第二章 預言を実証する

 

★封印を開くかぎ

 

前章では、人類の歴史を聖書の有名な物語とからめて説明した。しかし、これだけでは誰もこの説を納得できないとおもう。逆に納得してしまったら恐いくらいだ。しかし、預言書の中ではより具体的にこの人類の壮大な歴史が淡々と語られているのである。

ノストラダムスの大預言は、非常に詳しいが、その分難解に書かれているので、私としてはもっと分かりやすい聖書を中心にこの説を実証していきたいと思う。

実は預言書は預言書だけを解読していては、その預言の本当の意味、人類の未来を解読できないようにできている。それを解読するためには人類の未来をあらかじめ知らなければならないのだ。預言したのは未来の地球人であるという事実を知らなければならないのである。

その事実が預言の秘密を解き明かすかぎとなる。預言の封印を開けるとかぎとなるのだ。

では、預言の封印を開いてみよう。

 

★鷲の秘密

 

しかし、主を待ち望む者は新たな力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。

  聖書  イザヤ書 40

 

主を待つ者とは誰であろうか、キリストは私はまた来ると言い残して天に去っていった。キリスト教徒である西洋人は、新たなる力、科学力を得て鷲のように羽をはやして天に昇って行くのだ。ここで鷲と言う言葉はこの陰謀を実行する国を暗示している。

れいのフリーメーソンのマ−クはアメリカの国のマ−クの裏に書かれている。その表はどうなっているだろうか。これも一ドル紙幣に印刷されている。そう、鷲なのだ。手に13本の矢と、13枚の葉の付いたオリ−ブを持つ。アメリカの国のマ−クは鷲だったのだ。

オリ−ブが平和を表すのはご理解いただけると思う、矢とは何であろうか。

 

矢は弦につがえられた。

あなたは川をもって地を裂かれた。

山々はあなたを見て震い、

荒れ狂う水は流れいで、

淵は声を出して、その手を高くあげた。

飛び行くあなたの矢の光のために、

電光のようにきらめくあなたのやりのために、

日も月もそのすみかに立ち止まった。

   聖書  ハバクク書 3

 

鷲が持っている矢は武器である。それも電磁波、核兵器などの科学兵器ではないだろうか。

 

あなたの恐ろしい事と、あなたの心の高ぶりがあなたを欺いた。

あなたはわしのように高い所に巣をつくっているが、

  聖書  エレミヤ書 49

 

彼らは地球から鷲のように高く上がり高い所に巣を造るのだ。その巣とは何か次の預言はもっとよくわかる。

 

あなたは心のうちに言う、

「だれがわたしを地に引き下らせることができるか」。

たといあなたは、わしのように高くあがり、星の間に巣を設けても。

  聖書  オバデア書 1

 

星の間に巣を設けるのである。星の間の巣、、、言わなくてもお分かりだろう。宇宙ステ−ションである。彼らは何のために星の間の巣、宇宙ステ−ションを設けるのであろうか。

 

彼は多くの人を滅ぼし絶やそうと大いなる怒りをもって出て行きます。

  聖書  ダニエル書 11

 

ただ、彼らは出て行くのではない。地上の多くの人々を滅ぼすために出て行くのだ。

 

わざわいなるかな、災の手を免れるために高い所に巣を構えようと、おのが家の不義の利を取るものよ、あなたは事をはかって自分の家に恥じを招き、多くの民を滅ぼして、自分の生命を失った。

  聖書  ハバクク書 2

 

地上で核戦争が行われる。宇宙なら絶対安全であるそのために宇宙ステ−ションは建造されたのだ、核戦争の災いの手を免れるための高い所の巣、核シェルターとして。

 

わたしの日に飛脚のよりも速く、飛び去って幸を見ない。

これは走ること葦舟のごとく、えじきに襲いかかる、わしのようだ。

  聖書  ヨブ記 9

 

前章でスペ−スシャトルはノアの箱船、契約の箱(アーク)だとお話しした。聖書には箱船を呼ばれる物がもう一つある。モ−セが赤子の時入れられて流された葦の船である。実はここでシャトルが箱船、葦舟であることを宣言している。このへんは後にお話しする古事記のイザナミとイザナギの国産みの話と関係があるようだ。イザナミの命が産んだ不具の子、ヒルコは、葦の船で流されるのである。不具の身となった未来人は葦舟、箱船でながされるのだ。

そして、以前にモーセの出エジプト記は、地球脱出、不要人類抹殺計画を描いたものだ述べたことを覚えているだろうか。その証拠にこう述べられている。

  

 

