勝の官能日記
∞「第2章 勝の恋」∞
「勝と友人との電話」
彼女との一夜の翌日、勝は友人に早速電話しました。
本当にありがとうございますと心から感謝しました。
涙が出るぐらい嬉しかったと言いました。
本当に驚いたけど、人生一番のサプライズだったと興奮しながら言いました。
その上で、口には出しませんでしたが、
そんなこと、誰もしてくれなかったという喜びを、友人に分かるように伝えました。
一杯、一杯、考えられる喜びを伝えたのです。
その上で、勝は、彼女に何もしなかったと報告しました。
彼女は、本当に最高だけど、その事をお願いしなかったと言いました。
でも、彼女には、添い寝させて貰ったと感謝を込めて言いました。
結局、それだけだったと言いました。
だけど、勝は、口には出しませんでしたが、そのことで友人との友情を大切にしていることを伝えました。
これからも友情を続けていきたいことを伝えました。
一杯、一杯、勝は、彼女の為にも、何もなかったことを伝えました。
友人は、そんなに勝に最初驚いていました。
何もしなかった勝に、信じられないと笑って言いました。
そんな男性は、いないと呆れていました。
そんな男性は、勝だけだと、笑いながら言いました。
友人には、勝の行動こそが、サプライズだったみたいです。
でも、勝の気持ちは分かってくれました。
また、友人は、よかったら、彼女と二人で会ってやってと勝にお願いしてくれました。
よかったら、遠慮せず、彼女を泊めてやってと勝に軽く言います。
彼女が嫌でないことなら、何でも好きにしていいよ。
勝のテクニックで、彼女を喜ばせてやってとさえ言います。
最後には、友人は、無理強いはしないけど、俺を通さずに、彼女と、いつでも連絡していいと、言ってくれたのです。
勝には、そんな友人の言葉は信じられませんでした。
そんな友人の行動は信じられませんでした。
だけど、なんてすごい男なのだと改めて思いました。
こんな男、今まで、会ったことないと心から思いました。
いつか、勝も、こんなことが言える男性になれるだろうかと思ったのです。
その上で友人が、どうしてそんなことができるのかと思いました。
どんな考えを持っているのか、関心持ちました。
勝は、それを是非知りたいと思いました。
知らないといけないと思いました。
その上で、彼女と再び会えたらいいなあと思いました。
勝は、何も返事ができず、ただ、ありがとうと答えたのです。
「勝と彼女との電話」
勝は、友人の次に、彼女に電話しました。
初めて、彼女の携帯に、少しドキドキしながら電話しました。
勝は、電話で、彼女に、一杯一杯ありがとうございますを届けました。
勝の人生で一番のありがとうございますを心から言いました。
最高の無限の、無限の幸せを、天まで届けとばかりに届けました。
勝は、彼女に無限の、無限の愛や、感謝のシャワーを送ったのです。
彼女は、そんな勝の電話に喜んでくれました。
すてきな女性らしい、甘い、とろける声で、聞かせてくれました。
勝の愛のシャワーを一杯浴びてくれました。
こちらこそ勝ちゃんと会えて嬉しかったと優しい声でくれました。
こちらこそ勝ちゃんと話せて楽しかったと甘い声で言ってくれました。
こちらこそ、勝ちゃんの家に泊めて頂いて意外だったと笑ってくれました。
こちらこそ、勝と添い寝できたこと、楽しかったと言ってくれました。
彼女も、勝に、喜びのシャワーを一杯かえしてくれたのです。
だけど、正直言って、勝には、そんな彼女の優しさが、まだ信じられませんでした。
今でも、夢を見ているようで、ずっと興奮していました。
彼氏の一人の友人にどうしてそこまで優しいのか、理解できませんでした。
彼が、強く頼んだからなのかと疑いました。
でも、勝は、怖くて、とてもそのことは聞けませんでした。
気がついたら、勝は別なことを言っていました。
また、連絡していいですか。
よかったら会ってくれますか。
その時、今日のように、何もしないので、よかったら泊まってくれますか。
その時、けっして変なことはしないので、添い寝してくれますか。
勝は、恐る恐る言いました。
勝には、それだけでも、本当に幸せだということ伝えたかったのです。
