いのちの風 bU62―その1  
平成24年6月30日(土)発信 
石黒大圓(だいえん)

 
 
 
【今回のテーマ】 
7月「日の丸行進」/7月「いのちと出会う会」/夏もの衣類カンパのお願い
 
 
いつもありがとうございます。 だんだん暑くなってきて夏模様となってきました。 7月の第十二回「日本唱歌を歌う日の丸行進」の内容が確定しました。 今度は夏らしく華やかに「浴衣で日の丸行進」とします。 
 
 
● 7月15日(日) 13時集合 (6月と同じ)「うつぼ公園」東園・人形像がある円形広場。 13時40分行進出発。 浴衣をお持ちの方はできたら着用でご参加ください。 しかし浴衣着用は強制ではありません。 
 
ソプラノ歌手の大峰さんとご家族、コール嬢のおつるさん(中曾さん)、そして副指揮者の真鍋さん、総指揮者の私の、最低限6人は浴衣姿で参加します。
 
 
7月の唱歌は、いつもの「日の丸の旗」「ふるさと」以外に4曲
 
「日の丸の旗」
http://www.youtube.com/watch?v=Ej-nhp2BFrA&feature=related
「ふるさと」
http://www.youtube.com/watch?v=ZmrJyek9mpw&feature=related 
「たなばたさま」(笹の葉 さらさら)
http://www.youtube.com/watch?v=cke3Enf-r3o&feature=related 
「海」(うみは広いな大きいな)
http://www.youtube.com/watch?v=LmJzewEFzNs&feature=related 
「かもめの水兵さん」
http://www.youtube.com/watch?v=H84GO4IhGuk&feature=related 
「海」(松原遠く)
http://www.youtube.com/watch?v=joD5x9hKDHM&feature=related
 
 
新たな【注意事項】として「熱中症にはご用心を」(保冷剤を日本手ぬぐいで巻いて首を冷やす用意をしています) 
 
 
 
● 7月の「いのちと出会う会」は衝撃的内容であり、最初で最後の決死の自己開示をしてくださいます。
 
第115回 7月19日(木) 「魂との出会い〜ある事件を通じて学んだこと〜」 
 
生きづらい人の生きるヒントがそこに隠されているのかもしれない。17歳で性的暴力に会い"このまま殺されるのかもしれない。本気でそう思ったその瞬間少女は何を感じたのでしょうか? 20年間封印していた事実が語られます。また、「生死の現場」で医者や看護師が淡々と見えるという苦情を受けて、看護師として患者家族への心のケアについても語っていただきます。 
 
話題提供者: 看護師、シンガー(「ナーシスターズ」として活躍中) 山本理恵さん 
 
十八時半開演 千円 應典院6771-7641 (地・谷九駅から西へ坂を下り左折、徒歩八分) 二十時から同じ会場で千円で、お好み焼き、ビール、お茶、付きだしの懇親会あり。 お近くでお時間があり、おいでいただけましたらうれしいです。
 
いのちと出会う会
http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?cat_id=24  
 
 
 
★ 以下は今回FAX通信の方に送るために作ったものですが、
すでにメール送信の方にはお送りしたものと同じで、重複しますが
ご了承ください
 
 
 
【当たり前でない 衣食ある ありがたさ】
 
 
● 『夏もの衣類カンパのお願い』
 
野宿者へ手渡す半袖Tシャツなどの衣類をいただけないでしょうか 春夏秋冬・毎週月曜日夜9〜10時15分くらいまで「JR大阪駅前炊き出しと駅前周辺掃除」を野宿のオッチャンたちと一緒にしています。 その時に古着を配布していますが、夏は男性ものの半袖Tシャツがいつも不足しています。 
 
路上で移動生活している人々に渡しています。 ブルーテント生活者へは渡していません。 私たちの活動を通して自立された野宿者もおられます。 私たちはただ物を渡すだけでなく、心も渡して自立への手助けをしたいと思っています。
 
実際に私たちとの心のふれあいを通じて自立された方々もおられます。 従来からありがちな、私「渡す人」あなた「受け取る人」という気持ちではやっていません。
 
 
着古したものでも結構ですので、タンスの奥で眠っている半袖Tシャツや靴下、肌着、スニーカーなどがありましたら、いただけないでしょうか。 (スーツ上着や白いカッターシャツ、革靴は要りません) なお女性ものも要りません。 炊き出しの列に並んでいる人々はほとんど男性ですので。
 
以下の住所へ送っていただくか、炊き出し現場か、「日の丸行進」の集会場所か、へ持ってきていただくか、たくさんありましたら大阪市内や近郊なら車で取りにうかがいます。 よろしくお願いいたします。 
 
541‐0056大阪市中央区久太郎町3―4―18 石黒大圓  090―1146―7351
 
 
 
年間100人以上の人々が大阪市内や府下で、路上で行き倒れとなり凍死、熱中症で亡くなっています。 それを外人が見たら「日本の恥、大阪の恥ではないか!」という義憤の気持ちでホームレス支援を行なっています。 
 
真冬には半年間、毎週金曜日、大阪市内の路上で寝ている野宿者たちに寝袋を配っています。 凍える路上で震えながら寝ている人々に11年間で約1万1千個を配りました。 毎年百万円もの全国からいただく浄財カンパでまかなっています。 
 
 
人生いつ何が起こるかわかりません。 不遇な境遇におちいることは誰もがいつかは直面することです。 
私は平成元年に白血病で次男を5歳で亡くしました。 そのあと、町で出会う子供たち誰もが愛おしく見えました。 
 
特に平成9年に妻49歳をガンで失った2年後、オヤジ狩りに会い傷つけられ、半年後にある種の悟りを得た後、よけいにつらい目にあっている人々を愛おしいと思うようになりました。 それが野宿者支援の原点です。
 
 
そのような気持ちもあり「いのちと出会う会」を心の癒しの場として、また生と死を考える場として立ち上げて12年が経ちました。 過去のつらい体験を乗り越えて今は輝く人生を歩んでおられる方々に人生の自己開示をお願いしています。 できれば日本国にもそのような自己開示をお願いして、日本国民が祖国に誇りをもち自信を取り戻していただきたいと思っています。
 
 
10年ほど前に思想的に保守陣営に転向したあと、保守系の方々の一部の方からホームレス支援をしているという理由で「隠れ左翼」と私は思われていたようです。ホームレス支援をしているのが主に左翼だからです。 
 
しかし私は決して「人権無視、かわいそう、同情」だけではやっていません。 ある人が言いました「ホームレスも天皇陛下の『赤子』であり『大御宝』ではないか」と。 そのような民族の同胞を救済するという気持ちで行動しています。 
 
 
少しでも彼らに温かい手を差し伸べて、寝袋の中で暖かい夢を見ていただき、明日を生きる活力にしていただきたいと思っています。 彼らの姿を見るとき、毎日クーラーのなかで生活でき、風呂も毎晩入れる日常の「当たり前」と思っている生活に感謝がわいてきます。 
 
 
(その2へつづく)