情報とは何か?
あなたにとって情報とは何ですか?
情報社会(デジタル時代)のもたらす影響がいかに大きなものであるか、何としても分かってほしいとの願いを込めて書きます。
この時代変化は“明治維新に勝るとも劣らない”時代変化と考えるべきです。
1868年(慶応4年・明治元年)、265年間続いた徳川幕府(農耕社会)が崩壊し、産業革命(明治維新)が起こり時代は工業社会に移行しました。
時代変化は道具によって起こるものと考えられます。産業革命の道具はタービンでした。タービン(動力を得る原動機)によって物を大量生産することが可能になったのです。
次の時代変化は通信網(インターネット・衛星通信)や受信機器(携帯型パソコン・携帯電話)によって、情報社会(デジタル時代)に移行します。工業社会の考え方やシステムは通用しにくくなると思います。
情報社会の(デジタル時代)の到来は千載一遇のチャンスと考えてください。
このチャンスを掴むことができれば、あなた自身はもちろん、あなたの家族、企業にとって、情報社会は大変豊かな素晴らしいものとなります。工業社会の常識で形(物)を追っていては大変なことになりますよ。
このチャンスに気付かず、何ら情報社会へ対応する行動を起こさなかった場合は、時代の変化についていけず、取り残され、残念な思いをするに違いありません。「縁とチャンス」、「先見先知」、「転ばぬ先の杖」を教訓としてください。
このメルマガに書くことはすべて「情報」です。
前もってお断りしておきますが、「情報」そのものに価値はありません。
メルマガを読んで「つまらん」、「何の役にも立たん」、「迷惑メールだ」と思う人、「これはすごい情報だ」、「面白い、参考になる」、「情報社会に対応したい」と思う人など様々だと思います。それで結構です。
なぜかといえば「情報は受け手の価値によって決まる」という法則があり、人それぞれ自分自身の価値観で情報を選択し利用するからです。
人によってどのように感じるか違って当然です。
さて、多くの人は「何かいい情報はありませんか?」、「儲かるような情報が欲しい」、「面白い情報がほしい」、「すごい情報だ」、「これは役に立つ情報ではない」など、私たちは日常「情報」という言葉をよく使います。
が、では、「あなたにとって情報とは何ですか?」と聞くと、「私にとってはこんなことが情報です」と、明確に答えられる人は少ないようです。
よしんば答えられたとしても、それはその人にとって本業に直接かかわることか、趣味に関わることか、特に関心を持っていることがその人にとって「情報」と考えているようです。
例えば、不動産業の方にとって情報とは、間違いなく土地やマンションを売る人、それを買ってくれる人が重要な情報です。また、自動車販売業の方にとっては自動車を買ってくれる人が重要な情報となります。
このように本業に直接かかわる情報は、確かにその人にとって重要な情報であることは間違いありません。なぜなら、本業に直接かかわる情報は、その企業の存続になくてはならないものだからです。
趣味や興味のあることに関わる情報もあります。
美味しいものを食べさせてくれるところ、価格が安い店といった情報もあります。
その人が持っている趣味、関心や興味のあることに関わることはその人にとって大切な情報となります。
しかし、間もなく情報社会(デジタル時代)が到来し、「時代が変わる」という視点から「情報」とは何か?というと本業や趣味や関心や興味のあることに関わる情報はほとんど重要な意味を持つ情報ではないのです。(つづく)