「お・ばんざい！」　第１話　御霊もおなかが空くの!!!

毎日テレビで、９月３日から放送された、「お・ばんざい！」という番組紹介しました。その第１話で、菊が感心したのは、くるみの夫である風太郎の御霊が、最初に、唯一、姿が見える、次男の雷智の前に現れた第一声でした。

　風太郎の御霊は、死んだということを自覚しながらも、何故、次男の雷智のもとに現れることが、できたのか、分からないまま、この世に戻れたことを悟った時、「どうでもいいけど、腹が空いたな」といったのです。

　しかし、皆さんの多くは、御霊さんは、死んでもおなかが空くのという疑問を持つと思います。御霊さんは、死んだから、もう食事をする必要、食べる必要がないと思っていると思うのです。

　でも、その答えは、「お・ばんざい！」というドラマでは、風太郎の御霊は、おなかが空いたままなくなった御霊は、ずっとおなかが空いているということでした。それをむドラマでは、風太郎の御霊は、自分の姿や、声が聞こえない妻のくるみに、「くるみ、腹へったまま死ぬと、ずっと腹へったままなんだぞ。つらいぞ。腹がへったまま死にきれないということは」と言って教えてくれたのです。

　しかし、それが、本当なのか、どうかは、菊には分かりません。菊は、御霊の頃の記憶は、すべて無くしているので、御霊に再びならないかぎり、実際に、おなかが空くのか、空かないのか、分からないのです。

ただ、菊が知っているかぎりでは、この事は本当だと思います。おなかが空いたという記憶、波動をもったまま死んでしまうと、その情報を消すことはできないのです。波動が消えないのです。
　
しかも、そんな風太郎の御霊が、息子の雷智に、自分の葬式の時にでているすしを持って来させて、それを食べようとしても、食べられませんでした。御霊になると、ものを掴むことができないのです。食べたくても、食べることができないのです。

　それで、風太郎の御霊がしたことは、息子の雷智に、自分の代わりに、すしを食べて、どんな味かを教えてくれということでした。「だいちおれのかわりにくってくれ。食ってどんな味か教えてくれ。そうしたらとうちゃんも食った気になるから」と辛そうに言うのです。

　しかし、それで、風太郎の御霊が、満足できたのか、どうかは分かりません。邪魔が入って、そのシーンは、途中で終ってしまったからです。風太郎の御霊が、それで食べられたどうかは、分からないのです。

　でも、菊は、まだ、風太郎の御霊は、おなかが空いたままだと思います。たとえ、ドラマのように、子供に、御霊の姿が見えて、どんな味か聞いても、それで満足できるはずがありません。むしろ、おなかはますます空いて、苦しむことになるのです。

　では、それはむどうしたらいいかということですが、菊は、一緒に、食べてあげることだと思います。風太郎の御霊のことを思って、意識して、チャンネルを合わせて、自分が食べた食べ物の味を、波動を届けてあげるのです。

　そうすれば、風太郎さんの御霊も、味が分かって満足しますし、おなか一杯たべて、もう満足という波動を届けてあげたら、風太郎さんの御霊も、初めて、おなか一杯で満足して、空腹の思いを消すことができます。

　これが、菊の考えです。いいかえるなら、いくらお供えしても、御霊には、辛いだけです。お供えした後、それを一緒に食べてあげることが大事だと思うのです。是非、皆さんも、ご縁のある人達が、千の風の御霊になっていたら、時々は、一緒に食べてあげて欲しいと思います。

人が、生まれながら持っている性格や運勢が
簡単に分かります。
はっきり言って、これはすごいです。
　　　　　　　　　　

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