正!」と野次っていたのに。 実に平和なノー天気な日本国民です! フランスでは投票率80%だそうですが、日本国民は現状で良いと思っているでしょう。
今後日本がどうなっても文句は言いません、という人たちです。
「おかみにお任せしていれば間違いない」という考えである。 政府への不信感がない。 マスコミにあれだけ扇動されたのに動かない日本国民。
ということは無投
票の票は政府信任と見なすべき。 反対政党に入れる気もない、文句も言わない票は、政府を信頼していると見なすべきでしょう。
多くの無投票は平和で豊かな国家を築いている与党への信任票だと見なすべきです。 国家に対して理不尽だと感じるなら、反対投票で政府を打倒しようとするはず。 それをしない日本国民の無投票は、これから政府信任票と見なすべきです。 貧しく不自由で無秩序な国家では、このような低い投票率など考えられない。 我々がこの国を築くという信念が、そのような国の国民にはある。 その信念のない日本国民の多くの無投票は「政府信任票」だという法律でも制定すればいい。 そうすれば国民は動くでしょう。
投票をしたくない人がいるならば、反対政党中心に選べばいい。 本当に政治で苦労している国民ならば、反対政党に入れる行動を取るはず。 政治で苦労していない日本国民だからこそ投票に行かないのです。 選挙に行かないのは本来、国民としての権利を放棄しているのです。
先祖が血と汗を流して獲得してきた恩に報いるという考えがない。 選挙権は当たり前と考えて、それへの感謝がない。自己チューでしかない。平和ボケ、豊かボケ、でしかない。 自分の生活にしか関心がない利己主義者です。 国家への関心がないのは非国民です。
【言挙げのなき民草は自己なきなり】
「声なき声」だとして白票を投じるなど、どのようなメッセージをそれに託して何を叫ぼうとしても決して政治には届かない。 実際は白紙委任しているだけ。
また反対政党に対しても、政策が気に入らな
いから投票したくないという人がいる。 また自分が投票したい人がいないから、投票をしないという人もいる。 それを政治的意思の表明だという人もいる。
しかし自分の意見を言わない、言挙げしない日本の伝統を守っている限りは、民主主義は成熟しない。 民主主義が成立した欧米では人の数ほどの政党があるというほど、議論が渦巻いている。 米中韓朝から誹謗中傷されても何も言わない、日本政府の心理の底には、今回のように政治に参加しようとしない日本国民の意識が反映しているのです。
黙っていても真意を察してくれるはず、などという日本的美徳など民主主義にはクソくらえです。 いつも黙っていて、何を考えているかわからない人だ、と妻が夫に対して離縁状をたたきつける。 黙っていても分かってくれていると思った、と夫が後で言い訳しても後の祭りです。 そんな情けない国民に成り下がっている。
無投票の意味が、
@自分の投票したい人がいない
A遊びに行きたいから投票しない
B政治に関心がないし、誰に入れていいかわからない
C政治に期待しない
など、これらのどれに該当するのかわからないのでは
投票の権利をドブに捨てたのも同じです。
「発言はしないが、私の隠れた意志を汲んでほしい」という日本的無言の意思表示など、民主主義では通用しない。 自分の意見をもって発言することこそが、その人の存在理由(アイデンティティ)です。 意思表示をしないなど、民主主義とはかけ離れた行動を取るような「甘えの論理」では民主主義は成立しない。
お互いに意見を言い合ってこそ理解は深まる。 理解とは人の意見に同調することではない。 そのようなものは民主主義ではない。 お互いの論理の欠点を叩いて、論理的に勝ったほうが真理に近いというのが民主主義です。 理解は相手の論理を検証することから始まります。 甘えの論理では検証は不可能です。
「選挙って、いくら払うかわかんないじゃん、嫌だよ、金払ってまで。」とサラリーマンが電車の中で語っていたと聞きました。 投票のやり方さえわからない人間がいるのです。 エロマンガや競馬競輪新聞ばかり読んでいる人間には、政治は要らないでしょう。 そんな連中は中共や北朝鮮にでも送って、世界の政治の悲惨な実情を見せればいいのです。
どれだけ日本が幸福な国家であるかを身にしみて感じさせるしかない。 しょせんは「ゆでガエル」状態の日本。 社会主義国家や公務員絶対優遇国家に日本がなるまでわからない。 その後は血の汗を流して苦労すればいいのです。
それを
経験させてくれるのがありがたいことに、エセ社会主義政党、民主党なのです。
(完)
【リンクのホームページ】
★「いのちの風」通信「縁の花」支縁サイト ★bT11まで更新されました
(毎月3回知人300人へ送信している、いのちや野宿者、日本についての思いを書き綴っている通信。 政治論では愛国保守系の内容です。 bT11までのバックナンバーを更新・掲載) http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm
↓
いのちの風511 精神世界と反共主義/マルクス主義的(共産主義的)唯物論/ニューエイジ
いのちの風510 韓国人からの謝罪要求・その2/韓国に帰っていった女子学生の話
いのちの風509 衣料カンパ願い/6月22日号外/てんつくマン映画/韓国人からの謝罪要求
いのちの風508 グアム人の悲しみ/市民としての権利と義務と強制/言葉を失ない滅びゆく民
いのちの風507 農相の自死/罪の背負い方/いのちを超えるいのち/誇りを失なった民族
いのちの風506 EM環境浄化活動/日本熊森協会/国民参加環境運動/森は海の恋人/汎神教
いのちの風505 ソニーを生んだ障害児/幼児教育/野口雨情/しゃぼん玉/日本の童謡・唱歌
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いのちの風503 倫理法人会/八尾府議会議員選挙/人間拡声器/たった一人でもやれるやん!
