長い間通信が、事情があって止まっていました。
申し訳ありませんでした。
 

いのちの風 bU07 
平成22年8月31日(火)発信 
石黒大圓(だいえん)
 

【今回のテーマ】 
いのちと出会う会「命 いただきます」/人は霊的存在/亡き次男との霊的体験
 

いつもありがとうございます。 残暑お見舞い申し上げます。 いつまでもひどい暑さが残りますね。 皆様、お元気でしょうか。 
 
8月は例年通り休会にさせていただきましたが、今年秋期の「いのちと出会う会」が半月後に始まります。 お近くでお時間がありましたらご参加ください。 
 
18時半〜20時(講演後に同会場にて千円で懇親会あり)應典院6771-7641(地・谷町九駅より西へ坂を下って松屋町筋を左折、徒歩8分)千円 
 
 
 
【手を合わせ 命いただく 崇高さ】
 

● 第98回 9月16日(木)  「命 いただきます」
 
当時大阪芸術大学生だった監督が自ら食肉センターを取材し、かつて生きていた牛がどのように加工されて私達の食べ物になっているのか、また屠場で働く人々の本音が記録されているドキュメンタリー映画「にくのひと」を見て、食べ物や命について考えます。 
話題提供者:満若勇咲(みつわかゆうさく)さん 映画「にくのひと」制作 ドキュメンタリー監督  
 

● 屠殺業となると部落差別と見がちですが、満若監督が取材された加古川食肉センターの理事長はあっけらかんと「私に限って言えば部落差別などなかった。寝た子を起こして、ことさら部落差別を叫ぶのは間違っている」と言ってのけている。 
センターで働いている人々も「部落差別」を叫ぶでもなし、屈託なく笑い明るい。
 
「命 いただきます」と題名をつけたのは、テレビドキュメンタリーで農業学校の女子生徒たちが鶏のヒナを育てる映像を私が見たからです。 そして成長した鶏を彼女ら自らの手で殺して、その肉を泣きながら食べる教育実習をさせていたのです。
 
スーパーで肉片となって売られている鶏なら平気で食べるが、それは昨日まで生きていた命です。 そのことを思ったら手を合わせずにはいられない。 敬虔な気持ちで「いただきます」と言葉が出る。 
殺された命をいただいて自分の命を生かさせてもらっている。 そのことへの感謝の思いが生まれてくるのではないか。 
 
日本人の感性としてあらゆる生きとし生けるものには魂がある。 無慈悲に殺して食してはいけない。 その意味をかみ締めていただきたい思いで、牛の屠殺というこの映画を企画した次第です。
 

應典院・ホームページ
http://www.outenin.com    
應典院へのアクセス
http://www.outenin.com/about/accessmap.html    
應典院HPのなかの「いのちと出会う会」開催予定と趣旨、過去の開催記録(第1〜97回)
http://www.outenin.com/otc/projects/inochi.html
 

● 参議院選挙に挑戦した濱野ゆき子さんの願いは叶わなかった。 そのことで私の日記に「ゆき子さんは特攻隊のように再び生きては帰らぬ身。彼女は散華された」と書きました。悲壮な決意を表現したかったのですが、彼女の元に線香が届けられたそうです。
線香とは冗談でしょうが、私の大げさな表現が原因で申し訳なかったです。 ゆき子さんはお元気で、今も日本再興の活動にまい進されていることをご報告させていただきます。
 

● 先日の日曜日に釜ヶ崎のカレーの炊き出しに急きょ半年ぶりに参加しました。
今回は700人くらいの人々が炊き出しに並び、ボランテイアは30人くらい。いつも通りにスタッフと外人が皆さんへの憩いのためにギター演奏と歌を披露していました(私も歌いました) 
 
その前で踊る人、手を叩く人、一緒に歌う人、最後に車椅子の韓国女性でしょうか、たどたどしい言葉で「ありがとう。初めて参加しましたが、私たちのために尽くしていただいてありがたかったです」と。 
このボランテイアグループは釜ヶ崎にありがちな左翼ではなく、先日の参議院選挙で初めてわかったのですが、日本創新党の支援集会で何度もお会いした憂国の士たちでした。
 

