第三章 悪魔の降臨

 

あなたは言うだろう『1999年も無事に去り、何も起こらなかったではないか』と。なぜ何も起こらなかったのであろうか。それは預言とは告白であり贖罪だからである。預言とは天使的未来人の彼らの祖先が行った行為に対する『告白』であり『贖罪』だからだ。これが聖書のメインテーマである。かつて1999年に我々の祖先がこんなことをしてしまったのだと告白しているのだ、そして贖罪である以上再びそれは起こらない。歴史は変更されたのだ。しかし変更したのは天使ではなく、悪魔、悪魔的未来人であった。

 

戦闘のあと 負傷した男の雄弁は

少しのあいだ聖なる休息を得て

偉大なる人は解放されないだろう

だが敵の意思は残るだろう

諸世紀2−80

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

「戦闘のあと 負傷した(演説までして地球を出ていった)男の雄弁(の子孫)は 少しのあいだ聖なる休息(1000年王国)を得て 偉大なる人(天使的未来人)は解放されないだろう だが敵の意思は残るだろう」。

 

眼をおおわしめる惨禍が人類を襲った後

                さらに大いなる災厄を見舞う

諸世紀の大循環が更新されるとき

雨 血 牛乳 飢饉 戦乱 疫病

空に見えるは火  火花の尾をひきずる火の玉

 諸世紀2-46

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「眼をおおわしめる(不要人類抹殺計画の)惨禍が人類を襲った後 さらなる大きな災厄を見舞う」。「諸世紀(歴史)の大循環が更新されるとき」。

宇宙の砂漠を放浪した人々は宇宙に適応して宇宙人になってしまう。この間に彼らはバイオテクノロジーによる永遠の生命を開発する。また、何とか住める惑星は発見したものの、そこは彼らの祖先が、破壊した惑星ほどすばらしいものではなかった。そこで彼らは、タイムマシーン、UFOを開発し帰って来たのだ、彼らの祖先が破壊した惑星、地球に。そして我々の歴史に介入し歴史の大循環を更新した、さらなる災厄を人類に見舞ったのだ。

 

砂漠を通って 自由と野ばなしとが

教皇の甥はさ迷ってやってきて

重いこん棒で七回頭をたたき

あとで人々は無価値なものを得るだろう

  諸世紀6−82

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

預言では『息子』『甥』『子供』などの言葉で子孫を暗示することが多い。

(宇宙の)砂漠を通って 自由と野ばなしとが 教皇(陰謀者)の甥(子孫)はさ迷ってやってきて 重いこん棒で七回(地球人の)頭をたたき あとで人々は無価値なものを得るだろう」。

宇宙の砂漠をさ迷った悪魔的未来人が帰ってきたのだ。その支配体制が出来た後で、やっと地球人は彼らの支配が価値のないものであると気づくのである。イエスもまったく同じことを言っている。

 

汚れた霊が人から出ると、休み場所を求めて水のない所を歩きまわるが、見つからない。

そこで、出てきた元の家に帰ろうと言って帰って見ると、そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。

そこでまた出ていって、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、

そこに住み込む。

そうすると、その人ののちの状態は初めの状態よりももっと悪くなるのである。

よこしまな今の時代も、このようになる。

聖書  マタイによる福音書 12

 

汚れた魂の持ち主である陰謀者が、地球の人間の中から出て、その子孫は、水のない所(荒野、砂漠)、不毛の宇宙をさまよったが見つからなかった。そこで、出てきた家、地球に帰ろうと帰ってみると、核戦争の前の時代に行ったのでそうじがされきれいな上、かざりつけ、色々な設備まで整っていた。そこはすばらしい惑星であった。

そこでまた出ていって自分以上に悪い仲間を一緒に引き連れてきて中に入り、そこに住み込んでしまった。この状態は、核戦争で滅んだ元の1999年の状態よりさらに悪い状態だった。いっそ、核戦争で滅んでしまった方がよかったと言うのだ。

 

いずれ悪い霊の悪意を持つ人は、時の長さの中で現れてまいりましょう。

この仕事が私の死後にこそ、生きていたときよりもいっそう尊重されることを望むものであります。

  諸世紀序文 アンリ二世への手紙

 

ノストラダムスも彼が大預言を書いた目的をその序文の中でこう述べているではないか。

 

