縁の花

     (21世紀に咲く智閥の花)  

        菊の官能日記

              12章 

∞「沖縄の旅二日目・三日目」∞

      

             大家(うふやー)

 翌日、菊と彼女は、朝から車を飛ばして、沖縄の「沖縄美ら海水族館」に行きました。

 彼女の友人の神人さんが、来られなくなったので、少し計画が変更になりました。

 予定していた、浜比嘉島方面は、中止しました。

 昨日、彼女と相談して、世界一というものが、たくさんある、東洋一の水族館に、すぐに行く事にしたのです。

 彼女は、体調が、優れないという事でしたが、少し遅れて来てくれたのです。

 

 だから、菊と彼女は、高速を飛ばして、沖縄美ら海水族館」に向かいました。

 英霊や多くの御霊に、今の沖縄の発展を感じて貰おうと思いました。

 車や、高速道路、東洋一の水族館沖縄美ら海水族館」、どれも、戦前にはなかったものです。

 英霊や御霊は、それを直接感じることはできません。

 菊と彼女の体験、身体を媒体として、波動でしか感じることはできません。

 菊と彼女は、近代文明、科学も感じて欲しかったのです。

 

 また、そんな菊と彼女は、ツイテいました。

 菊と彼女には、天がツイテいました。

 菊と彼女には、二人の守護霊がツイテいました。

 菊と彼女の背景には、沖縄の多くの英霊がツイテいました。

 菊と彼女の背景には、沖縄の多くの御霊がツイテいました。

 

 二人には、天のお導きがありました。

 二人には、お互いの守護霊の応援がありました。

 二人には、背景の英霊さんからの感謝がありました。

 二人には、背景の御霊さんからの祝福がありました。

 

 だから二人は、背景の英霊や御霊と一緒に、ドライブを楽しみました。

 二人は、背景の英霊と御霊に、近代文明のすばらしさを感じたのです。

 常に、一緒に一緒に活動したのです。

 

 そんな菊と彼女に、天は答えてくれました。

 そんな二人に、すてきなプレゼントくれました。

 そんな二人と一緒に、楽しんでくれたのです。

 

 それが、何となく、食事をする為に、寄った大家(うふやー)という場所でした。

 菊と彼女は、何故か、わき道にそれて、食事する場所を探しました。

 そこは少し奥地にありましたが、とても自然に恵まれていた所でしたね。

 大家という店でした。

 一軒あったのです。

 

 菊と彼女は、そこで、沖縄料理食べました。

 沖縄そばおいしかったです。

 有名な芸能人も、何人も来ていて、サインが一杯飾っていました。

 沖縄でも、知る人が知るという店という感じでした。

 景色も、最高で、自然が一杯でした。

 店の奥は、山で、滝になっていて、水も流れていたのです。

 

 大家は、彼女も、菊も、まったく知りませんでした。

 彼女は、ツイテいるねといいました。

 英霊や御霊のお導きねといいました。

 菊も、そうだねと答えました。

 二人は、英霊や御霊と一緒に、沖縄料理一緒に一緒に食べたのです。

 

          沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館」に、菊と彼女が入ったのは、昼の2時頃でした。

 ジンベエザメが3匹もいました。

 とても大きかったです。

 大きなエイも、何匹もいたのです。

 特に、そんなジンベエザメが、食事をするシーンは、見ものでした。

 沖縄美ら海水族館」の見せ場の一つです。

 食事をしている姿を見せてくれるのです。

 ジンベエザメが、大きな口を開けて、小さなえびなどを食べているところは、迫力が一杯だったのです。

 

 しかし、菊にとっては、そんなにすごい感動はありませんでした。

 ジンベエザメなら大阪の水族館 海遊館にもいます。

 東洋一というわりには、期待したほどは、大きくもありませんでした。

 そんなに感動はしなかったのです。

 

 でも、そんな二人の前に、少し大変なことがありました。

 突然、彼女の携帯に電話がかかってきました。

 何でも、彼女の職場の友人が、問題起こしたということでした。

 新聞にも、少し載ったということです。

 あまりよくない記事だったのです。

 

