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              縁の花

        (魂が成長する正直な心と心のネットワーク誌)

                   第133号

  天皇の真実

        

  《》「天皇陛下大好き」《》

 皆さん、一人一人で考え方があるとは思いますが、紫陽花は天皇陛下大好き人間です。

 日本人として、dnaに何か書き込まれているのか、どうかは分からないけど、とにかく天皇や皇后などの天皇一家が大好きです。

 どうしてといわれたら困りますが、日本にとって天皇一家は、本当に大切な存在だと思っています。

理屈ではうまく説明できないけど、そう思うのです。

しかしそんな紫陽花も、一時は昭和天皇に対してよくない考えを持った事もありました。

確か高校の頃だったと思います。

太平洋戦争を起こした責任が昭和天皇にもあるはずなのに、それでも戦後、平然と日本の頂点にたっている事に疑問を持っていたのです。

昭和天皇も何かの形で、責任を負うべきだと思ったのです。

でもそんな紫陽花も大学生になって、一番尊敬している小室直樹氏や渡部昇一氏の本を読むようになって、考え方が大きく変わりました。

昭和天皇が太平洋戦争に反対していた事。

本当に英明な方で、命をかけて(戦争責任者として死刑覚悟)太平洋戦争を終わらせ(終戦)、敵であったアメリカのマッカーサー元帥でさえ、「戦争の責任は全部、自分にある」といって、すべての国民を守ろうとした姿勢に、感銘されたというエピソードを聞いて考え方が変わりました。

本来なら太平洋戦争の責任者として、抹殺されたとしても文句が言えなかったのに、天皇としての地位を継続できたなんて奇跡としかいえません。

昭和天皇の生き方を知れば知る程、驚嘆するとしかありません。

みえない天が支えているとしか思えないのです。

また小室直樹氏や渡部昇一氏は、世界で一国しかない天皇制の価値のすごさを紫陽花に教えてくれました。

神武天皇から数えても2600年も続き、今の今上天皇で、126代となり、その間ずっと国体を守り、一度も他民族に支配されなかった日本の歴史のすごさ。

こんな国は、世界中、どこを探してもありません。

しかも幕末はもとより、日本が時代事に大きな危機を迎えた時に、天皇家が果たしてきた役割、紫陽花は本当に大きいと思います。

日本が藤原氏、平家、鎌倉、室町、戦国、豊臣、徳川と権力者が変わった時も、天皇といった存在があったから、上手に政権を移せたと思うのです。

その上、小室氏や渡部氏は、天皇は日本の精神の柱だと教えてくれました。

今、もし天皇という存在がなかったら、日本人は中心をなくしてしまい、精神的におかしくなるといいましたが、今なら紫陽花にも理解できます。

日本の国はずっと日本人が天皇を中心として、先祖を敬いながら続いてきたのです。

それが破壊されてしまったら、たぶん空しさに襲われて、段々いたたまれなくなってしまいます。

皆さんにはピントこない人も多いと思いますが、天皇の価値は、無くしてしまった時に、初めて多くの日本人に分かります。

とてつもなく大きいものです。

紫陽花はそれぐらい天皇陛下大好き人間です。

しかしそんな紫陽花も、今から紹介する「天皇の真実を知る会」の河内正臣さんと比べたら、比較になりません。

河内と書いて(こうち)と呼びますが、金沢の河内(かわち)晢先生の縁で知りましたが、河内先生と同じ苗字で、名前に紫陽花の名前である正がつくので、何か不思議な縁を紫陽花自身感じています。

ですがこの河内正臣さんは、一言でいって天皇陛下命と呼べる人です。

皆さんや多くの人が、誤解したり、知らなかったりする、天皇の真実を伝える事に人生のすべてを注いでおり、紫陽花は本当に尊敬しています。

河内正臣さんのいうように、21世紀からの日本は、世界に誇れる天皇制のよさを十分に国民が認識して、一つにまとまって、世界平和の為に突き進んでいかないといけないと思います。