海の軍勢 都市の前に立ち

つぎに長い道を進まずして 出発するだろう

市民の大いなる餌食 陸上で奪われよう

艦隊が戻ってくる 大規模な盗賊行為により捕らえようと

 諸世紀10-68

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

自分の国から遠く離れて 危険な旅に出され

彼は大軍団を率いて手もとから放さぬ

国王が彼の民を人質にする

彼は帰り道に国じゅうを略奪する

 諸世紀8−92

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

あの「海の軍勢」「艦隊」「大軍団」が戻ってきたのだ、帰ってきたのだ。その目的は「大規模な盗賊行為」、「略奪」であった。

 

上陸体勢 十字架の軍勢

イシュマエルの子孫につけ狙われよう

ラヴィエレの船が四方八方から攻撃を仕掛け

選ばれた十隻のガレー船に急襲される

 諸世紀9−43

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「上陸体勢 十字架(グランドクロス)の軍勢 イシュマエルの子孫につけ狙われよう ラヴィエレの船が四方八方から攻撃を仕掛け 選ばれた十隻のガレー船(UFO)に急襲される」。

子孫、悪魔的未来人の「ガレー船(UFO)」は、「十字架(グランドクロス)」のころこの地上に「上陸体勢」にあるのだ。

 

夜戦 勇敢な隊長

敗れ 逃走する わずか数人にやっつけられて

部下は動転 扇動が効を奏す

実の息子が彼を攻め立てる

 諸世紀4-83

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「夜戦 勇敢な隊長(陰謀の首謀者) 敗れ 逃走する わずか数人にやっつけられて 部下は動転 扇動が効を奏す」。ここまでは宇宙ステーションの中での反乱を言っているらしい。

大切なのは四行目である。彼らの「実の息子(子孫)が彼(陰謀の首謀者)を攻め立てる」。

 

亡命者たち 天から火が彼らの武器に

つぎはカラスどもの争いだろう

地上から救いを求める声  神のお助けを祈る声

侵略者が城壁に近づく時

 諸世紀37

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

これも聖書が分からないと読めない詩である。キーワードは「カラス」である。ノアの箱舟の話はご存知であろうか。神の命を受けたノアは箱舟を造る。大洪水が起き、雨は40日降り続く。雨もやみ、陸地を発見したノアは、カラスを送るがカラスはそれに叛き帰ってはこなかった。次にノアは鳩を送る。

このカラスとは神に叛き地球を奪い取った悪魔的未来人であり、鳩とは天使的未来人のことである。40日とは出エジプト記の40年、世代交代を意味している。だからイエスが荒野で修行した期間も40日だったのだ。

「亡命者(陰謀者)たち 天から火が彼らの武器に つぎはカラス(悪魔的未来人)どもの争いだろう 地上から救いを求める声  神のお助けを祈る声 侵略者が城壁(地球の防衛網)に近づく時」。

 

王国の鳥 太陽の市の上を飛び

七ヵ月のあいだ夜ごとの占いをする

東の壁は崩れよう 雷鳴 稲妻

七日を経て敵は門へ到達する

 諸世紀5−81

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「七日を経て(7000年紀には)敵は門へ到達する」。では、その敵、侵略者はどのように地球を侵略するのであろうか。「ラヴィエレの船が四方八方から攻撃を仕掛け」「選ばれた十隻のガレー船に急襲される」とあるように、UFOが直接攻撃して来るのであろうか。いや、そんな攻撃のしかたはしない、彼らとてできるだけ地球人との摩擦は少なくしたい。彼らの地球侵略計画はこうである。

 

天幕のあいだを飛ぶ鷲は

他の鳥によって追い払われるだろう

シンバルとトランペットとベルの音が

気の狂った婦人に聞こえるときに

 諸世紀2-44

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「天幕(スペースコロニー)のあいだを飛ぶ鷲(スペースシャトル)は 他の鳥(UFO)によって追い払われるだろう」。これは大規模な宇宙ステーション計画すなわちスペースコロニー計画の中止の預言である。

スペースシャトルチャレンジャーの事故、あれは本当に事故だったのだろうか。彼らなら気づかれずに、シャトルを撃墜することなど簡単である。あの事故により宇宙開発計画は遅れ、スペースコロニー計画は中止になった。

