第35回「姫の戦い」  武田家と諏訪家の御霊さんの戦い

 また、この姫の戦いは、御霊さんの戦いでもありました。武田家の御霊と、諏訪家の御霊の戦いです。その事をもっと簡単に言えば、諏訪家の武田家乗っ取りです。信玄公に滅ぼされた、諏訪家の御霊は、武田家の跡継ぎを、諏訪の姫、由布姫の子供、諏訪四郎勝頼にしようとするのです。それで、自分を滅ぼした、武田家に対して、復讐をしようとするのです。

でも、それは、結果的にみたら、大きな間違でした。諏訪四郎勝頼は、諏訪家の御霊の願い通りに、武田家の世継ぎになれたのですが、それで武田家の内面は、ガタガタになってしまったからです。そんな武田勝頼の誕生を、武田家の御霊達は、心から、歓迎してくれなかったのです。結局、武田勝頼の元に、武田家臣団は、団結できず、武田家は、滅亡してしまったのです。武田勝頼も、天目山で、嫡男の信勝、正室の北条夫人と、一緒に亡くなってしまうのです。

これは、歴史で分かっている現象としては、信玄公が、桶狭間の戦いで、今川義元公が、討たれた後、勢力を急速に落とした駿河の今川家を侵攻する事に対して、嫡男の義信が反対したことによる対立から、家督を廃嫡して、自刀させたことが原因です。これに山本勘助の策略があったのか、どうかは分かりませんが、勝頼の兄、義信公は、正室の実家である、今川家に侵攻することは、大反対でした。かつて、父、信玄公が、父親の信虎公を駿河に追放したように、信玄公を駿河に追放しようとして、それが事前に洩れてしまったのです。因果応報です。父を追放した信玄公は、嫡男に、追放されようとしたのです。

でも、その事によって、跡を、勝頼が継ぐことになりました。次男の竜芳と目が見えませんし、三男は、早くに亡くなっています。順序で言えば、四男の勝頼だったのです。だけど、諏訪家を継ぐはずだった、勝頼が、武田家を継いではいけませんでした。

 その事を、大河ドラマでは、諏訪太鼓をみている幼い勝頼に、武田家の家臣達の、いろんな思いが表現されていましたが、勝頼が武田家を継いだことによって、武田家の家臣団の団結が崩壊してしまったのです。それぞれの武将の背景にいる武田家の御霊が、納得しなかったのです。これでは、武田の兵がどんなに強くても、持ちません。武田家は、勝頼が、必死で、家を存続させようとしましたが、家臣の協力がなかなか得られず、信玄公が亡くなってから、10年後、あっと言う間に崩壊しているのです。

 しかし、菊は、前世勝頼の一部の御霊を持たせて頂いているものとして、そんな諏訪家の御霊に対して、責めるつもりはありません。いえ、むしろ、心から感謝しています。だって、武田勝頼公を最後まで支えてくれたのは、諏訪家の人達ですし、諏訪家の御霊です。高遠城でも、勝頼の為に、五男、仁科盛信の元に、諏訪の兵は、全滅覚悟で戦ってくれました。心から感謝しているのです。

 だから、菊は、武田家の御霊も、諏訪家の御霊も、どちらも大好きです。武田家が滅んだ後、今、両家の御霊達は、和解しています。武田家が滅んだのも、武田勝頼が、天目山で殺されたのも、どちらも、定め、宿命です。誰が悪い、何が悪いということではないのです。

 そして今、両家の御霊は、今世の菊を共に、ずっと支えてくれていますし、2007年以後、本格的に、ご加護、力を貸してくれると確信しています。これからの世の中を、戦のない世界にする為に、菊を十分に使ってくれるのです。そんな魂の約束の約束があるのです。そのことはずっと信じたいと思います。

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これは、はっきり言って、すごいです

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