紫陽花は、河内正臣さんの活動は、本当だと思うのです。

だから縁の花でも、せめて河内正臣さんの文章を載させて頂く事で、ご協力しています。

一人でも多くの読者に誤解されている「天皇の真実」を知って貰い、天皇制に付いて考えて欲しいのです。

読んで頂けたら幸せです。

   《》「森喜朗首相」《》

 森首相の「神の国発言」が話題になりました。

 突然の森首相の失言騒ぎに、皆さんもびっくりしたと思いますが、紫陽花もびっくりしました。

 こんな失言をする首相で大丈夫かと思ったのです。

 でもただ一つだけ、あんなにマスコミや野党に叩かれながらも、選挙前にも発言を撤回しなかった事だけは感心しました。

 宗教がないから子供達がおかしくなるとか、発言自体には、紫陽花と考え方の違いがありますが、「日本は天皇を中心にした神の国」発言自体には紫陽花は共鳴します。

 だから紫陽花は今回、自民党に1票入れてあげたのです。

 ただし紫陽花は、そんな森首相が、日本国の総理という地位に付いている事には大反対でした。

 マスコミにも問題はあると思いますが、自民党が勝つ為には、無党派の国民には寝ていて欲しいとか、失言が多すぎます。

 正直なのは好感が持てても、日本の首相がこの程度では話になりません。

 日本の国始まって以来の大変な国難の時に、一番大事なトップがこんな失言をする人でいいのだろうかと疑問を感じていたのです。

 しかも紫陽花が許せないのは、it革命の事をic革命というセンスです。

 日本が、今、どのくらい情報社会の面で世界から遅れようとしているか、本当に分かっているのでしょうか。

 こんな森首相がリードして、送れている日本が、世界に追いつけるとは思えず、悲しかったのです。

 しかし河内正臣さんは、そんな森喜朗さんが、首相になった事は、天意だといいます。

 森首相にも激励の手紙を送り、返事も貰っています。

 紫陽花は、そんな河内正臣さんがいつものように送ってくれた資料の中に、その手紙が入っており、内容をみてびっくりしました。

 今、世間からぼろくそに叩かれている森首相に対して、こんな観点から考えられる人がいるのかと思うと、眼から鱗がおちた思いがしたのです。

 というのも、河内さんは、森喜朗さんが、日本の首相になれたのは、天が、森さんに大きな使命を与えているからだというのです。

 何故なら森首相は、皆さんもご存知なように、国民や自民党の人達に、選挙で選ばれて首相になった訳ではありません。

 小渕首相が突然、倒れるといったハプニングがあり、自民党の幹部4、5人の密室の会談で、宮沢前首相などに断られて、「あなたがやりなさい」と急遽青天の霹靂で選ばれてなったのです。

 ですから森幹事長(自民党の幹事長でした)自体、自分が首相になれるとは考えていなかっただろうし、誰も森幹事長がなるとは思っていませんでした。

党首の選挙でも、派閥の長なのに、同じ派閥の小泉さんを支持して、自分は出た事はありませんでした。

野党やマスコミにはおかしい選び方だと叩かれながらも、天が選んだとしかいいようがないのです。

しかも総選挙も、森首相の神の国発言などで、自民党は最初、大惨敗が予想されたのに、結果は自公保によって、安定多数が与えられ、森首相は政権を維持しました。

自民党は勝ったとはいえませんが、負けたともいえず、奢らないですむ調度よい結果だといえます。

河内さんは、手紙の中で、森首相に天が天佑神助を明確にしめされたと書いていますが、まさしくその通りです。

というのも手紙の中で河内正臣さんは「天佑神助とは必ずしも勝利する事を意味するのではなく、日本総理大臣として、真剣になって、あの発言の真(神)意を明かし、今度は汚名(あの発言以外の発言や色々な不祥事等々を含め・・・)返上し、起死回生をはからねばならない事態に置かれたということであり、そのための最良の場(総理の場)とチャンス(首相の発言に全国民の意識を集中させられた。生前日本全土に大きな影響を及ぼした大本教の救世の予言に「悪く言われて良くなる仕組」という言葉がございます)」と書いており、紫陽花はこういった見方も確かにあるなと変に納得したのです。

 もしかしたら森喜朗さんが首相になるのは、運命として約束されていたことであり、意外と長く続くかもしれないと思うようになったのです。

 ただそれもこれも、これからの森首相の取る行動にすべてかかっていますが、紫陽花は森首相の活躍をこういった観点からみたいと思いますし、皆さんにもみて欲しいと思います。