(戦争の到来を告げる)シンバルとトランペットとベルの音が 気の狂った婦人(気の狂った地球)に聞こえるときに」。聖書の時代、他の都市に戦争をしかける場合、礼儀として楽器を打ち鳴らすならわしがあった。シンバル、トランペット、ベルは、戦争の到来を意味するのだ。婦人とは地球を意味することを以前お話したが、気の狂った婦人とは何を意味しているのであろうか。それは次の詩と関係があるようである。

 

町は包囲され夜になって襲撃された

一部の者は海から遠くないところに戦いながら逃れ

婦人は息子の帰りを知って うれしさのあまり気が遠くなり

毒と便りは さざ波の中に隠れる

 諸世紀1−41

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「婦人(地球)は息子(悪魔的子孫)の帰りを知って うれしさのあまり気が遠くなり 毒(悪魔の悪意)と便り(天使の預言)は (宇宙の)さざ波の中に隠れる」。

気の狂った婦人とは、帰ってきた息子を悪魔とも知らず受け入れてしまう地球の比喩なのである。ここに不要人類抹殺計画は中止になった。

 

フランスの川が流れを変え

もはやアグリッピナの市をめぐらないだろう

古の言葉をのぞき万事が変わり

土星が獅子座に 火星が蟹座で略奪をする

 諸世紀6−4

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

「フランスの川(歴史の流れ)が流れを変え もはやアグリッピナの市(スペースコロニー)をめぐらないだろう」。アグリッピナの市とは、フランス語でコローニュと呼ばれるドイツの都市ケルンである。しかも、コローニュとは、コロニー、植民地という意味である。また、アグリッピナとはローマ時代の暴君ネロの母親の名である。先に紹介した6-91の詩の「時に大いなるアグリッパ(Agrippe)が息子を産す」のアグリッパ(Agrippe)をアグリッピナ(Agripine)と考えれば、「時に大いなるアグリッパ(スペースコロニー)が息子(暴君ネロのような悪魔的未来人)を産す」となる。

「古の言葉をのぞき万事が変わり 土星(悪魔)が獅子座に 火星(悪魔)が蟹座で略奪をする」。土星も火星も占星術では凶星である。どうも両方とも悪魔的未来人を意味するようであるが、ここで二つに分けていることから考えると、悪魔的未来人の中にも派閥があるのかもしれない。

 

大寺院が再建されよう

賽は投げられ 網もすでに打たれた

弔鐘を打ち鳴らす偉人は過労に陥るだろう

とっくの昔に裂けた矢に打ちのめされて

 諸世紀3−40

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「大寺院(地球)が再建されよう 賽は投げられ 網(地球人奴隷化計画)もすでに打たれた 弔鐘を打ち鳴らす偉人(悪魔の侵略を警告する天使)は過労に陥るだろう とっくの昔に裂けた矢に打ちのめされて」。

あの黙示録の白馬の騎士が放った「とっくの昔に裂けた矢」が帰って来て、再び人類は打ちのめされるのである。この矢のことは次の詩にも預言されている。

 

天の投げ矢が一巡するだろう

話しながら大いなることをして死に

木にある石は残忍なる人々を恐れ

人類の雑音 怪物は あがないで清められるだろう

 諸世紀2−70

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「話(宇宙開発の演説)しながら大いなること(不要人類抹殺計画)をして死」んだ「天の投げ矢が一巡するだろう」。天の投げ矢の子孫が一巡して帰ってきたのだ。

 

軍はしばらく空中で戦い

木は都市のまん中にたおれ

害鳥 かさぶた 剣 燃えさしが顔に

ベニスの君主がたおれるときに

 諸世紀3−11

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

ながいあいだ枯れたままのしおれた木が

ある夜 ふたたび緑になり

王は病気になり 王子は足をしばり

敵たちをおそれて 船をもとにもどすだろう

 諸世紀3−91

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

「木は都市のまん中にたおれ」「ながいあいだ枯れたままのしおれた木が ある夜 ふたたび緑になり」も、地球破壊と復活の預言である。「木」とは地球の比喩である。この比喩は聖書の中にも見られる。

地球は、悪魔の手によって再び緑の惑星に復活したのである。

 

