時代が変わる！（原裕一郎著書 ザ･智閥 連載54回目）
心のネットワークとは？
工業社会のネットワークは物品販売を目的とするネットワークビジネスが主流のようです。
生活していくためには収入（利益・儲け）が必要であることは当然です。
しかし、儲けが優先すると、どうしてもガツガツして品のないネットワークとなり低次元になります。
個人の自由が叫ばれるあまり、己を律することが忘れられ、私利私欲に走って慎みをなくし、醜い人が多くなりました。“エゴ”丸出しで自分のことしか考えません。“エゴ”はいつまでたっても特定の人しか役に立ちません。
人の喜びを喜ぶ心、日本人らしさの追求、祖国日本のためを思う愛国心、そして目に見えない事象を大切にする心を持ちたいものです。
自分のことを狭い視野でみると結局は自分を滅ぼすことになります。
自分さえ良ければいいという考え方を反省する必要があります。
私利私欲より全体の利益を考える必要がありはしないでしょうか？
本来の利益（儲け）の目的は国民への奉仕（他人への奉仕奔走）でなければならないのに、本来の目的を忘れて自己を目的化し、ネットワークメンバーのメンツと利益を守ることしか関心がなく、特権を当然視する人が多いのはいただけません。
利益のみを追求するネットワークビジネスは同系列同士はお互いに優しく思いやりがあり、利益優先の人にとってネットワークはこれほど居心地の良いところはありません。
系列外の者に対してははなはだ無関心、冷酷無情なところが見受けられます。身内の恥を外にさらすまいとして失敗や情報を隠ぺいすることにたけています。
自己の儲けだけを追求すると自分さえ良ければいいということで他に対しては無関心となります。
これらの行動は自閉的共同体の特徴であり、旧軍部、官僚にもその特徴がみられます。
例えば、厚生官僚と製薬会社が密着し、危険性があっても勧告せず、エイズ患者を発生させました。社会保険庁は年金で国民に大きな迷惑をかけています。
自由共同体に入れば、だれでも共同体の外部の人たちに無関心になりがちです。飢えやエイズで死のうが、破産して自殺しようが、自分さえ良ければ他には関心を示しません。
情報社会のネットワークは農耕型収益構造を構築しますが、その機能が働くようになれば、収益は自然にほとんど何もしなくても増えて行きます。そうなれば経済的に困ることはなく、身も心も豊かになり、自分のことより国全体、地球環境はもちろん、他人のことを考え、弱者にやさしい福祉の心が芽生え、自然に奉仕奔走の美しい心を持ってふるまうようになり、精神性（次元）が高くなるのです。なので、情報社会のネットワークは心のネットワークと呼ばれるゆえんです。
その点、工業社会の収益構造は働き続け（継続）なければ収益はすぐにストップするように出来ています。従って、どうしてもガツガツ稼がなければならなくなるのです。狩猟民族に適合していても農耕民族の日本人には適合しません。アメリカの経済植民地化を防ぎ、一日も早く高度情報円熟理想社会（メロウソサエティ）を構築したいものです。はらはらテレビはそれを目指しています。
（つづく）
ザ智閥 時代は変わる 完結しました
原先生が、1999年5月30日、近代文芸社より発刊した拙著「ザ・智閥」より抜粋し、
若干の修正加筆をして連載していた、ザ智閥 時代は変わる
2009年3月22日、第55号「何か良いビジネスはないか！」で完結しました
皆様には、長い間のお付き合い、心から感謝しますし
原先生にも、御苦労さまとお礼を言いたいと思います
また、原先生のザ智閥 「時代は変わる」の記事は、これで終わりですが
原先生の智閥
造りの活動は、今、本格的に始まっています
しかも記事の最後は「何か良いビジネスはないか」ですが
もうそれは、実現の方向に向かって走り始めています
2011年7月24日、テレビの地上アナログテレビ放送の停止によって
本格的に、日本もデジタル時代をスタートさせることになりますが
その準備に向けても、着々と動いています
もうすぐ、すごいことが始まりますよ
しかも、時代が、10年前に、原先生が
予測していたように、動いていることは
皆さんも、記事を読めば分ると思います
もう残された時間は少ないです
2009年には、もう縁とチャンスもないと思います
しかし、残念ながら、ホームページでは
皆さんに、これ以上はお知らせできません
伝えたくても、伝えてもいけない事になっているのです
だから、是非、皆さんの中で
2009年の原先生の活動をご説明したいと思います
本当に大切なことです。よろしくお願いします
岩谷正
人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです。
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