彼女は、勝にすぐに答えてくれました。
構いませんよ。
笑いながら喜んで。
少し考えてその時しだいです。
どうしょうかな。(o^-^o) ウフッ。
彼女は、楽しいそうに答えました
まるで彼女は、勝の恋人になってくれたように返事くれたのです。
その時から、彼女は、勝の数少ない女性になりました。
勝が一番好きな女性になりました。
勝にとっては、特別な女性になりました。
勝が一番大事にしたい女性になりました。
彼女は、勝が、時々、お電話してもいい女性になりました。
勝が、お電話できるだけで、トキメク女性になりました。
勝が、声を聞くだけで、魂が躍動する女性になりました。
勝が、何の用もないのに電話してもいい女性になりました。
勝が、お話できると思うだけで、とてもドキドキする女性なりました。
勝が、お会いできるだけで、ハッピーを感じられる女性になりました。
勝が、つねにイメージする女性になりました。
勝が、Hなことを考える時に、マスターベーションする時にお世話になる女性になりました。
勝が、つねに幸せを願う女性になりました。
勝が、彼女のことを思い出すだけで、幸せになれる女性になりました。
彼女は、勝には、最高の女性になったのです。
勝は、彼女との縁があると思うだけで、とても幸せだったのです。
神様に、初めて感謝したのです。
「勝と友人と彼女」
勝と友人と彼女は、それからも時々会いました。
友人は、彼女といる時に、時々、勝に電話くれました。
二人で、勝に会いに来てくれました。
勝と友人と彼女は、3人で、時々、ファーミリーレストランで会いました。
3人で、いろんな話しました。
3人で、大いに語り合いました。
勝は、それだけでも幸せでした。
喜んで、二人の会話に参加しました。
勝は、彼女が、幸せそうなのを見ているだけでも幸せでした。
彼女が、楽しいそうな顔を見ているだけでも幸せでした。
彼女が、友人のことが本当に好きなのだなあと実感できた時でも幸せでした。
とてもとても、幸せでした。
勝の心の中に、不思議と嫉妬の気持ちはありませんでした。
いえ、時々は、嫉妬の気持ちも生まれましたが、すぐに打ち消せました。
むしろ、彼女に、あの時に、何もしなくてよかったと思いました。
今の3人の関係で、よかったと思いました。
でも、勝と友人と彼女の中には、あの日以来、不思議な気、愛のエネルギーは流れていました。
勝は、二人に、自分は愛されているという強い実感を持っていたのです。
しかも勝は、いつでも、どうしようない時は、彼女と会えると思うことができました。
それをすることがなくても、思えるだけで十分満足でした。
いつでも、優しい彼女に、SOSを出せると思うだけで安心できました。
友人と彼女の二人の関係は、壊せないと固く自然に誓っていたのです。
だから勝は、友人と彼女がずっと幸せなことを願いました。
友人と彼女が、いつまでも一緒にいてくれることを一生懸命イメージしました。
友人と彼女が、早くご結婚されることを本気で信じていました。
二人が、いつまでも、永遠の1/2の関係であることを祈りました。
二人が、お互いの欠点は、補って、つねに仲良く暮らしてくれることを確信していました。
二人が、いつまでも、ずっと一緒のベストパートナーでいてくれることが、勝の心からの望みだったのです。
だって勝は、そんな友人を通して、彼女と会えるだけで幸せでした。
優しくして貰えるだけで幸せでした。
愛せるとイメージできるだけで幸せでした。
勝は、そんな友人を通して、本当にどうしようもない時は、彼女に恋人になって頂けると思うだけで幸せでした。
一時でも、彼女を恋人として優しくして貰えると思うだけで幸せでした。
一時でも、彼女を恋人として抱きしめ、愛せると思うだけで幸せでした。
勝は、彼女の為だったら、自分にできることは何でもするつもりだつたのです。
「一つの家族の幸せが世界の全体の人類の幸せに繋がる」
ある時、友人は、そんな勝に、自分の考えを説明してくれました。
彼女の見ている前で、自分の理想を説明してくれました。
友人は、勝に、最初、彼女のことを大いに自慢しました。
