いのちの風 563 
平成21年1月23日(金)発信 石黒大圓(だいえん)
 

 

今回のテーマ 
言霊が引き寄せる幸い/派遣村は共産党プロパガンダ/公共の福祉を無視する左翼

 


いつもありがとうございます。 「ついてる」の聖句を唱えつづけていて、また不思議な出会いが続いて起こりました。 

 

先週土曜日に昔いた「メチャハッピー祭」専属踊り子隊の一人と心斎橋筋を歩いてばったり。 お互いにこの踊り子隊は以前に止めていたので、音沙汰がなかったのです。 「ヤー どうしているの?」「こんな所で出会うなんて!」 とお互いに目がぱっちり。 5年ぶりくらいです。

 


そして2日後の月曜にも昔の知人とばったり、また同じ商店街の路上で出会った。 30年前からの知人で年賀状のやり取りはしていました。 妻の葬式以来10年目の出会い。 会社が移転してこの商店街へ来るのはほとんどなかったらしいのです。

 

「ぶらっと商店街を歩いていたら、君が声をかけてくれた」 「やー、やー、ご無沙汰」と喫茶店に入って話をしていました。 こんな風にびっくりする出会いばかりが続く。 次はどんな出会いと幸運の門が待っているのか。 ぞくぞくしていました。

 


その間の日曜日の晩に雨のなかを厚手の肌着とパッチのセットを配ってきました。 雨なので商店街軒下で寝ている人々を探しに行きました。 いました、いました、おられました。 ジャンバーだけで寝ている人が多かった。 湿気で少しは暖かかったでしょうが、地面からの冷気は体にこたえる。 みな喜んで受け取ってくれました。 20個ほどは配布できました。

 

通販で売っているという寝袋を探しているのですが、 なかなか見つからない。 肌着より寝袋の方が断然にいいのです。

 

 

 

【言霊が 引き寄せる しあわせ】

 

出会いの連続から次は何が起こるのかと思っていました。 そうしたら、起こった! 

 

今週の月曜日の大阪駅前の掃除のときに「ご苦労様」と、女性に 1000円をいただいたのです。 トラッキーの着ぐるみを着て、他の野宿者と一緒にJR大阪駅と阪急の交差点で掃除をしている時でした。 横で信号待ちをしていた女性が財布を開けて1000円札を差し出して 「これで皆さん、何か召し上がってください」と。

 

うれしくなりました。 訳もわからない でかいトラッキーに向かってお金を渡すのは勇気がいると思います。 いいことでも、少し足を踏み出すことはなかなかできない。

 


前の晩にミナミの道具屋筋商店街へ肌着をもって行った時にいつも掃除を手伝ってくれている野宿者に出くわしました。 そばにいた別の野宿者に、彼が大阪駅前での掃除の応援を頼んでいた、まさにその時のようでした。

 

その彼がこの日初めて掃除に参加してくれて、そばにいたのでその女性も渡す気になってくれたのでしょう。 着ぐるみのでかいトラだけいて、それに向かっては普通はおじけづくでしょうから。

 


掃除を始めて数年経っていますが、掃除中に私に、じかにカンパをいただくのは初めてです。 これも初めての出会い。 やはり「ついてる・・・」の聖句が引き寄せた「出会いの功徳」でしょうか。

 

いままでびっくりするような出会いが続いていました。 やはり、カンパ金をいただく、そんな「ついてる 感謝してます しあわせ ありがとう」と言わせる状況を、この言霊が運んでくれると思いました。
 
 
ちなみにこの日、炊き出しの現場のカンパ箱には50枚が1セットになった銀行で作られる1円玉の包みが10個入れられていました。 こんなこと初めてです。 不思議です。 不思議な出会いが2つもこの日は続きました。 単なる人との出会いだけでなく、何かが始まりそうです。 わくわくします。

 

 

 

【派遣村 左翼にとって うまい汁】

 

「1年間職なく、大阪で元派遣社員男性死亡、所持金90円、餓死か」の記事が先週にありました。 亡くなれた方のご冥福をお祈りいたします。 

 

しかし「病気で働けなかった」ならば、役所へいって生活相談するとか、医療保護(生活医療保護)申請するとかの行動をすべきでした。 また知り合いに相談することができないほど、孤立していたのでしょうか。

 

家がなくても路上で立派に生き抜いている人々もいる。 毎年大阪では100〜200人が路上で死んでいる。 多くの人々は空き缶やダンボールを早朝から競うように集めて、炊き出しの列に並んで生き延びている。

 

ホームレスとなることのプライドが許さなかったのか。 自暴自棄となって餓死自殺をしたのか。 家に執着している限り、金がなくなったら死が待っている。

 

パチンコ業界は土日の休日がないために慢性的に人手不足となっている。 寮の施設があるにもかかわらずである。 また新聞配達店も慢性の人手不足。 早朝勤務、土日なし。 人の嫌がる仕事をするしか、今の時代に生き延びる方法はない。 