 彼女は、一時間ちかくも話していました。

 新聞も、捜して、後で読んでいました。

 彼女は、友人の事、とても心配していたのです。

 

 菊は、そんな事に驚いてしまいました。

 今までに、一度も、そんな事はありませんでした。

 彼女は、少し疲れているみたいでした。

 何で、今、そんなことが起きるのと思いました。

 何か、意味があるのかと、少し嫌な気がしたのです。

 

 

 でも、おかげさまで、菊は、彼女を支えてあげることができました。

 彼女の話をしっかり菊、聞かせて頂けました。

 彼女の話に頷きました。

 彼女を慰めました。

 彼女の意見に賛同しました。

 彼女の力になったのです。

 

 菊と彼女は、沖縄美ら海水族館の中にある、席に座りました。

 しばらく休憩しました。

 その時、彼女は、菊の身体に、身を預けてくれました。

 菊は、驚いてしまいました。

 だけど、菊は嬉しかったです。

 菊は、初めて、彼女を支えてあげられると思ったのです。

 

 菊は、黙って、彼女を力強く抱きしめました。

 彼女も、黙って、菊に身を任せました。

 菊は、英霊や御霊も、こうしたいだろうなあと思って、ずっとずっとただ抱きしめていました。

 60年前、夫や恋人を亡くした女性は、こんな感じで、せめて夫や恋人が生きていたら、身体に添いたかったという気持ち大きかったと思います。

 せめて、愛する人に、身を任せたかっただけだと思います

 

 だから菊は、40分ぐらい彼女を抱きしめていました。

 彼女に、元気だせよとエネルギーを送っていたのです。

 菊は、初めて、何でもできる大人のすてきな彼女を、支えることができたのです。

 

 彼女は、その間、何も言いませんでした。

 でも気持ちよさそうでした。

 ずっと、このままいたい感じでした。

 きっと、菊は、英霊や御霊は何もおいしいものもいらなかったと思います。

 新しい発展した文明、電気製品もいらなかった。

 ただ、ずって自分を待ってくれていた奥さんを、抱きしめられるだけで満足だった。

 ひと時でも、抱きしめられるだけで幸せだった。

 

 菊は、ずっと彼女を抱きしめている間、そんな事を考えていました。

 もしかしたら、英霊や、御霊は、その為に、事故を必要として起こしてくれたのではないか

 彼女の職場の友人の魂は、その為に、喜んで、辛い役を引き受けてくれたのではないか。

 菊は、何となく、そんな気がしました。

 こっそり、彼女の友人の魂に、ありがとうございますしたのです。

 二人は、その後、次の目的地に向かう為に、沖縄美ら海水族館を出たのです。

 

 

 

       冷やしぜんざいと石

 菊と彼女は、次の目的地、古宇利島に目指しました。

 昔、彼女は、両親と古宇利島に来た事があるそうです。

 古宇利島は、今は、橋で繋がっていますが、昔は小さな島でした。

 その海岸は、とても綺麗で、夕日は最高だそうです。

 そこに行く事になったのです。

 

 車を運転する間、彼女は、ずっと、職場の友人の心配をしていました。

 菊に、少しピンチの友人の話をしていました。

 菊に、相談していました。

 菊に、アドバイスを求めていました。

 菊を必要としていました。

 菊を頼りにしていたのです。

 

 菊は、そんな彼女が大好きでした。

 彼女の話を、じっと聞いていました。

 時々、アドバイスしました。

 彼女と、一緒に、真剣に考えました。

 友達が、このピンチをうまく切り抜けられることを、彼女と願いました。

 

 菊は、それだけで幸せでした。

 菊は、彼女に必要とされている。

 頼りにされているという実感は、涙が出るぐらい嬉しかったです。

 英霊や御霊は、菊にとって、最高のプレゼントをくれました。

 最高のご褒美をくれました。

 菊は、心から、英霊や御霊に感謝したのです。

 