 21世紀の日本は、森首相がこれから、国民に「神の国発言」の真意をどう説得するかで、一つの方向が決まると思うのです。

 

          《》「天皇の真実」《》

では次に森首相が国民に伝えないといけない真意とは何かですが、それを紫陽花が一足先に皆さんに伝えたいと思います。

というのも河内正臣さんは、「天皇と世界平和」という著書の中で、日本人として、是非知らないといけない、天皇の真実はいくつかあるといっています。

それを少し引用させて頂くと、「史上最初の原爆防止者=日本国憲法九条のご発想者(決定的な証拠があります)、戦争責任の完全決着、(道義的には国民の側にあり,未だ果たされていないを等々があります)などがあげられますし,具体的な活動としても、天皇様の大御心「憲法一条と九条を同等に尊重し結んだ「天皇絶対平和(八絋為宇)の国定の明確化(復活)を率先して実行する事であります」と書いています。

日本人がこれをした時,日本だけでなく,世界が大きく変わると,河内さんはいうのです。

何故ならこの時に,日本人は団結して、一つの大和民族になれますし、世界も日本に注目します。

その上に天が日本国に大きなパワーを注いでくれる事になるからですが、これこそが天の岩戸開きだと、河内さんは確信しているのです。

でも正直いって、紫陽花にはそこまでの確信はありませんが、少なくても、河内さんのいう天皇の真実は、本当だと思うのです。

というのも例えば、天皇の戦争責任についてです。

皆さんの中にも、天皇には、太平洋戦争を起こした何らかの大きな責任をあると考えている人がたくさんいると思いますが、実は道義的責任はあっても、戦争責任はありません。

だって太平洋戦争に対しては、昭和天皇は一貫して反対でしたが、軍部や何よりも国民の世論によって、太平洋戦争は起きたからです。

米国のルーズベルト大統領の陰謀だった。

abcd包囲網によって、石油の輸入が不可能になったので反対していた海軍も決断したといわれていますが、その当時の世論が圧倒的に鬼畜米英という怒りで、誰も止める事は不可能になっていたのです。

だから河内正臣さんもいっているように、紫陽花は太平洋戦争の根本的な責任は、天皇にも、国民にも、米国にも、白人にもあるというわけではなく、それは責任問題や、善悪の問題を超越した人間知ではどうしょうもない、歴史の大潮流にこそあったとしか考えられません。

何故ならそれによってアジア諸国は欧米諸国から独立し、歴史の流れは大きく変わったからです。

これは天の仕組んだ計画だったしか、今からみればいえないのです。

しかも日本の昭和天皇は、誤解されていますが、戦前もずっと英国の立憲君主の立場を取っているので、政治に口出しをしませんでした。

昭和天皇が政治に意志を通したのは2・26事件の時と終戦の時だといわれていますが、後は天皇が自分の意志を通した事はありません。

その為に、太平洋戦争に反対でも、戦争を決定した昭和15年12月1日の午前会議で駄目だとはいえなかったのです。

そんな事をすれば、日本の国は専制君主(独裁者)の国になってしまいます。

国民の多くが戦争を決断すれば、自分が反対であろうと、その責は自分が背負うという深い覚悟のもとで承認したといわれているのです。

またその証拠に、昭和天皇は、戦争に負けた後も結局、天皇としての地位を奪われる事はありませんでした。

占領軍がいくら調査しても、天皇に戦争責任が見当たらなかったからです。

もし何らかの戦争責任の証拠があったら、占領していた連合軍が許すはずがありません。

連合軍も日本国民をまとめる為に、天皇を利用したといわれていますが、昭和天皇に戦争責任を取らせる証拠が何も出てこなかったというのが大きいのです。

でもそんな昭和天皇も十分に道義的責任は取っています。

当時の軍部や政治家の人を含めて、誰に対しても一言も責任があるなんていわなかった事や、弁明をしなかった事でも分かります。

昭和天皇はその責任を背負って、お亡くなりなったのです。

しかしそんな昭和天皇に対して、河内正臣さんは、天皇の真実として、日本国民が戦争責任をとったかといえば、いえないといっています。

国民の多くは、事実を知らされず、当時の軍部や財閥などの権力者に騙されてやったとしか考えていないからです。

要するに、日本国民は戦争の犠牲者で、すべての戦争責任を、今でも昭和天皇などに負い被せているのが真相なのです。

しかもその上、日本国民は実は天皇によってものすごく救われています。

天皇一人によって、1戦争を終わらせ、2その直後の混乱も速やかに収拾され、3米世論を和らげ、4積極的に食料や物資の援助をせしめ、5国民の飢えを癒し、6国民を元気づけ、7復興を速め、8国民の自主性と人格を尊重する自由、平等、権利が与えられ、9原爆犠牲を無駄にすることなく、戦争放棄の絶対平和国家を誕生させ、10現在日本の驚異の経済繁栄が招来されたからです。