イスラエルの人々は、エジプトの地を出て後三月目のその日シナイの荒野にはいった。

            中略

あなたがたは、わたしがエジプト人にした事と、

あなたがたを鷲の翼に載せてわたしの所に来させたのを見た。

  聖書  出エジプト記 19

 

ノストラダムスも言っているではないか。

 

攻撃の前に演説がある

ミラノ 待ち伏せにだまされ 鷲につかまる

古い城壁は大砲で破られる

火と血の海  助命にありつける者はほとんどいない

   諸世紀3-37

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修

 

宇宙からの攻撃の前に宇宙開発を祝う演説がある

待ち伏せにだまされ 鷲につかまる

古い元の歴史での地球の防衛網(城壁)は大砲で破られる

火と血の海  助命にありつける者はほとんどいない

 

★悪魔の陰謀、不要人類抹殺計画

 

わざわいなるかな、おのが計りごとを主に深く隠す者。

かれらは暗い中でわざを行い、

「だれがわれわれを見るか、だれがわれわれを知るか」と言う。

  聖書  イザヤ書 29

 

聖書の中で不要人類抹殺計画は、よく「計りごと」「陰謀」と表現されている。これは、彼らが陰謀を「誰が見るか誰が知るか」と言ってこっそりと行ったといった預言だ。

 

あなたがたは言った、「われわれは死と契約をなし、陰府と協定をむすんだ。

みなぎりあふれる災の過ぎる時にも、それはわれわれには来ない。

われわれはうそを避け所となし、偽りをもって身をかくしたからである」。

  聖書  イザヤ書 28

 

彼らには災いはこないのだ、宇宙開発という嘘を付き、陰府、宇宙に身を隠したからである。

 

その主が悩みの日に、その仮屋のうちにわたしを潜ませ、

その幕屋の奥にわたしを隠し、

岩の上にわたしを高く置かれるからである。

今わたしのこうべはわたしをめぐる敵の上に高く上げられる。

それゆえ、わたしは主の幕屋で喜びの声をあげていけにえをささげ、

歌って、主をほめたたえるであろう。

  聖書  詩編 27

 

彼らは宇宙ステ−ションに住むつもりなど毛頭ない。宇宙ステ−ションは一時避難所すなわち、仮屋なのである。天幕や幕屋も同じく天の幕屋、宇宙ステ−ションを表すものである。

彼らは高いところにある仮屋、幕屋、宇宙ステ−ションに隠れて、人々を生け贄にすると言う預言である。彼らは、仮屋、宇宙ステーションの中に隠れて災いを過ぎ越そうとしたのである。

 

彼らは陰謀をもってその心を炉のように燃やす。

その怒りは夜通しくすぶり、朝になると炎のように燃える。

  聖書  ホセア書 7章

 

彼らの陰謀とは地球に核兵器を落とし地球を炉と化すことであった、地上の人々を炎で焼き尽くすことであった。

 

その悪しき計画をとげさせないでください。

わたしを囲む者がそのこうべをあげるとき、

そのくちびるの害悪で彼をおおってください。

燃える炭を彼らの上に落としてください。

彼らを穴に投げ入れ、再び上がることのできないようにしてください。

 聖書   詩編 140

 

その悪しき計画すなわち、燃える炭を空から降らす、核兵器を宇宙から降らすという計画を実行したがために地球は再び起き上がることができず、穴、暗い暗黒の宇宙に閉じ込められてしまったのだ。

 

悪人の計りごとは、わたしの遠く及ぶところではない。

悪人のともしびの消されること幾度あるか。

     中略

神は天にある者たちをさえ、さばかれるのに、

  聖書  ヨブ記 21

 

彼らは悪人の計りごと、不要人類抹殺計画を実行して、その罪のために宇宙に閉じ込められるという罰を受けたのである、裁かれたのである。以下はみな陰謀を実行した者が失敗し宇宙に閉じ込められることを暗示した預言である、聖書にはこのような表現が無数になされているのだ。

 

その計りごとは彼を倒す。

彼は自分の足で網にかかり、

また落とし穴の上を歩む。

わなは彼のかかとを捕らえ、

網わなは彼を捕らえる

   中略

彼はその頼む所の天幕から引き離されて、

恐れの王のもとに追いやられる。

  聖書  ヨブ記 18

 

悪しき者は高ぶって貧しい者を激しく責めます。

どうぞ彼らがその企てたはかりごとに

みずから捕らえられますように。

  聖書  詩篇  10

 

神よ、どうか彼らにその罪を負わせ、

そのはかりごとによって、みずから倒させ、

その多くのとがのゆえに彼らを追いだしてください。

  聖書  詩篇  5

 