三隻の船がアグドの港に入る

信仰ではなく 汚染と疫病をもたらす

橋を渡り百万を奪う

橋は第三の抵抗によって破壊される

 諸世紀8−21

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

三隻の船(UFO)がアグドの港(地球)に入る 信仰ではなく 汚染と疫病をもたらす」。彼らは疫病、細菌兵器をばらまいたのである。

 

西洋で準備される恐るべき戦争

次の年 疫病が襲いくるだろう

その猛威があまりにも凄まじいので

     老いも若きも 動物も 生き残ることはない

血 火 水星 火星 木星がフランスに

 諸世紀9-55

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

ポー ヴェローナ ヴィチェンツァ サラゴサ

遠い領土から血を滴らせる剣

未曾有の大疫病が 大きなからをかぶってやってくる

救援は近いが 治療ははるか彼方に

 諸世紀3−75

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

沿岸都市の疫病は

死にいたるまで報復をやめないだろう

それは罪なくして処刑される正義の血と

悪風をつくらないよき婦人とで つぐなわれるまで

 諸世紀2−53

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

これはみな悪魔が放つ疫病の預言である。疫病の流行で社会活動、経済活動、政治はストップし人々は飢え、飢饉に苦しんだ。

 

大飢饉の接近を予感する

そいつはしばしば道を変えやがて世界全体をおおうだろう

広い範囲をいつまでも荒らしまわり

やがて木を根っこから 子供を母乳から引きぬくだろう

 諸世紀1-67

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

誰ひとり望まぬ不気味な鳥の音が聞こえる

幾重にも並んだ大砲の上空に

小麦の価格はつり上げられ

人間が人間を食べる時代がやって来る

  諸世紀2-75

 「ノストラダムス最後の警告」 飛鳥昭雄 著

 

「誰ひとり望まぬ不気味な鳥(UFO)の音が聞こえる 幾重にも並んだ大砲(地球人の兵器)の上空に」。

地球人の兵器など超科学を持った未来人にとっては全くの無力なのである。

疫病による飢饉で、「小麦の価格はつり上げられ 人間が人間を食べる時代がやって来る」。

 

門の近くの二つの町で

だれも見たことのないような 二つの災難があるだろう

飢きんや疫病に人々は剣をとり

不死なる神に助けを求めて叫ぶだろう

 諸世紀2−6

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「だれも見たことのないような 二つの災難があるだろう 飢きんや疫病に人々は剣(武器)をとり 不死なる神に助けを求めて叫ぶだろう」。飢饉と疫病という二つの災難で人々は剣(武器)をとり、とうとう暴動、戦争まで始まってしまったようである。

 

アウソニアの平原 肥沃かつ広大

アブとイナゴをおびただしく生み出す

だから陽光が覆いかくされるだろう

奴らは何もかもくいつくすから

未曾有の疫病に見舞われるだろう

 諸世紀4−48

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

フレジュ アンチィーブ ニース周辺の町々が

海と陸から大いにあらされよう

イナゴが海と陸から 風は順風で

捕らえられ 死に くくりつけられ

    略奪される 戦争の法も守らずに

 諸世紀3−82

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

スイスと隣国を通って

雲によって戦いにまき込まれ

エビ イナゴ 羽虫

ジェノアの過失は まるはだかで明らかにされる

 諸世紀5−85

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

この三つの詩も疫病と戦争を預言する詩であるが、これも聖書の知識がないと解けない詩である。三つの詩に共通する言葉は「イナゴ」である。聖書では、イナゴはすべてを食い尽くす飢饉の象徴なのだ。それだけではなく、このイナゴはそれに先立つ疫病の象徴でもあるのだ。

また、イナゴは、出エジプト記のイスラエルの長モーセとその兄アロンがエジプト人に与えた災いの一つである。実は出エジプト記には不要人類抹殺計画の他のもうひとつの意味が隠されているのだ。そしてまたこの「雲」も重要な言葉である。聖書の神は雲に乗って現れる。

 

わたしが見ていると、見よ、激しい風と大いなる雲が北から来て、その周囲には輝きがあり、

たえず火を吹き出していた。

その火の中に青銅のように輝くものがあった。

聖書  エゼキエル書 1

 

輝きがありたえず火を吹き出す雲など見たことがあるであろうか。これは雲などではない、火を吹く雲の中に青銅のように輝くUFOの機体が隠れているのだ。聖書で雲はUFOを意味する言葉だったのだ。

