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縁の花

       (魂が成長する正直な心と心のネットワーク誌)

              第153号

    21世紀「日本の偉大なる天命」

河内正臣の講演内容)

                ∴敬宮愛子様ご誕生万代∴

2001年に待望の敬宮愛子様が誕生しました。

 この事は時代的には暗かった2001年に唯一、おめでたい事だといってもいいすぎではないと思います。

 紫陽花は、本当に嬉しいです。

 皇太子さまと雅子様に、お子さんが生まれる事、日本人として心から願っていたからです。

 また紫陽花は、敬宮愛子様のご誕生で、2002年から日本の天皇様がクローズアップされて、やがて日本だけでなく、世界さえも救っていく救世主になっていく可能性は高くなったと思います。

 河内正臣さんは、未来が見える霊能者の人に、2002年からいよいよ天皇様が、出て来るといわれているそうですが、紫陽花もそんな予感がするのです。

 というのも縁の花でも、「天皇の真実」の縁は、一番反響があります。

 インターネットを通してでも、天皇の真実に目覚めたという人はいますし、読者には好評です。

 第150号「日本・原爆開発の真実」は、紫陽花にとっても、代表作になったと思います。

 「天皇の真実」の縁を持てて、心からよかったと思うのです。

 しかも河内正臣さんは、第150号「日本・原爆開発の真実」の誕生に、心から喜んでくれると、河内正臣さんと縁ある人達、何十人かに、郵送で送ってくれました。

 日本の各界で活躍している人達に、縁の花が送られたのです。

 そしてその事で、何人かの人と紫陽花は直接、縁を持てました。

 鹿児島で河内正臣さんの本を出版している渡瀬一盛さん、河内正臣さんと同じ広島県で活躍している石井秀典さん、兵庫県の尼崎市でマルチアークプラズマというすごい環境技術を開発している佐藤亮拿さん、どの人もすばらしい人です。

 特に石井さんとは大阪に来られた時にユニバーサル・スタジアム・ジャパンに行って楽しみましたし、佐藤亮拿さんは、ちょっとした縁があって、実際お会いしましたが、いい縁が持てました。

 縁の花が咲いているのです。

 その上に、紫陽花が何よりも、嬉しかったのは、尊敬する五島勉さんに、河内正臣さんが、第150号を送ってくれ、五島勉さんは喜んでくれると、返事をくれた事です。

 自然に、五島勉さんとの縁が繋がりました。

今、五島勉さんも「縁の花」の読者の一人です。

 ですから紫陽花は、河内正臣さんに心から感謝していますし、昭和天皇に対しても感謝で一杯です。

 そんなすばらしい人達と一緒に、21世紀、「天皇の真実」を世に出すお手伝いをできる縁につけた事、心から感謝したいと思います。

 

                ∴「河内正臣さんの紹介」∴

 平成13年、428日、昭和天皇の誕生日の一日前、日本がサンフランシスコ講和条約を結んだ日、東京で、河内正臣さんの講演会が行われました。

 五島勉さんを含めて、多くの意識の高い人が参加され、大変内容のある講演会だったそうです。

 しかし残念ながら紫陽花は参加できませんでしたし、その講演内容を録画したビデオとも、なかなか縁を持てませんでした。

 正直買うお金が、予算的に無かったのです。

 だけど、やっと紫陽花は、そのビデオと縁が持て、今年の正月にビデオを見させて頂いて感動しました。

 河内正臣さんの情熱が自然体で話す中にもあふれており、紫陽花は、すばらしい内容だと心から思ったのです。

 だから今回の縁の花では、そんな河内正臣さんのビデオテープの内容を皆さんに、紹介する事にしました。

 きっと皆さんも感動すると思いますし、天皇の真実を知るのは、河内正臣さんの講演を聞く事が一番早道だと思うのです。

 是非、お読み頂けたら幸せです。

 と同時に、そのビデオでは、最初に、司会者の人や、河内正臣さんとの縁を作った文明アナリストの新井信介さんという人が、簡単に河内正臣さんを紹介しています。

 ですが、折角ですから、紫陽花が知っている河内正臣さんを、皆さんに紹介させて下さい。

 ビデオの内容をそのまま紹介していても、面白くないし、河内正臣さんの尋常でない人生は、とても簡単にまとめられないからです。

 というのも河内正臣さんは、広島の呉市に、昭和16911日に生まれています。

 父親は、河内二郎、母親は、スナ子さんですが、河内二郎さんは、広島県警に務め、柔道師範だったそうです。

 河内正臣さんもそんな父親の影響を受けたのか、柔道にしろ、野球にしろ、何をやらせても抜群だったというのです。

 しかしそんな河内正臣さんは、一面神経衰弱な面があり、何日も眠れなかった事もあったそうです。

 天がいろんなメッセージを入れやすい、器だったのです。

 またそんな河内正臣さんは、高校を卒業すると、東京で、父親と同じ警察官になっています。

 本人がいうには、交番に務め、交通違反などもなかなか捕まえられない、心優しいお巡りさんだったのです。

 でもそれだけでなく、やがて河内正臣さんは、泣く子も黙るといわれた第4機動隊隊員の一員になると、安保論争が盛んな頃、デモ学生と対立しています。

 河内正臣さん自身、法政大学の二部に籍を置いており、その級達とにらみあう悲しい対決もしているのです。

 ですからその後、河内正臣さんは、いろんな宗教団体と縁を持ち、民族精神に目覚めると、没頭してしまい警視庁をやめています。

 いろんな所に縁を持ち始めたのです。

 と同時に、河内正臣さんは、どんな所でも、大変可愛がられたといいます。

 機動隊で鍛えている河内正臣は姿勢が正しく、神様、仏様を心から信じる気持ちがあります。

 安岡正篤さんや山岡荘八先生などの相当たる大先生にも、注目されたり、右翼70団体をかき集めて、日本精神復興保進会の旗揚げしたりと大活躍します。

 河内正臣さんの絶頂期であったのです。

 だけどその反面、河内正臣さんは、立派な先生と知り合い、話し合う機会が出来た事によって、世の中の裏も見えて来ると、すべてがばかばからしくなったのか、呉市に帰っています。

 明治維新を誕生させた吉田松陰が活躍した松下村塾が近くにある呉市で、西郷隆盛が南方の島々に流滴に合いながら、孤独の中でいろいろ考えながら、天から鍛えられたように、河内正臣さんも鍛えられたのです。

