風林火山 第16話 「運命の出会い」 
諏訪家を滅亡させた、今までの理由


 信玄公が、武田家と同盟していた、妹・禰々が嫁いでいた諏訪家を何故滅ぼしたのか、実は、その事を書くことは、菊自身の悩みでした。武田家一年日記を書き始めた時から、そのことで頭が一杯でした。どうやって、諏訪家の人達の御霊を、慰めようと思っていたのです。

 というのも、今まで、菊が知るかぎり、二つの説がありました。その一つは、武田信虎を追放した晴信に対して、諏訪頼重が、甲斐は混乱しているので、今がチャンスと思って、信濃の領主、小笠原氏や村上氏と連合して、同盟を破棄して、甲斐に攻め込んだという説です。

これが甲陽軍艦で書かれている説で、晴信は、今の韮崎市付近で戦って、見事に連合軍を粉砕したと書いています。世沢の戦いというものです。それで、翌年、晴信が、報復で、諏訪家を滅ぼしたというのです。

しかし、これは甲陽軍鑑で書かれているだけで、今、研究者の人達からは、実際には、世沢の戦いはなかったといわれていますし、菊自身も、そう思っています。あの当時、分裂して争っていた三氏が同盟を結んで、甲斐に攻め込んだなんていうことは、常識では考えられないのです。

それに、実際に甲陽軍艦を書いた、高坂弾正の、前世の記憶がある人の話や、性格から考えても、高坂弾正さんは、どうやら戦が大嫌いで、信玄公を心から愛している人だったみたいです。信玄公を、後世、悪者、悪人として思われたくないという気持ちが強くて、それで甲陽軍鑑を書いていて、真実を残すという気持ちはあまりなかったのです。それよりも、信玄公のしたことは、何でも庇う人だった感じです。

だから信玄公の諏訪攻めを正当化しようとして、わざと物語を作った見たいなのです。今の○○さんらしいと思いますし、そのことで、自分を責めないで欲しいと思います。菊は、そんな○○さん、前世、武田家の記憶を持つ仲間として大好きです。

ただ、そうなると、信玄が、諏訪を攻めたのは、領国を拡大する為に、積極的に、諏訪家に侵攻したことになります。信玄公は、今川家や北条家と対等になるためとか、いろんな理由があったと思いますが、おのれの野望で、諏訪家に侵略したことになるのです。

しかし例え、そうであっても、菊は、武田家が悪いとは思いません。時代は乱世で、弱いものは滅ぼされる時代でした。武田家が大きくなる為には、そうするしかなかったのです。

でも、それでも一言、武田勝頼としてではなく、諏訪家の血を継ぐ、諏訪四郎勝頼として、菊は、この風林火山のドラマで、諏訪家が滅びる時期が来たら、謝ろうと思っていました。それが、菊の今世のお役の一つだと思っていましたし、そうすることで、諏訪家の御霊をお慰めしようと思っていたのです。

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