時代が変わる!(原裕一郎著書 ザ・智閥 連載36回目)
ブッシュ前大統領がトイザラス橿原店に出席した理由は?
1992年1月、ブッシュ前アメリカ大統領が日本を訪問した際、大阪伊丹空港からヘリコプターで奈良県橿原市に飛び、トイザラスの日本開業1号店の開業式典に出席し祝辞を述べました。
ずいぶん昔の話ですが、このことは極めて重要な事件なのです。
当時マスコミは訪問の事実は伝えましたが、なぜ、奈良県橿原市なのか?
その不思議な行動に関して国民に伝えていません。国民の多くはその意味を深く理解しようともしませんでした。
トイザラスの日本開業1号店はもともと神奈川県相模原市、または、新潟県新潟市が当初の予定になっていました。
それがなぜ急に奈良県に変更されたのか? 私はブッシュ大統領の訪日スケジュールに合わせられたとしか思っていません。
それではなぜアメリカ大統領ともあろう偉いお方が、わざわざ奈良県橿原市まで飛んで開店の祝辞を述べたのでしょうか?
日本開業1号店とはいえ、アメリカ大統領が、おもちゃの一小売店の開業祝辞を述べるために訪問するとは前代未聞、極めて異例中の異例なことといわなければなりません。
トイザラスには大変失礼ですが、常識的なことを言わせてもらえば、大阪駐在の総領事が祝辞を述べる程度で十分だと思います。日本での開店1号店ということで、おまけをつけても駐日大使が行って挨拶すれば十分過ぎるはずです。
それなのに、なぜアメリカ大統領が一小売店の開店披露の祝辞を述べに行ったのか? たまたま、大統領が来日するからついでにといった簡単な理由だけでは説明がつきません。
かねてより、アメリカは日本に対して、貿易の取引上、障壁があり、不公正であるから規制を取り除くよう、日米構造協議(後述)を通じて大店法などの撤廃を要求していました。その結果、大店法も大幅に改正され、アメリカの流通業が日本にも進出しやすくなり、その第1号がトイザラス橿原店というわけです。
ブッシュ前大統領は、トイザラスの開店祝辞を通じて、全世界に日米構造協議の勝利を宣言したかったから橿原市まで飛んだのはまず間違いないでしょう。
ブッシュ氏にとっては二期目の大統領選挙がかかっていました。
二期目の選挙を有利に戦うためには対日経済政策の勝利宣言は重要な要素だったはずです。
ブッシュ氏はテレビを通じて全世界に向け、アメリカの対日経済政策のスタートがこれで切られたことを宣言したのです。これを機にして外資系企業が続々と日本上陸を始めることになりました。
外資系ネットワークビジネスはその延長線上にあります。これがアメリカの対日経済戦略であり、日本にとってはアメリカの経済植民地化のスタートだったと考えたほうが分かりやすいと思います。
このようなことを言うのは、権力者(政府)にとってまことに都合が悪いのです。したがって、決して本音は明かしません。(つづく)
ザ智閥 時代は変わる 完結しました
原先生が、1999年5月30日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、
若干の修正加筆をして連載していた、ザ智閥 時代は変わる
2009年3月22日、第55号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました
皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし
原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います
また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事は、これで終わりですが
原先生の智閥
造りの活動は、今、本格的に始まっています
しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが
もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています
2011年7月24日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって
本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが
その準備に向けても、着々と動いています
もうすぐ、すごいことが始まりますよ
しかも、時代が、10年前に、原先生が
予測していたように、動いていることは
皆さんも、記事を読めば分ると思います
もう残された時間は少ないです
2009年には、もう縁とチャンスもないと思います
しかし、残念ながら、ホームページでは
皆さんに、これ以上はお知らせできません
伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです
だから、是非、皆さんの中で
2009年の原先生の活動をご説明したいと思います
本当に大切なことです。よろしくお願いします
岩谷正
人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
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