 しかし天は、いつまでもそんな河内正臣さんを、ほっておきません。

 やがて再び、上京させると、「世界の人類が平和でありますように」という言葉で有名な、五井昌久さんとの縁を作りました。

 五井昌久さんの元で、五年ちかくがんばり、五井昌久先生にも特別に可愛がられたといいます。

 講演会で、新井信介さんもいっていましたが、河内正臣さんは、ここで、「世界の人類が平和でありますように」という書いた紙を、木製に替えさせたりして大活躍しています。

「世界の人類が平和でありますように」という言葉が世界に広がる影の仕掛け人になっていたのです。

 それだけでも紫陽花は、河内正臣さんの功績は、絶大だと思います。

 でも結局、そこでも河内正臣さんは、満足できなかったのか、やがて去ってしまいます。

 紫陽花の想像では、いくら五井昌久先生達のグループがいい事をやろうとしても、いろんな団体や各宗教組織が協力してやれない事に限界を感じたのだと思います。

 紫陽花も同じですが、いろんなグループが、一つになるのは、不可能なぐらい難しいのです。

 河内正臣さんが、「天皇の真実」に出会ったのは、その後です。

 呉に帰っている河内正臣さんに、元金沢大学助教授の西村見暁さんからお手紙が来て、九州の幣立神社の帰りに、熊本で会い、そこで、西村見暁さんが書いた「十字架の天皇」という小冊子を見せられたというのです。

 しかもその中に「憲法第九条・戦争放棄は天皇陛下が発想者である」と書かれており、河内正臣さんは生涯最大の衝撃を受けたといいます。

 何故ならその時に河内正臣さんは、自分がずっと悩み抜いた、どうしたら、いろんな活動をしている人達が一つになって、平和運動ができるかという長年の疑問が解けたからです。

もしかしたら、天皇様の存在が、いろんな宗教家や愛国者のである、右翼、左翼の人達でさえ、一つにできるかもしれないと思ったというのです。

こうして、尊皇絶対平和の河内正臣さんが誕生しました。

河内正臣さんは、その事を掴むと、もう迷う事はなく、いろんなヒントやアドバイスが次々と天から与えられると、余人ではとてもできない活動をします。

昭和51年に、広島―東京の間を57日間、「天皇さまありがとう」といいながら歩き続けたり、右翼や左翼の大物、中曽根康弘や田中角栄、宮本顕治、土井たか子などの与党、野党をとわず、政治家に、天啓を凝縮した文を送ったりしています。

つい最近でいえば、森首相にも、お手紙を送り、「神の国発言の助言」を与えています。

一言でいえば、河内正臣さんは、組織やお金を持たず、一人の草莽の臣として活躍していますが、今では、共産党から社会党、自民党の大物や、右翼、左翼のリーダー、各界の指導者の中で、知らない人はいないぐらい有名になっているのです

それが、紫陽花が紹介する河内正臣さんで、紹介者の新井信介によると靖国神社では須佐之男命(すさのおのみこと)王の霊が降りてきて、メッセージをいったり、いろんな神様にも守られたりしているのです。

 

 

    ●河内正臣さんの講演内容●

       ∴「日本の太陽、天皇様」∴

河内正臣さんのビデオは、いきなり、今日、講演会に参加された人々に、日本人として何をすべきかと今から明確にしたいと約束した事から始まりました。

その後、河内正臣さんは、今、世界のどこにも希望がないといいきったのです。

というのも日本の周辺国、北朝鮮は軍備を増強して、ミサイルを日本に向けています。

中国は軍備を増強しながら、経済力を高め、台湾との紛争を起しています。

イスラエルでは、軍人の人が首相になり、パレスチナとの問題を武力で解決しようとして、中東諸国との軋轢を生んでいます。

河内正臣さんは、そんな世界の現状を、一言で、世界の希望はどこにもないと断言しました。

まさしく日本も経済がなかなか回復せずに苦しんでいますが、米国やEC諸国を含めて、世界中がいろんな問題で息詰まっているのです。

しかし河内正臣さんの話は、こんなものではありません。

そんな常識の話の後に、その原因は、すべて我々日本人にある。

日本人の無知と怠慢にあるといって、聞いている人達を驚かせました。

というのも世界経済が悪化して多くの国民が苦しんでいるのなら単純に考えても、軍事費を削って、福祉などにまわさないといけないはずなのに、よく考えたら、どこの国も、そういった事をしようとしません。

不思議とそんな潮流が世界から生まれないのです。

河内正臣さんは、その理由を日本が天皇の真実に目覚めずに、いつまでも世界を平和にしようとしないから、どこの国も軍備を減らせない。

全責任は日本にある、日本人がすべて悪い。

中国や韓国などの国が、日本に対していろんな抗議をするのも、魂で、早く日本に目覚めて、そういった事で貢献してくれようと願っているからだといって、聞いている人達を唖然とさせた訳です。

日本人の責任は、そのぐらいものすごく重大だという事をいいたかったのです。

でも、それが、何故なのかは、まだ、講演を聞いている殆どの人には分かりません。

だから河内正臣さんは、それを説明する為に、自分が頂いている天、神様とは何かという事を説明する事から、優しく始めてくれたのです。

というのも、河内正臣さんが信じている神様は、意外にも天皇陛下自身ではありません。

戦前、天皇陛下を生き神様だと崇め、天皇陛下の為に命を捨てる教育をされていた、戦前の日本人とは違うのですが、河内正臣さんは、その事をまず説明してくれました。

最初に河内正臣さんは、自分が信じる神様は、宇宙意思だといったのです。

何故なら若い頃、河内正臣さんは、ふっと黒板やガラスコップなどをみて、重大な事に気が付いたそうです。

黒板やガラスコップなどは、誰かが創ろうと思わないと存在しない。

それと同じように、45億年から46億年前までは無かったという地球も、誰かが創ろうとしなければ誕生する事はなかったのではないか。

そう若い頃に思ったというのです。

しかも地球は、球体ながら、決められた時間に、公転や自転をしており、見事な秩序としかいいようがありません。

こんな秩序を今も守っている存在こそ、神と呼ぶ存在ではないか、ふっとそう直感したというのです。

と同時に、神という字は、半分に分けると、示す偏に、申すと書きます。

地球や太陽、宇宙が存在している事自体、何も言わなくても、神、天の存在を示し、申しているではないか。

これこそ神の本来の姿だと確信したというのです。

 ですから、河内正臣さんは、そういった神に、意識を持つ事が本当の信仰だと教えてくれました。

 すべての生物や物質には魂があり、大宇宙の意志で生かされており、神は、命の元であり、全部の親になる。

そういった信仰心を持つと、どんな試練が来ても、難が有ることが有り難い事、有難うになって、心から天に感謝して乗り越える事ができると、講演を聞いている人達を、不思議

と納得させてくれました。

 河内正臣さんは、こんな感じで、いろんな漢字の意味を教えてくれて、楽しませてくれたのです。

 また次に、河内正臣さんは、今までの時代は、星の時代、闇の時代だと意外な話をしてくれました。

 アメリカ合衆国の国旗には、星がたくさんありますが、ロシアや中国の国旗も星がたくさんついています。

 ユダヤの国旗も、有名なダビデの星です。

 そこから河内正臣さんは、今迄、ユダヤのダビデの星は、星としては最高だったので強かったですし、アメリカ合衆国は、国旗の中で、一番星の数が多いので、世界で一番強かったというような話をしてくれたのです。

