いのちの風 bS70 

月23日(火)発信 石黒大圓(だいえん

 Eメール・アドレス gytkm947@ybb.ne.jp

 

今回のテーマ 鎧と甲冑に魅せられて/日本人の品位と美徳

ユダヤ人の恩人・東條英機

 

 

いつもありがとうございます。 今年は早くも台風1号の余波が来ました。 今年もおかしい天候です。 今年は旧暦では13ヶ月あり、夏が長いという予報が出ています。 今涼しい分、猛暑が秋まで続くのでは。

 

せんば花金夜市が先週雨となったために今週の25日の夕方に延期となりました。 しかし出場チームで今回は出場中止となってしまったのが多くなって、調整中で開始時間はまだ未定です。

 

前回の通信の誤りを指摘されましたので訂正します。 古い資料だったのでしょうか、マナケ師はインドの仏教徒数は0,07%、700万人と言われたのですが、実際には約0,1%ではなく人口の1%たらず0,8%、約1億人くらいです。 仏教徒に改宗したことで差別を受けるとして、秘密にして公式に宣言しない人もいるのでしょうか。 

 

ガンジス川の沐浴は日本の禊ぎに相当するもので、それ自身が差別の象徴とは言えないが、聖地なので不可触民の沐浴を許さない。 沐浴自体が差別だとは言えない、とある教授にコメントいただきました。 しかし穢れをとるという考え方が穢れのある人の存在を前提にしている、という意味をマナケ師は言われたと思います。 穢れのある人との接触で穢れた体を沐浴で清める思が、カースト制を温存してインドをダメにしているのでは?

 

いにしえの鎧甲冑に魅せられし

 

私の幼ななじみの親友の長男・佐藤誠孝さん鎧と甲冑に魅せられ、ペーパークラフトの鎧(よ

ろい)と甲冑(かぶと)を製作し東急ハンズなどで販売されています。 時代考証を重ねた上で厚紙にデザインした鎧と甲冑を切り抜いて組み立てるもの。 手軽に日本の伝統美を味わえるものとして、東急ハンズではきれいに組み立てて展示したら、その日のうちに完売したこともあるほど好評です。

 

佐藤誠孝さん 
http://www.yoroikatchu.com/kaisyaannai.html


 彼は言います。「鎧は日本の土着的な美意識である、自然の命を敬う心、を反映し、物質偏重

になっている現代に警鐘を鳴らすアイテムです。 あと10年もしたら、物より精神をより大事にする時代へと戻りますよ。 十数年前に環境問題を考える企業がこんなに増えると誰が考えましたか? だから僕は、勘違いと笑われてもいいから、鎧の持っている精神性をアピールして、世界に貢献したいのです。 夢は大きくなっちゃったけど、今の世界的な潮流を考えれば、お膳立ては整ってますから!」


  彼は親元を離れて漫画家としての成功する夢をいだいて上京したが、世間は甘くなかった。 フリーターとして食うや食わずの生活をしていた時に、彼女とのデート先・東京国立博物館で見た国宝・赤糸威大鎧。 呼吸を忘れるほど引き込まれて、本物を見ようと
青梅市の武蔵御嶽神社へ行き、得意の漫画デッサンで3時間以上もじっと描き続けた。 (そして彼女はそれをじっと待っていた)


  そしてパソコンを使ったデザインで次々と国宝級の鎧・甲冑をペーパークラフト製品として製造していったのです。 地道に営業を続け、真価が認められて、鎧甲冑製作所として起業することに成功しました。 


  A4サイズ両面カラー印刷で、製品としては1/4サイズの厳島神社の国宝・小桜威大鎧(1500円)と 大山祇神社の国宝・紺糸威大鎧(1500円)。1/5サイズの伊達政宗所用・瑞鳳殿・埋納の黒漆塗五枚具足(巨大な三日月型飾りが目を引く 1800円)。


 コンビニなどで販売されている5月6日発売のGoods Press」6月号の178〜

9ページに彼のことが取材されています。 彼の上記のホームページにもその記事が掲載されています。 記事の中で彼が公園で着用している鎧甲冑は、靖国神社に展示されているものと同じ鎌倉時代のものです。 下記の記事で彼は手に伊達政宗公の黒い鎧甲冑を持って写っています。

 

 グッズプレス http://www.fujisan.co.jp/Product/613


  日本の若者の一人が日本の伝統美に引かれて日本精神再生の動きを地道に始めている。 日本の行く末を憂う者として感動のあまりお知らせする次第です。 よろしければ今販売中の東急ハンズ・新宿店と広島店にてご覧下さい。 東急ハンズのカタログにももうじき載るようです。 なお彼のホームページの文章には日本文化への愛着の心が込められています。