彼女は、完璧で、何も欠点がと言いました。
彼女は、誰がみても最高の女性だと言いました。
彼女は、料理でも掃除でも何でもできると言いました。
彼女は、一流のところで、仕事もちゃんとしていて、自分よりもお金もっていると言いました。
彼女は、小林正観や笑顔教室などで、学んでいて心も綺麗だと言いました。
その上に彼女は、顔もスタイルも抜群だとのろけました。
友人は、本当に嬉しそうに、自信を持って言ったのです。
しかも自分は、彼女といられて幸せだといいました。
自分が信じているおかげさまにいつも感謝していると言いました。
自分は、今、本当に幸せだと言い切ったのです。
でも、友人は、自分だけが幸せだったらいけないと言いました。
自分と彼女、二人だけが幸せでは、俺は満足できないと言いました。
自分と彼女の周りの人達も幸せでないと、面白くないと言いました。
自分と彼女にご縁のある人達も幸せでないと、本当には喜べないと言いました。
自分の友人も、彼女の友人も、家族も幸せでないと、本当の幸せではないという理想をいいました。
その上で、友人は、勝は、二人の友人だと言いました。
勝は、もっともっと幸せであっていいと言いました。
勝の幸せが、二人の幸せ、彼女の幸せだとも言いました。
それが彼女の望みだと言いました。
友人は、あの日は、友人の頼みに、彼女が、快く、喜んで応じてくれたと言ったのです。
次に、彼女が、勝に笑顔で言いました。
世の中が平和で、争いのない社会になるには、まずは、一人一人の心が平和でないといけないと言いました。
一人、一人の人が、周りの人と争ってはいけないと言いました。
そんな争う心が、いろんな憎しみや、国家間の戦争を生み出すと勝に教えてくれました。
また、彼女は、その為にも、まずは、私が、幸せでないといけないと言いました。
「今、私も、彼も、とても幸せ」だと、勝の前で、少し謙遜しながらも、自信を持って、すごいオーラーを出して言ったのです。
しかし、その後、彼女は、彼の言うように、それだけでは駄目だと思うと、勝を見つめながら言いました。
幸せな人は、周りにも幸せを届けていかないといけないと思うと言ったのです。
しかも彼女は、私、私と彼氏、お互いの家族、二人の家庭、二人とご縁のある周りの人達、
日本で住んでいる人達、世界中の人達と幸せな道は、一つに繋がっていると言いました。
どんどん幸せを放っていたら、大きく、大きく広がっていくと、勝に、しみじみと教えてくれました。
私は、その為に、一歩、一歩、彼と二人で、地道な活動をしたいと言いました。
二人の周りにいる、本当に信頼する友人に、愛を届けたいと言いました。
その人が、本当に困っているなら、私のできることなら、何でもさせて貰いたいと、本気で言っていました。
それが、セックスでも、私がしたい人、望む人で、信用できる人とならしたい。
そうすることで、その人が喜ぶのなら、感謝して貰えるのなら、何人とでもしたい。
彼女は、ものすごい固い決意で、言いました。
それが、彼女や友人の信念、哲学だったのです。
また、彼女はそうすることが、二人の幸せに繋がると言いました。
そうすることが、日本や世界の平和に繋がると言いました。
それが、彼のしたいこと、願いだったら、私は、喜んでしたいと言ったのです。
その上で、彼女は、こうも言いました。
私の笑顔も、彼だけのものでない。
私の優しさも、彼だけのものでない。
私の愛も、彼だけのものでない。
私の心も、彼だけのものでない。
私は、何事にも縛られずに、自由でいたい。
私は、みんなのために生きている。
私は、みんなのために働いている。
私は、みんなのために収入を得ている。
私は、みんなのために料理を学んでいる。
私は、みんなのために存在している。
私は、みんなに、愛し合いされたい。
私は、みんなを愛する為に生まれてきた。
彼女は、はっきりとした、自分の意思を持って言いました。
彼氏に依存していませんし、彼氏に言われたからすると言った女性ではありませんでした。
彼女は、とても強い意志を持った観音様だったのです。
勝は、そんな二人に驚いてしまいました。