「雲によって戦いにまき込まれ」とは、UFOによって戦いにまき込まれるという意味だったのだ。

 

魚のいる池は干あがり

射手座が天にのぼるとき

それは栄えある高貴な飼い葉桶のようで

ペスト 飢饉 戦いによる死によって

新しい時代の近きを告げる

  諸世紀1-16

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

「魚のいる池(西暦2000までの魚座の時代)は干あがり 射手座(黙示録の白馬の騎士)が天にのぼるとき それは(イエスたち天使を生み出す)栄えある高貴な飼い葉桶のようで」。イエスは馬小屋の飼い葉桶に生まれたのだ。ここまではイエスの正体を暗示する詩であるが、問題はその後の「ペスト 飢饉 戦いによる死によって 新しい時代の近きを告げる」である。「ペスト(疫病)」→「飢饉」→「戦い(戦争)」による死の順番である。

 

それで人々は飢餓がやってくると考えた

ほんとうにやってくるだろう

がんこでどん欲さを通した海の目は

油と小麦をたがいに与えるだろう

 諸世紀4-15

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子  

 

「がんこでどん欲さを通した海の目」とはなんであろうか。実は例の不要人類抹殺計画を実行した世界の影の支配者、フリーメーソン・イルミナティのシンボルマークは目なのである。ピラミッドの頂点に輝く神の目である。これはアメリカの一ドル紙幣に鷲とともに描かれているのだ。目とは、フリーメーソン・イルミナティとその子孫の天使も悪魔も意味する言葉として預言では使われている。「がんこでどん欲さを通した海の目」とは、頑固でどん欲な宇宙の海の悪魔、悪魔的未来人を意味する言葉である。

がんこでどん欲さを通した海の目(悪魔的未来人)は (石油)と小麦(食料)をたがいに与えるだろう」。

悪魔は、石油と食料を持ってこの地球に降臨したのだ、もちろんワクチンももって。

 

夜 彼らは太陽を見たと思うだろう

半人半豚を目にするとき

騒音 絶叫 空の戦闘が見えるだろう

野獣がしゃべるのが聞こえるだろう

 諸世紀1-64

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「夜(暗黒時代) 彼ら(地球人)は太陽を見たと思うだろう 半人半豚を目にするとき」。半人半豚、人間になりきれなかった豚のような地球人は、悪魔の救済を太陽を見たと思い込んでしまった。「騒音 絶叫 空の戦闘が見えるだろう 野獣(悪魔的未来人)がしゃべるのが聞こえるだろう」。彼らが、あの騒音、絶叫、空の戦闘を仕組んだしゃべる野獣だとも知らずに。

 

第三の者が第一に ネロ顔負けの悪事を働く

行け 流れろ 勇敢なる人間の血

かまどが造りなされよう

黄金時代  つぎに死

あらたなる王と目を覆わしむる醜聞

 諸世紀9-17

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「第三の者が第一に (ローマ時代の暴君)ネロ顔負けの悪事を働く 行け 流れろ 勇敢な人間の血 かまどが造りなされよう」。この世は再び人間を焼き苦しめるかまどとなった。

「黄金時代  つぎに死 あらたなる王(悪魔的未来人)と目を覆わしむる醜聞」。地球人は、天から降りて来た親切な宇宙人のおかげで「黄金時代」が来たと信じた。しかし次に来たのは「死」であった。

 

追放された人々は ふたたび王国にやってきて

彼女の敵たちは共謀者をみつけ

彼のときが勝利を告げるまえに

三と七は死をすばやく指ししめす

 諸世紀6−74

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

(地球から)追放された人々は、ふたたび王国にやってきて」、彼女(地球)の敵(悪魔的未来人)たちは「共謀者」を見つけたのだ。イルミナティという共謀者を。

 

ある日 二人の主人が友人になり

かれらの力は増大して

新しい国は隆盛をきわめるだろう

多くの人々は残忍に語るだろう

 諸世紀 2-89

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子  

 

「ある日 二人の主人(イルミナティと悪魔的未来人)が友人になり かれらの力は増大して 新しい国は隆盛をきわめるだろう 多くの人々は残忍に語るだろう」。

 