 しかし河内正臣さんは、そんな闇の時代、星が輝く時代はもうすぐ終わると、断言しました。

 闇の時代は終わって、明るい世界、太陽の時代が来るといったのです。

 しかも太陽の時代は、日の丸という太陽を国旗にしている日本の時代になり、日本はその使命を果さないといけないと強くいいました。

 というのも日本は世界で一番、先に日が登る国です。

 その上に韓国なども国旗が、日本の影響で太陽になっていますが、日本ほど鮮明ではありません。

 日本が、次の世界をリードする事は、天の以前からの計画だというのです。

 そしてそんな日本が、日本本来の使命を果すキーポイントになる存在が、天皇様である、河内正臣さんはそういいました。

 何故なら、日本の神話では、天皇家の祖先は、天照大神から始まるように太陽そのものですし、天皇の字を細かく分析すると(一)一番、(大)大きな事を、(曰)申す(王)王になるからです。

河内正臣さんは、その事から考えても、天皇様が、日本の太陽のような存在になる事が、天の願いであり、天皇が、日本の国の太陽になって始めて、日本は救われ、世界に平和が来るという希望がやって来ると断言しました。

そう力強くいったのです。

 

                ∴「天皇の存在意義」∴

天皇様は、日本の太陽であり、日本人が、今迄そんな事を知らなかった無知と、理解しようとしなかった怠慢を反省した時に、始めて日本は救われる。

21世紀、今までの政治や経済のシステムとはまったく違った新しく生まれ変わった日本や世界になる。

河内正臣さんは、そんなすばらしい夢、希望を、講演を聞いている人達に、与えてくれました。

しかし、それが天の願いですと、いわても殆どの人は、なかなか理解できません。

だから河内正臣さんは、天皇様の存在意義をもっと具体的に話してくれました。

 というのも日本にはたくさんすばらしい人がいますが、どんな偉い人でも、人と激しく競争していたり、今の地位を守る為に、必死で努力したりしています。

 ダイエーの中内さんの例をだすまでもなく、どんなに偉くなっても、将来の事は分からないのです。

でも天皇様は全然違います。

天皇になる人は、生まれながら決まっています。

 今の時代、天皇になる人は、事故を起すか、病気になるというようなよほどの事がないかぎり、後を継ぐ人は、皇位継承権で最初から決まっているのです。

 だから天皇は、欲が必要のない環境で生きていけます。

 競争する必要もないし、その地位を脅かされる事もありません。

 河内正臣さんは、そんな天皇を一言で、心が空っぽという事で表現しました。

 どんな人よりも心が空っぽなので、宇宙の意志が感応し易い。

 ですから昭和天皇は、太平洋戦争という、日本最大の危機を見事に乗り越える事ができましたし、天皇家は気の遠くなる年代まで、ずっと存続する事ができたというのです。

 と同時に、河内正臣さんは、天は、これからの天皇が、もっとも宇宙の意志の感応し易い人として、地球や人類にとって、大きな役目があるので、今迄守ってきたといいました。

 歴代の天皇がすべて立派な人であった訳ではありませんし、宇宙の意志からのメッセージを貰っていた訳ではありませんが、それでも天皇の間違った行為はすべて許されていたというのです。

 何故ならそうでなければ、天皇家は2600年以上も続くはずがないからです。

 しかもここが肝心な事ですが、河内正臣さんは、これから誕生する天皇様は、今迄の歴代の天皇様とはまったく違いますと力強くいいました。

 とても人間とは思えないような、素晴らしい人徳を持った人が、何世代と続くというのです。

 だって天は、これからは間違いなく、日本や人類を正しくリードする魂を選んで、天皇として送り込むからです。

 天から選ばれた魂しか、天皇として生まれる事はできないという訳なのです。

 だから河内正臣さんは、これから天皇様になる人は、天が人類を正しく導く目的の為に、本当に崇高な魂を送り込み事と、天皇自身のまったく欲が必要ない中で、帝王学を身に付けられるという環境が相まって、本当に素晴らしい名君が誕生していくといっています。

米国の大統領や、各国の大統領、宗教家の教祖、ニュービジネスの大物などでも、比較にはなりません。

天は、21世紀からは武力でもなければ、経済力でもなく、もっと崇高なものを持っている天皇に、人類を導いていく使命を与えられるというのです。

紫陽花は、それが本当なら、日本や世界の為に、これほどすばらしい事はないと思いますし、今の日本や世界の政治、最高のシステムだと信じていた民主主義の現状をみていたら、それに期待したいとも思います。

特に、膨大な財政赤字を抱えて、国債が暴落しようというのに、何もできない日本は、何かが違う事を、天が示しているとしか紫陽花自身考えられないのです。

 また、次に河内正臣さんは、河内正臣さんは、自分が今迄やってきていたいろんな活動の経験から、何故、天皇様が、日本の中心、太陽のような存在にならないといけないか、話をしてくれました。

