時代が変わる!(原裕一郎著書 ザ・智閥 連載48回目)
ネットワークが社会資本に
日本開発銀行設備投資研究所主任研究員の根本祐二氏は日経新聞に「ネットワークが社会資本に」と題して論文を発表しています(1995年10月21日)。
それによれば、インターネットはオープン化という概念で“ネットワークのネットワーク”という新たな領域を開拓しながら、一種の社会資本として機能しており、将来は異なるネットワークがさらにネットワークして“ネットワークのネットワークのネットワーク”となる可能性があります。
通信(インターネット)は多種多様なユーザーのため、オープン化(自由化)するとともに、社会資本としての性格にかんがみ、国も地方自治体も一層の支援策を講じる必要性を訴えています。
このことから見ても、インターネットを利用したネットワーク・ビジネス・チャンスが無限に広がることが分かると思います。
昨今はネットワーク・ビジネスが盛んですが、商品(有形の物)を介したネットワーク・ビジネスは、工業社会におけるネットワーク・ビジネスです。
情報社会におけるネットワーク・ビジネスはインターネット(有形の物ではない無形の通信)を介したネットワーク・ビジネスが主流になることが分かります。
外資系、国産系に関わらず、化粧品や健康食品、ファックスや携帯電話機などのネットワーク・ビジネスをやっている人たちはこの辺の勉強が必要ではないでしょうか。
せっかく構築した組織が崩壊することになっては努力も無駄になりますから。
情報社会はネットワークが主流ですが、それはインターネット通信網を握り、心のネットワークを構築した「智閥」が覇者となるということです。
真の志士は非常時でないと出てきません。安定期に志士が出たということは聞いたことがありません。
徳川時代末期は非常時でした。だから志士が出たのです。明治維新の志士たちです。明治維新において、歴史に名前を留めたのは、わずか70数名にしか過ぎません。
当時の日本の人口は約3,000人余りです。現在日本の人口は約1億2,000万人です。比率からいえば約4倍です。
現在の日本は大変な非常時です。だから志士が必要です。
明治維新は約70名の志士たちの活躍によって成功しました。その倍率からいけば現在の日本の非常時を救うために約300名の志士がいれば大丈夫という計算になります。志士の出現が望まれます。
明治維新の志士に名前を連ねた一人に吉田松陰がいました。松下村塾を作って多くの志士を輩出させ、明治維新に貢献しています。
昭和20年、日本が敗戦した当時の若者たちは気概心を持っていました。
国を憂い、敗戦の痛手から一日も早く立ち直らなければならないという気概心を持って頑張りました。その結果が今日の日本の発展につながったと思います。
しかし、現在の若者には気概心が欠けています。
国を憂い、“何とかせんばいかん”という心意気が乏しいと思います。
国家や他人のことより、自分さえ良ければよいという自我の風潮は誠に嘆かわしい限りです。
気概という言葉は死語になってしまったのでしょうか。
日本の将来が心配です。(つづく)
ザ智閥 時代は変わる 完結しました
原先生が、1999年5月30日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、
若干の修正加筆をして連載していた、ザ智閥 時代は変わる
2009年3月22日、第55号「何か良いビジネスはないか!」で完結しました
皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし
原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います
また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事は、これで終わりですが
原先生の智閥
造りの活動は、今、本格的に始まっています
しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが
もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています
2011年7月24日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって
本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが
その準備に向けても、着々と動いています
もうすぐ、すごいことが始まりますよ
しかも、時代が、10年前に、原先生が
予測していたように、動いていることは
皆さんも、記事を読めば分ると思います
もう残された時間は少ないです
2009年には、もう縁とチャンスもないと思います
しかし、残念ながら、ホームページでは
皆さんに、これ以上はお知らせできません
伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです
だから、是非、皆さんの中で
2009年の原先生の活動をご説明したいと思います
本当に大切なことです。よろしくお願いします
岩谷正
人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
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