いのちの風 bU47―その2
平成24年1月26日(木)発信
石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
着ぐるみ日の丸行進/目に見えない力の加護/いのちと出会う会/カンパ支援のお願い
(その1からのつづき)
【目に見えぬ 力が支える 日々のなりわい】
今年の年賀状の文章は賀状としては異例に死者との心の交流の話を震災に関連して書きました。 今年、寒中見舞いのもう一つの使い方として、喪中の方に年賀状の代わりに挨拶状として使うこともある、と知りました。
それで今年、少し文章は変えて喪中の方へも寒中お見舞いとして出して、目に見ない人からの応援が来ている、と私からの心の応援といたしました。
私は大阪府倫理法人会という団体に所属していますが、ふと考えました。 ここでは墓参り、仏壇での供養、トイレや町なかの掃除などを推奨しています。 これらすべては目に見えない存在からの応援をいただくもの、私たちへの後押しを導くものではないか、と思いました。
夫婦、子供との「心の絆」が強い社長がいる企業は繁栄するとの倫理の考え方も同じです。 目に見えない「心の絆」の力が企業を下支えしている。 それを倫理法人会は伝えようとしているのではないか。
人、もの、設備も大事ですが、目に見えない力の応援があってこそ、企業は存続して繁栄、永続する。 そして日本に目を向ければ、目に見えないご皇室の日々の祈りがあってこそ、日本は過去に他国に侵略を受けて国体が変わることもなく、繁栄し永続できた。
この目に見えない力の存在は唯物主義は否定する。 この唯物主義的思考の力が強くなって来たがために最近、日本は衰亡してきたのではないか。 その「目に見えないもののありがたさ」を伝えるのが倫理法人会の役割の一つではないかと、気がついたのです。
それで結局、何を言いたいかというと、日々仏壇や神棚のお世話、墓参りを日々欠かさずしていただいたら、家族の健康にも企業の繁栄にも、目に見えない力の加護が加えられるのではないか、と思ったのです。 日の丸行進で使う日の丸は毎回きれいにアイロンかけしています。 日の丸も喜んでいるでしょう。 これも唯物主義思考では語れないことです。 (つづく)
いのちと出会う会は12、1月と恒例により休会としましたが、2月から復活します。
『看護師としての私のミッション』 第百十回「いのちと出会う会」
辛いこと、不幸に見えることも、楽天的な性格と音楽を支えに乗り越えてきました。看護師になり、素晴らしい患者さんやご家族にも出逢い、生きたくても生きられない患者さんの代わりに今を精一杯生きることが私のミッションだと思うようになりました。音楽ライブや人と人をつなぐイベントを企画してもっと大きな夢を実現したいと思います。そして看護師として日々感じていることをお話しいたします。
話題提供者:看護師 西川
祐子さん
2月16日(木)(第3木曜日)18時半〜20時 千円 應典院寺町倶楽部会員・学生700円(終了後、同会場でお好み焼きとビールの千円懇親会あり)
大阪市天王寺区・應典院 6771-7641(地・谷町9駅B番出口より西へ坂を下って松屋町筋を左折100m、計徒歩10分)
私の商店街の前の路上で毎晩30歳台と40歳台の二人がいつも寝ています。 先日、野宿の彼らにアパートを提供させてもらいました。 知人の南木先生の保守系メーリングリストで知り合ったYさんがおられます。
以前からその方の好意で破格の条件でアパートの部屋を野宿者に提供させていただいて、数人の野宿者が自立していきました。 有り難く感謝です。 職探しには野宿でなく家に住んでないと門前払いに会うからです。
彼らをアパートへ送り届けてから仲間と一緒に釜ヶ崎周辺で寝袋配りとしていました。 そしたら釜ヶ崎の町のなかを「寒いから一晩中歩いている」という20歳台の若者に出会いました。「運転免許証があるので軽トラさえあれば新聞雑誌を集める仕事もできるのですが」と言っていました。 そんな意欲のある人にはどんどん手を差し伸べて行きたいと思っています。
これからもただ炊き出しや寝袋配りをしているだけでなく、野宿者が自立するために手を差し伸べる活動を続けます。 ご支援賜りましたらありがたいです。
『大阪駅前炊き出しと掃除の会』(共通)
三井住友銀行 御堂筋支店 普通預金 7668540
郵便振替口座 00900―7―91995
ゆうちょ銀行 14110 14967841
(完)
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