いのちの風 bU13
平成22年11月28日(日)発信
石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
北の砲撃/尖閣抗議3300人の日の丸大行進/三島由紀夫慰霊祭/第二次大東亜戦争
いつもありがとうございます。 寒さが染みわたり始め木々は赤、黄に染まり、風に落ち葉が舞っています。 御堂筋のイチョウはすべて黄色に色づき、もうじき夜にはイルミネーションが輝き出します。 12月11日から翌年1月16日まで日本最大級の光り輝く街路樹の列が淀屋橋より本町、心斎橋間に現れます。
そのイルミネーションに先駆け、11月20日の中共への尖閣侵略抗議大阪デモは日の丸に染まる御堂筋を作り上げました。 さらに「いのちと出会う会」100回記念例会も23日に成功裏に終わりました。 しかもこの日には北朝鮮が韓国を砲撃。 尖閣以降すべてがあわただしく動いています。
【お互いに 攻撃されて 相身たがい】
金正日はオヤジの金日成が1994年に死ぬ(殺す?)前に徐々に権力を掌握して、幾度も暴発事件を起こしている。 韓国大統領を狙ったテロ、ラングーン爆破事件は1983年、さらに大韓航空爆破事件は87年など。 今回の砲撃も息子、正恩の金王朝後継者就任に対するご祝儀行事、国内外への威圧行動なのでしょう。
私は思います、韓国はあの島を北に占領されたらいいのです。 そして日本は竹島を引き合いに出す。 領土主権を失った屈辱をお互いに共有しようではないか。
韓国としては全面戦争するには犠牲が多すぎるし、黙っているにも国民の怒りはおさまらない。 韓国政府の心苦しい所でしょう。
韓国は砲撃被害を映像公開した。 それに比べて日本政府は尖閣侵略映像を公開しない。 中共を刺激する、と「めかけ」のような態度。
同じように中共から尖閣に砲撃があっても日本政府は砲撃映像を公開しないのでしょうね。
逆に待ってましたとばかり、尖閣映像を公開して外交カードとすべきなのに、愚かな媚中左翼政権。 日本も韓国も共産国の手の上で踊らされている。
こんなことをいつまでも続けていたら、日本国民は共産国の真の姿を悟って愛国に目覚めますよ! 左翼マスコミ、民主党左翼政権落日の日は近し。
【御堂筋 日の丸染めて 目覚めゆく】
11月20日の「尖閣諸島中共侵略糾弾・大阪デモ」は大成功! 本町から難波まで地下鉄2駅分も連なる、 過去最高3300人もの参加者をもって日の丸大行進が挙行されました。 大阪は政治に疎いから参加者は少ないのではないかという前評判を跳ねのけての大偉業。
10月16日の東京デモは5800人、11月13日の横浜での抗議デモは4000人、14日の神戸デモは1000人。 普天間、口蹄疫、民主惨敗、尖閣、北砲撃と神風は何度も吹き、日本の暁は目の前、日本人の目覚めは近いという実感を感じます。
6つのグループに分かれて各500人ほどの大人数。 出発公園では30分以上の出発待ち。 帰着公園でも帰着した人々の人、人、人であふれかえった。
地下鉄駅2つ分の延々と長い長い人々の列、列、列。
沿道からも拍手が鳴り響く一心同体の快挙。 それこそ日の丸乱舞の御堂筋となりました。
若者が中心となって熱気あふれる憂国のシュピレヒコールが大阪の青い大空に鳴り響きました。
かって北京オリンピック反対デモの頃にはいつも数十人だったから隔世の感です。
昔は「子どもたちを戦場に送るな!」と日本の母親にアピールしていた左翼が日本を支配しました。
しかし今は「子どもたちが将来、中共に支配されて中国語をしゃべらされることになる!」が日本の女性に危機感を与えている。
それが大阪デモに若い女性や親子連れも多く参加した原因の一つと思います。
帰着公園から難波へ移動して街頭宣伝演説が始まった。 難波駅前は2000人以上の人々と日の丸で埋め尽くされました。 主催者の「頑張れ日本!全国行動委員会」の田母神会長、西村眞悟氏、三宅博氏、チャンネル桜の水島総氏、ほか多くの人々の大演説の声の嵐が駅前にこだました。