● なおついでのお願いで恐縮ですが、今年は男性の夏物Tシャツがなかなか入手できなくて困っています。 
古くなったもので結構ですのでいただけないでしょうか。
541-0056大阪市中央区久太郎町三―四―十八 
へ送っていただくか、たくさんありましたら大阪近辺でしたら取りにうかがいます。
また月曜夜の大阪駅前炊き出し現場へ持参していただいてもありがたいです。
 

● 長男敏之が東京での仕事を辞めて大阪へ戻ってきて今、一緒に暮らしています。 大阪での仕事も始めましたし、一緒に墓参りへも行くようになりました。 それまでの一ヶ月ほどは語りつくせないほどの悩みごとがお互いにありました。 しかし「捨てる神あれば拾う神あり」です。
 
この苦難も幸いも神仏や亡き妻子、ご先祖様の配慮だったのでしょう。 本当にうれしくて感謝にたえず胸を熱くしています。 このことと会社の決算で通信を書く余裕がなく、発信がたいへん遅くなりました。 講演会情報も8月末のものは一部掲載できませんでした。 ご容赦ください。 
 
 
 
【霊的な 日本民族 悠久に】
 

8月19日は白血病で死んだ次男、邦之の22回目の祥月命日の日でした。 彼が好きそうなお供え物をどっさり仏壇に供えました。 彼や妻の死を経験して死後も魂はあるのだと確信しています。 それは日本人が多くの昔話や説話などで語り継いできたものです。
 
神社仏閣が10数万もあり、各家には仏壇や神棚がある日本は、世界でも有数なスピリチュアルな民族です。 それが忘れられているのが悔しく、私は活動を続けています。
 

いのちの風bR51「家族の霊的体験」には長男と次男、妻の霊的体験のことを書いています。 いつも私の講演の時にはこのことを話させていただいて「人間は霊的存在だ」と発言しています。
以下の私の家族の霊的体験は今まで通信に書いたことがないようですので「いのちの風」から転載させていただきました。
 
あのお通夜の晩、次男の魂は長男の体のなかに確実にもぐりこんでいました。  お母ちゃんや兄ちゃんのもとに帰りたかったのでしょう。 かわいそうでした、無念でした。 しかし彼や妻が亡くなってしまったお陰で、今の私の活動があるのです。 
彼らの魂が私の体に取り憑いて、野宿者支援や日本再興のための活動の後押しをしてくれているのです  彼らには感謝してもし尽くせないほどです。 ありがとう!
 
 
 
【逝き去りし 愛しきいのち 今ここに】
 

「いのちの風bR51「家族の霊的体験」より。
http://www.geocities.jp/ennohana/isiguro2006/enisiguro351.htm
 
『平成元年8月19日の深夜、次男邦之が臨終のとき呼吸がゆっくりになり出したため、皆でちいさな手や足をさすり「行くな、戻っておいで」と叫び続けていました。 そうすると呼吸が正常になって来て戻ってきたなと思うやいなや痙攣をおこし、あっという間に逝ってしまいました。 
 
かわいそうに戻ろうにも自分の体が機能不全で受け入れてもらえなかったのでしょう。 しかし魂は自分の体から抜けて長男の体に入り込んだようでした。
 

葬儀は子どもたちの通っていたパドマ幼稚園の園長先生のお寺、大蓮寺で行なわせていただきました。 「幼稚園へ早く帰りたい、お友達に会いたい」と言っていたので、通夜の日遺影を抱いて「帰ってきたね」と園庭を廻りました。
 
(今、「いのちと出会う会」でお世話になっている「應典院」は大蓮寺の隣の末寺で、園長先生の長男、秋田光彦さんが住職をされていました(いまは大蓮寺の住職です。妻の遺作品展も一周忌に應典院でさせていただいた縁があるのです
 