 そんな二人は、やがて、おしゃれな喫茶店に寄りました。

 彼女は、沖縄の名物になっている冷やしぜんざいが大好きです。

 二人で冷やしぜんざい食べました。

 冷やしぜんざいおいしかったです。

 彼女は、その喫茶店で、友人の載っている新聞記事を見たりしていたのです。

 

 菊は、そんな彼女にプレゼントするものがありました。

 友人のなっちゃんから内緒で買った石でした。

 なっちゃんは、わざわざ、東京から、大阪に、菊と彼女が、沖縄に来る一日前に、来ていました。

 なっちゃんは、いろんな石を取り扱っていました。

 なつちゃんは、菊の友人で、縁の花の読者なのです。

 

 菊は、彼女と初めて、東京ディズニーシーに行った時に、石をプレゼントして貰ったこと覚えていました。

 甲府研磨の、ルチルクオーツハートという石でした。

 菊は、このルチルクオーツハート、今も大切に持っていました。

 ルチルクオーツハートは、菊の宝物でした。

 菊のお守りでした。

 菊に、彼女とのご縁を結んでくれた幸運の石なのです。

 

 彼女も、また石は持っていました。

 彼女の石は、ローズクォーツ ハートという石でした。

 菊にルチルクオーツハートをプレゼントした時に、彼女自身が買った石でした。

 菊の石と、とても相性のいい石でした。

 菊と彼女が、再び、結びつくように、力を貸してくれた石でした。

 彼女は、時々、その石と話をしていたのです。

 

 そんな甲府研磨の石を、なっちゃんは扱っていました。

 メインに販売しているのです。

 とても偶然だとは思えませんでした。

 しかもなっちゃんが、菊と彼女が、沖縄に行く前日に来て、2、3日、泊まるといいます。

 菊には、信じられませんでした。

 なっちゃんが、大阪に来ること自体、めったにないのです。

 

 菊は、何かのご縁がある気がしました。

 ご縁の神様が、菊に、彼女に、甲府研磨の石をプレゼントしたらといっているようでした。

 そのチャンスをくれている気がしました。

 菊は、なっちゃんに頼んで、甲府研磨の石、何個か選んでもってきて頂いていました。

 それを前日、彼女には内緒で、菊は、自分の分と二つ買って、持って来ていたのです。

 

 菊は、その石は、今、渡さないといけないと思いました。

 今、石をプレゼントするチャンスだと思いました。

 背景の御霊さんも、そう囁いていると思いました。

 菊は、石を取り出すと、彼女にプレゼントしました。

 彼女に、石をプレゼントして貰ったお礼をしたのです。

 

 彼女は、とてもとても喜んでくれました。

 菊が、話したなっちゃんが、前日に来たこと、本当に不思議ねと頷いてくれました。

 これはきっと必然ねと確信持ったみたいです。

 彼女は、その石を、喜んで受け取ると、大切にすると気に入ってくれました。

 その石は、予想通り、彼女に、幸運を与えてくれる石でした。

 彼女は、菊の石を見て、いい石ねと言ってくれました。

 少し、石と話したみたいなのです。

 

             古宇利島

はるか昔の事です。

古宇利島に、男と女の子供が2人いました。

彼らは、毎日天から降ってくる餅を食べて平和に暮らしていました。

勿論、何も身につけづに裸で暮らしていたわけです。

 

ある時に、何時も降ってくる餅が来なくなったら…と考えて、食べ残しの分を 蓄え始めました。
そうすると、やがて天からの餅が降ってこなくなってしまったのです。


 
2人は驚いて、天に餅を降らせてくれるように祈りましたが、いっこうにその 気配がありませ

ん。

お腹がすいてきたので、仕方なく海岸に行って貝を集めて食事をとりました。
働いて必要なものを得ざるおえなくなってしまったのです。

それ以来、人間は働くようになったのです。

 