 


東京の派遣村では30〜40歳代の多くの失業者が生活保護を受けられたという。 派遣村は共産党や社民党、新左翼、労組が政府攻撃のために失業者を利用し扇動しているプロパガンダ。 共産党系団体がこの時とばかり国会周辺で「軍事費を削って福祉に回せ〜」など叫んで幟旗をなびかせてデモをしていた。 

 

前長野県知事の田中康夫が最初はテント村の手伝いをしていたが、その内情を知って暴露、非難していた。 田中氏は「裏で指揮っているのは共産党系の労組団体で共産党お抱え弁護士も出てきて、一斉生活保護請求をやった。 テント村の村長が、共産党系労組団体にうまいように利用され、だまされていると嘆いていた」と言う。 

 

一斉に「生活保護」申請??? 01/08
 
失業問題で左翼が跋扈しているぞ!
http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/864889/
 

 


彼らが政治的宣伝として特別に動いて若者にも生活保護を受けさせた。 これは全国の野宿者にとっては不公平極まりない。 それができるのなら左翼支援者は大阪の数千人の野宿者にも生活保護を与えて便宜をはかってやれ!  

 

大阪では多くの老人が生活保護をもらえなくて寒さに震えながら路上で寝ている。 役所では65歳まで生活保護は出せないと言う。 その歳になるまでじっと耐え忍んでいる。 左翼活動の宣伝看板に利用されている東京の失業者は、いいご身分である。

 

「この派遣村での生活保護は詐欺である」と西村眞悟衆議院議員も激怒された。 西村氏はクリスチャンで個人的に釜ヶ崎へ支援をされている心温かい方。 

 

今年行われる衆議院選挙では新党「改革クラブ」から立候補されます。 私は西村氏を応援していきます。 以前に西村議員と私、他2人とで日本の将来を論じるシンポジウムをさせていただきました。 西村議員こそ真の祖国再生運動の旗手であると確信しています。

 

 

 

【公共の 福祉に反する 左翼支援者】

 

野宿者たちが街角で販売している雑誌「ビッグイシュー」の発行元ビッグイシュー基金が『路上脱出ガイド』(大阪編)完成して配布中です。 以下はその内容の抜粋。

 

「世界同時不況、路上の状況はますます悪化しています。 多くのホームレスの人たちは路上を抜け出すチャンスすら得られずにいます。 そこでビッグイシュー基金では、路上を生き抜くため、そしてそこから抜け出し自立するために必要なさまざまな情報を1冊の冊子にまとめ、『路上脱出ガイド(大阪編)』( A5版、32ページ)にまとめました。

 

ガイドは 「食べものがないとき」、「体調がわるいとき」、「宿泊するところがないとき」、「仕事を探したいとき」、「若い人が仕事を探すとき」、「今すぐ仕事をしたいとき」の6項目からなっています。いずれも命をつなぐために必要な情報を編集、発行したものです。

 

今、大阪市内の場合、路上生活をする人は4333人(08年1月厚生労働省調べ)。そのすべての人が、『路上脱出ガイド』を手にし、開かれた相談窓口に気軽に行けることをめざします。 路上脱出ガイドを見たい、また、近くにいるホームレスの人に配ってあげたいと思われる方は、ご一報いただければお送りします。 06-6345-1517 ビッグイシュー基金 」

 

『路上脱出ガイド』
http://www.bigissue.or.jp/activity/info_090116.html
「路上脱出ガイド」作成のための寄付の要請
Give Oneのサイト
 http://www.giveone.net/
 
NPO法人 ビッグイシュー基金
http://www.bigissue.or.jp/
  

 


  なお私たちも路上に寝ている人々にこの小冊子をこれから配っていきます。 しかしブルーテントの人々には配りません。 

 

彼ら左翼支援者は憲法第11条の 「国民は,すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は,侵すことのできない永久の権利として,現在及び将来の国民に与えられる。」と主張して、ブルーテントに住む人への人権無視を非難しています。

 

しかし一方で憲法第12条には 「この憲法が国民に保障する自由及び権利は,国民の不断の努力によって,これを保持しなければならない。又,国民は,これを濫用してはならないのであって,常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う。」とあることを無視します。 ブルーテントはあきらかに権利の濫用であり、公共の福祉への責任を無視しているのです。

 

また憲法13条には「すべて国民は,個人として尊重される。生命,自由及び幸福追求に対する国民の権利については,公共の福祉に反しない限り,立法その他の国政の上で,最大の尊重を必要とする。」とあり、「公共の福祉」を無視して公共の土地を占拠することを容認している左翼支援者は憲法違反なのです。 

 

これは国旗、国歌問題でも同じです。  (続く) 

 

(完)

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