勝の官能日記

        ∞「第6章 彼女との別れ」∞

「石 ルチルクオーツハート

12月23日、二人は、東京ディズニーシーを、夜中まで楽しんだ後、ホテルで食事し、同じ部屋に泊まりました。

部屋も彼女が予約してくれていたのです。

また、彼女は、部屋で、勝に誕生日、プレゼントをくれると、そのプレゼントを開けるように言いました。

勝が、甲府研磨と小さく書いている箱を開けると、中には石、ストーンが入っていました。

彼女言わく、勝をずっと守ってくれるという石でした。

彼女は、このごろ石を持つのが趣味になっていて、いろんなショップに行ったりしていますが、今まで、勝に合う石はなかったそうです。

それが、やっと見つけることかできたと、少し嬉しいそうでした。

彼女の友人が、経営している店の石が、彼女に囁いたというのです。

私が、その役を引き受けますと、あなたの大切な人を守りますと、石が彼女に言ったというのです。

 

勝は、そんな彼女の話に、驚いてしまいました。

彼女は、いつの間にか、石と話ができるみたいです。

最近、石と会話ができるようになったそうです。

石が、どんな意思を持っているか、分かると言うのです。

 

そんな彼女が、勝にプレゼントしてくれた石は、ルチルクオーツハートと呼ばれていたものでした。

透明な色のハートの形をしていた石でした。

水晶の中に金針が入っていて、古来より、金運・仕事運・財運向上の宝石とされているものだそうです。

彼女は、このルチルクオーツハートを手にすると、優しく耳にあて石の意思を確かめて、勝に再び、渡してくれました。

 

ルチルクオーツハートは、勝を気に入ったそうです。

勝のことを、長い間ずっと待っていたそうです。

今日、出会うのも、もうすでに決まっていたということでした。

彼女は、この石さんは、勝ちゃんを守ってくれるといってくれたのです。

 

勝は、そんな彼女から石を受け取ると、石を大切にすると約束しました。

本名に岩がつくので、前から石には関心があったと言いました。

とても気に入ったと喜びました。

昔から、武田信玄が好きなので、石を作成している甲府研磨という会社というのも、不思議な縁を感じるといったのです。

 

彼女は、そんな勝に、石は、地球そのものなのと教えてくれました。

石には、地球の意志が入っているのと教えてくれました。

石には、いろんな死者、御霊さんの生前の志を引き継ぐという意味があるのと教えてくれたのです。

 

しかも他にも、意思には、人の考え、思いを成功させようという力

意志には、志を成し遂げようとする力

医師には、人の健康を司る力

頤使には、人を指図して思いのままに人を使う力

遺子には、持っていた人の残された子供、遺児や、見守る力

良し、好し、善し、には、良いこと、好ましいこと、善いことをするのを応援する力

慰しには、いたわり、ねぎらう力、

縊死には、自殺した魂を、癒し力。

などがあると教えてくれました。

彼女は、辞書でわざわざ調べてくれていたのです。

 

また、彼女は、バックから、ハンカチで大切に保管している石を、取り出しました。

それは、同じ甲府研磨さんが、研磨した、ピンク色の同じハートの形をしたローズクォーツ ハートという石でした。

彼女は、その石を、勝に見せると、

私も、ずっと大切に持っているからね。

地球の意志だと思って、大切にするからね。

と言いました。

二人は、お互いの石さんを大切にすることを誓ったのです。

 

 

     「洗いっこ」

石の会話の後、二人は一緒に、ホテルの部屋にあるバス【bath】、浴室に入りました。

彼女が、勝ちゃん、一緒に入ろうと誘ってくれたのです。

勝は、驚いてしまいました。

今まで、彼女は、勝がお願いしても、一緒に入ろうとはしませんでした。

彼女と、一緒にお風呂に入るのは、勝の夢の一つだけに、とても嬉しかったです。

勝には、最高の誕生日プレゼントでした。

勝は、心から、感謝して、服を脱いで、彼女と、お風呂に入ったのです。

 

二人は、お互いの身体の洗いっこをしました。

彼女は、勝の後ろ、背中や、お尻、足を最初、タオルで丁寧に洗ってくれました。

勝ちゃん、今日はありがとうと言って、力を込めて洗ってくれたのです。

勝の背景の御霊にも、背景さんありがとうと意識して洗ってくれたのです。

しかもその後、手にボディソープをつけると、優しく洗ってくれました。

何度も、何度も、キスも身体にしてくれました。

彼女のかわいい両乳にボディソープをつけて、乳で洗ってくれて、勝に感動させてくれたのです。

 