スペインではなく古代フランスより

彼は震える船のために選ばれるだろう

彼は敵に約束するだろう

彼の治世に大疫病をはやらせる敵に

 諸世紀5−49

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修

 

「彼(イルミナティ)は敵(悪魔)に約束するだろう 彼の治世に大疫病をはやらせる敵に」。やはりあの疫病をばらまいたのは、敵、悪魔的未来人であった。

 

おびただしい人間が罪人とされよう

大物たちが和解にいたるとき

しかしそのうちのひとりが不運に泣くことになるゆえ

彼らとしてもいつまでも手をつないではいられまい

諸世紀2−38

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

しかし悪魔は人類全体にも彼らの祖先であるイルミナティにも何も与えないのだ。

おびただしい人間が罪人とされよう 大物たち(イルミナティと悪魔的未来人)が和解にいたるとき しかしそのうちのひとり(イルミナティ)が不運に泣くことになるゆえ 彼らとしてもいつまでも手をつないではいられまい」。

 

みせかけの統合はながくはつづかず

あるものは変更され 他のほとんどのものは改革され

船の中で人々はとじ込められ

ローマは新しい豹を得るだろう

 諸世紀6−20

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

(悪魔とイルミナティの)みせかけの統合はながくはつづかず あるものは変更され 他のほとんどのものは改革される (かつて宇宙)船の中に人々はとじ込められ (しかしこの時代)ローマは新しい豹を得るだろう」。やはり彼らは、「新しい豹」、野獣だったようである。

 

偉大なるシーレンが世界の王になるだろう

はじめ愛されるが  のちに恐れられ こわがられる

彼の名声と賞賛は天までとどき

彼は勝利者の称号に大いに満足するだろう

  諸世紀6−70

「大予言辞典 悪魔の黙示録666」 高橋良典 著

 

「偉大なるシーレン(悪魔的未来人)が世界の王となるだろう はじめ愛され のちに恐れられ こわがられる」のだ。シーレンとは当然悪魔的未来人のことである。当初、宇宙から降臨した親切な宇宙人は地球人のためにつくし、地球人に愛された。しかし彼らの支配体制が整うと、彼らは地球人をまるで奴隷のように扱ったのだ。

 

ながい戦いで軍のすべてはかわき それで兵隊は立ちあがる

だがお金をみつけることもなく 金銀の代わりになめし皮に押し

フランスの貨幣は三日月のしるし(sign croissant)を刻まれる

 諸世紀7−25

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「ながい(疫病や飢饉との)戦いで軍のすべてはかわき それで兵隊は立ちあがる  だがお金をみつけることもなく 金銀の代わりになめし皮(皮膚)に押し フランスの貨幣は三日月のしるし(sign croissant)を刻まれる」。

戦争の終わった後、お金、貨幣は見当たらない、金銀の貨幣の代わりに皮、皮膚の上にバーコードを直接押されるのだ。これはバーコードではなくマイクロチップであるという説もあるが、どちらにせよコンピューターによる地球人支配体制を意味する。この貨幣制度は、グランドクロスのサインが天に刻まれるころである。

 

兄弟姉妹がいろいろな場所で

奴隷のように働かされている

君主の近くをよぎるだろう

二つの注意深い目でかれらを見あげ

あご ひたい 鼻をしるしにして 重々しく進むだろう

  諸世紀2-20

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

「兄弟姉妹(地球の人々)がいろいろな場所で 奴隷のように働かされている」。「(その)あご ひたい 鼻をしるし(バーコート)にして 重々しく進むだろう」。このバーコード(マイクロチップ)こそ聖書の獣の刻印であった。

 

この刻印のない者はみな、ものを買うことも売ることもできないようにした。

この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。

ここに、知恵が必要である。思慮ある者は、獣の数字を解くがよい。

その数字とは、人間をさすものである。

そして、その数字とは六百六十六である。

  聖書  ヨハネの黙示録 13

 

だからこの刻印がない者はみな、ものを買うことも売ることもできないのだ。そしてそのバーコードには666の数字が含まれていたのだ。彼らは地球人を管理しやすいように刻印、数字を押すのだ、あたかも自分の家畜に焼印を押すがごとく。

 

金と銀のかわりに、大量のクレジットがあふれるだろう

それは激しい欲望をあおり、恥じらいの心をめくらにする

姦夫姦婦のこと広く知られて

恥じらいの心はそこでも失われるだろう

 諸世紀814

「ノストラダムスの大予言」  五島 著 

 

