いのちの風 bT22
平成19年11月1日(木)発信
今回のテーマ
いのちと出会う会/今年最初の寝袋配り/神仏の守護/公務員労組の専横
★「いのちの風」通信「縁の花」支縁サイト 最近 bT21までバックナンバーが更新されました
(毎月3回知人300人へ送信している、いのちや野宿者、日本についての思いを書き綴っている通信。 政治論では愛国保守系の内容です。
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm
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いのちの風521 男女共同参画/優性保護法/産婦人科医の苦悩/ジェンダーフリー/性感染症
いのちの風520 寝袋配り/ケンカっぱやい/怖いオッチャン/不条理に声を挙げる/いのちをいとわず
いのちの風519 阿倍野高校での講演/胎内記憶/反日の地球村・高木善之氏
いのちの風518 運命は変えられる/国民とマスコミの戦争責任/トラッキー阿倍野高校へ行く
いのちの風517 日本人居留民虐殺事件/サヨクが報じない沖縄/誰も書かなかった沖縄
いのちの風516 千の風/体でおぼえる/墓参り/先祖慰霊の伝統の継承/マスコミが報じない沖縄
いのちの風515 迎え火/先祖への感謝と絆/祖先の目を意識する/おがら/尊い命の散華
いのちの風514 北京五輪反対デモ/自殺と感謝とサヨク教育/生きがいの創造
いつもありがとうございます。 もう11月、今年もあと2ヶ月です。 皆様いかがおすごしですか。 この15日木に第73回「いのちと出会う会」があります。 今年最後の例会です。 ぜひご参加ください。
「嘆きの中で見つけた感謝という魔法」
「この宇宙に感謝の量を増やす映画をつくる!」2児の母がビデオ片手に養護学校の先生、山元加津子さんと障害児の子供たちのドキュメンタリー映画「1/4の奇跡〜本当のことだから」を作られた。「一人ひとり違っていていんだよね」と言って亡くなった少女の思いを全世界に届けと、入江さんの魂の奇跡の旅が始まっています。
入江富美子さん 映画プロデューサー&監督
18時半 千円
http://www.outenin.com/inochi/deaukai_3.html
http://www.outenin.com/inochi/index.html
抱きしめる 寝袋の心 あたたかし
寒くなりましたね。 野宿者に関わってから、寒い日は路上で寝ている野宿者の凍える思いが身にしみて感じられます。 前世、自業自得、色々な考え方がありますが、自分の家の前で、夜中、寒さに震えながらまんじりともせずたたずんでいる人々がいたら、放っておくわけにいかないでしょう。
それが人情というもの。 大阪へ行けば何とか飢えから逃れて生き延びられる、とやってきた人々をもてなすのが大阪人の心意気ではないでしょうか。
10月15日の月曜日に今年初めて寝袋配りを大阪駅前でしました。 そして19日の金曜日に再びコーナンから寝袋が120個届きました。 釜ヶ崎の若い知人が20個ほしいというので余分に取ったのです。 彼がその20個を夕方に取りに来てくれました。 自腹を切って寝袋を知り合いの野宿者に配るという。
釜ヶ崎の三角公園では労働者が火曜と土曜に自主的に炊き出しをしています。彼は昔からそこを手伝っていて、毎回1000食以上の野菜丼を主に作っているのです。彼の車に寝袋を乗せてから、しばらく立ち話をしていました。
私が愛国保守に転向してから、釜ヶ崎の前からのカトリック左派の知人や本田神父が、私を毛嫌いしてしまっていて、行きづらいことなどを語りました。また彼が言うには、最近多くの年老いた野宿者が生活保護をもらい、昔からの老いた日雇い肉体労働者の野宿が減って、一般の失業中の元会社員や若者が炊き出しに並んでいる。
アパート暮らしの年寄りがスリッパなどを履いて炊き出しにやってくるので、よくわかる。 断ることもできないので仕方がない。 生活保護で救われてアパート暮らしが始まっても金を浮かすのに、炊き出しの列に並ぶ。 ずうずうしい。
しかし考えてみれば、アパートに住みだした彼らには孤独な生活が始まる。 自殺する人もいる。 炊き出し現場が彼らの息抜きの場ともなるのです。それでも路上で寝ている人はたくさんいるので、彼らを凍死から救わないといけないと、彼も私もこれから動くのです。
その金曜夜には日本橋電器街商店街で寝袋を約110個配りました。 ここでは毎週21時に韓国教会が海苔巻き付きのでかいおにぎりと味噌汁とを配っています。 毎年冬の初め頃には100人くらいの野宿者がおにぎり炊き出しに並びます。 その人々に一気に配るのです。 皆抱きしめて持っていってくれます。 大事な恋人なのです。