 というのも、今、日本に、いろんな活動をしているすばらしい人はたくさんいます。

 縁の花でも、いろんな本当の人を紹介しました。

 ですが21世紀になっても、一つになろうとする空気がありません。

 一つになって、国難に当たるという意識がないのです。

 それを河内正臣さんは、政治の世界でも、宗教の世界でも、ある程度大きくなると、必ずジュラシーが起こるという事で説明してくれました。

 何故ならどこの宗教組織や、すばらしい事をする団体でも、口に出さなくても「自分達の絶対最高、私達が、私達が」という意識があります。

 絶対にそれを譲らないのです。

 ですからある組織が、どんなにいい事をしようとしても、協力しようとしませんし、反対に足を引っ張るような事をします。

 実際に、河内正臣さんはそういった事を経験していますし、紫陽花もよく理解出きるのです。

 しかもどんなすばらしい組織も、多くの団体のジュラシー、嫉妬を受ける事で、必ず邪魔をされて活動がストップして、発展しなくなります。

 どうやらそういった法則が、この宇宙にはあるみたいなのです。

 だから発展しなくなって、ある程度の大きさまでなると固まってしまう事になるのです。

 またそうなると、次に、その組織がする行動も決まってしまいます。

 アメとムチを与えて、その組織から離れないようにします。

 その組織に残るといい事があり、離れるとバチが当たるという恐怖で、縛るようになります。

 結局、一つのエゴ組織ができるだけなのです。

 これでは、日本の宗教組織や、いろんな団体が一つになって、一致協力する事はありえない、河内正臣さんはそう断言したのです。

 と同時に、河内正臣さんは、その事をもっと理解し易いように、政界の世界を例にして、話してくれました。

 というのも今、小泉首相が、必死で、構造改革に取り組んでいますが、それを与党の人達も、野党の人達も協力して、この困難に取り組もうとはしていません。

 それは皆さんもよくご存知でと思います。

 またその理由は、利権とか、応援している団体の票、官僚との関係などいろいろあるのでしょうが、河内正臣さんは、一言で、今の政治のシステムが悪いからだといいきりました。

 今の民主主義のシステムだと、小泉純一郎首相がいい事をしようとすれば、する程、野党の人達や、与党の抵抗勢力といわれている国会議院員の人達は足を引っ張る事しかできないというのです。

 だって、野党の民主党や社会党をみているだけで分かりますが、小泉首相がいい事をしようとすればする程、民主党など野党の影は薄くなります。

 民主党が唱えていた構造改革の政策は、小泉首相が自分のものにしただけで、民主党の存在意義はなくなり、足をひっぱる事しかできなくなりました。

 今、民主党や社会党などの野党や、自民党、公明党や保守党などの与党がやっている事がそれなのです。

 というのも同じ自民党の中でも、多くの抵抗勢力と呼ばれる人達が存在するのも、小泉首相の足を引っ張る事をする事しか、存在する事ができないからですし、公明党や保守党も、何とか自民党と違う、独自色を出そうと必死だからです。

 言い換えるなら、自民党の全ての議員や、公明党、保守党の議員が、小泉首相の協力勢力になる事は不可能なのです。

 これでは小泉首相が、いくらガンバッテも、いい政治ができる訳がない。

 河内正臣さんは、そういったのです。

 しかもその後、河内正臣さんは、与党の抵抗勢力の人達や、野党の人達が、テレビ番組などで、足のひっぱりあいの議論を必死でしている事、自体、子供達の教育はよくないと悲しいそうにいいました。

 そういった争いの波動が発生する事自体、今度の田中外務大臣の更迭みるまでもなく、社会を悪くしているというのです。

 紫陽花もそのとおりだと思います。

 では次に、肝心な事として、どうしたらいいかという事ですが、河内正臣さんは、今の議院内閣制を辞めて、国会議院員は、第2の大政奉還して、政権を天皇にお返ししないといけないといいました。

 今までは、野党、与党とも対決する政党政治に意味があったとしても、今は実際に政策は変わらないのだから、協力して国難に対処しないといけない。

 森首相が発言した神の国発言はそういった意味で正しく、政治も、天皇を中心として、与党や野党もなく、政治家が一つになって、日本の政治を決めていかない限り、いろんな抱えている問題は解決しない。

 日本人が、今こそ足の引っ張り合いをやめて、大和、一つになる。

 それが、日本の天皇様が、存在する意義だと教えてくれたのです。

 

 

             ∴「日月神示の最後の一厘」∴

 森首相がいった神の国発言がありました。

皆さんも、それぞれ、この神の国発言に対して、ご意見はあると思いますが、河内正臣さんは、森首相の「神の国」発言は正しいと、講演の中でいいました。

 今の日本の政党政治をやめて、日本は天皇を中心とした国をつくらないといけない。

 今、日本の政治が悪くなるのは、天がそういった世界に創るように、追い込んでいるからだと河内正臣さんはいうのです。

 しかしこの意見には、皆さんの中にも反対だという人は多いと思います。

 天皇を中心とした国という事に、戦前の日本をイメージしている人が大半だと、紫陽花は思うのです。

 でも紫陽花は、河内正臣さんを弁護する訳ではありませんが、そういった事を考えていないと思います。

 一度、河内正臣さんは、どういった政治のシステムを考えているのか、詳しく聞きたいと思いますが、ただいえる事は、戦前のように、軍人や一部の権力者が、天皇の名前を利用するような政治でもなければ、天皇の独裁政治でもないはずです。

 河内正臣さんのいう天皇を中心とした政治は、天皇様も政治家も、国民も喜んで協力できる画期的な政治だと紫陽花は、信じているのです。

 また河内正臣さんは、天皇様の存在こそが、紫陽花や一部の本当の人達が、長年捜し求めていた人類を救うシステム、日月神示の最後の一厘だと断言しました。

 というのも森首相の「神の国」発言に対して、マスコミや各政党や、同じ自民党の議員でさえ、庇おうとせずにぼろくそにいっていましたが、それこそ、日月神示の中でいう、九分九厘の人が反対している中で、最後の一厘のどんでん返しが起こると、考えれば十分考えられるからです。

 しかも天皇様を無視する限り、九分九厘、日本は、悪くなる一方で、いい事は決して起きないので、やがて日本は、自然に天皇を無視する事はできなくなるともいえます。

 その事は、去年、日本で起きた事件で唯一いい事といえば、敬宮愛子様、誕生だといえば、皆さんにも分かって頂けると思います。

実は、紫陽花も、天皇様が最後の一厘だと考えているのです。

 その上に、実は天皇が、最後の一厘だという事は、大本教の教祖、出口王仁三郎さんの長女の長男さんも認めているというのです。

 河内正臣さんは、今の出口王仁三郎のお孫さんともお手紙やお電話で縁を持っており、始めてお会いした時に、出口さんが上座に座らせようとしたエピソードを話してくれました。

 天皇が、最後の一厘だという事は、大本教の教祖も認めてくれているのです。

 それに、河内正臣さんによれば、大本教の出口さんだけでなく、日本の政界や、財界の中にも、河内正臣さんのいう「天皇の真実」は本当だと認めてくれている人達も多いといいます。