通夜の晩から長男の体調がおかしくなり、頭痛、吐き気、発熱が続き、救急センターへ行っても収まらず、自宅へ帰りました。 そして寝かせていたのですが、寝室の豆電球でさえ、まぶしいというのです。 
次男が末期の頃、病いのため、目の瞳孔が大きく開いたままになり、小さな光さえいつもまぶしがっていました。 そのために病室は真っ暗にしていました。
 
そして長男が苦しみだしてから「くーくん(邦之)はこんなに苦しい思いをしていたのか」と言っていたのを考え合わせ、次男が長男の体に入って自分の苦しかったことを訴えたかったのだと思いました。 頭痛などの症状は次男とそっくりでした。 
そしてゆっくりとお休みと体を動かそうとすると「あっちへ行きたくない」と突然言い出しました。 
 

これで確信しました。 邦之の魂が長男敏之の体の中にいると。 それで長男の体をなぜながら「くーくん、君は死んだんや。 お父さんもお母さんも悲しいけれどお別れしなくてはいけないんや。 ずっと向こうに光っているところがあるから、そちらへ歩いていきなさい。 
  
おじいちゃんやおばあちゃんが待っていてくれてはるから。 寂しいことはないから、ずっと一人で歩いていきなさい。 お父さんもお母さんもいつかそっちの方へ行くから、待っていて」とそんなことを泣きながら言い続けていました。
最初寝苦しそうにしていた長男は、それから楽そうになりぐっすり寝入り、数時間後には、けろりとして元気に起きてきました。
 

昔「幽霊飛行」という映画があり、飛行機に取り付いた飛行士の霊を光の世界へ帰すシーンが記憶にあり、その通りやってみたのでした。
また同じく映画で「ゴースト・ニューヨークの幻」というのがありましたが、あのラストシーンのように、あの晩次男は光の世界へ、光り輝くその世界の住人に迎えられて、その方へ一人歩いて行ったのでしょう。
 

葬式の日は朝から蒸し暑くわざわざお参りに来ていただく方に申し訳ないなと思っておりました。 すると天気予報になかった嵐が急にやってきて吹き荒れ、式が始まる一時間前にはピタリと止み、すがすがしい冷風が会場に吹いていました。 次男が来場される方に涼しい贈り物を届けたくれたと思いました。 
 
また嵐のあとに虹がかかりました。 葬式当日21日は四天王寺の「お大師さんの日」で、お大師さんに導かれて虹の橋をわたりお浄土へつれて行ってもらったのだろうと皆で話しておりました。 
魂が抜けて出て他者に取り付くこのような体験は昔から時々あるそうです。』  (つづく)                            
 
                              (完)
 