炊き出しも寝袋配りもブルーテントの人には配っていません。 野宿者でさえ「あれは違法だ」と言う。 多くの人々は違法なテント暮らしをせずに、じっと冷たい路上で寝ている。 横着な人間が違法行為を行なっているのです。 それが撤去されるといってサヨク過激派が騒動を起こす。 騒動を起こされるたびに野宿者への偏見が高まる。 社会的規範を守らぬ人間が多くの真面目な野宿者に迷惑をかけているのです。
寝袋を配るに当たって、炊き出しの列に並ぶ人には最初のころは配っていなかったのです。 炊き出しの列に並ぶ人は路上生活者もいればブルーテントの人もいる。 ブルーテントの人には手渡したくなかったのです。 しかし一気に早く渡していくには、路上で寝ている人に歩きまわりながら渡していては時間がかかる。 それで一昨年くらいから炊き出しに並ぶ人にも配るようになったのです。
この日、列の端に知的障害手帳をもった知人の野宿者がいました。 彼は障害者年金をもらってアパートに住んでいるのですが、炊き出しの列にときどき並んでいる。 憎めない奴なので文句は私は言わない。 前に障害者手帳を失って年金をもらえなくなって、彼が路上で寝ている時に初めて会ったのです。
そして彼の隣にスーツにネクタイ姿の30歳代の若者がいました。 彼は釜が崎の大阪自彊館三徳寮という公的施設に、高い倍率を乗り越えて入居できて住所が確定した。 そして就職活動の結果、就職できたのに、その会社が倒産してまた振り出しに戻ってしまった。 何度も悪いクジを引いてしまう人もいるのです。 気の毒になってしまいました。 彼にも寝袋を渡しました。 「ありがたい」と目を輝かして感謝してくれました。
神仏に 護られ今日も 夜の道行く
この日は雨が降っていたのに私たちが動き出したときには雨はやんでいました。 寝袋配りをする金曜日の夜はいつも晴れる。 傘をさして両手に10個の寝袋をもって運ぶことはできないのです。 本当に5年前から幸運が続いています。
また幸運といえば、神業と思えるですが、いつも持っていた寝袋がちょうどの数だけ、はけることがほとんどなのです。 この日も多くも少なくもなく、本当にちょうどの数だけ渡すことができました。 数が少なくては、もらえない人に申し訳ない。 多すぎても持って帰って始末に困る。 今まで5年間100回ほど寝袋配りをしていて、そんなことで困ったことが、ほとんどなかったのは不思議です。 そんな時には、ときどき武者ぶるいがします。 だからこの寝袋配りは神仏に護られていると思うのです。
釜ヶ崎は悪い想念が渦巻いていて、悪い波動に影響されるとして近づかないように、とプラス思考の人は助言します。 しかしそれこそ霊的でない自己チューのマイナス思考です。 釜ヶ崎に限らず「貧しく小さくされた人々」の横には神仏が寄り添っておられる。 その神仏に奉仕するのです。
私の活動をこのような公の文章として書かずに黙ってやれば、本当の陰徳の行となるのでしょうが、黙っていては野宿者の実態がわからない。 啓蒙の意味でもわが身をさらけだしています。 それが嫌いだという人、私を自己顕示と見なす人もいるでしょうね。 仕方がないです。 それも私の悪徳の行です。
さきほどのスーツ姿の若者に「そんな格好で野宿せんと、釜ヶ崎のシェルター(無料の公的簡易宿泊所)に泊まったらいいのに」と言うと、「あそこでシラミを移されて、嫌なんです」と言っていた。
シラミにやられると衣服をすべて捨てないといけない。 行政は「シェルターを作ってやっているのに何故、野宿をするのか。 勝手気ままな野宿者だ」と批判するが、逆だろう。
毎日、昼の日中に入室切符をもらうために列を作らせてシェルターに入らせる。 働いていては列に並べない。 夜に行くと断られる。 四角定規な対応の行政のおかげでせっかくのシェルターはガラガラ。 野宿者の苦情に耳を傾けて毎日シラミ駆除をしてやればいいのに。 税金をドブに捨てている。
いつも対応が遅れるお役所仕事。 働かないことが労働者の権利だと言って、仕事をさぼっている間に、年金問題でひどい不祥事をさらけだした社会保険庁の自治労と同じです。 共産党やサヨク過激派が牛耳る社会主義的公労協組合によって、日本という組織は非効率な運営で没落しつつあるのです。 一刻も早く行政組織を民間運営にまかすべきです。
JR、JA、JT、NTT、JP(日本郵政)と外国名ばかりで能がないですが、赤字垂れ流しの政府組織から脱却して民営化するのがいいのです。 日本は公務員労働組合が日本を無茶苦茶にしてきたのです。 日教組も同じです。 学校教育も日教組の手から奪い返し、改正教育基本法の下で「真の日本人を育てる」民営事業に多くを転換すればいいのです。
「教育」とは知識だけを伝達することではなく、「人となる道」を教える徳育を行い、日本人であることに目覚めさせる民族教育であるべきです。 世界中がその方針で祖国を誇りに思わせる教育を行っている。 日本だけである。 日本の悪口を言うことに快感を持たせ、日本人であることを憎ませる教育をさせている国は。 サヨクが推進するジェンダーフリー教育はその際たるものです。
