いのちの風 bT40
平成20年5月20日(火)発信
今回のテーマ 高島屋前に立ちます!/在日ミャンマー女性と手を組む/
@「いのちの風」通信「縁の花」支縁サイト 【bT38まで更新されました】
(毎月3回知人300人へ送信している、いのちや野宿者、日本についての思いを書き綴っている通信。 政治論では愛国保守系の内容です。 bT38までのバックナンバーを更新・掲載)
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm
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いつもありがとうございます。 18日の日曜日に「ミャンマーサイクロン被害者への救援街頭募金」のために大阪難波・高島屋の前で立ちました。 トラの着ぐるみの頭を着て黄色い半袖とズボンのいでたち。 大きなトラの頭を少し上げて、下からエンドレステープのように大声を張り上げていました。
多くの死亡者が出ているなかで、着ぐるみは不謹慎かとも思ったのですが「目立つ方がいい」と賛成されたので出動しました。 今も膨大な遺体が散乱して手もつけられない悲惨な状況で、哀悼の意をふくめて「支援魂」に火がつきました。
ミャンマーの 惨状に トラも泣く
「ミャンマーへのご支援をお願いいたします。
サイクロンに襲われたミャンマーではすでに20万人が風雨や高潮で水死して、遺体が未だに散乱しています。 多くの親を失った子供たちがいます。 多くの子供を失った親がいます。 多くの人々が今も苦しんでいます。 200万人が被災して、水も食料もなく、飢えと乾きに苦しんでいます。
病気が蔓延して死者が増えています。 どうぞ救ってあげてください。 豊かな日本から貧しいミャンマーへ愛の手を差し伸べてください。 苦しんでいるミャンマーの人々に日本人の愛を示してください。 どうかミャンマー支援にご協力をお願いいたします。 10円でも100円でも結構です。 救いの手を差し伸べてください」
13時から19時半まで立ちん棒。 少し曇り気味で気温27度でも猛暑でなく涼しい風もありました。 天佑神助か、と思ったほど大汗もかかなかったですが、気張った分だけ腹筋が次の日に痛かった。この日もいつもの映画宣伝に上映会入り口でやる通り、拡大コピーした募金チラシを体の前後につけて、サンドイッチマンとして動き回っていました。
そもそもが、社会活動紹介や講演会を自宅で行っている「JOYFUL WORLD」主宰の渡辺みさ子さんからの緊急の支援依頼があったのです。
「ご家族は大丈夫?」
「家族は助かっても、周りが大変なんです。 食べるものも、水も、薬もないからたくさんの人が助けを求めてます。 私、命を助けたい!
でも、私のお金は少ししかないから お金、集めたい!」「集めようよ、募金活動手伝うよ」
サイクロン発生後、知り合いの在日ミャンマー女性と彼女との電話のやりとりが募金活動の始まりでした。
彼女の母国の人々の「命を助けたい」という切実な想いが街頭募金へ動き出す最初でした。 軍事政権のせいで助かる人も助からなかったと悲しんでいました。 被災者達のよりどころは寺院で、どこの寺院にも人が溢れていて水、米、薬を必要としています。
偽の募金活動者がいたり、募金が本当に被災者に届くのかと疑いもある中で道行く人たちに信用してもらう難しさはある。 ミャンマー政府からの監視の目もあるかもしれない。軍政府のルートを経由せずに現地に現金を届ける行為は反政府と見なされるかもしれない。募金口座がすぐには開けない。
多くの危惧がありました。
けれど「命がかかっているのだから伝えずにはいられない」と。 多くの悲惨な状況の報告や写真、涙なしには聞けない、見られない。命を救いたい。 じっとしていられない、思いだった。 素人集団では信用もない。 警察も街頭募金路上使用許可をすぐに出してくれるかどうか。 そのように彼女が私に訴えてきたので、入ったばかりの「
問い合わせたら、すでにここは独自に支援に動き出しかけていた。
すぐに両者は手を握り、共同で行うことになりました。 警察の方もうまく行った。 すべてが一週間、アッという間に進み、奇跡の連続で事が運びました。神仏が憑いておられると思った。
ありがたい。
苦しみにあるアジアの友よ救い待て
インターネットのmixiにこれを書いたところ「この団体は100%信用できるの? 募金のどのくらいの割合がミャンマーにわたるの?」という疑問がきました。
在日のミャンマー女性は日本人と結婚されている方で、アウンサン・スーチーさんと彼女のお父様が同級生だったそうです。 また送金場所を表示すると軍政府に反政府の疑いをかけられる。信用を得るためとは言え、すべてを公表するわけにいかない。 それですでにアジアでの支援活動をしている「
この在日ミャンマー女性もここへ通訳として初めてきて、募金はこのミャンマー女性の現地送金先へ送られることになりました。
ホームページには以下が載っています。
http://www.jafs.or.jp/index.html
「
ワークキャンプ、植林、教育、生活向上等のさまざまな自立開発協力事業や次世代の子どもたちへの環境教育を実施。海外ボランティア研修制度など人材育成、里親制度にも力を入れている。放置自転車を修理・再生し、アジア・アフリカなどへ贈る事業にも取り組んでいます。
ミャンマー直撃
サイクロン「ナルギス」 支援募金のお願い
「ミャンマー直撃サイクロン「ナルギス」支援募金のお願い」
http://www.jafs.or.jp/involvement/080503my.htm
「2008年5月3日、ミャンマーの首都ヤンゴン(ラングーン)を含めたイラワジ川デルタ地帯をサイクロン「ナルギス(Nargis)」が襲い、巨大な高潮が人々を直撃しました。 少なくとも22,500人が死亡、41,000人が行方不明になっています(ロイター通信)。
時速190kmが直撃し、3,5mの高波が出たところもあり、人々は逃げる場所がなかったといいます。水・食糧が不足する中、かつてない規模で被害は今でも拡大しつづけています。 10万人以上が生活する場所を失い、下痢やデング熱、細菌で感染する病気などの被害が心配されます。
本会は、ミャンマーの首都ヤンゴンにある提携団体AFS-ミャンマーとの連絡が途絶えていることから、隣国タイの提携団体TAFSのスタッフを派遣し、現地調査に向かいます。緊急支援として、仮設住宅用のトタン板、テント、食糧、水、医薬品、浄水錠剤、衛生器具などの物資の配給を行います」
【郵便振り込み】 「ミャンマー緊急支援」と記入を。
口座番号 00960−6−10835
口座名義
【銀行振り込み】 三菱東京UFJ銀行大阪中央支店 普通預金口座 1968711
名義 社団法人
代表 柴田俊治(しばた としはる)
募金額は全額を「
多くの人々が救われることを祈ります。 いつの日か、身の危険なくしてお父様の代わりにアウンサン・スーチーさんと彼女が会えることを願います。 どうぞ、皆様のご協力をよろしくお願いします。
(つづく)