いのちの風 bU49―その2
平成24年2月15日(水)発信 石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
バレンタインチョコ/バナナの少年/一片のパンを幼いマリコに/「日本人はミラクルだ!」
【救世主と 日本を誇る 人がいる】
この「バナナ、欲しいか」の話をインターネットサイトのmixiに書いたら、ドイツで日本語教師として活躍されている女性の方から以下のようなコメントをいただきました。
『おかしな言い方かもしれませんが、私は、(震災で)被害に遭われた方々に、海外在住日本人の一人として、心の底から、ありがとうと言いたい。
先日、役所の待合室で、呼ばれるのを待っていた時、一人のクロアチア人が、私に「日本人か」と声をかけてきました。
「そうだ」と答えたとたん、目に涙を浮かべながら、「やっと本物の日本人に会えた。 やっと本物の日本人に会えた。うれしい…」とおっしゃったのです。
そして、日本人が、そして、日本の精神文化がどれだけすばらしいか、震災で被災された方々の態度を引き合いに出し、語られました。
自分は、言葉で言い表せないほど、日本人を尊敬しているんだ。 日本人は、自分たちにも未来があることを教えてくれた人々だ。 とおっしゃったんです。
クロアチア、旧ユーゴスラビアからの方でしたから、この世の地獄、人間の醜さを嫌というほど体験されたんだと思います。
そうした人の偽りのない言葉だから、とても重い。 ここまで、ではありませんが、
震災後、「日本人か? 日本人はすごい。ミラクルだ」と知らない人に声掛けられたことは何度もあります。
この間、こちらのテレビでも、Kの国の方々の、日本の歴史に泥を塗ろうとする試みが報道されたことがありましたが、百万の言葉より被災された方々の立派な態度が、その試みを阻止する力になっていると思います。
その方は、私が日本人だとわかった時、まるで砂漠の中でメシア(救世主)に出会ったような顔をされました。
私たちに自覚がなくても、世界には、私たち日本人を救世主のように思っている方々がいらっしゃるということを、肝に銘じなければならないなと感じました』 (引用終わり)
私は思います。 今年は昨年以上の未曾有の危機が日本と世界を襲うかもしれません。 しかし昨年の大災害を乗り越えた日本国民は、終戦当時にも発揮したすばらしいDNAを今ももっています。 戦国時代から明治まで来日した外国人が驚嘆した日本人の高貴な民族性。
この日本精神、大和魂といっても良い卓越した民族性が築いてきた道義国家は、そう簡単についえ去ることはないと信じています。 ただ外国や日本を嫌う一部の日本人に毒を飲まされて眠りこんでいるのです。
その眠りから目覚めた時に日本は再び世界に冠たる国家として、世界から尊敬の目で見られることでしょう。
そのためにも一人ひとりが日本国民として自覚をもって世界の人々の目から恥じない行動をすべきです。 その一手段として「日の丸」や「君が代」に反感を感じることを当然と思う、誤った感性をなくさないといけない。
「日の丸行進」が少しでもそのお役に立つのならば、私の一生涯をかけてこれを続ける覚悟です。
(完)
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