いのちの風 bT19
平成19年10月1日(月)発信
今回のテーマ 阿倍野高校での講演/胎内記憶/反日の地球村・高木善之氏
いつもありがとうございます。 彼岸が終わって暑い日、涼しい日が交代で続きます。 今年は旧暦では残暑はないと聞いていたのですが・・・皆さんお変わりありませんか。 今月から毎週金曜日の寝袋配りが始まり、忙しい日々が相変わらず続きます。 また寝袋カンパをお願いする時期になりました。 その節にはよろしくお願いいたします。
9月20日に大阪府立阿倍野高校で講演をさせていただきました。 知人の先生がここの人権講演会の担当となって、在日人権問題の代わりに、私の講演を差し替えていただいたのです。 この先生は阿倍野高校を支配する日教組と孤軍奮闘で闘っておられて、多くのサヨク活動家を排除されました。
この先生の活躍もあり、新しく赴任された校長と組んで、拉致被害者家族の有本さんご夫婦も講演に呼ばれました。 拉致は現在の日本における最大の人権問題です。 しかし日教組やサヨクは北朝鮮支持であり、拉致を無視してきました。 今までここの人権講演会は人権平和を唱える彼らサヨク言論活動の一環として利用されてきました。 その先生が野宿者人権問題として今回私を推薦されたのです。
しかし私は野宿者問題を人権問題ではなく、人道問題ととらえています。 釜ヶ崎のサヨク活動家のように野宿者を人権問題として政治的活動に利用しようとは思いません。 それを知っておられたので、その先生が私を推薦していただいたのです。
私は家族の死から人間は霊的な存在だとわかった。 そのことを講演で言いたい、と人権担当の別の先生に前もっての打ち合わせの日に話しました。 そうしたら「霊的」なんてことは言わないでほしい、と釘を刺されました。 しかし知人の先生は
講演会は冷房のない暑い体育館で行なわれました。 体育館の床に240人もの生徒が座っている姿は壮観でした。 演壇もなく生徒たちの前には長机がぽつんと一つあるだけ。 正直少しビビリました。 しかしトラの着ぐるみの頭をかぶって黄色いTシャツと黄色いズボンのいでたちで、手を振って登場。 不思議なことに気持ちは落ち着いていました。
日教組は霊的な人生観といったものを毛嫌いする人種です。 その先生の希望もあって、わざと、私は家族の死にまつわる霊的な体験(以前に「いのちの風」bR51に書いたもの)を中心に講演を組みました。
「いのちの風」bR51「家族の霊的体験」
http://www.geocities.jp/ennohana/enisiguro351.htm
講演は 唯物主義との 闘いなり
最初はトラッキーの掃除が始まったいきさつ。 そして家族の死と霊的体験。「前世でこの世での人生を決めてくる」という話。 臨死体験。障害も病気も野宿も前世で決めてきて、過酷な人生を選んできたその人々はすばらしく進化した魂なのだ、尊敬すべき人々なのだ、という飯田史彦さんの理論を紹介しました。
そして次なる極めつけは胎内記憶。
胎内記憶
4歳までの幼児に、生まれる前のことを聞くとお母さんのおなかの中のいた時のことを語る子が多いのです。 さらにお母さんのおなかのなかに入る前にいた別の世界のことを語るのです。 このことは先日、中央区倫理法人会で講話された産婦人医師昇幹夫先生も、講話の冒頭で話されていました。
昇幹夫先生
それで私は生徒たちにこう語りました。
「皆さんは両親がセックスして勝手に生まれてきたと思っているでしょう。 違います。 皆さんは親を自分で選んで生まれてきたのです。 4歳までの子供に「〜ちゃんは、どこから来たのかな?」と聞くと、母親の胎内にいた時のことをしゃべったり、その胎内に入る前の天国で魂だけで生きていたことを話す子供がいるのです。
そしてこの地上で一緒に暮らすことになる兄弟姉妹たちと一緒に、地上にいる母親のことをしゃべったり、順番に母親の胎内に飛び込んでいくことを話したりしていたと証言するのです。 皆さんは空の上から兄弟姉妹と一緒に親の姿を見ていて、その選んだお母さんの胎内に順番に飛び込んできたんですよ。
皆さんは、親が勝手に生んだのではない、 あなたが親を選んで生まれてきたのです。 つらい家族での経験をして悩んでおられる方もおられるかもしれません。 しかしすべては自分の責任でその親を選んできて、苦しい試練を乗り越えて、親との人間関係から人生の学びを得ようとしてこの世に生を受けたのです」と語りました。
そしてオヤジ狩りに私が会った話。 オヤジ狩りの後遺症の左肩の痛みから、当たり前と思っていた多くの天からの恵みに感謝する人生観を得たことを話しました。 日々何もないことがいかにありがたいことか。 病気も障害もない、毎日食事ができる、お父さんには皆さんを養える仕事ある。 親がいて、家族があって、皆さんは毎日帰っていける家がある。
野宿者には家も風呂も寝床もトイレもない。 彼らと比べていかに恵まれていることか。 親が死んだり、住んでいる家から追い出されたら、たちまち皆さんでもホームレスになるんです。 日々の暮らしがいかに恵まれていることか。 すべては当たり前ではないのです。 その多くの人々からの恵みに感謝して、お礼として社会に恩返しの行動をしていくのが、人間としての勤めだ、とオヤジ狩りの経験から学んだのです、と生徒たちに伝えました。 (続く)
日本より 地球が大事な 地球村
