いのちの風 bU36―その1
平成23年9月22日(木)発信 石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
再度の奇跡/日の丸行進が新聞に/ボランティアとは義勇軍/行動が変える日本
いつもありがとうございます。 日の丸行進で色々と問題が発生して時間が取られ、また通信発信が遅くなりました。
講演会情報も載せられずに終わってしまったものもあり、関係の方々には申し訳なく思っています。 また最近は「日の丸行進」の通信内容ばかりで、これも申し訳ないです。
【台風も 雨も遠ざけ 日の丸進む】
行進があった次の日、19日の産経新聞大阪版に
「『ありがとう自衛隊』 日の丸掲げ、市民ら80人行進」との記事を載せていただきました。
以下記事内容。
『保守系民間団体「日の丸行進の会」は18日、大阪市西区新町の新町北公園で「自衛隊のみなさん ありがとう」をテーマに集会を開き、参加者は「自衛隊を国軍に」
「日の丸を掲げよう」などと訴え行進した。
集会では、同会の石黒大圓さん(63)が「東日本大震災では、自衛隊は復興のため頑張っている。感謝を込めて行進しましょう」
と呼びかけた。
集会後、参加者ら約80人は「がんばろう東北」「ありがとう自衛隊」などと書かれた横断幕を掲げ行進。
参加者で吹田市の自営業、真鍋博幸さん(63)は「東北の被災地での自衛隊の献身的な働きに感謝している」
と話していた。』
掲載の写真には、先頭を私の知人である、81歳の石黒一さん(残念ですが親戚ではありませんが)と、70歳代の彼の友人、喫茶店女性オーナー出口豊子さんが「がんばろう!日本」の横断幕を2人で掲げて元気に歩く姿が写っています。
石黒さんは経営コンサルタントで数日前には「ドラッカーと日本的経営」と題して講演され、私も聴講したばかりです。 石黒氏はまた「8月15日に旧真田山陸軍墓地の御霊にローソクを捧げましょう」のイベントをされ、私も参加させていただきました。 詳細は後日に。
少し涼しくなったと思ったのにまた暑くなってきたので、「日の丸行進」での熱中症がまた心配になっていました。 そのうえ行進の日には台風が近づき、雨も心配になって来ていました。 しかし奇跡的にこの日だけ晴れとなり、また奇跡が起こりました。
この日には「日の丸」も含めてデモ行進が3つもあり、警察本部から開始を1時間早くしてほしいとの依頼がありました。 インターネットには色々な箇所に書き込んで注意を呼びかけました。
しかしネットが見られない人には2回分の参加者名簿を調べて、電話や葉書でお知らせしました。
それでも情報が伝わらずに1時間遅れて来られる人には公園の木に「詫び状」の掲示を貼りました。 初めての経験で申し訳なく思っています。
そのうえ今月の行進の主力スタッフ数名が参加できなくなったので、本当に困っていました。 集会や行進開始までに幟(のぼり)や日の丸の組み立てなどの準備ができるか心配になっていました。 準備ができていないと行進中止を警察から命令されかねないからです。
スタッフのうち、一人は緊急入院、一人は台風被害地域への応援、一人は他用のためにどうしても参加できない、など頼りにしている方々ばかりが参加できなくなりました。
資材を運ぶ運転手係や受付係もいませんでした。
幸い足を怪我して行進にいけないという方が車の運転をしていただき、大阪駅前炊き出しの女性スタッフが来てくれて受付をしてくれました。 この偶然は本当にありがたかった。
そのうえこの日は3連休の中日で保守系の講演会が4つも開催され、参加者が分散してしまいました。 特に京都の講演会へ行かれた方が多いようで参加者減少を危惧していました。
しかしコール嬢の中曾さんは京都へ行く予定を踏みとどまって、コール嬢を引き受けていただき、行進が終わってから京都へ向かわれることにしていただき、本当に感謝しました。
結局ネットで「準備手伝いをお願いします」と呼びかけたところ、15名ほどの方が事前に駆けつけていただき準備万端整うことができて本当にありがたかったです。 参加者は半減しましたが、色々ご予定もあったのに心より感謝しています。
来月も時間は2週間前でないと確定しないのでチラシつくりが2重となる手間が要ります。 最初のチラシには「12時か13時に集会の予定」と書きます。 デモ行進や講演会が多い秋と春には、こんなことが続くことを覚悟しないといけないようです。
生まれて初めて企画したデモ行進ですので学ぶことが多いこと、多いこと。
また今月も熱中症を防止するために体を冷やす保冷剤を100個ほど発泡スチロール箱に入れて今回も準備しました。 またこの保冷剤を包んで首を冷やすために、日本手ぬぐいも色々な柄で50個ほど持っていきました。 ともに参加の皆様に喜んでいただきました。
また日の丸の旗を小さなものと大きなものを準備しました。 小さなものは200円、大きなものは1700円で販売しました。 現在日本では日の丸はなかなか町なかで手に入りません。
祖国の国旗がなかなか手に入らない馬鹿げた日本の現状を打破するためにも日の丸行進は今後も毎月続けます。
【義勇軍 捨て身の覚悟 世直しす】
なお集会では以下のことを訴えました。
「ボランティアという言葉があります。 私は野宿者支援のボランティアをしていますが、人によっては「ボランティアができるとはいいご身分ですね」と嫌味を言われます。
しかしこのボランティアの本来の意味は「義勇軍」です。 時間と金と体を他の人のために捧げることです。 この行進も民間義勇軍の行進と思っています。
そして歌を歌って行進することは軍楽行進です。 心の中では本来「日の丸行進曲」や「愛国行進曲」を歌いたいのです。 しかしそれをすると沿道の人々は引いてしまうと思います。 ですからそれらの軍歌は心の中に秘めて、「日本唱歌」を歌いながらの祖国の栄光を称える軍楽行進を行ないます。
そのような気持ちで意気揚々と元気良く行進を行なってください」と。
(その2へつづく)