大河ドラマ風林火山 
第19回 「呪いの笛」 5月13日放送


 昨日の風林火山、第19回、「祝いの笛」良かったです。
 正室の三条婦人が、今までの武田信玄のドラマのように、由布姫を苛める、悪役を演じなかったことも、本当に嬉しかったです。
 信玄公と三条婦人の仲は、本当に、いろんな試練があっても、最後まで仲が良かったと言います。
 信玄公祭りに行った時も、そうアナンスで、三条婦人を紹介していました。
 たぶん、正室と側室というわだかまりはあっても、昨日のドラマの演じられたのが、正室の三条夫人と、側室の由布姫の本当の姿だと思うのです。

 また信玄公が、そんな由布姫に対して、正式に祝言の形をとって、迎えた事もよかったですし、自分の命を狙った由布姫に対して、わしとそなたは、一人ではない。正室の三条や、二人を結びつけた山本勘助、多くの武田家や諏訪家の家臣の為にも、二人は結ばれないといけないといって、由布姫を説得したシーンも良かったです。実際に、そんなシーンがあったのか、なかったのかは分かりませんが、由布姫の心の中では、何度も、信玄を殺したと思います。それを信玄は、時間をかけて、信念を持って説得したと思うのです。

 しかも、そんな二人を、諏訪の人達が、心から喜んだという解釈は、面白いと思います。今までになかった考えです。確かに、諏訪の由布姫が、信玄の側室になることで、武田家と諏訪家の結びつきが強くなります。だから、菊自身、信玄公が、由布姫を、尼にするのでもなければ、自害させるのでもなく、納得の上、側室とし、正式に迎えたことは、諏訪の家臣達を大切にするという意味もあったという解釈には、正直やられたなあと思いました。諏訪の民が、喜んだなんて考えられなかったのです。

何故なら、今まで、信玄公が、由布姫を側室にしたことは、悪いイメージしかありませんでした。何しろ、父親の頼重を殺した由布姫と結ばれるのですから。菊が、信玄公なら、波動的にも怖くて、いくら由布姫が美貌の持ち主でもできません。よほど、由布姫の美しさと、勝気な性格に惚れたとばかり思っていました。

しかし、よく考えたら、諏訪でない他国であれば、父親を殺した娘を、無理やり側室にしたということで、悪逆、非道の男ということにもなるかもしれませんが、諏訪家の家臣にしたら、本領を安堵して貰えた上に、武田家の家臣と同じように、重視して貰えるということになれば別です。由布姫を、側室とはいえ、大切にするということは、その象徴です。二人の間に男子の子供が生まれたら、信玄の息子が、諏訪家を継ぐことになる事は、十分に予想されるからです。そんな見方も確かにあると思うのです。たぶん、正しいと思います。

でも、それで反発した諏訪の民や家臣がいたことも忘れてはいけないと思います。菊は、この事は、是非、諏訪家の御霊を代表して言いたいです。何故なら、武田信玄が、村上氏との戦い、上田原の戦いで敗れた後、小笠原長時との塩尻峠の戦いの時には、諏訪の西方衆という、矢島氏、花岡氏といった神家一族が反乱しているからです。きっと、本当に、諏訪家のことを思っていた一族にとっては、信玄が、幼い諏訪の姫を、側室にしたことは許せなかったと思います。

ただ、いずれにしても、由布姫が、「もう父親を思うことは許されないのか、誰も恨むことも許されないのか」と言って、武田家も、信玄も恨むことができない立場、諏訪家に、誰も味方がいない、たった一人のだという孤独感を感じたということは本当だと思います。
そんな由布姫、菊の前世のお母さんに、心から、感謝したいと思います。
由布姫、勝頼を産んで頂いてありがとうございます。

人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです

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