また、ある日、海岸でジュゴンが交尾しているのを見た二人は、男女の交合を 知ると同時に、裸でいる事がはづかしく思えてきて、クバのはっぱを腰につけ て物を身にまとうという事も覚えていったのです。

以上古宇利島に伝わる伝説です。

 

 古宇利島は、神々の島でした。

彼女は、面白い神話があると言って、菊に話してくれました。

 菊は、そんな神話に関心持ちました。

菊自身も、行きたい島だったのです。

  

 また、この古宇利島は、昔は、陸から離れていたのですが、二つ大きな橋を建てて、今は、車で行くことができました。

 二人は、そんな古宇利島に、導かれていく事ができました。

 古宇利島、まったく迷いませんでしたし、島の中に入っても、運よく海岸に一発でたどり着く事もできました。

 細道を走ったら、すてきな海岸に入る事ができたのです。

 

 菊と彼女は、そんな海岸で、海を楽しみました。

 海岸を二人で歩きました。

 海の中にも入りました。

 沖縄の海、やはり綺麗でした。

 菊は、海に入ることで、背景にいる英霊や御霊に、海の水を、菊の身体を通して、体験させてあげることができました。

 海の水を、少し飲むことで、英霊や御霊が、もう忘れている、海の塩味も、思い出させてあげることもできました。

 菊も、彼女も、まるで、子供のようにはしゃいでいたのです。

 

やがて、菊と彼女は、海岸にある大きな古木の上に座りました。

大きな古木は、椅子として置いていたのです。

そこから見る夕日は、本当に綺麗でした。

沖縄の夕日は、本当に大きかったです。

 

二人は、しばらく一緒に、夕日を見ていました。

綺麗ねと、話し合っていました。

二人は、同じ感動を、味わっていました。

背景の英霊も御霊も、二人と同じように、同じ夕日を見て、感動していたのです。

 

やがて、彼女は、菊に、甘えるように、身を任せてくれました。

菊に、すべてをゆだねてくれました。

まるで彼女ではないみたいでした。

彼女の背景の御霊が、それを求めたのです。

いえ、古宇利島の神話に登場する女が、彼女にツイテくれたのです。

 

菊は、そんな彼女を、しっかり受け止めました。

力強く、抱きしめました。

それは、今までの菊ではないみたいでした。

菊の背景の英霊が、菊の身体の中に入ったのです。

いえ、古宇利島の神話に登場する男が、菊にツイテくれたのです。

 

やがて、菊と彼女は、愛し合っていました。

キスもしました。

ペッティングもしました。

彼女のかわいい乳も愛しました。

彼女は、菊にすべてを任せてくれました。

菊の背中に、手を回してくれていました。

野外で、愛し合うのは、菊と彼女にとっては、初めての経験でした。

今まで、絶対にできないことでした。

恥ずかしいといって、決して許してくれないことでした。

でも、彼女は違いました。

かわいいピンクのブラジャーを外そうとして、どうしようか迷っていた菊に、黙って、頷いてくれたのです。

 

その後、二人は、古木から、浜に身をおくと、愛し合っていました。

そんな海岸には、殆ど、一目はありませんでしたが、遠くには、二組のカップルがいました。

だけど、二人には、気にはなりませんでした。

本来の男女は、それが、本当だと思います。

菊と彼女は、神を意識していました。

古宇利島の男女になっていました。

二人の愛を、神に捧げていました。

二人の男女の性のエネルギーを、古宇利島の神々に、届けていました。

本来、古宇利島の男女が、ずっとしないといけなかったことを、実行しました。

菊と彼女は、古宇利島での大きな天のお仕事を果たせて頂きました。

二人は、太陽が沈み、暗くなるまで愛し合っていたのです。

その後、二人は、古宇利島にいる神々に、心からお礼を言うと、島を離れたのでした。

 

    菊の彼女は天照大御神様

 古宇利島から出る時、もう完全に夜になっていました。

突然、彼女が、車の中で言いました。

 少し申し訳なさそうに言いました。

「体調が悪いので、運転を代わって欲しい」と彼女が言ったのです。

 