河内正臣さんは天皇の真実として、これら10項目をすべて歴史上の事実として証明しているのです。

ですからその事を国民が本当に知ったら、天皇に対する考えが変わり、日本民族は、保守も革新もなく、右翼も左翼もなく、一つにまとまると河内正臣さんは信じています。

21世紀の日本は、天皇の存在を、国民の誰もが誇りに思えるようになるのです。

まさしく天皇陛下ばんだいです。

しかし実は、河内正臣さんのいっている「天皇の真実」のすごさはこの程度ではありません。

それを理解すれば、天皇=絶対平和に結びつき、天皇の大御心「戦争放棄・万世太平」が日本の大国是として確立する事になるからです。

紫陽花はその時には、日本の政治、外交、経済、教育等が、世界平和を目指すようになり、世界から武器はなくなり、永久の平和がやってくる予感がします。

日本が21世紀の世界の平和をリードするのです。

というのも紫陽花自身、本当に河内正臣さんのいう憲法九条の誕生の話にびっくりしたのですが、皆さんは昭和天皇こそ日本憲法の九条、戦争放棄の御発想者だという事をご存知でしょうか。

河内正臣さんは、その著書の中で、現憲法は昭和天皇の意志、(「国民主権」「基本的の人権」マッカーサーノート―の三原則「天皇の地位」「戦争の放棄」「封建制の廃止」)を根拠に作成されたと書いています。

特にその中でも、世界に例のない戦争放棄の九条は、天皇の願いを、天皇を神だと崇拝するマッカッサ―元帥によって、具体的に実施されたと河内正臣さんは信じています。

何故なら軍神であるマッカッサー元帥に、戦争を放棄する平和憲法の概念を考え出すのは不可能にちかいからです。

平和憲法が生み出されたのは、昭和天皇の影響が大きかった可能性があるのです。

ですから紫陽花はその隠された真実を日本国民が知るだけで、天皇に対する考え方や憲法に対する考え方は変わると思います。

憲法改正の問題にしても、憲法に天皇の素晴らしい願いがあるとしたら、憲法九条などに対しても、その思いは守ろうとするはずです。

日本民族は、そういった国民だと紫陽花は信じているのです。

しかも昭和天皇の願いは、絶対平和です。

太平洋戦争を経験した事で二度と再び戦争を繰り返してはならないという決意の元で、日本は九条の中で日本から外国を攻める事を放棄していますが、昭和天皇の本当の意志は、「戦争放棄、万世太平を日本の国是」にあったそうです。

すなわち昭和天皇は将来、日本民族は一致団結して、まず率先して、軍隊を無くし、武器を捨てて欲しいという願いを持っていたと、河内正臣さんはいうのです。

というのも昭和二十年九月二十五日、最初のマッカーサーとの会見の二日前に、昭和天皇はニューヨーク・タイムズの記者、クルックホーンの「陛下は最新武器(原爆)の出現が将来の戦争をなくするとお考えになりませんか?」という質問に対して、明確に「銃剣によって、または、他の武器の使用によっては、永久の平和は樹立されることは考えられぬ。勝利者も敗北者も武器を手にしては、平和問題は解決し得ない。真の平和は、自由なる人民の協力一致によってのみ達成される」と答えているからです。

何と昭和天皇は、日本は自衛隊も持つ必要はない。

世界中の軍隊、核兵器、武器を無くす絶対平和の時代を来る事を、終戦の時に願ったというのです。

ですが紫陽花がこんな事を書いたら、皆さんの中には、日本が今、自衛隊さえ捨てたら、外国の軍隊が攻めてきた時、どうするのだと疑問を持つと思います。

実は紫陽花もそうです。

でも河内正臣さんは、それはちかい将来可能だといっています。

何故なら通信網が、世界的に驚異的に発展している今日、世界中の人々の目と声によって包囲されている日本をいかなる強力な軍事力も持っている国でも攻める事はできませんし、例えそういう意志を持ったとしても、それを世界は許しません。

