風林火山 第24話「越後の龍」 
凄惨、血塗られた佐久侵攻戦


ただ、菊が、第24話「越後の龍」の放送は、ガクトさんの上杉謙信公のデビューよりも、もっと皆さんに注目して欲しいこと、知って欲しいことは、信玄公の凄惨、血塗られた佐久侵攻戦です。

というのも、信玄公は、内山城を攻め、その城兵を皆殺しにしています。でも、それは、少し歴史の事実とは違っていて、本当の歴史では、皆殺しにしたのは、内山城ではなく、志賀城です。内山城に立て籠もる大井貞清・貞重父子を攻め降伏させた後も、佐久地方の反乱は治まらず、手を焼いた信玄は、志賀城では、降伏を認めず、城兵三百余が戦死しています。

しかも、志賀城の城主であった笠原清繁の妻は甲斐郡内の小山田出羽守信有が貰い受け、同時に籠城していた多くの男女を生け捕りにし、親類縁者がある者は二貫文から十貫文で身請けされたが、その多くは黒川金山の坑夫や娼婦、奴婢として人身売買されたといいます。信玄は、そんな残酷なことをしているのです。

またその時に、志賀城の要請で、救援に来ていた関東管領・上杉憲政の軍を、信濃の小田井原で待ち受けて、戦をして勝っています。三千もの首を取っているのです。その上で、その三千もの生首を志賀城の回りに並べ立てて、城兵の戦意をなくしています。上杉憲政の援軍は来ないことを教えたのです。

しかしそれにしても残酷です。信玄は、この佐久地方では、多くの人々を苦しめているのです。その志賀城の事が、今後、放送されるのか、どうかは分かりませんが、菊は、皆さんに知って欲しいと思います。

そして信玄が、どうして佐久地方で、そんな残酷なことをしたのかは、今でも謎になっていますが、それを新田次郎さんの小説では、信玄自身の体調が悪く熱があったことや、この佐久地方を実験にして、そむくものに対しては、情けをかけるのか、あざとして許さないのか、その事を決めるつもりだったとか書いていますし、この大河ドラマでは、由布姫に、御屋形様は、情けの人、山本勘助がいなかったら、戦に負けていたといわれたことに反発して、残酷なことをしています。そんな信玄の心を描いているのです。

でも菊自身は、その当時の信玄の気持ちは分かりませんが、信玄公に、何かあったのだと思います。その事を、武田家の英霊が、ドラマが教えてくれている気がします。許されることではないですが、信玄の内面に何かあったのだと思いたいのす。

またその後も、信玄は、安曇の小岩嶽城などでも残酷なことをしていますが、やがて、恨みをかえば、いつまでも反抗は治まらないことを悟って、過酷なことはやらないようになっています。

それもすべて、頑固までも背いた佐久地方の人達のおかげです。それを、新田次郎は、武田信玄の小説で、「そむく佐久を殺せば、佐久は限りなくそむくでしょう。佐久の人ことごとく叛いて死に絶えても、草木が武田に叛くでしょう。」と戸石城での闘いを前に死を覚悟した、横田備中守高松の最期の言葉として、信玄に言わせています。信玄の佐久への過酷なまでの弾圧に対する、死を決した、武田家の家臣だった横田備中守高松の諫言です。

ですから前世、武田家のご縁を持つものとして、菊は、内山城や志賀城の城兵や、生首にされた上杉憲政の兵には、一言「ごめんなさい」と謝りたいですし、皆さんのおかげで、信玄公は、民に情けをかける名君になれたと感謝したいと思います。本当にありがとうございます。


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