 ある程度の準備はできているのです。

 しかしその反面、その事を理解していても、誰一人、本気になって、天皇の真実を世に出そうとしている人達がいないとも、河内正臣さんは残念そうにいいました

 大抵の人は、森首相のように、マスコミなどに叩かれるのを怖れて、黙ってしまうらしいのです。

 それで、20年ちかく、河内正臣さんは、日の目をみなかったのです。

 しかし河内正臣さんは、そんな事にめげずに、日本人の目覚めなくして、世界は決して救われる事はないと信じてないと、必死に訴えています。

 紫陽花は、そんな河内正臣さんの地道な活動に、頭が下がりますし、心から応援してあげたいと思ったのです

 また河内正臣さんは、その理由を、日本が、太陽として、輝かない限り、世界の疑心暗鬼、闇の世界が終わらないからだと説明してくれました。

 というのも、世界が、軍事費を毎年増額して、減らせないのは、まだまだ、他国を信じられないからです。

 いつ攻められたり、戦争が起きたりするかも分かりません。

 世界が疑心暗鬼で支配されているかぎり軍事費は減らないのです。

 でも米国から始まって、中国や韓国、EC諸国やソ連、南米やアフリカ諸国、どの国の国民も本音は減らしたいはずです。

 そうすれば、膨大な軍事費が世界中の人の福祉に回せるからです。

その上に河内正臣さんは、世界の人が和を保てば、100億人の人が、生きていく事は可能だといいきりました。

 各国のエゴ、民族のエゴ、組織や宗教のエゴさえなければ、世界中の人が、幸せにいきていく事が可能なぐらい、世界の科学は進んでいるというのです。

 そしてその事を実現するのが、2661年前、神武天皇様以来の、日本の使命だと次に、河内正臣さんは教えてくれました。

 天皇家の初代、神武天皇が、大和で即位し、日本の肇国した時に、その目的は、「八紘為宇地球一家、地球を一つの家族にする為に日本を肇国すると宣言しているからです。

河内正臣さんは、この事一つ取ってみても、2661年前に、世界平和を訴えている事は驚異的な事で、驚きだといっていますが、紫陽花もそれが本当ならそう思います。

 何と日本には、気が遠くなる程、遠い昔から、八紘為宇を実現させるという大きな使命があったという事になるからです。

 しかも河内正臣さんは、日本の学者や日本人が、2600年前という、日本でさえ完全に統一されていなかった時に、神武天皇が世界を意識して、本当に地球に住んでいる人達が、平和で暮らせる事が、日本の使命だといっていたという事を認めたら、大変な事になるともいいました。

 今、日本民族は戦後の目的、豊かになるという事が達成されて、進む方向が見えずに苦しんでいますが、それが見事に覆る事になるからです。

 世界中の人が、地球一家だと考えて、平和で貧富の差が少ない世界を目指す事に、21世紀の日本民族が一致団結して進む事ができるのです。

 まさしく日月神示の最後の一厘ですが、河内正臣さんは、そんな驚くべき事をいって、聞いている人達に大きな希望を与えてくれたのです。

と同時に、河内正臣さんは、今でこそ、「八鉱為宇」の言葉は、日本人に知られていない言葉ですが、戦前の日本人には当たり前だったと教えてくれました。

 戦前の日本は、八鉱為宇を実現する為に、太平洋戦争を戦ったというのです。

 ですから日本の国が、八鉱為宇の目標を再び取り戻す事は、まったく実現不可能な話ではないというのです。

 ただそうはいっても、皆さんにここで、誤解して欲しくないのは、河内正臣さんは、戦前の日本の八鉱為宇が、正しかったというつもりはないという事です。

 戦前の日本は、八鉱為宇という目的は正しくても、武力でそれを実現しようとした、その手段が悪かったというのです。

 だけど今の日本は、八鉱為宇を実現させる為に、武力を使う必要はありません。

 世界中の多くの国が、欧米の植民地だった時には、アジア諸国などを開放するには武力を使う以外方法がなかったとしても、今は、太平洋戦争で亡くなった、三百万人の犠牲で、もう独立しているのですから、する必要はありません。

 今の日本は、武力以外の方法で、八鉱為宇を実現させたらいいというのです。

 しかも河内正臣さんは、八鉱為宇は、戦前の日本人のように、上からの強制でなく、国民自身の判断で選んで、取り組まないといけないともいいました。

 これからの日本国民が、日本の国の目標として、地球一家、八鉱為宇を実現する為に、天皇様を中心に自主的に動いた時、世界や日本は救われる。

 今の日本の抱えている問題も解決する。

 そう力強く言ったのです。

 

                ∴「天皇様はメシア」∴

 天皇様が、日月神示のいう最後の一厘だと、河内正臣さんがいいます。

 それを日本や世界の人が認めたら、一気に、世界は救われます。

 そう信じているのです。

 また世界でも、最後の一厘とは言いませんが、メシアという言葉で、救世主の存在が予言されています。

 人類の歴史が息詰まり、もうどうする事もできなくなった時に、人類を正しい方向に導いてくれる存在が現われる、キリスト教や仏教の世界でも信じられているのです。

 ですから天皇が、その救世主だという事が認められたら、紫陽花は、世界は、天皇様を中心に動くと思います。

 その可能性は、一厘ぐらいあると思うのです。

 しかしそれが困難なことは、間違いありません。

 今の時点で、天皇様がメシアだといったら、世界中の人が反発するのは目に見えているからです。

 だけど河内正臣さんは、それが必ず実現すると信じています。

 その証拠になるものが、天皇の真実と呼んでいるものなのです。

 というのも、河内正臣さんは、日本国の憲法の中でも、もっとも重要な憲法九条、平和憲法の発案者が、実は、昭和天皇自身だという事を教えてくれました。

 太平洋戦争を起した戦争責任が、昭和天皇にある。

 一部の日本国民は、そう攻めますが、その昭和天皇が、戦後、日本が二度と戦争をしないようにしてくれていたという驚くべき事実を教えてくれたのです。

 しかもこの九条には、天からのメッセージがあると河内正臣さんは、得意の漢字で説明してくれました。

 天皇様が京都に住んでいた所は、宮城(くじょう)といっていましたが、外国の人がみたら、驚くそうです。

 こんな堀さえない、無防御な所に、天皇は千年ちかくも住んでいたのかと不思議がるというのです。

 この事は、平和を得るのに、武力は必要ないという事を、天が示してくれているというのです。

 その上に、河内正臣さんは、今までの憲法九条は、苦情(くじょう)ばかりだったけど、天皇が平和憲法の発案者だった事を理解すれば、日本を救う、救助(きゅうじょう)になり、日本人の心も球心(きゅうしん)になる。