また、勝の正面に立つと、同じようなことをしてくれました。

彼女は、勝の胸や手、足をありがとうと言って洗ってくれました。

勝の口にも、激しい、舌を入れる接吻をしてくれました。

勝の胸や、手や足にも、キスしてくれました。

特に、彼女は、その中でも勝のペニスは、本当に、丁寧に洗ってくれました。

まるで、勝のペニスは、勝自身かのように、痛くないように、慎重に扱ってくれました。

その上で、彼女は少し遊んでいるみたいでした。

勝のペニスが、大きくなっていくのが、楽しそうでした。

勝のペニスの袋も、開けて、痛くないように洗い、勝ちゃんのは、初めて大きいねと誉めてくれたのです。

 

しかも、彼女は、素手や、両乳でも、勝の身体を洗ってくれました。

それは、本当に上手でした。

慣れている感じでした。

その上に、彼女は、勝のペニスに、初めてフェラチオしてくれました。

それは、本当に、見事でした。

勝には、テクニックは分かりませんが、彼女は、舌や口や、手を使って、勝を感じさせてくれました。

勝の二つの玉にも、快感を与えてくれました。

勝は、正直そんな彼女の技に驚いてしまいました。

もしかしたら、彼女は、プロではないかと一瞬思いました。

昔、初めて、ソープランドに行った時の感動思い出しました。

女性とのセックスは、こんなにすばらしいものなのか、いい気持ちもものなのかと驚いたことがあったのです。

いえ、彼女のテクニックには、金銭と違って、愛があるので、比較になりませんでした。

彼女は、勝ちゃん、気持ちいい、感じると、時々聞いてくれていました。

勝の幸せそうな姿、感じている姿を見るのが、嬉しそうでした。

勝は、そんな彼女に、どうしてそんなに上手なのとは、とても怖くて聞けませんでしたが、彼女が、愛する彼氏の為に、性のテクニックをいろいろ身につけていることは分かりました。

彼女は、セックスを、神様から貰ったすばらしいものと考えていました。

本当に、新鮮な、綺麗なものととらえていました。

男の人を本当に喜ばせてあげようという奉仕の精神で溢れていました。

勝は、そんな彼女に、再び、観音様、女神様を見ました。

彼女は、なんてすばらしい女性なのだと改めて思ったのです。

だから、勝は、そんな中で、抑えられずに、初めて無数の精子さんを放出してしまいました。

その時に、勝の背景の御霊も、一緒にイってしまった感じでした。

身体が、スッとしたのです。

こんな経験は始めてだったのです。

 

また、勝は、お礼を込めて、そんな彼女の身体を洗わせて頂きました。

勝も、彼女に、心から感謝を込めてありがとうしながら洗いました。

彼女の背景の御霊を意識して、恋人や夫婦が、愛する女性を洗うかのように、感謝をこめて、洗いました。

勝には、彼女のようなテクニックはありませんでしたが、一生懸命、感謝を込めて、ありがとうを届けました。

勝には、それしかできなかったのでする

 

だから勝は彼女の背中さんをタオルで洗いながらありがとうしました。

お尻さんにもありがとうしました。

長い髪の毛さんにもありがとうしました。

彼女の正面にまわっても同じでした。

勝は、彼女の大きな乳房を、本当に心を洗いました。

彼女の手や足や、指まで、身体全体を、心から感謝してありがとうしました。

彼女と同じように、両手を使って素手で洗ったり、彼女の身体全体をキスしたりしました。

特にその中でも、勝は、彼女の乳房と女陰は、心を込めて洗いました。

彼女の大きい乳房は、素手でたっぷり洗いました。

彼女のかわいい乳頭は、両手で触ったり、キスしたりしました。

女陰も触りました。

納得するまでキスもしました。

勝は、彼女の身体を、背景の御霊と一緒に、大いに堪能しました。

彼女は、そんな勝に、恥ずかしそうにしながらも応じてくれました。

勝ちゃんありがとうと言ってくれていました。

勝の背景の御霊にも、心の中でありがとうしてくれたのです。

 