「金と銀(の貨幣)のかわりに、大量のクレジット(キャッシュレスのバーコード)があふれるだろう それは激しい欲望をあおり、恥じらいの心をめくらにする」。地球人はそのバーコードによる支配体制の本当の意味を見破れなかったのだ。「姦夫姦婦のこと広く知られて、恥じらいの心はそこでも失われるだろう」。姦夫姦婦と、地球とその住民は、本来いっしょになるべき天使ではなく、悪魔に浮気してしまったことのである。

 

殺害をし 姦通をして有名になる

全人類の敵

こんな祖父 おじ 父を 悪くする者はみたことがない

鉄 水 血と 不人情さで

 諸世紀10-10

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「殺害をし姦通(地球侵略)をして有名になる 全人類の敵 こんな『祖父』『おじ』『父』(すなわち祖先)を悪くする者はみたことがない 鉄、水、血と不人情さで」。ノストラダムスがここまで言うほど悪魔的未来人のその祖先に対する仕打ちはひどかったようである。

愚かな地球人もここに至ってやっと彼らの置かれた状況に気づくのだ。

 

謀反する市のおもだった何人かが

自由を取り戻そうと躍起になるだろう

市民は切り裂かれ 不幸な混乱が

ナントの阿鼻叫喚 目をおおわしむる惨状

 諸世紀5−33

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

「謀反する市のおもだった何人かが 自由を取り戻そうと躍起に」なってレジスタンス運動を起こすのだが、超科学を持った悪魔に我々が勝てようはずがない。その結果は、「市民は切り裂かれ 不幸な混乱が ナントの阿鼻叫喚 目をおおわしむる惨状」であった。

地球人のレジスタンス運動、謀反、反乱など、彼らの武力、科学力によって簡単に鎮められた。

 

初期ローマ風に神に捧げられた寺院

彼らは破壊された土台を拒むだろう

初期の人間中心の法を受け入れ

聖人信仰をことごとく追放する

 諸世紀2−8

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

しかし、力だけで相手を完全に屈服させることはできない。そこで彼らは精神的にも地球人を屈服させることを考えた。

(生け贄として)神に捧げられた寺院(地球) 彼らは破壊された土台(かつて破壊された地球)を拒むだろう」。悪魔は地球がその土台から破壊されるのを拒んだのだ。地球の破壊を阻止したのである。

「初期の人間中心の法(エゴイズム)を受け入れ 聖人信仰をことごとく追放する」。

悪魔が我々の歴史に干渉した当時、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教のような宗教はなかったのだ。それは後に天使が付加したものだからだ。その当時あった聖人信仰をも悪魔は徹底的に追放したのである。

 

宝は西の国の国民によって神殿のなかに

秘密の場所におなじようにしてかくし

飢えた奴隷は神殿をあける

ふたたびとりあげて奪い去り そのなかで恐ろしい祈りが

諸世紀10−81

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「宝は西の国の国民によって神殿(地球)のなかに 秘密の場所におなじようにしてかくし 飢えた奴隷(悪魔的未来人)は神殿(地球)をあける ふたたびとりあげて奪い去り そのなかで恐ろしい祈りが」。

その『恐ろしい祈り』とは。

 

トライアリームは とらわれた老若男女であふれ

悪に対するよい時は にがきに甘く

異邦人に祈り かれらはあまりにもあわたたしく

風につぶやく羽を見ることをのぞむ

 諸世紀10−97

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

一、二行目は、不要人類抹殺計画による宇宙幽閉の預言だが、残る三、四行目は悪魔の地球侵略の預言るある。「異邦人(悪魔的未来人)に祈り かれら(地球人)はあまりにもあわただしく『風につぶやく羽(悪魔的未来人のUFO)』を見ることを望む」。地球人は悪魔を歓迎して迎え入れ、異邦人(悪魔的未来人)に祈りを捧げたのだ。

『風につぶやく羽』とは、UFOのことである。古代から空を飛ぶものの象徴は羽、翼であったからだ。ちなみにエジプト、ペルシアでの神の象徴は有翼の円盤である。

 

いかさまの神聖をよそおい

座が敵に明け渡されよう

無難に眠れると思いこんでいた夜

リエージュの民 ブラバント近くへ進軍するだろう

諸世紀6−30

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修

 