自分の心や家族が幸せでないと、周りも人も幸せでない。
世界を幸せにしたかったら、まず、自分や、自分の家族が幸せになることだ。
世の中には、そんな事を言う人はたくさんいます。
世の中には、そんな事を書いている本や、セミナーもたくさんあります。
でも、それを本気で、実行しようと思っている人が、いるとは思っていませんでした。
少なくても、目の前にいるとは思いませんでした。
だから勝は、そんな二人の気持ちを大切にしたいと思いました。
勝は、そんな二人をいつまでも応援したいと思いました。
二人のやることを、とても大変なことで、世の中で批判する人がいるかもしれませんが、少なくても、勝は、心から応援しようと思いました。
そんな二人の為に、勝は防波堤になりたいと思ったのです。
また、勝は、そんな二人の思いが、周りの人にも届くと思いました。
勝は、そんな二人の気持ちは、やがてすべての周りの人が理解すると思いました。
それが、勝が、信じる21世紀だと思いました。
だから、勝は、そんな二人の行動が、やがて世界を変えられると、あの時、本気で思いました。
勝は、少なくても、勝と友人と彼女の間には、この事をつねに理解できる関係でありたいと願いました。
勝と友人と彼女は、3人で共通の夢が持てたのです。
でも、あの時の勝は、そんな彼女に、殆ど何も言えませんでした。
圧倒されて、何も言えませんでした。
あの時の彼女は、とても綺麗で輝いていました。
愛が溢れていて、勝には、まぶしかったです。
しかもあの時の、彼女は、勝の知っているどの彼女よりもすてきで、観音様、女神様、そのものでした。
そんな彼女が、いつでも、本当に私が必要なら、勝に連絡してくれていいと言っています。
そう必死の思いで、最高の慈悲の心で言ってくれています。
勝の魂は、心から喜んでいるのが分かりました。
彼女の魂と一つに繋がりたいという気持ちで一杯でした。
だから勝は、素直に、二人の前で、本当に困った時はお願いしますと言っていたのです。
「勝と彼の不思議なご縁」
そもそも勝と彼がご縁を持ったのは、情報誌のサイトが、きっかけでした。
彼から、ある日メールくれました。
勝の地元の泉州の人だということでした。
勝が、ご縁を持っている笑顔共和国に関心のあるとのことでした。
勝と直接、一度、会いたいとのことでした。
勝にとっては、彼との縁は、最初から、不思議なご縁でした。
あの当時の情報誌のサイトを見て、メールくれたのは、彼ぐらいでした。
同じ泉州の人ということ人も、あまりいませんでした。
情報誌のサイトを通して、直接勝と会いたいというのは彼ぐらいでした。
勝と彼は、最初から意気投合しました。
長身の彼と、そうではない勝、
めがねをかけている彼と、めがねをかけていない勝、
お金を持っている彼と、あまりご縁のない勝、
ハンサムで、カッコいい彼と、おしゃれが苦手な勝
そして女性に持てそうな彼と、あまりご縁がなさそうな勝、
二人の容姿や生き方は、全然違いました。
でも価値観がよく似ていました。
勝の神様の信じる神様は、縁の神様でした。
日々、いろんなすばらしいご縁を勝に与えて頂ける神様でした。
彼の信じる神様は、おかげさまでした
日々、いろんなすばらしいものを彼に与えてくれる神様でした。
二人の神様は、似ていました。
二人は、もしかしたら、同じ神様を信じていたのです。
また、二人には、共通のご縁がありました。
笑顔共和国もそうでした。
小林正観もそうでした。
同じ地球村の村人でした。
船井幸雄の本もお互いに読んでいました。
いろんな精神世界で共通するご縁が驚くほどたくさんあったのです。
しかし、それだけでなく、二人の間には、もちろんお互いが知らないご縁もありました。
住まい塾、合気道、ありがとうおじさん、二人は、お互いの新しいご縁も紹介しました。
勝は、彼から、ありがとうおじさんのこと教わりました。
いろんな新しいご縁が、たくさん生まれそうな予感がしていたのです。
でも、何よりも、勝と彼は、男女のご縁がありました。
この事を、真剣に考える遺伝子のスイッチが、お互いに入っていました。
彼は、情報誌のサイトで書いている「男女の縁」の号を読んでいました。