勝は、そんな彼女との洗いっこの体験を通してセックスは本当にすばらしいなあと思いました。

男女が、相手を思いやって、セックスすることは、もっと感動するのだろうなあと、夢を膨らませました。

そして勝は、本当の彼女ができたら、毎日、洗いっこしたいと思いました。

いつも彼女の身体さんや、背景の御霊さんに、ありがとうございます届けたいと思いました。

彼女のように、いろんなテクニックも覚えて、喜ばせてあげたいと思ったのです。

 

 

「彼女との合体」

勝と彼女は、お風呂の洗いっこが終ると、ペットの中で、抱き合いました。

勝は、彼女といつものように、合魂したのです。

でも勝は、彼女と本当のセックスはしようとは思いませんでした。

正直言って、彼女とセックスしたかったです。

彼女の魂だけでなく、彼女の身体と、合体したかったです。

彼女の女陰に入りたかったです。

勝は、彼女と、身体でも確かに愛し合ったと、納得したかったのです。

だけど、勝は、それは言い出せませんでした。

勝は、彼女にそこまで求めてはいけないと思っていました。

正直、セックスは知らないので、言い出せなかったのです。

 

彼女は、そんな勝に、優しい笑顔で言いました。

「勝ちゃん、しよう」と言いました。

「勝ちゃん、私とHしょう」と優しく言いました。

「私とセックスを楽しもう」と囁きました。

「私、勝ちゃんとセックスしたい」とおねだりしてくれました。

「お互いの背景の御霊もそれを望んでいる」

「イキたがっている」

 彼女は、何度も何度も、勝を誘ってくれたのです。

 勝は、そんな彼女に、心の中で、心から感謝しました。

そんな観音様の彼女に、素直に喜びで同意したのでした。

 

 彼女は、再び、勝の身体、全体を感じさせてくれました。

 勝の身体に、キスの雨を降らしてくれました。

 口に氷を含んでいて、何度も、勝に感動させてくれたのです。

 氷はひんやりして気持ちよかったのです。

 しかも、勝のペニスにも、再びフェラチオしてくれました。

 いろんなテクニックを使って、勝のペニスを再び大きくしてくれたのです。

 彼女は、そんな勝に、「中には」出さないでねというと、勝のペニスを彼女の女陰に誘導してくれました。

 その時、勝と彼女は、初めて合体しました。

 彼女は、勝の上に乗ることで、彼女の肉体の重さを、感じさせてくれました。

 勝の背景の御霊は、それを感じたのです。

 しかも、勝は、彼女の女陰の持っているなんとも言えないなまあたたかさ、彼女の女陰から溢れている喜びも、感じることができました。

 それは、今まで、経験した事のない、すばらしいものでした。

 本当に暖かいものでした。

 彼女は、それを勝に、しばらく体験させてくれました。

 セックスの本当のすばらしさを教えてくれたのです。

 

 また、その後、彼女は、勝にいろんなことを教えてくれました。

 彼女は、女陰を、勝に近づけると、いろんなことを教えてくれました。

 ここが、女性の一番大切な部分、性感帯

 ここが、クリトリス

 彼女は、勝の指を持っていくと教えてくれました。

 ここを、触ったり、舐めたりしたりすると、女性は感じるの。

 とても気持ちがいいの。

 彼女は、そういったのです。

 

 勝は、そんな彼女の性感帯に、初めて、指を二本入れました、

 指は、簡単に入りました。

 勝は、その指を、一所懸命、優しく動かしました。

 少しでも、彼女に感じて貰おうとしたのです。

 その上で、勝は、彼女の陰毛や、性感帯も舐めました。

 一生懸命、舐めました。

 彼女のものと思ったら、何でもできる感じでした。

 勝には、汚いというという気持ちはありませんでした。

 心からの喜びでしたのです。

 しかも、彼女は、そんな勝に対して、初めて声を聞かせてくれました。

 いい、そこいい、

 とてもきもちがいい、

 ああ、勝ちゃん、

 普段冷静な彼女では考えられない声を聞かせてくれたのです。

 

 また、勝は、彼女が教えてくれたクリトリスを、本当に、大切に扱いました。

 指でこすったり、舐めたり、優しく噛んだりしました。

 勝は、雑誌なので、教わっているとおりのことをしました。

 そんな勝のセックスは、何のテクニックがありませんでしたが、彼女は、喜んでくれていました。

 勝の為に、演技してくれていたのかもしれませんが、性感帯からは、喜びの蜜がたくさん出ていました。

 彼女は、勝に、喜びの声を、「ああー」を出してくれたのです。

 勝は、彼女が、普段は見せない姿、本当に、快感を、感じることができると、いつまでもセックスができる気がしていました。

 彼女のそんな姿を見るだけで、とても幸せだったのです。

 