まさに「いかさまの神聖」であった。

 

まず背教のことが起り、不法の者、すなわち、滅びの子があらわれるにちがいない。

彼は、すべての神と呼ばれたり拝まれたりするものに反抗して立ち上がり、

自ら神の宮に座して、自分は神だと宣言する。

   聖書  テサロニケ人への第二の手紙  2章

 

彼らは聖人崇拝を廃止し、彼らは神殿(神の宮)に居座り自分達が神だと宣言したのである。そしてその教育を地球人に徹底した。神殿からは、この宇宙の創造主である内在の神へではなく、彼ら悪魔を神として崇拝する恐ろしい祈りが響いた。

 

新参者がかこいのない場に立ち

人の住めないところを占有し

楽しんで野原 家 町をつくるだろう

そこでは飢きん 疫病 戦い

そして耕地に適した 広い野原があるだろう

 諸世紀2−19

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「新参者(悪魔的未来人)がかこい(地球の防衛網)のない場に立ち 人の住めないところ(かつて人が住めなかった地球)を占有し 楽しんで野原 家 町をつくるだろう そこでは飢きん 疫病 戦い」。

悪魔は、たいした防衛網もないかつて人の住めなかった地球を占領してしまった。

 

みるも恐ろしい大洪水のとき砂の上で

他の海で怪物が見つけられ

神聖な場所の近くで

サボイはチューリンを奴隷にするだろう

 諸世紀5-88

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

「かつてみるも恐ろしい大洪水のとき (その洪水は中止された)砂の上で 他の海で怪物(悪魔的未来人)が見つけられ 神聖な場所(聖なる地球)の近くで サボイ(悪魔)はチューリン(地球人)を奴隷にするだろう」。

 

五人の異人が寺院に入る

彼らの血が大地を冒涜するだろう

人にはきわめて厳しいみせしめとなろう

法を一掃しにやってくる男がもたらす怒り

 諸世紀3−45

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修

 

いやな奴が入ってくる 不愉快 不名誉

メソポタミアを支配する暴君

友はことごとく姦婦より成り

恐るべき土地 見通しはまっ暗

 諸世紀8−70

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修 

 

みよ!なんと激しく おお なんとあわれな

多くの人々のあいだに

友情はみじんもなく

狼たちがかしこく走りまわるだろう

 諸世紀  番外詩

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

きつねが選ばれ 何もいうことなく

大麦のパンを食べて 公然と神聖になり

とつぜん制圧され

偉大なる人ののどに足を置き

 諸世紀8−41

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

自由は復活することなく

黒いものに占領され 残忍で悪いやつ

橋をかける仕事が終わったとき

ヒスターに対し イタリア共和国は怒るだろう

 諸世紀5−29

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

しばしのあいだ油断のならない獣が立ちあがり

低きから 高き地位にすばやくのぼり

忠実さなく すみやかに

彼はベロナの政権をとるだろう

 諸世紀1−12

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

英国王というよりも肉屋にふさわしい男

いやしい家に生まれ 力ずくで国を奪う

信仰に欠け法を守らぬ臆病者 大地を血まみれにするだろう

奴の時代がすぐそこまで近づいている

だからわたしは溜息をつくのだ

 諸世紀8−76

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修より

 

皇帝がイタリアの近くで誕生するだろう

彼は帝国に高い儀性を払わせるだろう

人びとは彼が手を結ぶ連中を見ているだろう

あいつは君主というよりも屠殺者だと

 諸世紀1−60

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修

 

外国の力が略奪品をわけ

土星と火星はすさまじいようすをしめし

トスカンとラテンは恐れ奇妙に思い

ギリシヤ人は刺激を与えるだろう

 諸世紀1−83

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

これらもみな悪魔的未来人の地球侵略の預言である。

 

火星のリテス 元老院は名声たかく

夜にフランスは困難を起こし

クロイソスの星占い(grand Croesus l'Horoscope)は予言する

土星により彼の力は落ちるということを

 諸世紀7−43

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子 訳 

 

「クロイソス(グランドクロス grand cross)の星占い(ホロスコープ)は予言する 土星(サタン)により彼(地球人)の力は落ちるということを」。


      第4章 「天使的子孫の統合」

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