日本が占領されたら、世界中の国が困るからです。

日本のお金が世界に流れなくなったら、世界経済は崩壊しますし、日本の技術がなかったら、世界は何も生産できなくなります。

今、日本をミサイルや武力で脅すものは、すべて幻想にすぎないといっているのです。

ただそうはいっても、紫陽花はやはり今の段階では、日本の国が自衛隊を解散させる事には無理があると思います。

河内正臣さんも、今すぐに自衛隊を無くせというような極端な事をいっていませんが、努力目標を設定するだけでも至難の技だと思うのです。

しかし河内正臣さんは、これは太平洋戦争が歴史の大潮流として、誰も止められなかったのと同じように、必ず日本は21世紀、それを目指すと確信しています。

だって日本国民が天皇の真実を理解して、一日も早く天皇(絶対平和)を中心に一致団結して、信頼と絶対平和の模範を世界に示せば、さすれば世界の人々は驚嘆し、日本を賛美し、信用し、協調の手を差しのべてくれるはずですし、今、疑心暗鬼に満ちた世界情勢だからこそ、それを払拭する国が出現して来なくてはならないからです。

これが神国日本に、天が与えた道であり、アインシュタイン博士やポール・リシャル博士等、世界の偉人達が日本の天命への絶賛と期待をしていた意味だというのです。

さあ、21世紀、日本は森首相などの元で、全国民が一致して、本当に武器の完全放棄の努力目標を明確に定め、その実現に向かって、最大限の努力をする道を選ぶのでしょうか。

それは分かりませんが、紫陽花はそれこそが日本が21世紀に取る最高の戦略だと思いますし、天の意志だとも思います。

縁の花でも、河内正臣さんの「天皇の真実を知る会」の活動を精一杯支縁したいと思います。

皆さんも是非、力を貸して下さい。

 

        《》「竹内文章」《》

 河内正臣さんの天皇の真実という事で、歴史上、まだまだ知られていない昭和天皇のとった行動や、その意志を継いで、今上天皇や日本が21世紀に取る道を書きました。

 少し難しいかもしれませんが、皆さんに衝撃を与えたのではないかと思います。

 しかし天皇の真実はこんなレベルではありません。

 まだまだとんでもない真実が隠されています。

 この事はもちろん河内正臣さんもご存知だと思いますが、実は天皇には長い間、ずっと隠されていた世界中を驚かす真実が、日本の代々の家に、古事記以前の書、古史古伝として残されているのです。

 それが、宇宙創世から神武天皇以前の皇統系譜を詳述した「竹内文章」や出雲王朝の存在と正当性を主張する「九鬼文章」などを含めて、「宮下文書」、「秀真伝」「物部文章」・・・・

など十種以上あるといわれているのです。

 ですがその中でも、特に竹内文章は、五世紀後半の大和朝廷の雄略天皇に仕えていた、平群真鳥が勅命により、神代文字で書かれていた原典を、漢字仮名交じりに書き改めたもので、その後ずっと富山県にある皇祖皇太神宮で、竹内家が代々守ってきたものを、竹内宿?から六十六代目の子孫にあたる竹内巨麿氏が明治四十三年に世に出していますが、驚く内容の事が書かれています。

日本の天皇は、神武天皇が最初とされているのですが、実はその前の神である歴代天皇の皇統系譜が書かれているのです。

またその内容は驚くべきものです。

宇宙の創生から始まり、人類の誕生、地球への天孫降臨、天皇の世界統治、古代の祭祀など多岐にわたる神代の歴史の事が書かれているのです。

本当にびっくりしてしまいます。

しかもその竹内文章には、今後日本が取るべき道や、どう天皇をとらえないといけないか、世界を平和にするにはどうすべきか示しています。

というのも天皇は宇宙創造や人類が地球以外の星で最初の生命として誕生した時からかかわり、全世界どころか、全宇宙がスメラミコト(天皇)を中心にまとまり、スメラミコトは人類の幸せのために、天地の神を祀っていたというのです。