 と同時に勝は、そんな彼女を見て、女性はすごいなあと思いました。

 女性は、はるかに、男性よりも、何倍も感じるといいますが、本当だなあと思いました。

 どんどん蜜を出せる女性が羨ましかったです。

 女性に、生まれてきたらよかったと思ったのです。

 

 しかし、そんな女性を喜ばせる男性の役割にも、勝は生きがいを見つけました。

 彼女の喜ぶ姿、感じている姿を見ていたら、勝は、自信がつきました。

 自分でも彼女を、十分に感じさせられると思ったのです。

しかも体験してみて、勝は、初めてセックスとは、自分が満足するのではなく、相手の人を満足させるものだということ分かりました。

特に、男性の場合は、体質的にそうだと思いました。

 だから勝は、彼女や愛する女性に、奉仕するセックス、イカしてあげるセックスを、どんどんしたいと思いました。

 それなら、勝でもやれると思ったのです。

 

 また、彼女は、そんな勝に、今度は、再び、積極的に動かすと、勝を感動させてくれました。

 勝ちゃん、よかったわと褒めてくれました。

 彼女は、勝にコンドームをつけてくれると、前よりも、激しいセックスをしてくれました。

 今度は、勝をイカせてくれたのです。

 勝は、再び、たくさんの精子さんを出したのです。

 その時、勝は、洗いっこの時よりももっと頭の中がスッとしたことを感じました。

 勝の背景の御霊が、一緒に、イッタ感じでした。

 満足して、あの世に自ら帰った感じでした。

 勝は、初めて、背景の御霊の存在が、救われたことを実感できたのです。

 

 二人は、その後も、セックスをしました。

 彼女は、今度は、私をイカせてと言ってくれました。

 勝は、彼女に励まされて、挑戦しました。

 何とか彼女をイカせることができました。

 その後も勝は、セックスを楽しみました。

 勝の背景の御霊は、長い間、この瞬間を待っていたのか、彼女から離れたがらなかったみたいでした。

 結局、勝は、なかなか彼女を寝かせませんでした。

 5時間ちかくセックスしていました。

 寝たのは、5時くらいでした。

 翌日の東京ディズニーランドは、二人とも寝不足の中で、楽しんだのです。

 

   「彼女との別れ」

 彼女に連絡がとれなくなったのは、東京に帰ってから、すぐでした。

 突然、彼女は、ミクシイの活動を中断するという宣言を、日記に書き込みました。

 しばらく旅に出るということでした。

 ミクシイのメールも、旅に帰るまでは、返事はできないということでした。

 できたら、しばらくそっとして欲しいと書いていたのです。

 彼女は、メールのやりとりを中断したのです。

 

 また、彼女は、勝に対しても、メールを送ってくれました。

 文面は、同じ内容でした。

 ただ、最後に、勝に対して、彼女自身の気持ちの文面が書いてありました。

 彼女は、勝に、突然、メールでの、お互いの幸せ交換を止めることになったことを謝っていました。

 勝だけでなく、しばらくは、男性とは誰とも会わないと書いてありました。

 そのことも謝っていましたが、勝には目の前が暗くなるできごとでした。

 女性に振られるとは、こんな気持ちなのかと思ったのです。

 

 でも、それだけでなく、彼女は、お互いが、まったく意識せずに、偶然あって、時間があったら、その時はゆっくり話そうねと約束してくれていました。

 お互いの守護霊さんや、背景の御霊さんが、会うことを認めてくれて、会う時間も作ってくれているのなら、その時は、それを大切にしようと書いていました。

 しかも彼女は、勝と、偶然どこかで会えたら、それは偶然ではなく、必然のことだととらえてくれると言っていました。

 きっと、守護霊さんや、背景さんが、勝ちゃんに、そんなに遠くない日に、会わせてくれると書いていたのです。

 彼女は、希望を与えてくれたのです。

 