地球村の高木善之氏を私が所属している倫理法人会が表彰するというのでネットで調べました。 そしてやはり彼には違和感をもちました。 そして表彰に対して反対しました。 彼は地球市民を育てると称して日本国民であることを拒否しているのです。 彼は脱原発、非戦を唱えていますが、反原発、反戦をオブラートにくるめているだけです。昔、地球村の講演会へ行って「ふるさと」の歌を歌って号泣したことがありました。
日本の魂に触れた気がしたのでした。
しかしその後、地球村に集まる人々の実体を知ってからは会員であることを止めました。
彼らは環境問題という方便を使って「日本人である前に地球市民であること」「祖国否定」を強調したいのです。 「過去の日本を悪だ」としてわが祖国を軽蔑し、日本の歴史と文化を尊び、日本人としての誇りを持つ精神はありません。 高木善之氏のブログによると明らかに彼は反戦非武装主義者と宣言しています。
彼の地球村には国旗国歌には拒否反応を示すサヨクが集結しています。 彼らの心にあるのは「地球は残ってもいいが、日本は残る必要はない」というサヨク自虐史観です。 高木善之氏はそれをオブラートにように柔らかく包んでいる政治的活動家です。 日本人として生きていくより、日本人より価値が高い地球市民人として生きていくことに存在意義を見出す団体が地球村です。
倫理法人会の元となる組織、倫理研究所の伝統的日本的価値観と、高木氏の地球村の反国家的価値観とは本来対立するものです。
私の「いのちの風」通信は倫理の教えに共感しても、地球村の思想とは共存できません。 先日この通信に載せました「今週の倫理」517号「尊い命の散華(さんげ)を心に刻む夏」では「大東亜戦争」という言葉がありました。
「
尊い命の散華(さんげ)を心に刻む夏」
http://www.h7.dion.ne.jp/~topstudy/070728.html
高木氏はこの言葉を忌避し、東京裁判によって押し付けられた自虐史観を持っています。 彼は元・全共闘活動のリーダーであり、「臨死体験」によって目覚めて「環境問題」の精神世界系指導者に転向したように言っています。 しかし本質は日本共産党青年組織、民青の如きソフトコミュニストです。
高木善之 地球村 全共闘
生長の家の創始者谷口雅春氏の孫、雅宣氏も元・全共闘の闘士。 彼も地球村が取り組んでいる環境問題を大々的に宣伝して、地球市民である前に日本国民であることを忘れさせようとしている。 そうして愛国的だったこの団体を、地球環境問題に心向かわせて左傾化させようとしています。 そして創設者雅春氏の愛国書の多くを絶版にして、生長の家を雅春氏中心の思想から雅春氏中心の団体に変えつつあります。
谷口雅宣氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%8F%A3%E9%9B%85%E5%AE%A3
谷口雅宣氏反戦
そのために雅春氏を尊崇する多くの人々が生長の家から分離独立していっています。 日本の愛国勢力を生み出してきた伝統ある生長の家の信者を、日本国民でなく地球市民にしようとしているのが彼です。 高木氏もまったく同じパターンで、サヨクが宗教的・環境的なカモフラージュを装って、反戦反原発反日の意図を隠しながら、祖国を食い荒らしつつあるのです。
そして何よりも許せないのが、彼が倫理の創設者丸山敏雄氏を誹謗していることです。 先日ある方が言っておられました。 「倫理法人会での講演が終わって,食事のときに高木氏が『倫理は丸山敏雄を超えないといけない』と発言した。 会員の目の前で面と向かって丸山氏の批判をするとは何事か」と怒っておられました。
仏教徒に向かって「釈迦を超えろ」。クリスチャンに向かって「イエスを超えろ」と言うようなものです。 創設者を否定する言動です。 彼にとっては日本に軸足を置いている倫理は気に入らないのです。 地球村の地球市民にとって日本国民など必要ないのです。 彼は祖国否定の思想の持ち主です。
国を愛する皆さん、「地球」や「環境」を標榜する団体は要注意です。
アメリカのゴア元副大統領が「不都合な真実」を書いていますが、原発のことについては触れていない。 彼の著書の目的は地球温暖化をさけるためには原発は不可欠だ、と言いたいです。 彼は温暖化を促進しているCO2を排出しない、原子力発電を推進する産業界代表だと言われています。
環境派や地球派にだまされてはいけないのです。
ゴア元副大統領の映画「不都合な真実」の不都合な真相
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49600162.html
環境問題はなぜウソがまかり通るのか
地球温暖化のウソ・マコト:原発推進でよいのか
http://www.news.janjan.jp/world/0707/0707078546/1.php
地球温暖化京都会議への消えない疑問
http://tanakanews.com/971216COP3.htm
地球温暖化問題の歪曲
http://tanakanews.com/f0827warming.htm
地球温暖化のエセ科学
http://tanakanews.com/070220warming.htm
(完)
【リンクのホームページ】
● 小豆島の「養心の会」での私の講話と踊る姿
http://yaoyorozu.blog.ocn.ne.jp/susyu/2007/07/post_1209.html