今年もどうぞ寝袋カンパにご協力をお願い申し上げます。 名義は共に
三井住友銀行船場支店 普通1858882
郵便振替番号 00990―8―110746
(完)
【リンクのホームページ】
● 小豆島の「養心の会」での私の講話と踊る姿
http://yaoyorozu.blog.ocn.ne.jp/susyu/2007/07/post_1209.html
● 知人の松江隆明さんのHPに載せていただいた9月20日の阿倍野高校での私の講演会。いつも通りにトラの着ぐるみの頭を着て登場して挨拶を始めている場面。
http://ameblo.jp/kazu-ono11/entry-10049664067.html#cbox
● 同じく松江さんのHPのなかのURL。
あいりん地区(釜が崎)で炊き出しのお手伝いをしました。
http://ameblo.jp/kazu-ono11/entry-10041525376.html#cbox
あいりん地区で炊きだし
http://ameblo.jp/kazu-ono11/entry-10041433704.html#cbox
おにぎりを作っています
http://ameblo.jp/kazu-ono11/entry-10041435938.html#cbox
カレーを配ります
http://ameblo.jp/kazu-ono11/entry-10041445687.html#cbox
(大阪駅前炊き出しや清掃の写真が載っています。 画面左にある「4、最近の活動」には踊り
子大圓が、踊りの出場を前にして踊っている写真の連写が載っています)
(なぜかいつの間にか削
除されています)
http://www.geocities.jp/ishiguro_yoshihiko/index.html
A 知人の野瀬泰良さんの霊園会社のホームページに、私の体験談を載せていただいています。
美原ロイヤル・ニュース (平成16年冬季号 VOL.8の3ページ目) 「【シリーズ】別離
の哀しみを乗り越えて 人と人との魂の絆に気づいて 野宿者救済運動を始める」
釜が崎での炊き出しの写真とともに私の体験と考えが掲載されています。
B
http://www.outenin.com/inochi/deaukai_1.html
http://www.outenin.com/inochi/deaukai_3.html
第73回:11月18日(木)「嘆きの中で見つけた感謝という魔法」入江富美子さん 詳細は以下
http://www.outenin.com/inochi/index.html
mediaXから配信しているインターネットTV『Tv−Woo(http://tv-woo.jp/)』で
C 大阪メチャハピー祭 (毎年10月8日の体育の日・祝日に開催)
(立上げの時から参加して実行委員兼踊り子として関わった、鳴子を鳴らして踊るよさこいソーラン踊り系踊り祭。 昨年で7回目、大阪城ホールなどに7000名が参加する子供中心の踊り祭で子供たちに夢と希望を与えようという大阪の一大イベントに成長)
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/mecha/
「2006年・大阪メチャハピー祭」のスライドショー
(「大阪の子供たちに夢と希望を!」「大阪の商売人がんばれ!」「大阪の文化は日本一や!」 この曲のメッセージを、これからも大阪じゅうにまき散らしていきます。 いつでも踊りの出前行きまっせ!)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=Y/xcPpX4__GKUTAF6Eq.PMqehLcwBpX8jEYGJBYuJLOSEhRXPKHlXbvu73Ci83qIZgVPT3bkbolbX1KdiDF7hzs
D せんば花金夜市
(よさこいソーラン踊りを私が踊っています。 虎のぬいぐるみも私です。 画面右の写真をクリックすると大きく写ります。
この着ぐるみを着て大阪駅前で野宿のオッチャンたちと掃除もしています)
http://www.home-smile.com/hanakin/index.html
トラッキーの掃除屋さん(別のところで宣伝マンをしている姿です)
http://itijikurin.blog65.fc2.com/blog-entry-281.html
F インターネットサイトのmixiに「大圓(だいえん)」として参加
(知人の紹介がないと、ここへ参加して内容を閲覧することはできません。 参加ご希望の方はご連絡ください)
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=783617
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