主はみずからを知らせ、さばきを行われた。

悪しき者は自分の手で作ったわなに捕らえられる。

悪しき者は、また神を忘れるもろもろの国民は陰府へ去って行く。

  聖書  詩篇  9  

 

彼らがあなたに向かって「一緒に来なさい。われわれは待ち伏せして、人の血を流し、罪のない者を、ゆえなく伏してねらい、陰府のように、彼らを生きたままで、のみ尽くし、健やかな者を、墓に下るようにしよう。われわれは、ざまざまの尊い貨財を得、われわれの家を満たそう。あなたもわれわれの仲間に加わりなさい。われわれは共に一つの金袋をもとう」といっても、わが子よ、彼らの仲間になってはならない、あなたの足をとどめて、彼らの道に行ってはならない。

彼らは悪に走り、血を流すことに速いからだ。

すべての鳥の目の前で網を張るのは、無駄である。

彼らは自分の血を待ち伏せし、自分の命を伏してねらうのだ。

  聖書  箴言 1

 

そしてノストラダムスも言っているではないか。

 

飛んでいる火による陰謀で

とらえられた首長を大いにわずらわし

その中で大いにあばれ

とらわれた人は絶望のうちにある

  諸世紀634

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

明け方、大いなる炎が見られ、

轟音と光が北方に伸びる。

球の中から死と叫び声が聞こえる。

死が待ちうける。武器、炎、飢饉によって。

諸世紀291

「ノストラダムス世界大終末」 モーリス・A・ラカス 著  南山宏 訳

 

火は燃え残り 死人は隠され

球体はひどくぶるぶるふるえている

夜に艦隊は町に対して攻撃し

町は火の海になり

敵はそれで都合よくなるだろう

  諸世紀58

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

その都市は上も下もなくなる

1000の打撃でめちゃくちゃにされ

大砲の、そして地下の城塞

五年は保つだろう、すべて元どおりになるまで

敵も活気を失い

戦争のあとに水が、、、、、、

六行詩集

「ノストラダムスの大予言」  五島

 

大地と大気は冷えていく 大きな水もいっしょに

恐れの木曜日が訪れるとき

そしてもう晴れることはなくなる

四つの場所からそれらはひろがり、

その日は胸にきざまれる日となろう

  諸世紀1071

「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修

 

冷たく凍りつき、氷はもう和合せず

未亡人、火、不満

遊戯、慰み、軍隊が不和をひきおこす

結婚によって楽しい期待

156512 プレサ−ジュ

「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修 

 

 

★宇宙ステ−ションは彼らの牢獄

 

不要人類抹殺計画を別の角度から預言したものがここにある。

 

地に住む者よ、恐れと、落し穴と、わなとはあなたの上にある。

恐れの声を逃れる者は落し穴に陥り、落し穴から出るものはわなに捕らえられる。

天の窓は開け、地の基は震い動くからである。

地は全く砕け、地は割け、地は酔いどれのようによろめき、

仮小屋のようにゆり動く。

そのとがはその上に重く、ついに倒れて再び起き上がることはない。

その日、主は天において、天の軍勢を罰し、地の上でもろもろの王を罰せられる。

彼らは囚人が土ろうの中に集められるように集められて、獄屋の中に閉ざされ、

多くの日を経て後、罰される。

  聖書  イザヤ書 24

 

地上の人々よ恐れと落とし穴とわなはあなたの上、宇宙にある。当然である、宇宙からキラ−衛星で攻撃してくるのだから。そして、誰もわな、落とし穴からでられないのだ。

なぜなら、天の窓が開き彼らはそこから宇宙に出て行き、その後、大地がその基から揺れ動くからだ、まるで酔いどれのように。

その陰謀を実行したという罪は重く、ついに地軸が倒れて再び起き上がることはなかった。

地球が倒れて回復不可能になってしまったのだ。

その日、天の軍勢、宇宙に脱出した人々も地上の人々も罰されたのだ。

まるで囚人が土の牢屋に集められるように、獄屋の中に閉ざされる、地球に帰れなくなり、宇宙ステ−ションが彼らの土の牢屋、獄屋になってしまったのだ。

すべては、地球に残された人々を生け贄(はん祭)として焼き殺したからである。

 

また彼らはバアルのために高き所を築き、火をもって自分の子どもたちを焼き、はん祭としてバアルにささげた。

  聖書  エレミヤ書 19

 

★その時スペ−スコロニ−は完成していた

 

 