 河内正臣さんは、そう納得させてくれたのです。

 そしてそんな九条と、日本国憲法の一条である、象徴天皇の条文が一緒になれば、天皇絶対平和になるといいました。

 八紘為宇の言葉通り、日本人の心が発光するというのです。

しかも河内正臣さんは、今、世界に求められているのは、真の神、メシアの存在だといいました。

というのも今も世界は、戦争がなくなりません。

アフガニスタンの戦争でも、イラクとの湾岸戦争でも、米国にしろ、イラクなどの中東諸国でも神の名前で戦われています。

どちらの陣営も、自分達が正義だ、神の祝福があるといっているのです。

しかもそれは国家だけでありません。

宗教組織も殆どがそうです。

河内正臣さんは、それを今の宗教は、排他独善的なドグマ信仰でどうしようもないと嘆きました。

自分達が一番だという考えで、信者をこり(狐狸)固め、救いがないというのです。

その上に、河内正臣さんは、聖者という言葉も、今迄の夜の世界では必要だったとしても、これからの太陽の世界では、星者(聖者)は必要がなくなるとも教えてくれました。

いろんな宗教家が、星の光で輝く、時代は終わった。

キリスト教や仏教など、殆どの宗教は、その役目が終わったというのです。

と同時に、その証拠が、時期が来るまで、ほっとけ(仏)という言葉や、今迄信じられていた法がほどける(仏)という言葉で、河内正臣さんは面白、おかしく話をしてくれました。

河内正臣さん節が炸裂したのです。

また河内正臣さんは、そんな宗教や国家、民族のエゴから人々を解放する為にも、世界が同じ宗教を結ぶ必要性を訴えました。

人類が真の神様、宇宙神と、意識を結ぶ事の必要性を説いたのです。

そうすれば国家や民族のエゴや宗教のエゴから人々は救われるというのです。

何故なら人類は共通する神様を持つ事ができ、自分達のエゴで神様を創る事ができなくなるからです。

しかもその後で、河内正臣さんは、宇宙神といっても、目に見えない存在では、なかなか人は信じられないので、形のある存在が絶対に必要だといいました。

それが天皇様で、生きた象徴であり、神様の代弁者で、宇宙教の教祖であるといったのです。

そしてそれが世界で、認められたら、始めて、世界は平和になると宣言しました。

だって、天皇家の意志が、世界平和、八鉱為宇ですし、実際に、日本はその願いを憲法九条で実現しようとしています。

昭和天皇によって、日本は二度と、決して外国を攻めないと、世界に約束しているのです。

その上に河内正臣さんによれば、昭和天皇の意志は、防衛の為とはいっても、軍隊を各国が持っている限り、世界平和は絶対に来ないという考えで、日本はそうなって欲しいという願いを持っていたといいます。

今は、それは実現する事は難しくても、日本人が、その事を理解して、まず、自衛隊を、国連に提供する事で、日本固有の軍隊をなくすという見本を見せれば、世界は驚きます。

それを世界が真似れば、アメリカが、自国のエゴで、世界の警察になる事もありませんし、湾岸戦争やアフガニスタンとの戦争もする事がなかったかもしれません。

河内正臣さんは、そんな素晴らしい志、夢を持っているのです。

と同時に、それは、宗教の組織でも同じです。

河内正臣さんは、何も宗教を無くす必要があるとはいっていません。

ただ仏教やキリスト教が、天皇様の為に、役にたつ人をお育てするという目標の持ったらいいといっています。

そうすれば、自分達が一番だと独善的になる事もありませんし、宗教同士で戦う必要もありません。

21世紀の宗教は、天皇様を中心として認めないと、その存在を天が、許さなくなる、河内正臣さんは、そう主張するのです。

しかし河内正臣さんがそういっても、「縁の花」の皆さんの多くは、まだまだ納得できないかもしれません。

天皇様が、世界的な宗教の教祖、メシアになるのは、その必要性は認めても、とても無理だと思っている気がするのです。

だけど、河内正臣さんは、天皇の真実と日本に与えられている、世界にはない様々な特殊性によって十分可能だと信じています。

というのも、まず憲法九条を、昭和天皇の願いで、それに感激したマッカッサー元帥が創ったという事や、第150号「日本・原爆開発の真実」で書いたように、昭和天皇が、世界で一番、最初に、日本が原爆を開発できるのに、それをさせなかったという事が証明されたらどうでしょうか。

河内正臣さんは、それが歴史の表面に出たら、とんでもない事になるといっています。

何故ならそれが証明されたら、どんな日本の宗教も、とてもその実績に太刀打ちする事はできないからです。

そんな事をやれるのは、人間じゃない、神しかないという事になるのです。

その上で、天皇様からではなく、日本の宗教界から、天皇様に、日本の宗教の盟主になって欲しいとお願いしたら、天皇が、日本の宗教界のメシアになるのは十分可能だと、河内正臣さんは考えているのです。

しかも日本には、神道だけでなく、仏教、キリスト教を含めて、いろんな宗教が存在しています。

まず日本が見本を示したら、世界的なメシアになるのも、夢ではないのです。

また政治の世界でも、天皇に戦争責任があるといっている共産党や社会党の人達も、昭和天皇が、戦争に反対でも、立憲君主として、軍部や国民の意識が、戦うというのであれば、日本の軍事政権を壊れる事とアジア諸国が解放される事を願って、最終的に自分が責任を負う覚悟で、太平洋戦争を始める事を認め、日本国民を救う為に、命がけで終戦を決断したとしたらどうでしょうか。

戦後、これだけ自由に活動できるのも、自分達が非難している昭和天皇のおかげだという事になります。

その時に河内正臣さんは、怨念から恩念に変わるといいましたが、まさしくそうです。

今迄天皇を批判していた左翼の人達も「天皇様が、自分達を解放してくれた、天皇様万代、ありがとうになるのです」

 しかもそれは日本だけでありません。

 アジア諸国も同じです。

 何百年ちかく欧米の植民地だったアジア諸国も、昭和天皇のおかげで、日本人が尊い犠牲を出して、アジアの人達を救ったという事が理解して貰えたら、どうでしょう。

 紫陽花は、天皇様は、アジアの人達に尊敬されると思います。

 その時にメシアの第一歩が始まると思うのです。

 

              ∴「日本人の偉大な天命」∴

皆さんに、河内正臣さんの講演内容を紹介する事で、天皇が、人類が待ち望んでいたメシアである可能性を、少しは理解して頂けたと思います。

少なくても、昭和天皇や、天皇家には、すばらしい何かがある事は、皆さんも否定できないと思うのです。

しかし紫陽花は、皆さんの気持ちの中には、まだまだ半信半疑の気持ちがあると思います。

日本人は認められても、天皇家とは関係ない、外国人はとても認められない。

正直言って、そう思っている人も多いと思います。

だけど、河内正臣さんは、有名なアインシュタイン博士の言葉やウエップの言葉を紹介する事で、十分外国人にも理解される事を証明しました。

アインシュタイン博士は、「世界の未来は進むだけ進み、最後には戦いに疲れる時がやってくる。その時、人類はまことの平和を求めて、世界の盟主を挙げねばならない。この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、最も古くまた尊い家柄でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。吾々は、神に感謝する。吾々に日本という尊い国を作ってくれたことを・・・・」といってくれていますが、河内正臣さんは、それを紹介すると、日本人よりも、むしろ、外国人の方が、天皇の偉大さを分かるという事を教えてくれました。

