戦後GHQによって歴史が消された
このようなことは学校では教えていません。なぜかと言えば、このような歴史が消されてしまったのです。(前号に書いた日本人の知識レベルが高かったようなこと)
戦後日本に進駐してきたGHQ (General Head Quarter=連合軍総司令部)のダグラス・マッカーサー総司令官によってです。
修身や歴史の教科書はGHQの命令で墨で黒く塗りつぶし、真黒になったことを覚えています。歴史が積極的に消されました。消された歴史がまだそのままになっています。
敗戦後、再び日本に軍国主義が復活しないようにと言って取られた処置でした。
日本が植民地にならなかったことは、白人でキリスト教以外の国、すなわちカラード(有色人種)の国の励みになりました。
時代は常に繰返しを求めています。だから多くのカラードの国では日本がなぜ植民地にならなかったかということを教科書で教えているのです。
情報社会に乗り遅れることは形こそ異なりますが、あたかも、かっての植民地になることと同じ意味があります。
欧米諸国は一日も早く情報社会を構築し、世界を国境なき植民地にして世界支配をしたいと考えています。
10年前までは日本だけが、唯一カラードの国の中で情報革命をやれる技術を持っていたのですが、残念ながら日本の情報革命は現状では相当遅れてしまった感があります。
デジタル時代に対応することを急げ!
今日本では140年も続いた工業社会(資本主義社会)が崩壊しようとしています。
好むと好まざるとに関わらずデジタル時代(情報革命)の時が来たのです。
その革命の中心に座るのか、革命の外側にいるのか、革命の主導権を握るのか、あるいは反対側に回るのか、ということで将来の運命が決まるといっても過言ではありません。
明治維新は日本の情報革命でした。日本が欧米列強諸国から植民地化されないように大急ぎで産業革命をしたのです。
日本はようやく2012年7月24日、アナログからデジタルへ(地デジ化)転換することが決まっています。
このことによって時代は大きく変わります。これまでの工業社会時代の常識は急速に通用しなくなっていくでしょう。
常識的な工業社会の企業努力だけで企業が生き残れる保証はありません。
デジタル時代に乗り遅れるということはあたかも植民地になったも同然だと考えるべきです。(つづく)