そして国歌斉唱、天皇陛下万歳三唱。大阪も燃え始めました。 しかし私は夜に寝袋配りがあるので早く帰りました。
残念なことに、このデモを報道したのは毎日放送がニュース番組で、産経新聞が小さく記事にしただけ。 しかも今では毎日の動画はネットでは削除されています。 以下はその毎日放送の内容です。(以下引用)
『尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した問題で、日本政府の対応などに抗議するため大阪で市民らがデモ行進をしました。 デモ行進を主催したのは元航空幕僚長の田母神俊雄氏が代表を務める「頑張れ日本!全国行動委員会」で、呼びかけに応じた市民らおよそ3,300人が参加しました。
「尖閣(諸島)が日本の固有の領土である事をみなさんに知ってもらうために来た」(参加者)
「反対の声も賛成の声も2つとも聞いて考えてほしい」(初めてデモに参加した人)
集会には関西本部長を務める西村眞悟元衆議院議員も参加し、政府の対応や領有権を主張する中国に抗議しました。 「抗議するぞー」(参加者ら)
1時間半にわたる集会のあと、参加者は日の丸やプラカードを手に御堂筋でデモ行進を行いました。 主催者側はこの抗議活動を今後、全国に広げていきたいと話しています。』
【両烈士 願いし祖国 今ここに】
21日朝から中国民族問題研究会へ行ってきました。 デモに参加する縁がここから始まったのです。
ここが主催の北京オリンピック反対デモから私は動き出しました。
主宰者の殿岡昭郎氏は「中共打倒はチベット、ウィグル、内モンゴルなど中国少数民族との連携で!」として動いて来られました。
中共侵略危機によって日本国民は目覚め、この事件は日本国民に対して自分たちだけの問題はないことを昔から示してこられた。
まさに今回のデモの魁となる活動でした。
今回のデモでも決して尖閣という日本の問題だけでなく、中共による人権弾圧や領土侵略問題は、明日の日本の問題だとしてシュピレヒコールの中に組み入れられました。
左翼とは違う意味で「アジアに自由と人権を!」のスローガンは中国民族問題研究会が昔から訴えてきたものです。
強欲な赤い帝国主義から被抑圧民族を救うための「第二の大東亜戦争」(熱戦ではなく冷戦)が対中共相手に今まさに始まろうとしています。
昼からは「三島由紀夫・森田必勝・両烈士追悼40周年慰霊祭」に大阪護国神社へ行ってきました。 三島由紀夫とその同志は昭和45年11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地を訪れ籠城し、バルコニーから檄文を撒き、自衛隊の決起を促す演説をしたのち割腹自殺した。 私が大学生のときでした。
この慰霊祭での講演で講師の松浦光修氏は、仙石の「暴力装置」になぞらえて、民主党政権は「売国装置」だ、と言われました。
売国奴が日本を支配する状況を三島は40年前に予測して日本の祖国の危機を訴えていたのです。 見事な預言者でした。
慰霊祭では、最初に三島由紀夫の檄文と辞世の句が読み上げられ、主要参加者たちの和歌も続いて読み上げられました。
【三島由紀夫45歳・辞世の句】
「益荒男(ますらお)が たばさむ太刀の 鞘鳴(さやな)りに 幾とせ耐へて
今日の初霜」
「散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐」
【森田必勝25歳・辞世の句】
「今日にかけて かねて誓ひし 我が胸の 思ひを知るは 野分のみかは」
この日私も以下の和歌を作りました。
「両烈士 願いし祖国 今ここに 三千余人 清く歩まん」
三島の遺志を継いで目覚めた人々、デモ参加者3300人のことに思いをめぐらしました。
若き命を散らした両人を「狂死」とさげすむ人が今も昔もいます。 しかし彼らはおのれの信じるものに身を捧げた「殉死」でした。
特攻隊、乃木希典、西郷隆盛、吉田松陰、坂本龍馬、大塩平八郎、赤穂浪士、千葉農民一揆の長・佐倉惣五郎、天草四郎、菅原道真、聖徳太子一族・・・