 勝は、そんな彼女のメールを見て絶句しました。

 彼女は、ずっと勝とのご縁を大切にしてくれると思っていたからです。

 勝との縁が、切れるとはまったく考えもしなかったのです。

 しかし、勝は、彼女に嫌だとは、言えませんでした。

 彼女とも離れないとは、言えませんでした。

 友達の話では、やはり彼女のしていたこと、いろんな男性に優しくするのは大変だったみたいです。

 彼女自身、傷ついたこともあったみたいです。

 友達は、それ以上は言いませんでしたが、勝にも十分想像できました。

 きっと、嫌なトラブルがあったのだと思ったのです。

 勝は、彼女に、何も言えないと思ったのです。

 勝と分かれる前に、セックスを通してまで、誠意、愛を示してくれた彼女に、勝は何もいう資格はなかったのです。

 それでも、ただただ感謝しかなかったのです。

 しかも、彼女の言う背景の御霊さんのことも、友達には、あまり理解できないみたいでした。

 そこでは、友達と彼女の価値観は、違っているみたいでした。

 勝は、そこに、二人の別れた原因があるような気がしましたが、それについては、何も言いませんでした。

 なかなか背景の御霊を、理解するのは大変だと、勝自身思ったからです。

 

だから勝は、結局、彼女に分かりましたというメールを送りました。

勝は、彼女にプレゼントして貰ったルチルクオーツハートを大切にします。

ずっとルチルクオーツハートに、いろんなこと願っています。

それよりも勝は、彼女に教えて貰った背景の御霊のこと、もっと、もっと大切にします。

勝の背景の御霊と、彼女と再び、愛し合えること、信じてずっと待ちます。

ですから、お互いの守護霊や御霊が、了解して、会わせてくれ、時間を作ってくれていた時には、ゆっくり話をさせて下さいというメールしか、勝は書けなかったのです。

 

彼女は、そんな勝のメールに、とても喜んでくれました。

分かってくれて、ありがとうございますと、感謝してくれました。

お互いの守護霊が了解して会わせてくれた時は、ゆっくり話しましょうと書いてくれていました。

守護霊さんや、御霊さんが了解してくれたら、愛し合いましょうと書いてくれていたのです。

 

 

 「勝の一番の親友・最高の理解者・唯一の心からの同志」

 彼女とは、メール以後、勝は、会うことはありませんでした。

 何かのセミナーの会場で会えるだろうと思っていましたが、会うことはできませんでした。

 勝の守護霊さん、御霊さんは、会わせてくれませんでした。

 同じ大阪なのに、やはり遠い感じでした。

 何ヶ月経過しても、会えなかったのです。

 その間、勝は、約束を守って、彼女に連絡しませんでした。

 彼女には、時が必要だと我慢していたのです。

 でも、勝には焦りはありました。

 このまま、彼女は、新しい彼氏を見つけ、普通の生活をするのではないか、そう恐れていました。

 彼女が、普通の生活をするのなら、絶対に幸せになります。

 勝とのご縁は、完全に切れてしまうと疑心暗鬼になっていたのです。

 

 勝は、そんな怒りを、焦りを、守護霊や御霊に、だんだん向けていました。

 勝には、他に、ぶつけられる相手がいませんでした。

 特に、その中でも、勝は、背景の御霊に、怒りを向けていました。

 どうして彼女に会わせてくれないのだと罵倒しました。

 怒りや憎しみの波動を向けました。

 彼女に会わせてくれなかったら、もう波動は送らないと脅しました。

 勝は、守護霊や石にはなかなかぶつけられない分、背景の御霊に送っていたのです。

 

 しかし、そんな事をしても無駄でした。

 何も起こりませんでした。

 彼女とも会えませんでした。

 勝は、そんな中で、背景の御霊との縁を切ることも考えました。

 石は、彼女に会った時、持っていなくてはいけません。

 守護霊は、大切にしないといけません。

 背景の御霊なら、見えないのでいいのではないかと思ったのです。

 今から、縁切りだ。

 絶交だ。

 勝は、そう言って、一日、二日、何も背景の御霊に波動を送らないこともあったのです。

 

 でも、しばらくすると、勝は、諦めてしまいました。

 彼女との縁が切れたことで、勝の意識は、前よりももっと背景の御霊に、意識が、自然に向かうようになっていました。

 他に、勝が意識を向けられる存在はありませんでした。

 守護霊や石は、勝を守ってくれていても、勝を必要とはしていませんでした。

 自分を、本当に意識してくれる存在は、彼女が、本当に愛情を持って接していた、背景の存在でした。

 勝は、背景の御霊との縁は、切れないと思ったのです。

 