我々の時間の世界では計画は遅れ、ちっぽけな宇宙ステ−ションが数年後にできるというだけだが。元の時間の世界では大規模な宇宙ステ−ションが完成していたようである。

よくSFやアニメに出てくるあれだ。ぐるぐる回転することで内部に疑似重力を造る車輪型のあれだよ。

 

あなたは高い所に自分の墓を掘り、岩をうがって自分のためにすみかを造った。

強い人よ、見よ、主はあなたを激しく投げ倒される。

主はあなたを堅くつかまえ、ぐるぐる回して、まりのように広々した地に投げ入れられる。

主人の家の恥となる者よ、あなたはそこで死に、あなたの華麗な車はそこに残る。

  聖書  イザヤ書 22

 

彼らは失敗して高い所、宇宙に自分の墓を掘った、自分の墓穴を掘ったのだ。

実は岩はこの陰謀を実行した人物を暗示している。岩は英語でロック。ロック〜財閥。

神は彼らを堅く捕まえて、ぐるぐる回して、毬のように広々した地、広大な宇宙に投げ入れたのである。彼らはそこで死に(彼らの子孫は生き残る)、彼らの華麗な車だけがそこに残ったのだ。彼らの華麗な車こそぐるぐる回転することで疑似重力を発する車型のスペ−スコロニ−である。

 

「特別の小屋(焼き殺すための建物)をつくって、

彼らを燃えさかる火の中へ叩きこんでしまえ」

と一同が言った。

  コーラン 整列者

 

★スフィンクスとケルビム、ケルブ

 

四匹の獣が不動の住処に帰る頃

神の国の扉落ちて明かりを閉ざす時

ルビ−色の光、天よりの炎の玉を貫く

そして、翼司る将軍たち戦列を解く

しかし、災いは彼らのもくろみを越える

  エメラルドタブレット

 

不動宮である四匹の獣に象徴される四つの星座に星々が帰る1999

本当は神の国に入るはずのグランドクロスの時に

      神の国の扉は落ちて明かりを閉ざしてしまった

ルビ−色の光、天よりの炎の玉が地球を貫いた

そして、スペ−スシャトルの翼を司る将軍たちは武装解除した

しかし、災いが大きすぎて地球独占というもくろみを超えて、地球までも破壊してしまった。

 

彼はケルブに乗って飛び、風の翼に乗ってあらわれた。

彼はその周囲に幕屋として、やみと濃き雲と水の集まりとを置かれた。

そのみ前の輝きから炭火が燃え出た。

  聖書  サムエル記下 22

 

ケルブ、ケルビム、セラピム、、どれもスフィンクスと同じグランドクロスを表す合成動物である。

彼はケルブ、グランドクロスの時、飛び、風の翼に乗って現れた。そして幕屋、宇宙ステ−ションを建造し、やがて炭火が燃え出たのだ。宇宙から電磁波、核の攻撃があったのだ。

1999年に不要人類抹殺計画が行われたのはあきらかだ。その時、空には星の十字架がきらめいていた。

 

★町が飛び去る

 

モアブに翼を与えて、飛び去らせよ。

その町々は荒れ果てて、住む者はなくなる。

  聖書  エレミヤ書 48

 

過去の人に宇宙ステ−ションを説明するにはどうしたらよいだろうか。そう町が飛び去るとでも表現する以外ない。何しろ空、天の上にできた町なのだから。

 

わざわいなるかな、このそむき汚れた暴虐の町。

これはだれの声にも耳を傾けず、懲らしめを受けず、

主によりたのまず、おのれの神に近寄らない。

その中にいるつかさたちは、ほえるしし、

そのさばきびとたちは、夜のおおかみで、

彼らは朝まで何一つ残さない

         中略

「わたしは諸国民を滅ぼした。そのやぐらは荒れはてた。

わたしは、そのちまたを荒らしたので、ちまたを行く者もない。

その町々は荒れすたれて、人の姿もなく、住む者もない。

  聖書  ゼパニヤ書 3

 

これは災いの町、暴虐の町なのだ。なにしろその中にいるさばきびとは、最後の審判を実行し何一つ残さなかったのだから。地球は荒れすたれて人の姿もなく、誰も住めなくなったのだ。聖書の中にでてくる町がソドムであれゴモラであれ、エルサレムであってもすべて同じである。それは宇宙ステ−ションや焼き殺された地球の比喩である。

だからイエスは言う。

 

