いのちの風 bU80―その1
平成25年4月28日(日)発信
石黒大圓(だいえん)
● 「いのちの風」石黒通信「縁の花」支縁サイトがbU79まで更新されました
http://www.geocities.jp/ennohana/en20isiguroyosihiko.htm
↓
いのちの風679 満開の桜の思い出/4月「いのちと出会う会」/3月と4月「日の丸行進」報告と告知
いのちの風678 ありがとうの言霊の奇跡/いのちと出会う会/三回も産経新聞に行進が掲載予定
いのちの風677 今朝の産経に日の丸行進が/レ・ミゼラブル・感想続編/進化させる日本のデモ行進
いのちの風676 2月「日の丸行進」/2月「いのちと出会う会」/ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」
いのちの風675 今年の年賀状/1月の日の丸行進/皇居参賀・靖国参拝/行進への協賛中止?
【今回のテーマ】
淡路島地震/4月「日の丸行進」の報告/奇跡の復活「僕のうしろの道はできる」
いつもありがとうございます。 最近発信の回数が少なくなり申し訳ありません。
四月十三日(土)早朝に起こった淡路島地震にはびっくりさせられました。
阪神大震災の記憶がよみがえりました。 大阪市内で震度3ほど。
20秒くらい揺れたでしょうか。 飛び起きて揺れる中で呆然としていました。
早く部屋から飛び出したらよかったのに、室内の食器棚の前でいつ終わるのか、
この程度でおさまってほしいとただ祈るばかりでした。
ガラス棚が倒れてきたら命がなかったかも知らないのに。
しかし何も倒れることとなく積み上げたものも崩れなった。
東北や神戸並みの地震だったら、ビルがぼろいので崩落していたことでしょう。
あの日が命日になるはずでした。 家族の死を経験しているので、いつでも
そんな運命を受け入れる気持ちで生きています。
外国の知人や東京にいる長男も心配して電話してくれました。
次の日曜日は友人の結婚式でしたが、大地震だったら中止になっていた
ことでしょう。 天の恩寵に感謝です。
淡路島には日本神話の最初の創造神、イザナギ神の神宮があります。
日本の天戸開きが再び起こったのかもしれません。
神戸の地震のときにもそう言われました。
あの時は村山社会党政権でしたので社会主義への嫌悪を示す地震だった
と以前に書きました。 今回の小さな地震は安倍政権が窮地にある日本を
切り開いてくれていることへの賛辞のものだったのでしょうか。
日本では地震や台風、火山噴火、川の氾濫など自然の猛威で昔から人が
死ぬことが多かった。 そのために日本人はいつかは無くなっていく
人の命や物への「もののあわれ」を体感していきました。
それが無常観をもつ国民性となって人や物に対する哀感の情が深まった
のでしょう。 それが東北の人々の震災のときの姿となりました。
またそれが世界から賛嘆の声となって聞こえてきました。
個々人には確たる信仰は少ないけれど「日本は世界に冠たる宗教国家」です。
そのような話を十月に大阪経営者漁火会で講演させてもらう予定です。
そのような視点で日々物事を見つつ資料も集めています。
【民族の 栄えある行進 神や守らん】
4月の「日の丸行進」の報告です。 今月もまた奇跡が起こりました。
今度は本当に奇跡でした。 参加してくださった常連参加者の皆さんも
そう言っておられました。
週末まで60%の雨の天気予想で、今回は絶対ダメだと皆さんが思っていました。
しかし土曜日にインターネットの天気予想を見たときに12時近辺だけ「晴」
に変わっていて、ぞーっとしました。 これはまさしく神ごとです。
そして実際に行進の準備をしていた11時ごろには太陽が照りだし集会が始まった
時にも晴れ渡っていました。 行進が終わったときには完全に快晴となり、
朝は寒かったのに汗が出るほどの陽気となっていました。
風は強く日の丸も鯉のぼりも風になびいて実に美しかったです。
昨年亡くなった元自衛官、作本晃一さんが掲げていた大きな日の丸が彼の父上
から届きました。 彼の遺影を首にかけた若いT君が、その日の丸を掲げて
進の先頭を歩いてくれました。 彼も空の上から応援してくれていたでしょう。
いつも晴れになるのは彼のおかげでもあると思っています。
また彼や自衛官につらなる英霊の皆様も、私たちの行進に見えない姿で一緒に
行進してくださっていると思って胸を張って歩きました。
別にもっと強大な日の丸をかかげた方が先頭の後につづき、
またその後ろには2mの鯉のぼりが風のなかで泳いでいました。
鯉のぼりは大小全部で15ヶほど、街宣車の上にも4ヶ、日の丸がよけいに
美しく映えて見えました。
そして横断幕や幟を桜の花や赤いカーネーションで飾り、ますます
きらびやかな行進となりました。
新しく参加してくださった方は10人以上もいました。
大阪城で毎日早朝からラジオ体操をしている「大阪ラジオ体操会」の方々が
6人ほど参加してくださいました。 朝5時半から国歌斉唱をされ数百人が
参加しているとのこと。 次回からはもっとたくさん参加されるようです。
今月の「日の丸行進」参加者は、遅れて参加した方や途中参加の方もいて、
久しぶりに100人を越えました。 雨の予想がなかったら120人くらいに
なっていたかも知れません。 これからいい季節となるのでどんどん参加者は
増えるでしょう。ありがたいことです。
今月は関西防衛を支える会会長・濱野ご夫妻や元航空自衛隊幹部、高岡昭一先生
もご参加くださり、強風であおられる横断幕を必死で持ちかかえてくださいました。
ご参加の皆様ほんとうにありがとうございました。
4月29日は昭和天皇のお誕生日・昭和の日。 「昭和天皇陛下万歳」を三唱
しました。 また4月28日は日本が主権を回復した日。
昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効し、我が国は約7年に
及ぶ占領から解放され、主権を回復しました。
昭和天皇の御歌には
「風さゆる み冬は過ぎて 待ちに待ちし 八重桜咲く 春となりけり」
とあります。 どんなにか待ちに待った日だったでしょうか。
独立記念日は世界の国にあります。しかし日本にはありません。
若者のなかには日本がアメリカと戦争をしたということさえ知らない、
日本が占領された時期があったということも知らない人がいるようです。
日本の独立が回復した4月28日を主権回復記念日、独立記念日として祝い、
その意義を広めていきたいと思い「万歳三唱」をしました。
(その2へつづく)