他にも河内正臣さんの「天皇の真実」にはポール・リシャール博士(仏人・神学・法律・哲学博士)やオットー・カロン博士、ククリット・プラモート(元タイ国首相)、アロムシャインドネシア元第3副首相の言葉・・・などが紹介されていますが、どの人達も、天皇様やアジアを開放した日本の偉大な実績を賞賛しています。

天皇は、灯台もとぐらしという言葉があるように、日本人よりも外国人の方が、かえって理解し易い。

キリスト教を信じている欧米人でも、天皇はメシアだという事は、十分理解されるというのです。

だから河内正臣さんは、日本人は、今こそ、天皇の真実に目覚ないといけないと力説しました。

「現状ごとき日本人の無知と怠慢こそが、新世紀に入りながら、人類の夢と希望を与えることかが出来ない最大の元凶であり、世界の人達に対し、許されない。まことに面目ないこれ以上ない最大の悪である」としみじみというのです。

 しかしそうはいっても、講演を聞いている人達に、何ができるかといえば、限られてきます。

 だから河内正臣さんは、森首相や小泉純一郎首相にも、天啓を濃縮した文を送っていますし、各界の指導者や宗教家にも送っています。

 それぞれの立場の人が、天に与えられているお役を務めたら、天を中心とした素晴らしい21世紀が始まるというのです。

 そして講演を聞いている人達にも、それぞれの役目を果したらいいと河内正臣さんは、最後にアドバイスしてくれました。

 というのも例えば、男性の役割と女性の役割があります。

 今、青少年の犯罪とか、離婚の増加とか、日本の国でもいろいろな問題が起きていますが、河内正臣さんは、その理由を、男性は男性としての役割、女性は女性としての役割を果していないからだといいました。

 一言でいえば、女性が、男性化しようとしているのです。

 だけど、その事がいけないと河内正臣さんは考えています。

 だって、女性が、男性化して、家庭での仕事を放棄して、女性の権利ばかり主張したら、家庭を守ったり、子供を育てたりする事ができないからです。

 その事が、現在の日本人の乱れた心に繋がるというのです。

 ですから河内正臣さんは、テレビや雑誌などで出てくる女性評論家の人達は、肉体は女性でも魂は、男性なのだから、そんな人達のいう発言に迷わされずに、女性は、女性としての役割を果さないといけないといいました。

 河内正臣さんによれば、昔は、育児ノイローゼという言葉はなかったそうですが、それは、戦前の人は、家事に関しては、100%私がやるという自覚があったからだといっています。

 それで何人もの子供を育てられたというわけです。

 でも今の女性は、男女平等という事で、家事も平等という考えを持つ事で、すぐに夫が手伝わないと不満を持ってしまいます。

 不平、不満が出て、家事も損得勘定で考えてしまうのです。

 それで夫の権威を無くさせ、たった一人の子供さえ満足に育てられないというのです。

 ただ正直言って、紫陽花はこの河内正臣さんの考えには、女性の人の中に、反発する人がいるかとは思いますが、ある意味では、この事は真理だと思います。

 というのも、その次に河内正臣さんが、これからは女性の時代だといったからです。

 天皇自身も、変性女子といって、魂は女性だそうですが(何となく分かります)、これからの時代は、特に女性が良妻賢母として活躍しないといけない、河内正臣さんは、そう力強くいいました。

 天皇の真実だけでなくて、他にも男性の役割、女性の役割といった事など、たくさんの真実に目覚め、戦前の日本の女性ように、社会から強制されたのではなく、21世紀、自らが女性の役目を自覚してすばらしい家庭を一人が創ったらいいといったのです。

 その事を、何も天皇の為にできないのではなく、今日、聞いて下さった人達、特に女性の人達に、実行して欲しいと、河内正臣さんはお願いしたのです。

 何故なら、日本の天皇を中心とした社会が、いくらすばらしいといっても、日本の青少年が問題を起したり、日本の治安が悪かったりしたら、外国の人達は、日本の天皇に憧れません。

 まず、紫陽花達、日本人が、一人、一人が、日本人の偉大な天命に目覚めて、模範を示さないといけないのです。

 そしてその為に、河内正臣さんは、具体的にどうすべきか、驚くべき提案をしました。

『日本人、11千万人は、天皇を中心として、神―君―臣―民が、ピラミットの型のように、「一視同仁=一君万民=君民一体」の関係を早く創らないといけない』という提案をしたのです。

というのも、皆さんも聞いた事があると思いますが、ピラミットの中にあるものは、なかなか腐らないといいます。

ピラミットのような、立体的に正三角形の形をしているものの中は、科学的には、ピラミットパワーと呼ばれるものが発生して、腐らないといわれているのですが、河内正臣さんは、それは、物だけでなく、人間にも言える事だといって、聞いている人達をびっくりさせました。

人間の社会も、社会のシステムをピラミットのような形に、器にすれば、人間の心、精神も腐らないというのです。

すなわち、河内正臣さんの天皇の真実に書いている言葉を使わせて頂きますと、「ピラミットの中は、腐らないというように、日本の国も、ピラミット型の社会システムになれば、その中で生活する国民間に人心の腐敗堕落なく、差別なく、嫉視なく、怨念なく、病    気なく、対立抗争なく、各自の役割の相違を認めあい尊敬しあい、個性を尊重しあい、す べてが和して、すべてが生き生きと幸福な人生を送られる」と、夢のような事をいうのです。

紫陽花は、それが本当なら、こんなにすばらしい事はないと思いますし、十分、検討する価値はあると思いました。

何となく、直感で、正しいという気がしたのです。

そして、その後で、河内正臣さんは、そんな社会になれば、『すべて人民が一人のおちこぼれもなく神の子人間にうまれかわる事を可能とし、神武天皇の大宣言、「八鉱為宇=地球一家=地上天国」は本物になってゆく』と約束してくれました。

 最後は、日頃、河内正臣がいう事を、紫陽花が代弁しましたが、こうして、河内正臣さんのすばらしい講演は終わったのです。

 