彼は、それに関心持っていました。
彼は、勝の考えに、感銘してくれていたのです。
だけど、勝には、それは驚きでした。
情報誌の「男女の縁」シリーズに関しては、多くの人は無関心でした。
不思議と興味があって読んでいるのに、何の返事も来ませんでした。
中には、そんな事を書く勝を、困ったものだと思う偉い人もいました。
女性にもてないと平気で書いていると言って、勝に皮肉を言う人もいました。
勝自身も、とても恥ずかしいのに、勇気を出して書いている、本意を理解してくれる人はいなかったのです。
だから、勝と彼は、すぐに友人になりました。
勝にとって彼は、時々直接会う、唯一の精神世界系の友人でした。
勝が始めて持った、男女の縁の同志だったのです。
「勝と彼の自由恋愛同盟」
勝と彼は、最初のご縁から、すぐに時々会うようになりました。
勝にとっては、彼は、なかなかいない、男女の縁に語れる始めての同志でした。
彼は、勝がいう、所有という概念は、原始時代、男女の縁から始まったという意見に賛成してくれました。
彼は、女性が、裸から、服、パンツを着るようになったのが、最初の所有だという勝の考えにナイスと答えてくれました。
原始時代の腕力がある、けんかに強いから始まって、石を持つ、石斧、槍や弓といった進歩した武器も、すべては、多くの女性を得たいという男の本能から生まれたということにも、「僕もそう思う」と相槌を打ってくれました。
現在も、男が、お金や、学歴、地位、権力、高級車、おしゃれ、必死で求めるのも、実は、すべて、男が、綺麗ないい女性を得たいという本能の思いから、生まれたという意見にも、「勝さんはすばらしい」と感心してくれました。
今、女性が、お金や地位や権力といったものや、ハンサムと言った価値観でなく、環境問題や、ボランティアにかかわっている男性に一番の価値を置いたら、世の中の男性は一発に変わるというのも、「よく分かります」と答えてくれました。
それが、今の欲望を求めて止まらない経済や、行き詰った環境問題を解決する簡単な唯一の方法だ、世の中を変えるのは、女性の心しだいだといった時は、「是非、そうしましょう」と固く手を握って来たのです。
男は、それぐらい単純だということで一致したのです。
また、彼は、勝が言う、原始時代、人々は、誰かのものでなく、みんなのものとして愛し合っていたことに同意してくれました。
それが、不自然なことではなく、むしろ、自然界では、動物や鳥を見ていても自然なことだというのにも、頷いてくれました。
それが、結局、人類全体の大きな幸せなるということにも、大賛成してくれました。
二人は、21世紀、男女は、恋人とか、結婚といったもので縛られずに、もっと自由に愛し合うべき、自由恋愛大賛成派だったのです。
しかも二人は、男女のセックスには、エネルギーがあるという事で一致しました。
二人は、男女の愛のエネルギー不足が、いろんな不幸の原因だという考えでした。
不倫や浮気、離婚、セックスレス、憎しみ、嫉妬も、愛のエネルギー不足が原因だと考えていました。
夫婦や恋人が、セックスしないことで、エネルギーが不足して、ストレスや嫉妬、憎しみが生まれるという意見の持ち主だったのです。
また、二人は、男女の愛のエネルギー不足が、いろんな殺人や詐欺などの犯罪に繋がることも一致しました。
セックスがなくても、家族や、周りの人から愛されているというエネルギーがあれば、犯罪はうまれないという考えを持っていました。
だから二人は、男女の縁のエネルギー不足が解消されないかぎり、この世の中は、いつまでも変わらないということで一致しました。
それが、次の社会を生み出す大きな鍵だということで、二人の意見は同じだったのです。
二人は、同志だったのです。
しかも二人の意見は、結局、結婚制度は、今までは必要だったかもしれないけど、21世紀になったこれからは、必要なくなるということで、意見が一致しました。
結局、結婚は、パートナーの自由を束縛するので、もう紙切れはいらないということで、熱く語りました。
結局、浮気や不倫、嫉妬、妬みは、恋人やパートナーは、相手は、自分だけのものという概念から、生まれるということで、意見がまとまりました。