                【リンクのホームページ】
 
 
@ インターネットサイトのmixiに「大圓(だいえん)」として参加
(知人の紹介がないと、ここへ参加し閲覧し、自分のブログ日記を作成することはできません。 
参加無料。 参加ご希望の方はご連絡ください)
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=783617&from=navi 
ここには「いのちの風」用の下書きの文章をたくさん書きためています。
  ↓
・破産寸前の会社を吸収合併した、というのが韓国併合の実態
・ソ連や左翼によって封印されてきた樺太の悲劇 ・映画「氷雪の門」36年経て公開
・民主党は「天皇制打倒」の綱領をもつ「部落解放同盟」が支持母体
・ 【金鐘泌元首相】日韓国交正常化の頃は韓国は世界最低の貧困国だった、
日本からの請求権資金のおかげで経済的離陸が始まった
・ベストセラー「日本辺境論」で有名な内田樹氏は、マルクスに再び光を当てようとする
・日韓併合についての朴正煕・元大統領からの肯定的な説明
日本統治時代を知る元韓国空軍大佐の崔三然氏が語る日本への憂国の思い
・「在サハリン韓国人支援」を安保闘争の延長の反政府運動として利用
・在サハリン韓国人への理由なき支援は国益無視のゴネ得支援
・【怪談】「こんないいかげんな内閣は見たことがない。タガが外れている」と新聞編集長
・【在日差別の根源】戦後に朝鮮進駐軍という大犯罪者集団があった
・真珠湾奇襲攻撃の前に米軍による日本爆撃奇襲計画があった
・米国務省の公文書公開「真珠湾は奇襲ではなかった」
・永遠の光の世界から人々と祖国を見守ってくれている亡き人々
・【映画「泣きながら生きて」】日本に向かって感謝の合掌をする中国人、丁さん
・奪う事を生業としてきた民族=日本民族?
・沖縄人は渡来日本民族であり、薩摩による収奪はウソ、中共に沖縄占領の理由にさせるな!
・日本人の子供が、「日本人」という理由で、【日本】の学校でいじめられる日
・米国への見事なラブソング、そして日本へのラブソング
・明日から ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》のご案内です
・今日は次男邦之の祥月命日、お通夜に次男の魂が長男に乗り移って・・・
・引き込もって右翼日記書いてりゃ国士か!?
・映画「1/4の奇跡」入江富美子監督・講演会のご案内
・大阪メチャハピー祭 トイレ掃除と学校づくり
・【都議会議員 土屋たかゆき】ヤルタポツダム体制を打破しよう
・栄養の少ないカスばかりの今の野菜
・お盆は、神道行事!
・経済学者ドラッカー「第二次大戦において最後に勝ったのは、日本だった」
・【動画】日の丸への誇りが多くの人々を奮い立たせた
・倉本聰「歸國」舞台&ドラマ「英霊を思いだすとき」
・北朝鮮・中国による拿捕で一触即発の日本海と南シナ海
・広島市平和記念式典で読まれない もう一つの平和宣言
・うれしいことが3日続けて起こりました
・私の新聞記事が本に載りました、うれしい!
・・・・・・
 

A「いのちの風」通信「縁の花」支縁サイト
(毎月3回知人300人へ送信している、国を憂う志、野宿者支援、いのちについて書き綴っている通信。
政治的には愛国保守の内容です。最新の600まで更新されました)
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm 
 

● 毎週月曜日の夜9時から大阪駅前でおにぎりや衣類を野宿者に配布している炊き出しの場所は:
JR大阪駅御堂筋南口にある、飲食街などがある2階建ての【FLOAT COURT】(フロートコート)の一階の歩道の南端。
御堂筋南口を出られたら、すぐ左に阪急百貨店の方へ行く大きな交差点があり、50mほど先に「FLOAT COURT」と書かれた建物が見えます。その下の歩道をまっすぐに歩くと右にバス停、左にコンビニや交番があります。
さらに100mほど前方へ行くと道路をはさんで阪神百貨店が見えるバス停があります。
そこが炊き出し(おにぎりと衣類の配布)現場です。その前に地下鉄の上がり口などがあって見にくい場所ですが、ご了承ください。
わかりにくかったら私の携帯へお電話ください。
090-1146-7351、これを記録していただいた上でおいでください。
 
飲食街などがある2階建ての【FLOAT COURT】(フロートコート) 
http://www.jguide.net/city/kansai/umeda/float.php  
 
大阪府大阪市北区梅田3-1-1 (大丸の東側に位置する【フロートコート】の1階の歩道の南側です) 
http://maps.google.co.jp/maps?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP351JP351&q=%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E5%8C%97%E5%8C%BA%E6%A2%85%E7%94%B03-1-1&um=1&ie=UTF-8&hq=&hnear=%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E5%8C%97%E5%8C%BA%E6%A2%85%E7%94%B0%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91&gl=jp&ei=BkMwS6mKL4vU7AOU4oz_BQ&sa=X&oi=geocode_result&ct=image&resnum=1&ved=0CAsQ8gEwAA 
 
(なお振替休日の月曜日は炊き出しはお休みです、また月曜日が5回ある月は1回は休みます)
 

● 今年は野宿者の皆さんに配布する男性ものの半袖Tシャツが特に不足しています。
炊き出し現場へ直接お持ちいただくか、以下の私の住所へ送っていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。



     

(縁の花情報)

          いのちの風通信  縁の花支縁サイト

          縁の花 トップページに戻る