 

               ∴「質問コーナー」∴

 河内正臣さんの講演が終わった後で、少し時間があったので、質問コーナーになりました。

 その中で、最初に、河内正臣さんの講演を聞きに来ていた五島勉さんが、挨拶してくれました。

 というのも、第150号で書いたように、「日本・原爆開発の真実」という五島勉さんの本の中で、河内正臣は、詳しく紹介されています。

 これは河内正臣さんが送っていた、天の思いを凝縮した文が、きっかけですが、実は、この講演会で、始めて、五島勉さんに天皇の真実を理解して貰っています。

 河内正臣さんと五島勉さんが、ゆっくり話をしたのは、この日が最初になるのです。

 だから、そういった事を含めて、この講演会は大切なのですが、五島勉さんも、すばらしい話をしてくれました。

 まず、自分は、今迄、一度も、日本や世界の状況に楽観的に考えた事は一度もないけど、河内正臣さんの話を聞いて、始めて楽観的になれたという感想をくれると、19997月の裏話をしてくれました。

 というのも1999年の7月の前、覚えているかもしれませんが、53日、NATO軍が、ユーゴスラビアを空爆している時に、中国大使館を誤爆した事件がありました。

 しかし五島勉さんの取材では、これは間違いでなく、わざとやったといいます。

 何とかこの戦いに、中国やロシアを引きずりこんで、7月の頃、世界大戦に持ち込もうとするグループがいたというのです。

 でもそのもくろみは、イギリスの若い将校達が中心となって、反対して、何とか潰したといいます。

 五島勉さんは、この若い将校達が、皇太子が、留学していた頃の同級生で、皇太子の考え方が将校達に、影響したといっています。

 その事を含めて、日本の皇室は、影から、相当、世界平和に大きな働きをしているといい、五島勉さんは、いつか、そんな事を書いた本を、出したいといったのです。

 紫陽花も心から期待したいと思います。

 また、五島勉さんの挨拶が終わると、次に、神の国発言の事で質問した人もいましたが、河内正臣さんは、森首相との縁、かかわりに付いて話をしてくれました。

 というのも、森首相の神の国発言は、河内正臣さんにとっても驚きだったそうで、その発言の後、河内正臣さんは、森首相に何通か、手紙を送っています。

 神の国発言の後、マスコミや野党に叩かれている森首相に、これは天の意志ですから、逃げずに自分の真意を伝えて下さいと訴えたのです。

 しかも河内正臣さんは、政界の人達とも縁があり、森首相の側近の中川さんや、平沼大臣とも縁があるので、中川さんや平沼さんを通じても、この事を伝えています。

 中川さんも必死で、森首相に伝えてくれたのです。

 だけど、結局うまくはいきませんでした。

 この講演会も、本当は、森首相も聞いてくれる予定だったのですが、アメリカに行く予定があって、できなくなった、河内正臣は、残念そうにいったのです。

 と同時に、河内正臣さんは、森首相が短命で終わったのは、神の国発言以後、いろんな所に叩かれて、逃げようとしたからであり、それを逃げなかったら、もっと森政権は続いていたといっています。

 神の国発言の時でも、紫陽花の知っている情報として「自分は、詳しくは分からないけど、その事をよく知っている、河内正臣という人物がいるから、その方に、真意を聞きなさい」とマスコミに言わせようと、何人かの人も動いたのですが、結局無理でした。

 それが成功していたら、河内正臣さんも有名になれたのにと、紫陽花自身も残念でしたが、その反面、あんなに国民から非難された森首相が辞めた後、森派を守っていた小泉さんが首相になり、森さんも森派の親分として、影響力を残しているのは、天の計らいの気がして、不思議な感じです。

 まだ、森元首相には、お役があるから、天が守っているのではないか、河内正臣さんは、そんな事を、紫陽花に気が付かせてくれたのです。

 そして最後に、もう一人の方が、小泉純一郎さんは明治天皇のご落胤という噂がありますがという質問をされ、これには紫陽花をびっくりしました。

 でも、それが本当か、どうかは、紫陽花にも分かりません。

 河内正臣さんも、何とも答えなかったからです。

 しかし紫陽花が、はっとしたのは、次の河内正臣さんの言葉でした。

 小泉さんの事は分からないにしても、天皇家の歴史の中には、戦争や身内同士の争い、陰謀、恨み、妬みなどがいくつも渦巻いており、天皇家は重い業、カルマを背負っているというと事を、河内正臣があっさり認めた事です。

 河内正臣さんによれば、天皇家は、人類の中でも、最大の悪で、世界のサタンを背負っているというのです。

 だけど、河内正臣さんは、それだけに天皇様は、メシアになれる資格があるといいきりました。

 その事も必要があって、天がさせた事であり、すべて許されているからです。

 何故なら、河内正臣曰く、お釈迦様やキリスト様が、いくら綺麗事をしても、サタンを消す事はできません。

サタンは消す事は無理で、改心させる事しか方法はありません。

改心させる事で、始めて世界平和が実現できるというのです。

だから河内正臣さんは、サタンを改心させるには、人類の中でも、一番悪を背負っている天皇様でしかできないといいました。

21世紀に、天皇がいい事をする事によって、背負っているサタンが改心するというのです。

河内正臣さんは、そう説明してくれ、紫陽花は、その言葉に、ものすごく納得しました。

というのも、金沢の河内(かわち)晢さんの所でも、皇室済度と言うものを、毎週火曜日に、やっていますが、皇室には、それだけ因縁が深いといっています。

多くの人が、皇室に拘わる中で、死んでおり、皇室には、恨み、憎しみ、妬みを持っている霊達がうじゃうじゃいるのです。

だって、太平洋戦争でも多くの人達が、天皇様の為に死んでいますし、日清・日露・戦国時代など、数をあげたらきりがないからです。

ですからそんな膨大な霊達を救わないと、いつまでも天皇家は、世に出られないというのが、河内晢さんの意見ですが、河内正臣さんのいっている事は、そこに通じます。

 紫陽花は、河内正臣さんのいう事に成る程と納得したのです。

 と同時に、河内正臣さん自身もいっていましたが、河内正臣さんの活動を邪魔する霊達の存在を感じる事もあるそうです。

 紫陽花は、天皇に恨みや憎しみを抱いている霊達が、天皇の真実を世に出したくないので、妨害している気がするのです。

 紫陽花なりに、そういった霊達やサタンの気持ちも理解しながら、何とか、河内正臣さんの活動を支えたいと思います。

 河内正臣さんの話は、紫陽花にそんな事を決心させると、終わったのです。

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