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「水口清一」４０年間の東洋思想、人間の超意識、不思議現象の研究成果
をベースに「未来を読み解く」ヒントや発想法を書いていきたいと思います。

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アメリカはサブプライムの住宅ローン破綻が全世界に影響を与え始めています。

それに伴い、高リスク債券市場全体に崩壊を誘発して、４５兆ドルの高リスク債の債務保
証を行ってきたモノライン保険が崩壊しそうにもなっています。

米連銀はドルの大増刷と利下げを続けざるをえず、ドルの信用不安が増大しています。

またイラク戦争も泥沼化して米国の力も弱りつつあります。

このまま進めばドル本位制も崩れる可能性も出てきました。

米英を中心とした覇権体制は大きく歴史的転換期に入ってきたのかもしれません。

世界を大きく見渡すとイランを中心としたアラブ諸国、中国とロシア、米英とイスラエ
ル、世界は複雑に絡み合っています。

東洋思想から解釈すると西洋文明から東洋文明にシフトしつつあることは何度も書いてき
ました。

その歴史的転換期のキーを握っているのはアラブ諸国です。

西洋と東洋を別の観点から分類すると、ヒンズー教、仏教文明（東洋）とユダヤ、キリス
ト文明（西洋）という考え方もできます。

イスラム教は西洋でも東洋でもない中立に位置しています。イスラム教の大半を占めるア
ラブ諸国の今後の動きによって世界は大変貌して行くに違いありません。

中東戦争は起こるのか？

世界の覇権国米国の力がなくなったとき、中東戦争が勃発する確率は高くなります。

それはイスラエルとアラブ諸国との戦争から始まり米英日を巻き込み、ロシア、中国も参
戦し世界終末戦争に移行するかもしれません。

東洋の「数霊」では２０１３年、世界は人類規模での大変換の年であると出ています。


来年（２００９年）あたり１ドル１００円にもなりかねませんね。


★★編集後記★★

三月に入って少し春めいてきた感じがしますね。

しかし、世の中はいよいよ本格的な冬に入りそうです。

政治のねじれ現象は国体を衰弱させていきます。

世界を見渡しても今、日本内部でもめている場合ではありませんね。

日本の国にも早く春が訪れるのを国民は待ち望んでいます。

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◎「未来をいかに読み解くか」新時代の発想とヒント
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