 菊は、少し驚いてしまいました。

 彼女が、そんな弱音を吐いたことなんか一度もなかったからです。

 彼女は、我慢強く、菊に運転を代わって欲しいといったこともありませんでした。

 あまり、誰かに甘える人ではなかったのです。

 だから、菊は、驚いたのです。

 

 しかし、その後、菊はドキッとしました。

 菊と彼女は、多くの英霊、御霊に、愛の波動を届けようとしています。

 感謝の波動を届けようとしています。

 恋愛の波動を届けようとしています。

「一緒に一緒に」の波動を届けようとしています。

 嬉しい、楽しい、幸せの波動を届けようとしています。

 

 菊と彼女は、そうすることで、英霊に、男女の波動を貰って貰おうと願っています。

 御霊に、夫婦の愛の波動を貰って貰おうとしています。

 英霊に、恋人のラブの波動を貰って欲しいと願っています。

 御霊に、親子の家族の信頼の波動をさしあげたいと思っています。

 

 そんな二人は、英霊や御霊にとっては光輝いています。

 大愛に満ちています。

 癒しの波動で充満しています。

 嬉しい、楽しい、幸せの波動であふれています。

 英霊や御霊には、普通の人には見えない、感じられない、二人の光輝いている姿が見えるのです。

 

だから二人は、今、御霊から見れば、光そのものです。

白光です。

 まったくの闇、光がないところで、輝いている電球のような存在なのです。

 御霊とチャンネル、意識をあわせられる人は、まだまだ数少ない貴重な存在なのです。

 

 ですから、そんな二人に、多くの英霊や御霊が、頼ってきます。

 夜、電球の光に、多くの虫達が、吸い寄せられるように、多くの御霊も集まってきます。

 自分達の事を分かって欲しいと集まってきます。

 自分達の存在を、認めて欲しいと訴えてきます。

 自分達の悲しみを、ただ分かって欲しいと懇願してきます。

 今の空しい、やるせない気持ちを何とかして欲しい、救って欲しいと必死で、叫んでいるのです。

 菊と彼女なら、あなた達なら、私達の気持ちを理解してくれると期待しているのです。

 

 だから彼女は、そんな英霊や御霊に、一度にたくさん頼られて少しダウンしました。

 あまりにも多くの英霊や、御霊が、彼女の背景に来て、彼女の能力を超えました。

 彼女の器を越えたのです。

 それで、少し体調が悪くなったのです。

 

 でも、彼女は、御霊に対して、怖いという気持ちはありませんでした。

 御霊に、頼らないでという気持ちもありませんでした。

 彼女には、まったく恐怖心はなかったのです。

いえ、むしろ、彼女は、そんな自分を頼る英霊、御霊が大好きでした。

 本当に、愛しい存在でした。

 何とかしてあげたいという気持ちで一杯でした。

 少し体調が悪くなってごめんねという気持ちで一杯でした。

 もっと私の背景の器が、大きかったらという、申し訳ないという気持ちで一杯だったのです。

 

 だって、彼女には、英霊や御霊が、自分に危害を加えるつもりがないことが分かっています。

 英霊や御霊が、彼女に、とてもとても感謝していることも分かっています。

 英霊や御霊が、彼女を、応援していることも分かっています。

 ただ、一度に、多くの英霊や御霊が、彼女に、私もといって、満員電車の中に入ろうとして、ゅうぎゅう詰めになって苦しくなったようなもの、頼りすぎたことが原因だということも、彼女は分かっているのです。

 

 ですから彼女は、英霊や御霊をせめるつもりはありませんでした。

 ただ、彼女は、しばらく休むことで、英霊や御霊が落ち着くことを待っていました。

 冷静になる事を待っていました。

 再び、彼女が、光輝くのを待っていたのです。

 

 菊は、そんな彼女が大好きでした。

 大、大、大すきです。

 彼女は、今、天照大御神様になろうとしていると思いました。

 天照大御神、光輝く女神様の意味は、この事だと思ったのです。

 

