「お・ばんざい!」 第2話
御霊は、愛する人を抱きしめられるの!!!!
第2話で、くるみが、夫の風太郎に何度も、何度も呼びかけるシーンがありました。風太郎が亡くなった後、風太郎が、生前に一千万円も借金を、くるみの大切な人からしていたが分かり、叱りをぶっつけたくても、もう風太郎はいません。喧嘩もできません。当然、バックドロッフもかけられないのです。
いえ、これからのことを、いろいろ相談したくても、一切相談することができません。いくら帰って来いと叫んでも、姿もみえませんし、声も聞こえません。側にいたとしても、くるみには、まったく感じることができないのです。
しかし、菊は、そういったシーンは、現実でも、どんな家庭、夫婦でも、例え、仲が悪い夫婦であったとしても、相棒が亡くなったら、しばらくの間は起きていると思います。生きている妻や夫が、心の中で叫んでいたら、求めていたら、死んだ夫や妻の御霊は、そんな悲しんでいる夫や妻を見ていると思います。その人の側にいて、じっと見ていると思うのです。それが、風太郎のように、生前、隠れた借金があって、愛する妻が、それを知って、苦しんでいたらなおさらです。
でも、御霊さんが、愛する人の力になりたいと思っていても、何もしてあげられません。風太郎の御霊も、葬式の時、一人で泣いているくるみを抱きしめようとしましたが、抱きしめることはできませでした。くるみの身体を、風太郎の手は、素通りしてしまうのです。本当に、このシーンは、せつなかったです。かわいそうでした。
風太郎の御霊は、生きていた時は、当たり前だった、愛する人にギュをしてと求められても、まったくできません。愛する人を、思い切り抱きしめたくても、抱きしめられません。それは生きている人よりも、亡くなっている御霊の方が、苦しいと思うのです。
だけど、それが、本当なのか、どうかは、菊には分かりません。菊は、御霊の時の記憶はないので、何とも言えないのです。でも、理屈で考えても、そうだと思います。
というのも、御霊と肉体では、波動が違いすぎます。波動が違うので、基本的に合わないのです。本当に細かい粒子だと、壁などの物体を素通りしてしまうのと同じ理屈です。だから、御霊になれば、ものを掴むことも、愛する人を抱きつめることもできないのです。
この事は、何も「お・ばんざい!」というドラマだけではありません。映画、ニューヨークインゴーストのなどでも、よく見られるシーンです。御霊になったら、愛する妻や恋人や子供、赤ちゃんさえ、触れることさえできないのです。これが、御霊になって、一番、辛いことだと思います。五感の中でも、一番、触覚がないことが、寂しいのです。
でも、それでは、御霊になったら、愛する人が抱きしめられないかといえば、唯一方法があると思います。それが、「お・ばんざい」のドラマでも、少しありましたが、代役、代わりという方法です。亡くなった御霊を意識して、ご縁のある人が、代わりに抱きしめてあげたり、抱きしめられるという方法です。ニューヨークインゴーストの映画では、それを覚えている人もいるかと思いましたが、最後にインチキ霊媒師の女性がしたのです。
しかし、これは、代役の人に真心がないとできません。御霊さんには、波動で、相手の人が、何を考えているか、すべて分かるからです。ですから、「お・ばんざい」のドラマでは、風太郎の好きなみかんを食べるシーンがあって、クルミに、風太郎の代わりに、ご縁のある人が、口を開けて、食べさせて貰ったり、食べさせてあげたりするシーンがありましたが、邪心、真心がなかったら、かえって、風太郎の御霊を心配させ、怒らせるだけでした。くるみに対する欲があることは、とっくに見抜かれているのです。
でも、本当に真心があれば、風太郎の御霊は、相手の男性の肉体を一時だけ借りて、憑依して、愛する人を抱きしめたり、抱きしめられたりすることができると思います。相手の人が、心から、亡くなった御霊のことを受け入れた時、チャンネルがあった時、初めて、御霊は、相手の人に憑依して、肉体を借りることが出来るのです。これが、代役という考えです。是非、皆さんも、愛する友人や、家族が亡くなった時、真心で、ご縁があったらしてあげてくださいね。でも、真心がなかったら、くれぐれもしないように注意して下さい。^^
人が、生まれながら持っている性格や運勢が
簡単に分かります。
はっきり言って、これはすごいです。
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