日本の美意識で世界貢献


  「日本の将来、世界の未来はどうなるの? そのようなことを心配されている方々が最近増えています。 人口問題に伴う消費の加速、国際紛争、食糧問題、環境汚染、地球温暖化。 本当に洒落にならんところまで来てしまいました。 天文学的、巨費を投じてそれらを食い止めるべく、世界中で様々な取り組みが試されています。 

 

しかし、それらの活動もあんまり上手く行っているとは言いがたい状況です。 ボクは、こんなに科学の進歩した世の中で、なんでこんなに事態は悪くなるのかなと、いつも思っています。 さて、このような問題の原因は一体何でしょう? ボクは、それは人の心だと思います。 

 
  文明が栄え、自然や他人の助けを感じることが少なくなったことで、より人の心が我がままになったからではないでしょうか。 そう思ったとき、じゃあ逆に文明の代わりに文化を栄えさせて、人の心に自分以外のものに対する謙虚な姿勢を取り戻すことができればいいんじゃないか!と思いました。 

 

日本はその地理的状況から、多くの自然災害に見舞われ、また多くの自然の恩恵も受けて来ました。 ですから、ほとんどの日本人が神仏や自然を敬うことを心がけ、自分の心象を自然の木々や風景、動植物に重ねたりすることを美徳としていました。 

 

 

ボクの仕事は、日本の鎧を扱うことです。 日本の鎧は、人殺しの道具でありながら、非常に華麗で、山の色づき、花の芽吹きなど自然の命を全面に取り入れたものです。 その姿には自然の命と自分の命を重ねる、日本人の品位そのものが輝いているようにボクには感じるのです。 過酷な今の世であるからこそ、日本の鎧が持つ品位と美徳をより多くの方々に知っていただきたいと活動しています。 皆さんもどうかボクの活動を応援してやって下さい」


  会社案内 鎧甲冑製作所
当社は、日本甲冑に関する、ミュージアムグッズ(ペーパークラフト、フィギア)の販売、をはじめ、各時代の合戦のジオラマの制作、鎧の時代考証などを行っております。 日本の武具等の研究、保存に努め、広く世界に日本甲冑のすばらしさを伝える活動をしております。 尚、収益の一部を台風被害にあった厳島神社を始め文化財の保護に寄付します。


東條も人種差別を排撃す

 

前回の通信に「東條英機がユダヤ人救済の大恩人でもあった」と書きました。 今回はそれについて。


日々是桜
http://ilovenippon.jugem.jp/?eid=6

ユダヤ人には「ゴールデン・ブック」というものがある。これはエルサレムに保管されており、その中にはユダヤ民族が試練の時代において助けてくれた人が記されている。 その中に帝国軍人が載っていることはあまり知られていない。樋口季一郎少将と安江仙江大佐がそうである。外交官の杉原千畝がユダヤ人に対し「命のビザ」を書き続けたという話は有名である。


  それと同じように満州・ハルピンの特務機関長だった樋口少将(当時)は、オトポールのユダヤ難民を救うため、ビザの発行をして欲しいという依頼を受けたとき、当時日本とドイツは同盟関係にあったにも関わらず樋口少将はこれを受け入れたのである。 

 

しかも個人の裁量として受け入れたのではなく、参謀長だった東條英機に掛け合って、東條英機が許可を出したことによってなされたことであった。 したがってユダヤ人は東條英機にこそ最大の感謝の念を捧げるべきだと言われているのです。


  また週間新潮四月十三日号には『東條英機はユダヤ人から英雄と称えられていた』という見出しで、以下のような記事が掲載されています。

 

『A級戦犯の代表といえば東條英機。 彼が合祀されている靖国神社への小泉首相の参拝を、戦後ヒトラーやナチスを崇拝したドイツの指導者はいないと非難したのは、中国の李肇星外相だが、その東條はなんと、ユダヤ人から「英雄」と称えられていたのである。 

 

この記事のモトネタはラビ・M・トケイヤー氏著「ユダヤ製国家日本」。 氏は古代ユダヤ教の儀式と神道の祭、古代ヘブライ語と日本のカタカナの相似をもとに展開される日本ユダヤ同祖論で有名です。 

 

盤南総合研究会・武士道の哀しみ・ブログ
「ユダヤ製国家日本―日本・ユダヤ封印の近現代史」
http://iwata910.seesaa.net/article/13174345.html


  一九三七年ナチスの暴挙を世界に喧伝するために満州ハルビンで開催された極東ユダヤ人大会。 ハルビン特務機関長だった樋口季一郎らが大会に出席したことに対し、当時、同盟国であったドイツが抗議。 その抗議を東條が握りつぶした。ナチスの迫害から逃れたユダヤ人を満州国に入国させたことに対するドイツ外務省の抗議を、東條は当然なる人道上の配慮によって行ったものだと一蹴した』 残りは次回。

もっと詳しくは以下へ
http://oncon.seesaa.net/article/8299908.html

 



        いのちの風 縁の花支縁サイト

     縁の花 トップページに戻る

     縁の花村 トップページに戻る