いのちの風 bU36―その2
平成23年9月22日(木)発信 石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
再度の奇跡/日の丸行進が新聞に/ボランティアとは義勇軍/行動が変える日本
(その1からのつづき)
10月からは「自衛隊の皆様 ありがとう」の看板ははずして「日本唱歌を歌う日の丸行進」一本で行なう予定にしています。 最初から「自衛隊ありがとう」は3回やると決めていました。 6月、8月、9月とやりました。 しかし幟やプラカードは圧倒的に「自衛隊 ありがとう」で占めたままで年中行ないます。
形は穏健ですが、主張の幟やプラカードは結構言いたい放題です。 哀愁をおびた唱歌や童謡を歌うことで、日の丸に共感をしていただきたいという魂胆です。 反日左翼や街宣右翼から「日の丸」を取り戻したいのです。
10月にはバイオリン伴奏をしたいという方がいるので、歩きながらできるのか、上達ぐあいを見た上でお願いするつもりです。 色々楽しんで企画を考えています。
ところで保守系のデモはマスコミは未だにまったく無視します。 大阪で昨年数千人集めた尖閣侵略反対デモでも産経が短く取り上げてくれたくらいです。 どんどん愛国保守系のデモが頻発しているというのにまだまだマスコミは無視の姿勢です。 デモは左翼が10人でもやっただけでも取り上げるくせに。
18日、私たちの行進のあとには「フジテレビ抗議デモ」が後から続いていました。 韓流ドラマ放映が多すぎるとの怒りが若者を中心に噴出しています。 私たちの行進が終わってから、これへも駆けつけて参加した猛者たちが10人ほどいました。 1000人ほどはいたというこのデモでも産経でさえ取り上げなかったです。
フジテレビ抗議デモin大阪(9月18日)
http://www.youtube.com/watch?v=clSUbc_pLMg
今回は一昨年に私の野宿者への寝袋配布の記事を書いていただいたM記者にお願いしたら、大阪の同僚に要請していただき取材に来させてくれました。 彼は大阪から京都のデスクに出世して大阪担当からはずれていたのです。 「東北や自衛隊がんばって」という趣旨が取材テーマとしては良かったようです。 取材をしていただいたS氏とM氏に心より感謝申し上げます。
M氏の思想は保守系ですし、しかも毎月「歴史講座」を開催されている黒田裕樹さんや私と同じ、明星高校出身とわかって3人トリオとしてよけいに親近感をもっていただいていました。 前の野宿者支援の記事でも、私が言ったとおりに「心に日の丸を掲げて野宿者支援をしています」と書いていただきました。
そのような人的なコネがあったので、今回の取材が成立したのです。例外的なそのようなことがない限り、マスコミには期待できないです。 もっともマスコミへのニュースリリースというか告知も、保守系は慣れていなくて、これらをしていないこともあるのではないかとも思います。
ダメもとで新聞全紙へ告知をして取材をしてもらうようにこれから掛け合います。 左翼はその点、昔からデモをやっているので慣れているのでしょう。
警察によると秋・春には御堂筋デモは多くなって、土・日には3、4個のデモがあるとのこと。 保守系のものが増えたということもあるのでしょう。 ですから開始時間が不確定で今後も告知にまた手間がいります。
左翼系のほうはこれから反原発くらいしかアピールするものがないので、ますます廃れていくでしょう。 今後は私のように保守系個人主催のデモ行進を皆さんがどんどんぶち上げて、御堂筋を土・日は日の丸で埋め尽くすようになってほしいものです。
そうすれば大阪に負けじ、と全国へこれが波及します。 大阪が平成維新の導火線、発火点になってほしいものです。 それが私の夢です。
行動こそが日本を変えます。 お互いに満足するだけの内輪だけの保守講演会活動ばかりでは日本は変わりません。 幕末のようにいつでも叩き切ってやるといった捨て身の「志」をもった行動する個人がこの国を動かすと思っています。
これからも毎月「日の丸行進」を続けます。 野宿者支援や「いのちと出会う会」も10年続けました。 10年など、へっちゃらです。
たとえ5人だけに減るような行進となっても続けます。 幕末の高杉晋作はわずかな手兵で、捨て身の功山寺挙兵を成功させ、どんでん返しで明治維新への道を切り開きました。 このような志で続けて行きますので、どうか皆様のご支援、ご参加をお待ち申しております。
功山寺[こうざんじ]・高杉晋作回天義挙
http://www.ganryu.jp/fuku/ryoma/info16.htm
次回「日の丸行進」は10月16日(日)に同じ、大阪市西区「新町北公園」で開催いたします。 時間は未定です。 10月に入ってから確定しますのでネットやチラシでお知らせいたします。
(完)