二人は、どんなに女性から痛い思いをしても、批判されても、これからは、男女は、もっと自由に愛し合った方が幸せなので、お互いに、自由に恋愛を楽しもうと、固く約束しました。
二人は、男女の考えはよく似ていたのです。
でも、勝と友人は大違いでした。^^
縁の神様とおかげ様では、おかげさまのほうが、正直何度もいいと思いました。
二人が、この事に気がついた環境、原因はまったくコントラストでした。
彼は、恋愛歴がたくさんありました。
彼は、美人な女性と何人もお付き合いがありました。
彼は、セックス経験も豊富みたいでした。
彼は、今でも、すばらしい恋をしているみたいでした。
何人かの綺麗な女性友達がいるみたいです。
彼女の他にも、すてきな恋人がいるみたいでした。
彼は、その中で、いろんな女性に、もまれて、鍛えられて、真理に気がついたみたいでした。
どうして、いろんな女性と付き合えないの、自由に付き合えないのと女性から、痛い思いを貰ったおかげさまで気がついたみたいでした。
女性とご縁が、ずっとないことで、どうしてだろうと考えた勝とは、まったく環境が、逆だったのです。
だけど、勝と彼は、ご縁がありました。
心の中で、自由恋愛同盟を結んでいました。
まだまだ数少ない、自由恋愛同盟の一員でした。
勝にとっては、たった一人の自由恋愛同盟の一員でした。
彼は、そんな勝に、彼女を今度紹介したいといいました。
自分の考えを理解してくれているすてきな彼女を紹介したいと言いました。
本当に驚くような彼女を紹介したいといいました。
それが、勝と、彼女の最初のご縁だったのです。
紫陽花の花が導いてくれた、紫陽花寺、三室戸寺で始まったご縁だったのです。
「勝の恋」
勝は、40歳ちかく、恥ずかしながら、恋を知りませんでした。
初恋は知っていましたが、結果は散々でした。
その時から、恋の神様が逃げてしまったみたいでした。
だから今まで勝にも、恋を来いと言っても来ませんでした。
恋を来い、来い、来いといっても、恋は生き物なのか、鯉のように、するっと逃げてしまいました。
濃い恋を乞いと願っても、駄目でした。
理由を考えて、故意を請いと努力しても駄目でした。
もう鯉のようなすてきな高貴な恋が、勝に来るとはもう思わなくなっていました。
40歳にして諦めていたのです。
でもそんな勝にも、恋が来ました。
勝は、彼女との一夜以来、彼女のことがどんどん好きになる自分を抑えられませんでした。
勝の頭の中は、自然に、彼女の事で一杯になりました。
そんな勝になるのに、何ヶ月もかかりませんでした
彼女は、どうしているのだろう。
彼女は、何をしているのだろう。
いつも、いつも彼女の事を考える自分がいました。
そんな勝が、恐れている事が起きました。
勝には、それが、本当の恋なのか分かりませんでしたが、これが恋かと思いました。
恋もいいものだと思ったのです。
そうしたら、勝は、本当に嬉しかったです。
やっと自分も、恋を体験できたと思いました。
死ぬ前に、一度、恋を知ってよかったと、ほっとしました。
好きな人のことをずっと思うのもいいものだと思いました。
だって勝は、一度でいいから、女性を本気で好きになりたいと願っていました。
そんな恋もしらないまま、死んでしまう空しい人生を送るのを恐れていたのです。
だから、勝は、自分に恋を教えてくれた彼女に感謝しました。
彼女は、勝にとっては、観音様、女神様だと思いました。
そんな恋をしている勝が、勝は大好きだったのです。
しかし、勝は、それだけで、十分だと思いました。
密かに、彼女を愛しているだけで、いいと思いました。
密かに、彼女のことを思っているだけでいいと思いました。
勝には、そんな秘めた恋でいいと思いました。
本来なら、恋を知らないまま、死んだと思う勝には、恋をすることができただけで十分だと思いました。
だから勝は、友人と彼女の幸せを願っていようと思いました。
彼女とは、今のままでいようと思いました。
彼女に、こちらから連絡しないでいようと思いました。
彼女を、いつか、自然に忘れようと思ったのです。
けれど、駄目でした。
