第33話「勘助捕われる」 8月19日放送

 勘助捕われる、本当に面白かったです。上杉謙信が、鉄砲商人に変装した、山本勘助を、武田家の軍師と見抜いて人質にしてしまう。勘助が、鉄砲商人に変装して、上杉謙信の器をみるまでは、新田次郎の原作にありましたが、人質となって、上杉謙信の人物を描く、原作者の人に拍手したいと思います。本当に、見事です。

 また、このドラマの中で、最後に、勘助は、晴信が、根来寺に頼んで、急遽、工面した鉄砲が、百丁届くことで助かりました。まさしく、勘助を救ったのは、晴信になると思いますが、晴信と、謙信の考え方の違いが出ていて、本当に良かったです。

 そして、そんな人質になった山本勘助と上杉謙信は、川中島で、実際に戦う前に、お互いの心で、戦うことになりました。激しい心の刃で、戦ったのです。

 というのも、晴信は、諏訪だけでなく、信濃を得ることで国を豊かにしようとしていますし、上杉謙信のいる越後に、目を向けているのも、海と越後の領土を得て、圧倒的な力を持つ為です。他国が、武田に侵略しないだけの力を得ようとしているのです。

 しかし、謙信は違います。謙信は、欲というものを、とても嫌います。晴信の、他国を侵略してまでも、国を富国強兵にする考えは、ただの欲深い武将としか写らないのです。

 しかも領主としての考え方も違います。晴信も謙信も、神仏を敬う気持ちは同じですが、晴信は、あくまでも、領主になった自分が、神仏に任されて、あくまでも人として、民を治めようとしているのに対して、謙信は、あくまでも、神仏でしか人を治められないと考えています。神仏、北の守り神、毘沙門天が、いざという時には、自分に乗り移って、化身になると考えているのです。それで、どこが違うのか、皆さんに聞かれたら、菊自身も答えられませんが、神に対する考え方が、少し違うのです。

 ですが、その違いの為に、二人は、激しく戦うことになります。妥協ができませんでした。まさしく、二人の戦いは、竜虎の戦いでした。途中で、和議を結ぶと言う訳にはいかなかったのです。最後まで、一度は、決着つくような激しい戦いが必要だったのです。

 でも、そんな晴信と謙信ですが、川中島の激戦が終った後、山本勘助が死んだ後、お互いを理解するようになります。意地があって、最後まで、和解した訳ではありませんが、お互いの考えは理解するようになります。それが、証拠に、晴信は、自分が亡くなった後、勝頼に、自分が死んだ後は、謙信を頼るように遺言しますし、謙信も、北陸では、越中、能登、加賀などの領地に関しては、信玄と同じように、自分の領地にして、家臣に分けているのです。謙信も、大きく変わっていたのです。

 だから、菊自身も、信玄と謙信が、一度、会って、ゆっくりお互いを語ることができたらと思うと、残念で仕方ありません。たぶん、意外と分かり合えたかもしれませんね。たぶん、霊界に戻ったら、二人は語り合ったと思いますが、どうだったのでしょうか。そのことを、皆さんと考えながら、これからの川中島の戦いのシーン注目したいと思います。

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これは、はっきり言って、すごいです

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