いのちの風　№６５２―その２　
平成２４年３月２３日（金）発信　
石黒大圓（だいえん）
 
 
【今回のテーマ】　
第八回「日の丸行進」報告／２６人のチベット焼身自殺／中共支配の琉球自治区
 

(その１からのつづき)
 

【捨身飼虎　焼身自殺　チベット魂】
 

なお「日の丸行進」の８日前、３月１０日は５４年前のチベット動乱・ラサ蜂起記念日であり、毎年チベット支援デモが行なわれます。　今年は僧侶によるチベット平和祈念行脚が天王寺でありました。　ユーチューブの動画には行脚の先頭を、日の丸を掲げて歩くトラッキーと三毛猫の姿が映っています。
 
難波で流れ解散した「中国民族問題研究会」主催の支援デモのあと、トラの着ぐるみの私と三毛猫の着ぐるみを着た知人の女性が地下鉄にそのまま乗り込んで難波から天王寺まで移動しました。
 
さすがに地下鉄の乗客は２匹の着ぐるみにびっくりしていました。　しかし集会が行なわれる阿倍野ベルタ裏の公園に到着した時に、警官から「着ぐるみで地下鉄に乗るとは何ごとか！」とお叱りを受けました。　しかしこれに味をしめてまた機会があったらやります。
 
 
 
中国チベット自治区ラサで０８年３月にも起きた大規模暴動から１４日で丸４年を迎えました。　四川省や青海省などのチベット族自治州では、中国政府の政策に抗議し、昨年３月以降の約１年間で計２６人が焼身自殺を図るなどチベット族の不満がくすぶり続けています。
 
中国の圧政への抗議デモに参加して拘束され、３年半にわたって刑務所などで拷問を受け続けた人もいます。　拘束中は、刑務所の看守らから数日間にわたって直立不動でいるよう強要され、眠気で倒れると、電気ショックの棒を当てられたり、殴るけるの暴行を受けた。　
 
これまでチベット僧による焼身がほとんどだったが、今年には初めて、女子生徒（１９）や子供のいる主婦（３２）が死亡し、一般住民への広がりをみせている。　
 

チベット仏教においては、自殺を含めて生命を軽視することは許されない行ないとされている。　しかしその自殺がチベット仏教を守るためなら許される、との見解も流布しています。　
 
１６人目の抗議の自殺者とされるアムドのゴロのソパ・リンポチェ氏。　その遺言は次のように伝わっているそうです。　「仏陀が、昔、命を捨て、虎に捧げたように、他に犠牲となったチベット人と同様に、真理と自由と大義のために命を捧げることに決めました」 　
 
 
 
 
 
 
チベット暴動：４年　止まらぬ焼身抗議　１年で２６人、緊張緩和見えず
http://mainichi.jp/select/world/news/20120314ddm007030131000c.html　
 
チベット人僧侶：焼身抗議は「焦燥感」から
http://mainichi.jp/select/world/news/20120311k0000m030024000c.html　
 
 
 
「日の丸行進」のコール嬢をしていただいている中曾さん（おつるさん）のブログ。
おつるの秘密日記 酒と薔薇と愛の日々
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/2138/　　
【H24/3/10】ラサ蜂起記念チベット支援デモ in 大阪⑤‐デモ隊、御堂筋へ‐
上記にデモの先頭を日の丸を掲げる歩くトラッキーが映っています。
 
 
【台湾建国応援団ＨＰ】
http://ilha-formosa.org/?p=15531　　
【H24/3/10】ラサ蜂起記念チベット支援デモ in 大阪
【FREE TIBET in OSAKA】（うつぼ公園～難波）
 
http://ilha-formosa.org/?p=15583　　
【2012/3/10 Save Tibet】僧侶によるチベット平和祈念行脚【Japanese Buddhist】（大阪・天王寺駅へ向かう）
 
http://ilha-formosa.org/?p=15595　　
【天台宗 天鷲寺】（大阪・天王寺区夕陽ヶ丘のお寺にて）
チベット蜂起犠牲者・チベット抗議焼身自殺僧・東日本大震災物故者 追善供養
 
 
 
【中共が　尖閣・琉球　侵略作戦】
 

中国系の新聞や雑誌、インターネットなどには「中華人民共和国琉球自治区」や「中華民族琉球自治区」といった文字が多く見られるようになっています。
 
香港の月刊誌には「『中華民族琉球自治区』援助準備委員会」設立の公告が載っていますし、ほかの中国系メディアにも出ています。　関係者は「世界に向けて、中華琉球をアピールしていく」と話しています。
 

「中華人民共和国琉球自治区の設立　琉球群島１０００年の国家戦略の開始」という中国の論文には
 
「中国は１０００年の発展のため、琉球群島（＝沖縄諸島など）を回復し、中華人民共和国琉球自治区を成立させなければならない。　『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』は法律上、中国が琉球の主権を持つことを保障している。　（琉球を）国防のための巨大な鋼鉄の長城となし、太平洋に向かう前進基地としなくてはならない。　中国は琉球を建設し、日本軍と米軍を東海（＝東シナ海）から遠ざけ、琉球は中国の安全のための防波堤となるのだ」という世界戦略をかかげています。
 

中国画策、沖縄を「琉球自治区」に　海軍機が尖閣接近
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110303/chn11030321130006-n1.htm　
 

さらに中国政府はすでに「尖閣諸島は中国領だ」と公言している。　人民解放軍の中には、日本への侵攻計画を呼びかける高級幹部もいる。
 
日本もいつかチベットと同じ運命をたどり、尖閣・沖縄を取られて将来は中共の支配下に入ろうとしています。　沖縄では「中国人民解放軍が琉球国を日米両国から解放するために支援に入る」ことを左翼は望んでいます。　そんな事態にならないためにもチベットは他人事ではないという視点が日本国民には必要ではないでしょうか。
 

「県民と日米の戦い」は、琉球独立運動！
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/17f1c82b25b3583598b242192cbed4e4　
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（完）
 

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・帝国主義（軍国主義）がうかがえる、童謡「すずめの学校」　　はーあー？
・４０年前のニューヨークでの私の思い出
・「国内発」の日本をおとしめる謀略に知らず知らずに手を染めている「わずかの放射能でも恐い」派
・神国日本の土壌は放射能を浄化する偉大な力をもつ
・「放射能に愛は必要ない」と思われるのかどうか
 
 
 
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