いのちの風 677その1  
平成25年2月25日(月)発信 

石黒大圓(だいえん)
 

 

【今回のテーマ】 
今朝の産経に日の丸行進が/レ・ミゼラブル・感想続編/進化させる日本のデモ行進
 

 

いつもありがとうございます。 もうすぐ3月だというのに寒さが続きますね。 
史上最強規模の寒気が北海道・東北にやってきたとのこと。 
しかし私にとって今朝は新聞紙上に暖かい風が吹きました。 
 
 
 
【大阪が 先頭切って 日本変革】
 

 

今朝の産経新聞社会面(27ページ)西日本版に「緩〜いデモ 定着?」の見出しで
日の丸行進を大きく載せていただきました。 
大きな見出しとしては「日の丸行進 過激コール×」「イベント風参加しやすく」
とあります。 
 
2月の行進の時に産経新聞さんの取材があり、また個人的に取材を受けて記事に
してくださいました。 
3月の集会開始時間が確定したら再度記事にしていただく予定です。 
産経新聞さん、ありがとうございます。
 
この記事によって来月の20回記念(3月17日・日曜日)には多くの方が参加
してくださるでしょう。 ありがたいことです。 
今のところ大阪府警の指導で、20分遅れて13時20分に集合集会の予定です。 
 
3、11東日本大震災と反原発デモの関係でしょうか、5つのデモが重なっている
ようです。 
集合場所はいつもの「新町北公園」(元厚生年金会館、今はオリックス劇場)
 

 

「大阪から発信する今までにない新しい日本人の行進」という意気込みで、
これからも百回をめざして毎月行なっていきます。 
百回目ころには日本人は祖国にめざめ、祝祭日には町々の家やビルには日章旗が
はためき、祝典では君が代を歌うのが常識となる国家に生まれ変わっていることでしょう。 
 
それまで生きて祖国のためにご奉仕させていただきます。 
お時間がありましたらぜひご参加ください。 
また産経新聞もご覧ください。
 

 

前回の通信に書いたミュージカル映画「「レ・ミゼラブル」の感想文に以下を追加して
色々な場所で配布しています。 
倫理法人会のある方は「最後の30分くらい感動で涙が止まりませんでした。
映画でこんなに感動したのは初めてです」と言ってくださいました。 
倫理法人会推薦の映画にしていただくようにお願いしています。 
 
 
 
【世の光 清く正しく 生きて死す】  
 

 

【以下が追加の文章です】
 
この映画は、逃亡した囚人が悔い改め、虐げられた人々を救い死んでいった聖者
としての生涯を描いています。 
クリスチャンなら多くのシーンで聖書のなかのイエスを思い出すでしょう。 
「レ・ミゼラブル」が世界で大成功をおさめた理由がそれと思います。 
 
最初のシーンからしてイエスの生涯を追体験できます。 
ジャンは囚人として帆船の強大な帆柱を背中に担がされた。 
それはまるでイエスが処刑されるために、自らをはりつけにする巨大な十字架を
背に負って歩かされたシーンと重なります。 
 
政治家だったユーゴーは死刑廃止運動や貧民救済、社会福祉、教育改革などを
主張していました。 
皇帝ナポレオン3世の暴政に反対して共和派となり弾圧され、ベルギーやイギリス
への19年間もの亡命を余儀なくされました。 
亡命中にも反帝政の文筆活動をつづけ、アメリカの奴隷解放運動にも影響を与え、
当時の民主主義運動のリーダーとなっていました。
 

 

ヴィクトル・ユーゴー(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC
レ・ミゼラブル(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB
 

 

亡命中に「レ・ミゼラブル」をついに完成させました。
フランスでは貧しい労働者たちが、皆でわずかな小銭を集めて彼の本1冊を買い、
回し読みしていたそうです。 それゆえにこの長編小説はあらゆる階層で大きな
感動を引きこしていました。 
 
フランスの産業革命前のフランス庶民の生活は悲惨でした。 その現状を打破しよう
とした作者ユーゴーは彼らの気持ちを代弁するものでした。 
今のホームレスより「虐げられていた」貧しい庶民はまさに「ミゼラブル」
(惨めで不幸)な存在。 
彼らを救おうとした作者ユーゴーやジャン・バルジャンに、ホームレス支援を
している私はよけい共感するのです。  
 
これは現代においてもなんら消え去ることのない普遍的な「愛」「自己超克」
「社会変革」の物語です。 
ロングランをつづける舞台やこの映画によって再び「レ・ミゼラブル」は注目され始めています。
 

 

映画『レ・ミゼラブル』オリジナル予告編 
http://www.youtube.com/watch?v=cl9gni_N_hk
  
映画『レ・ミゼラブル』日本版予告編 
http://www.youtube.com/watch?v=NTE8tyTOZxU
  
【映画評論】映画「レ・ミゼラブル(Les Miserables)」
【動画】(この映画の歌唱曲のほとんど全てがあり、感動的)
http://esquire.air-nifty.com/blog/2013/01/les-miserables-.html