★「いのちの風」通信「縁の花」支縁サイト bT15まで更新されました
(毎月3回知人300人へ送信している、いのちや野宿者、日本についての思いを書き綴っている通信。 政治論では愛国保守系の内容です。 bT15までのバックナンバーを更新・掲載)
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm
↓
いのちの風515 迎え火/先祖への感謝と絆/祖先の目を意識する/おがら/尊い命の散華
いのちの風514 北京五輪反対デモ/自殺と感謝とサヨク教育/生きがいの創造
いのちの風513 安倍政権の敗北/サヨク占領軍との闘い/公務員国家の退廃/無投票の意味
いのちの風512 再び転機の時か/サヨクの発言「原爆は当然のこと!」/シルバー・バーチの霊訓
いのちの風511 精神世界と反共主義/マルクス主義的(共産主義的)唯物論/ニューエイジ
いのちの風510 韓国人からの謝罪要求・その2/韓国に帰っていった女子学生の話
いのちの風509 衣料カンパ願い/6月22日号外/てんつくマン映画/韓国人からの謝罪要求
いのちの風508 グアム人の悲しみ/市民としての権利と義務と強制/言葉を失ない滅びゆく民
いのちの風507 農相の自死/罪の背負い方/いのちを超えるいのち/誇りを失なった民族
いのちの風506 EM環境浄化活動/日本熊森協会/国民参加環境運動/森は海の恋人/汎神教
いのちの風505 ソニーを生んだ障害児/幼児教育/野口雨情/しゃぼん玉/日本の童謡・唱歌
いのちの風504 障害児/大平光代さん/ダウン症/小林正観さん/争わない/喜ばれる存在
(大阪駅前炊き出しや清掃の写真が載っています。 画面左にある「4、最近の活動」には踊り
子大圓が、踊りの出場を前にして踊っている写真の連写が載っています)(なぜかいつの間にか削
除されています)
http://www.geocities.jp/ishiguro_yoshihiko/index.html
A 知人の野瀬泰良さんの霊園会社のホームページに、私の体験談を載せていただいています。
美原ロイヤル・ニュース (平成16年冬季号 VOL.8の3ページ目) 「【シリーズ】別離
の哀しみを乗り越えて 人と人との魂の絆に気づいて 野宿者救済運動を始める」
釜が崎での炊き出しの写真とともに私の体験と考えが掲載されています。
B 應典院HP「いのちと出会う会」(
http://www.outenin.com/inochi/deaukai_1.html
應典院HPのなかの「いのちと出会う会」過去の開催記録(第1回〜第70回)
http://www.outenin.com/inochi/deaukai_3.html
第71回:9月20日(木)「運命は変えられる」 梅澤千雅子さん 詳細は以下
http://www.outenin.com/inochi/index.html
mediaXから配信しているインターネットTV『Tv−Woo(http://tv-woo.jp/)』で應典院での「いのちと出会う会」が映されています。画面のずっと下の方の、お勧め番組「Tv−Woo」「ケースケ講演する 前編・後編 第66回 いのちと出会う会にて」をクリックしてください。
2時間のビデオが放送されます。最初の視聴には上の黄色い部分をクリックしないと映像が出ないかもしれません。 紺の作務衣姿の司会者の私が動き回っているのが映っています。
C 大阪メチャハピー祭 (毎年10月8日の体育の日・祝日に開催)
(立上げの時から参加して実行委員兼踊り子として関わった、鳴子を鳴らして踊るよさこいソーラン踊り系踊り祭。 昨年で7回目、大阪城ホールなどに7000名が参加する子供中心の踊り祭で子供たちに夢と希望を与えようという大阪の一大イベントに成長)
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/mecha/
「2006年・大阪メチャハピー祭」のスライドショー
(「大阪の子供たちに夢と希望を!」「大阪の商売人がんばれ!」「大阪の文化は日本一や!」 この曲のメッセージを、これからも大阪じゅうにまき散らしていきます。 いつでも踊りの出前行きまっせ!)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=Y/xcPpX4__GKUTAF6Eq.PMqehLcwBpX8jEYGJBYuJLOSEhRXPKHlXbvu73Ci83qIZgVPT3bkbolbX1KdiDF7hzs
D せんば花金夜市
(よさこいソーラン踊りを私が踊っています。 虎のぬいぐるみも私です。 画面右の写真をクリックすると大きく写ります。
この着ぐるみを着て大阪駅前で野宿のオッチャンたちと掃除もしています)
http://www.home-smile.com/hanakin/index.html
トラッキーの掃除屋さん(別のところで宣伝マンをしている姿です)
http://itijikurin.blog65.fc2.com/blog-entry-281.html
F インターネットサイトのmixiに「大圓(だいえん)」として参加
(知人の紹介がないと、ここへ参加して内容を閲覧することはできません。 参加ご希望の方はご連絡ください)
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=783617