 でも、反面、菊は、そんな彼女に、何もしてあげられない自分が残念でした。

 多くの御霊に、頼られて彼女が、大変が辛いのに、少しも、気が付かなかった自分が情けなかったです。

 菊は、そんな自分が、悲しかったです。

 どうして、英霊、御霊は、男性の菊を頼らないのかと思いました。

 少しでも、彼女に頼っている御霊、英霊を引き受けたいと願ったのです。 

 菊も、強くなりたいと心底思ったのです。

 

 

       「菊と彼女の成長」

 菊は、彼女を乗せながら、車、運転していました。

 彼女は、助手席で、高速道路に乗るまで、誘導しながら、休んでいたのです。

 

 その間、菊は、英霊や御霊に、お願いしていました。

 彼女の負担、少し軽くしてねとお願いしていました。

 無事、帰れるように力貸してねとお願いしていました。

 菊は、英霊や御霊を頼りにしていたのです。

 

 運転は、順調でした。

 英霊や御霊さんが、菊に頼ったら、どうしようと思っていましたが、全然でした。

 少しも眠たくありませんでした。

 英霊、御霊は、菊に力貸してくれていたのです。

 

 途中から、菊は、左手で、彼女の右手握っていました。

 運転中だけど、平気でした。

 そのほうが、彼女のエネルギー貰えて、元気でました。

 眠気もなくなる感じだったのです。

 彼女は、そんな菊に、眠りながら、答えてくれていたのです。

 

 菊は、結局、2時間半以上、一人で、運転しました。

 彼女を、無事、目的地まで届けることができました。

 高速道路の出口まで、菊は運転したのです。

 

 そんなわずかなことなのに、彼女は、とても喜んでくれました。

 元気が回復した彼女は、とても感謝してくれたのです。

そして元気になった彼女と菊は、しゃれたお店で、中華料理を食べました。

 その店は、大きな木の立っていたのです。

 

 その店で、彼女は菊に言いました。

 私は、いつも心の中で、男性と張り合って生きていくところがあった。

 菊ちゃんにも、あまり頼らないようにしようと思っていた。

 でも、本当に頭痛がひどく、吐き気もしていた私

いろんな御霊さんに、頼られて、少し体調を悪くした私に。

 

そんな私に気遣って、やさしくしてくれて菊ちゃんの気持ちが嬉しかった。

私の代わりに、長距離の運転をしてくれた菊ちゃんが、とても頼もしかった。

一人の男性として、頼もしく感じた。

私は、菊ちゃんに支えられていると思って、本当に嬉しかった。

 

私は、今回、ゆだねることの大切さを、英霊や御霊に教わった気がする。

菊ちゃんは、成長したね。

これからは、菊ちゃんのことをもっと頼りにするからね。

今まで、いろんな男性と、ご縁持ってきたけど、菊ちゃんほど、誠実で、優しい人はいない。

今、やはり菊ちゃんに会っても、私は、菊ちゃんの事、すきなったと思う。

ころっといったと思う。

 

菊ちゃんは、自分にもっと自信を持ったらいいよ。

私が、好きになったくらいだから、菊ちゃんは、本当に魅力的になった。

私にとって、最高の男性、なくては、最高のパートナーなのだから。・・・・・

 

彼女は、そういってくれました。

そういって、菊に自信を与えてくれました。

菊に、彼女を、パートナーとして支えようというやる気を与えてくれました。

菊は、彼女が、どんなに霊的に大変な時でも、その事を心から理解して、彼女を支えよう

と決心したのです。

 菊も、彼女によって、少しずつ、自分を成長させていたのです。

 菊も、天照大御神の弟、須佐之男になろうとしていたのです。

 

 その後、二人は、菊のホテルで愛し合いました。

 恋人として、夫婦として、密かに、愛していた男女として、一杯、一杯愛しあって、英霊や御霊に、たっぷりと二人の愛の波動を届けることができたのです。


     

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