勝は、彼女と連絡を取りたいと思う自分をおさえられませんでした。
勝は、彼女と話がしたいと思う自分もおさえられませんでした。
勝は、彼女に会いたいという自分をおさえられませんでした。
勝は、迷った末にとうとう彼女に手紙を書いてしまいました。
最初は、手紙を書くだけで、送るつもりはありませんでしたが、手紙だけは書いてみようと思いました。
それで、自分の心が整理できると思ったのです。
だから、自分の事をおさえるのが大変だったけど、できるだけ冷静に書きました。
でも気がついたら、自分の持てるかぎりの力で書きました。
どうか、どうか、勝の願いが実現するようと、天に祈って書いていました。
勝は、その手紙を、気がついていたら、彼女に出していました。
何度も、何度も、読んでいる内に、勝の気持ちは止まりませんでした。
ラブレターを出すというのは、こういう気持ちなのかと思いました。
初恋の女性に手紙を出した時も、こうだったかと少し思い出しました。
勝は、最高の勇気を出したのです。
「勝の手紙」
勝は手紙の中で、彼女に書きました。
彼女のとの一夜が、やはり嬉しかったと言いました。
勝の人生の中で一番の思い出になったと心から感謝しました。
今でも、心から感謝していると伝えました。
その上で、どうやら、勝は、彼女に恋をしたみたいだと素直に書きました。
これが恋なのかどうか自信はないけど、どうやら、彼女の事が好きみたいだと言いました。
毎日、彼女の事を考えるだけで、胸がキューンとなるといって、感謝しました
今まで、一度も体験して事を、体験させてくれた事、心から感謝していると伝えたのです。
その上で、勝は、彼女にメールを送らせて欲しいとお願いしました。
返事はいいので、勝が、日ごろあったことをどんどん書かせて欲しいと頼みました。
勝が、嬉しかったことなどを、メールを通して彼女に知って欲しと伝えました。
彼女に会いたいとは言わないので、メールの中で、彼女を少しだけ愛したいとお願いしました。
彼女の幸せをいつまでもメールを通して見守っていきたいと必死で頼みました。
それだけに、勝は十分幸せだと断言しました。
今までよりは、遥かに幸せだと確信していたのです。
その上で、勝は、彼女が嫌なら、遠慮なく、断って欲しいと言いました。
どんな返事でも、勝は、彼女に感謝すると伝えました
どんな返事でも、勝は、彼女の幸せを願っていると宣言しました。
どんな返事でも、勝は、彼女の言うとおりにすると約束しました。
どんな返事でも、勝は、これで彼女の事を諦めると誓いました。
手紙を出せただけで、勝は幸せだったのです。
彼女は、そんな勝に、すぐに返事をくれました。
彼女は、勝に優しかったです。
彼女は、勝の気持ちを理解してくれました。
彼女は、勝の気持ちを受け入れてくれました。
彼女は、私も、勝ちゃんの家に泊まったこと、忘れないと書いてくれていました。
彼女は、勝が、私に恋をしてくれた事が嬉しいと率直に書いてくれました。
正直に、勇気出して、言ってくれたことに、とても感動したといってくれました。
勝が、初めて、恋ができたこと、よかったねと心から祝福してくれていました。
その上で、彼女は、勝とのメール交換を承知してくれました。
返事は、そんなに書けないけど、必ず時々は、書くねと約束してくれたのです。
しかも、彼女は、お互いが、幸せなこと、どんどん交換しましょうと言ってくれました。
小さな幸せ、大きな幸せ、お互いに伝え合おうと書いていました
ポジティブなことだけ書いて、ネガティブは、できるように、お互いに書かないようにしようと提案してくれたのです。
また、彼女は、メールの上なら、勝ちゃんが私を一杯愛してもいいといって書いていました。
少しぐらいなら、過激でも構わないと、何か笑っているようでした。
私も、勝ちゃんを、メールの中で時々愛するねと書いて、勝をどきどきさせてくれたのです。
こうして、勝と彼女の幸せなメール交換が始まりました。
勝の淡い恋が始まりました。
勝の新しい人生が始まりました。
勝は、彼女との恋で変わりました。
変わらないといけないと強く思いました。
大きく成長することになるのです。