彼らは一個の命を超える「大いなるいのち」が示す絶対的価値、永遠に語り継がれる魂の存在を示したのです。
そして生命尊重のみでいいのか、命は生き延びて「魂」は死していいのか、と今も私たちに語りかけてくる。
生きながらえて語り継ぎながら世を動かすのではなく、死して魂魄この世に留まりて、この世を動かす見えざる力となっておられる。
無念の死をとげられた中川昭一氏も同じです。 光り輝くあの世から護国の神として祖国を常に護っておられる。
それが古今の日本英雄の伝統の姿であり、三島由紀夫の姿なのです。
英霊の皆様も見えない姿として、護国の鬼として、この大空の上から祖国日本を、わが民族の行く末を、護っていただいていると信じます。
今こそ、戦場において素晴らしかった日本将兵の姿を語り継ぐのが私たちの役割であり、その真実の姿を知ったときに、私たちの子や孫は再び祖国の栄光を語る民として立ち上がってくるのです。
先日、ある講演会で話をさせていただいた時に「君は冷たい路上で寝ている天皇陛下の赤子を救っているのだ」と言われました。
大東亜戦争を戦った日本将兵は「天皇陛下の赤子」として西洋列強支配の下、抑圧に苦しむアジア諸国民を救い出した。
日本は傷つきながらもアジアの母として難産の末、戦後多くの赤子を独立国として生んでいった。
私たちも「天皇陛下の赤子」として路上で苦しむ「天皇陛下の赤子」に生きる希望を与えるという使命の下に動いているのです。
私たちも小さいけれど第二の大東亜戦争を戦っている。
そして「いのち風」では第二の大東亜情報戦を戦っているのです。 それが私たちの人生の生き方に希望を与え、そして彼らにわずかだが少しの夢と希望を与えていると信じています。
【三島由紀夫「檄 文」】 (長文のうち、わずかだけ抜粋)
「生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。 生命以上の価値なくして何の軍隊だ。 今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。
それは自由でも民主主義でもない。 日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。 これを骨抜きにしてしまった憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか。」
(完)
【リンクのホームページ】
@ インターネットサイトのmixiに「大圓(だいえん)」として参加
(知人の紹介がないと、ここへ参加し閲覧し、自分のブログ日記を作成することはできません。
参加無料。 参加ご希望の方はご連絡ください)
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=783617&from=navi
ここには「いのちの風」用の下書きの文章をたくさん書きためています。
↓
・中共の漁業監視船と日々戦う我が海上保安庁
・金大中は北への宣伝ビラ配布を止めさせて北の延命を謀った
・読売新聞に寝袋配りの記事が載る予定です
・【スピリチュアル系左派】マイミク日記にいちゃもん付ける
・【北朝鮮砲撃】 共産主義は人類の敵
・明日の「いのちと出会う会」開催趣旨について
・【動画】 田母神閣下 高島屋街宣・演説 10月20日
・尖閣諸島中共侵略糾弾・大阪デモは3300人の参加、大成功!
・【大圓・誕生日】おとなしい羊となってはならない
・神州正氣の会 「呼び戻せ、武士道精神!」 講演要旨
・【動画】神戸海上保安本部へのデモ 国民の力で逮捕見送り!
・中共のレアアースは本来、内モンゴル人民のもの
・日系人強制収容所での日本芸術、GAMAN尊厳の開花
・「大和」は中央アジアにあった「ヤマトゥ」が起源!?
・日本人特有の遺伝子とは?
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