いのちの風502 小野元裕起つ!/共産主義にリベンジを!/素人軍団の奮戦/政はまつりごと
いのちの風501 鍵山秀三郎氏/掃除の実践/教育勅語/従軍慰安婦/反日工作
@ 「いのちの風」通信
(大阪駅前炊き出しや清掃の写真が載っています。 画面左にある「4、最近の活動」には踊り
子大圓が、踊りの出場を前にして踊っている写真の連写が載っています)
(なぜかいつの間にか削除されています)
http://www.geocities.jp/ishiguro_yoshihiko/index.html
A 知人の野瀬泰良さんの霊園会社のホームページに、私の体験談を載せていただいています。
美原ロイヤル・ニュース (平成16年冬季号 VOL.8の3ページ目) 「【シリーズ】別離
の哀しみを乗り越えて 人と人との魂の絆に気づいて 野宿者救済運動を始める」
釜が崎での炊き出しの写真とともに私の体験と考えが掲載されています。
http://www.noseh.com/
B 應典院HP「いのちと出会う会」(石黒司会の應典院での年9回開催の名物イベント行事)
http://www.outenin.com/inochi/deaukai_1.html
應典院HPのなかの「いのちと出会う会」過去の開催記録(第1回〜第69回)
http://www.outenin.com/inochi/deaukai_3.html
mediaXから配信しているインターネットTV『Tv−Woo(http://tv-woo.jp/)』で應典院での「いのちと出会う会」が映されています。
画面のずっと下の方の、お勧め番組「Tv−Woo」
「ケースケ講演する 前編・後編 第66回 いのちと出会う会にて」をクリックしてください。
2時間のビデオが放送されます。
最初の視聴には上の黄色い部分をクリック
しないと映像が出ないかもしれません。 紺の作務衣姿の司会者の私が動き回っているのが映っています。
C 大阪メチャハピー祭
(立上げの時から参加して実行委員兼踊り子として関わった、鳴子を鳴らして踊るよさこいソーラン踊り系踊り祭。 昨年で7回目、大阪城ホールなどに7000名が参加する子供中心の踊り祭で子供たちに夢と希望を与えようという大阪の一大イベントに成長)
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/mecha/
「2006年・大阪メチャハピー祭」のスライドショー
(「大阪の子供たちに夢と希望を!」「大阪の商売人がんばれ!」「大阪の文化は日本一や!」 この曲のメッセージを、これからも大阪じゅうにまき散らしていきます。 いつでも踊りの出前行きまっせ!)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=Y/xcPpX4__GKUTAF6Eq.PMqehLcwBpX8jEYGJBYuJLOSEhRXPKHlXbvu73Ci83qIZgVPT3bkbolbX1KdiDF7hzs
D せんば花金夜市
(よさこいソーラン踊りを私が踊っています。 虎のぬいぐるみも私です。 画面右の写真をクリックすると大きく写ります。
この着ぐるみを着て大阪駅前で野宿のオッチャンたちと掃除もしています)
http://www.home-smile.com/hanakin/index.html
トラッキーの掃除屋さん(別のところで宣伝マンをしている姿です)
http://itijikurin.blog65.fc2.com/blog-entry-281.html
E インターネットサイトのmixiに「大圓(だいえん)」として参加
(知人の紹介がないと、ここへ参加して内容を閲覧することはできません。 参加ご希望の方はご連絡ください)
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=783617