 しかも、実際に、背景の御霊との縁を切るなんて不可能でした。

 勝が、いくら、怒っても、恨んでも無駄でした。

 絶交だと宣言しても無駄でした。

 背景の御霊には、まったく通用しませんでした。

 勝は、つくづく、彼女や、石との縁は切れても、背景の御霊さんとの縁は切れないこと痛感しました。

 背景の御霊とは、勝が死ぬまで、霊体になるまで、切ることはできないことを悟ったのです。

 

 また、背景の御霊との関係は、その頃から、勝の中で、大きく変わりました。

 背景の御霊は、勝の親友であり、一番の理解者であり、何よりも一番の同志になったのです。

 勝が、心から愛するいとおしい存在になったのです。

 勝が、大好きな存在、ペストパートナーになったのです。

 

何故なら、背景の御霊は、勝と24時間、いつも一緒でした。

一日中、背景の御霊は、勝の後にいて、ずっと見ていました。

 よく考えたら、家族の人やパートナーさんよりも、もっと自分の身近にいる存在だったのです。

 その上に、勝が恥ずかしいことをしている時でも、悩んでいる時でも、背景の御霊は、黙って、ずっと見守ってくれていました。

 トイレに入っている時でも、お風呂に入っている時でも、怒っている時でも、笑っている時でも、いつも一緒だったのです。

 しかも、勝と背景の御霊の相性は、ぱっちりです。

 勝と背景の御霊をつなげているものは、何かの御縁がある事と、波動が一致することだけでした。

 勝と波動が合わないと、勝の背景にずっといられません。

 どんな友人よりも、勝の一番の友人、親友だということに気が付いたのです。

 

 また、背景の御霊さんには、嘘はまったく通用しませんでした。

 人に嘘はつけても、自分には嘘はつけません。

 背景の御霊さんには、自分の正直な波動がつねに届きます。

 意識していない時は、背景さんに意識しているといっても、意識は届いていません。

 怒っている時、悲しんでいる時は、その波動が正直に届きます。

 笑っている時、喜んでいる時は、その波動が正直に届きます。

 どんな師や両親よりも、勝を一番理解して、応援してくれる存在だということに気がついたのです。

 

 そしてそんな背景の御霊は、勝の一番の同志でもありました。

 勝と縁ある背景の御霊が、この世でしたい事は、肉体を持っている勝を通してでないとできません。

 背景の御霊が持っているどんな夢も、波動が通じる勝を通してでないと挑戦することもできません。

 勝は、無数に存在する背景の御霊の代表であり、ヒーロー、英雄だったのです。

 しかも、勝のしたいこと、夢は、背景の御霊のしたいこと、夢でもあります。

 背景の御霊は、勝がしたいことをする時や、夢を実現させることでしか、自らも、達成感、喜びを感じることができないのです。

 勝は、この背景の御霊と、自分の夢、日本や世界を、輝く、平和で、豊かな、新しい21世紀の夢の社会を創りたいと思ったのです。

 

 その上にもっと大事なことは、勝が、彼女に会えないことで、一番つらいのも背景の御霊達でした。

 彼女に一番、会いたがっているのも、背景の御霊達です。

 だって、背景の御霊は、勝と彼女が会えない限り、恋の波動も、愛の波動も得られません。

 実際に、勝は、彼女と出会うまで、何十年と、ただの一度も男女の愛の波動送っていませんでした。

 勝は、そのことにやっと気が付きました。

 一番、勝と彼女が会い、愛し合うことを願い、応援してくれる存在が、背景の御霊だということに気がつきました。

 勝の唯一の心からの同志が、背景にいる御霊だということに悟ったのです。

 

 ですから、勝と背景の御霊は、最高のパートナーになりました。

 数ある勝の友人の中で、一番の親友、

 なかなか理解されない勝の一番の理解者

 どこにもいない、勝の一番の同志になったのです。

 勝は、そんな背景の御霊を、彼女よりも、自然に、心から慈しみ、愛するようにさえなっていたのです。

 

 

   「勝のパートナー探し」

 勝は、彼女と別れてから、2ヶ月後、本気で恋愛したいと思うようになりました。

 もう彼女と出愛えないことに対する怒りはなくなりました。

 背景の御霊にぶつけることも、殆どなくなりました。

 一番辛いのは、背景の御霊です。

 一番我慢して耐えているのも、背景の御霊です。

 不甲斐ない勝に、文句も言わず、それでも愛し、応援してくれているのも背景の御霊です。

 勝は、背景の御霊の存在を心から信じることにしました。

 仕方がないなあ。信じているから早く彼女と会わせてね。

 しょうがないなあ。

 勝は、少しずつ成長していたのです。

 