その上にいろんな星を渡って後、地球に天孫降臨した天皇を親とした人類は、太古の日本に住み、太古の日本はスメラミコトの住まわれる文明の中心地だったといいます。

スメラノミコトは太古の日本から、雨空浮船というufoのような宇宙船で世界を巡幸し、各国の指導者を任命し統治させていました。

日本は世界の親国として、世界に文字やいろんな技術を教え、人類文化の中心や発信基地となり、今も実はその証拠になる伝説や物が世界中に存在してというのです。

紫陽花は本当にこれが科学的に認められたら、世界中がひっくりかえる事間違いなしだと思います。

しかし残念な事に、肌の色は違っていても、人類は同じ祖先、天皇を親として頂く兄弟として長く平和を楽しんでいた時代は、今から約7千年前に、世界各地の統治者の間に、天皇がする神事を真似る事が流行した事で、世界で地殻大変動が起こり、人類の大半は死滅し、高度の文明は滅びています。

その後人類の歴史は3千数百年前に、邪悪なもの、悪霊達によって、宗教と学問が発生した事によって、今の人類が滅亡する方向に進んでいる事になるのです。

何故なら天皇が唯一行える大嘗祭などの神事は、宇宙を創生した始祖の女神から長系の子孫である天皇に受け継がれたもので、それを7千年前に世界の統治者が真似をする事は許されませんし、3千年前に誕生した宗教や学問の最大の目的は天皇の上に神を置く事で、天皇を否定する事だからです。

要するに、宇宙が存在するためには中心が必要であり、その中心が天皇だというのが、人類が地球に移り住む以前からの宇宙法則なので、それ法則を破ったら、人類が破滅の道を進むのは当たり前だという事になるのです。

と同時に、もし竹内文章が本当なら、今のいきづまっている世界 を救うのも、簡単です。

宇宙誕生の時からの定めである、天皇を全人類の親として称える事で、人類が一つになり、天皇に祭りなどの神事をして貰ったらいいからです。

その時、人類は再び、平和で栄える事になります。

これが簡単にまとめた、紫陽花の竹内文章の内容になるのです。

しかし正直いって皆さんの中には、この竹内文章の内容をとても信じられないという人は多いと思います。

無理もありません。

紫陽花自身もそうだからです。

ただそうはいっても、今、考古学的新発見により、現実が古史古伝に近づいている事は事実です。

特に青森県の三内丸山遺跡から出土とした見事な朱塗りの?器は無言でろくろの存在を主張しているし、巨木で造りあげられ楼閣は鉄器の存在を強く訴えています。

世界の文明は、チグリス・ユーラシア文明が最初で、エジプト・インダス・黄河文明と続き、日本の縄文時代は未開の狩猟採集生活で、弥生時代に稲作が伝わったという定説は見事に覆っています。

それよりも世界が遥か未開の時代に、日本だけが高度な縄文文化を持ち、船で世界へ行っていた事が証明されようとしています。

世界の文明は、日本から発信され、それを習ったのです。

竹内文章で書かれている事が本当だと認められ始めているのです。

だから紫陽花は竹内文章の内容は、本当なのかもしれないと考えています。

ただ竹内文章を日本人が利用して、世界に訴えるのではなく、天が自然な形で、天皇の真実を証明していかないと絶対にいけないと思いますが、21世紀の日本には、こんなすごい未来が待っているのです。

それを楽しみにしたいし、河内正臣さんの「天皇の真実を知る会」や多くの仲間や、皆さんとできるだけ早く、天皇の真実が伝わるようにがんばりたいです。

どうか皆さんも楽しみにしていてください。

では皆さん合縁で。・・・・・・

平成12年7月30日 

 

 追伸、河内正臣さんには事前に縁の花113号みて頂きました。

「よく、書けている」と激励の言葉頂きました。

 また自衛隊の事でアドバイスも頂きました。

 自衛隊は今の時代、必要なので、無くするのではなく、世界平和を目指す、国連平和軍というようなもっと崇高なものに変える方がいいという意見を頂いたのです。

 そうすれば、今の憲法違反だとかいうような事もなくなり、自衛隊の人達ももっと自分達の存在に誇りを持てます。

 紫陽花はこの考えはすばらしいと思います。

 早く、そんな時代が来る事を心から願いたいと思います。      

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