いのちの風 bU75―その2
石黒大圓(だいえん)
【今回のテーマ】
今年の年賀状/1月の日の丸行進/皇居参賀・靖国参拝/行進への協賛中止?
(その1からのつづき)
【安倍首相 叱咤激励 誤解され】
正月早々に嫌な夢を3回連続で見ました。 それがすべて正夢(まさゆめ)となって現れました。 一つは激震となって飛び込んできました。
1月1日に頑張れ京都のT先生から「日の丸行進」への絶縁状がメールで送られてきたのです。 私が年末の通信に書いた「安倍政権 正体見たり 腰砕け」に激怒され、「石黒は反安倍か」と、日の丸行進への協賛を断って来られました。
「安倍政権実現」は「頑張れ日本!全国行動委員会」の機関決定事項、というのが理由です。 「反安倍」の「日の丸行進」には「頑張れ日本!京都本部」としては協賛できない、ということでした。 私の通信の内容が「反自民」「反安倍政権」と見なされたようです。
私の筆がすべって過激に書いてしまって、原因を作った私にすべての責任があり、申し訳なかったです。 また12月1日のデモは自民党支持のデモではなく「安倍首相支持デモ」であることを誤解していました。 左翼シンパが多くいる自民党、自虐史観が蔓延している自民党、利権に群がる自民党にはヘキヘキしていましたのも事実です。
今年の年賀状には「おりしも昨年政権が変わり、久しぶりに爽快な気分で新年を迎えることができます」と書きました。 決して私は「反安倍」ではありません。 安倍首相に言いたかったのは「良き自民であってほしい」「安倍さんにはこうあってほしい」「安倍首相 しっかりやってや」という意味の叱咤激励です。
しかし夏の参議院選挙まで「安全運転する」「臥薪嘗胆して時を待つ」という安倍首相の宥和戦術。 この策を取るとしても、日本を侮蔑する言動にはその都度、言論戦術で戦う決意をしてほしい、と思いました。 触らぬ神に祟(たた)りなしの「自重」よりも「打って出る」戦略に転換すべきだ、と考えました。
ならず者国家であるチャイナや韓国はいくらこちらが自重しても、日本が折れて、ひざまずいた、屈した、と受け取る相手です。 自分の都合で日本を攻撃してきます。 戦前に脅威の一途をたどるナチスドイツに対してイギリス政府は「宥和政策」を採りました。 しかし逆にドイツは増上慢となって侵略が始まりました。
すでにチャイナの習近平政権は尖閣をめぐって戦争を仕掛ける構えにますますなってきています。 参議院選挙まで自重して、その誠意が伝わる相手ではない。 選挙で大勝して安倍首相が君子豹変し、一気に高圧的になった時こそ恐いと思いました。
1月の「日の丸行進」では「安倍首相 しっかりやってや」「安倍首相は靖国参拝を」「安倍首相は竹島の日主催を」「安倍首相は村山談話廃棄を」「安倍首相は河野談話廃棄を」などと書いたプラカードを掲げます。 行進では「反対、粉砕」の声を挙げないと同じように、安倍首相には口が裂けても「反対」の声は挙げません。
安倍政権となってから経済対策、復興対策、国防対策、沖縄対策、教育対策、対北朝鮮対策など次々と手が打たれています。 そして株価はどんどん上がり、円安に振れ、日本経済復興に向かって明るい展望が開けています。 本当に安倍首相は日本の救世主です。
民主党という元過激派が牛耳っていた全共闘政権は、ばらまきばかりで何もせず、結局は日本解体政権であったことが今になってわかります。 安倍首相が政権をとったのは奇跡的な出来事、まさに日本の神々による「神はからい」と信じて、首相に私はついていきます。
幸い、京都頑張れのある幹部の方のお計らいで「1月だけ協賛はない」で落ち着きました。 本当に多くの方々ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。 T先生に教えていただいた「草莽崛起の志」を今後も高く掲げて、政党や政治家とは一線を引いて、今後も「日の丸行進」は続けていく所存です。