 また、勝は、彼女のように、いろんな恋を一杯したいと思うようになりました。

 背景の御霊に、恋や愛の波動をどんどん届けてあげたいと思いました。

 彼女も、そんな勝を求めている気がしました。

 彼女のことは忘れませんが、背景の御霊に、少しでも、ワクワク・ドキドキ感を届けてあげたいと決心したのです。

 

 だから勝は、心から、いろんな女性と恋をしたいと、初めて本気で思いました。

 すてきなパートナー、恋人が欲しいとまじで思いました。

 女性とセックスをどんどんしようという気になりました。

 自分に、どこまでできるかは分かりませんが、背景の御霊と一緒に挑戦することにしました。

 それを一緒に楽しもうと、背景の御霊に呼びかけたのです。

 

 はっきり言って勝は、それで、自分を変えようと思いました。

 新しい勝になろうと思いました。

 今度、彼女に会った時は、びっくりするぐらいの男性になろうと思いました。

 いろんな恋を経験している勝になろうと決めたのです。

 

 それは、もちろん勝自身の為ですが、勝の一番の親友で、最高の理解者で、唯一の同志である背景の御霊の為でもありました。

 勝は、異性との恋愛のドキドキ感を必要としていました。

 恋人同志の恋愛の甘さが欲しかったです。

 夫婦間の信頼感、絆の深さに憧れていました。

 

 それらは、今の勝が、どんなにがんばっても、一人では絶対に手に入れられないものでした。

 パートナーの女性がいないと届けられないものでした。

 

 その頃から、勝は、日本の最初の神々、日本列島を生んだ、いざなぎ・いざなみが、何故、男女の神様だったのか、分かるような気がしました。

 男女でないと、何も生み出せない、背景の御霊に、愛は、届けられないことを悟りました。

 いくら、勝が、背景の御霊と食事をしても、

 勝が、背景の御霊と温泉に入っても、

 勝が、一人で、せんずり、マスターベーションして、快感を届けても、

 勝が、背景の御霊を意識して、話しかけても、やはり駄目でした。

 背景の御霊には、ぜんぜんインパクトがたりませんでした。

 勝は、恋愛をして、眠っている背景の御霊、無関心の背景の御霊を驚かせたいと願ったのです。

 一つやってやろうと燃えたのです。

 

 でも、勝は、努力しても、女性と縁がありせんでした。

 相変わらずもてませんでした。

 全然駄目だったのです。

 しかも、背景の御霊の存在を感じる女性なんて、勝の身近にはいませんでした。

 目に見えない御霊の存在を信じてあげられる女性なんて、どこにもいませんでした。

 背景の御霊を意識して、波動を届けたいと思う女性なんて、一人もいませんでした。

 背景の御霊に、勝と一緒に、愛を届けられるパートナーの女性は、彼女しかいなかったのです。

 

 勝は、そんな中で、活路を情報誌に求めました。

 やはり、勝には、情報誌しかありませんでした。

 情報誌の中で、背景の御霊のこと、それとなく書こうと思いました。

 男女の縁の大切さ、情報誌の男女シリーズで書いていきました。

 情報誌で、彼女に教わったことも少しずつ書いていきました。

 きっと、彼女も読んでくれていると思いながら、パートナーの女性を募集したのです。

 勝は、そんな女性が現れたら、彼女のこと諦めてもいいと思っていたのです。

 

だけど、そんな女性はいませんでした。

正直言って、勝は、全国にいる情報誌の読者で、一人ぐらいは、そんな女性いると思っていました。

インターネットを通してなら、日本の人口の半分なのが、女性なので、すぐにでも、とても奇特な女性が、一人ぐらい現れると甘く考えていました。

勝の縁の神様や、背景の御霊さんが、少し怪しい女性を見つけてくれると信じていたのです。

でも、彼女以外には、やはり勝の純粋な気持ち、背景の御霊の願いが分かる女性はいませんでした。

 

こうして、彼女との縁がなくなってから1年半が経過しました。

その間、勝には、前世にかかわる武田家の縁や、ありがとうございますの縁などがあって、楽しかったですが、女性の縁はないままに、時は過ぎていったのです。

もう無理かもしれないと、半分諦めていたのです。