ああ、カペナウムよ、おまえは天にまで上げられようとでも言おうか。

黄泉にまで落とされるであろう。

おまえの中でなされた力あるわざが、もしソドムでなされたなら、

その町は今日までも残っていたであろう。

しかし、あなたがたに言う。

さばきの日には、ソドムの地の方がおまえより耐えやすいであろう。

  聖書  マタイによる福音書 11

 

しかし、その時に起こる患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つのをやめ、

星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。

  聖書  マタイによる福音書 24 

 

★山は宇宙を表す

 

実に多種多様な方法で悪魔の陰謀、不要人類抹殺計画を訴えてはいないたろうか。

ずばり宇宙を天と表現する物もあれば、高いところ、星の間など数えられないほどだ。

 

神よ、みずからを天よりも高くし、

みさかえを全地の上に上げてください

彼らはわたしの足を捕らえようと網を設けました。

わたしの魂はうなだれました。

彼らはわたしの前に穴を掘りました。

しかし彼らみずからその中に陥ったのです。

  聖書  詩編 57

 

彼らは天にのぼり、淵にくだり、

悩みによってその勇気は溶け去り、

酔った人のようによろめき、

よろめいて途方にくれる。

  聖書  詩編 107

 

「彼は高いところに上った時、

とりこを捕らえて、引き行き、

人々に賜物を分け与えた」。

  聖書  エペソ人への手紙4

 

上の三つとも天、高い所、宇宙に昇り、穴、淵、宇宙に閉じ込められるという預言である。

他に宇宙、高い所を表す方法はどんな方法があるであろうか。過去の人々が行けた一番高い所はどこであろうか。それは山である。

神がソドム、ゴモラを破壊した時も、ロトは山に逃れて救われている。

 

なにゆえ、あなたがたはわたしにむかって言うのか、

「鳥のように山にのがれよ。

見よ、悪しき者は暗やみで心の直き者を射ようと弓を張り、弦に矢をつがえている。

基が取りこわされたならば、正しいものは何をなし得ようか。

  聖書  詩編 11

 

山、宇宙に逃れよ。

悪い者がそこから弓で矢をいってくるのである。

矢とはあのアメリカのマ−クの鷲が手に持っていたものである。あの矢、兵器で攻撃してきたのだ。そして地球の基が壊れたのである。

 

セブルンよ、あなたは外に出て楽しみを得よ。

イッサカルよ、あなたは天幕にいて楽しみを得よ。

彼らは国々の民を山に招き、その所で犠牲をささげるであろう

  聖書  申命記 33

 

彼らは地球の外に出て楽しんだのだ。天の幕屋に居て楽しんだのだ。高い山、宇宙で地球の人々を犠牲にして。

 

あなたは高くそびえた山の上に自分の床を設け、またそこに登って行って犠牲を捧げた。

  聖書  イザヤ書 57

 

だからイエスは言う

 

あなたがたは、世の光である。

山の上の町は隠れることができない。

  聖書  マタイによる福音書 5章

 

どうであっただろうか、悪魔の陰謀、不要人類抹殺計画がはっきりと書かれていないだろうか。

ここまで読んだあなたは、まだこれをこじつけと言えるであろうか。

私自身この原稿を書きながら戦慄を覚えている。

でもしかしなぜ、天使たちは我々の未来にはありもしない不要人類抹殺計画を預言したのであろうか。我々の未来にあるのは悪魔の襲来である。それは、これが彼らの告白であり、贖いだからである。彼らは彼らの祖先の罪を告白し、贖うためにやってきたからだ。

 

 

★ハルマゲドン

 

あなたはハルマゲドンという言葉を聞いたことがないだろうか。人類最終戦争をハルマゲドンと言う。ハルマゲドンとはイスラエルにある古い地名である。現在の地名をメギドと言う。ハルマゲドンとは、ヒル  メギド、メギドの丘と言う意味である。ここに行くと世界はここから滅びると書いた看板が立っていると言う話である。それはロシアとの国境にほど近い都市である。

ではなぜこの人類最終戦争をハルマゲドンと言うのであろうか。

それは地上での全面核戦争を描写した言葉だったのである。

宇宙から攻撃を受けた地上の人々はどうしただろうか。彼らはまさか宇宙から攻撃されたなんてことを思ってもみない。互いに敵国の攻撃と思い込み、他国を攻撃したのだ。

これは、ロシア軍がメギドのあたりからイスラエルに侵入することから始まった。

黙示録にもロシアがイスラエルを攻めると書いてある。

 

そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを惑わし、

彼らを戦いのために招集する。

その数は、海の砂のように多い。

  聖書  ヨハネの黙示録 20

 

ゴグ、マゴグとは現在のロシアのあたりである。ゴグ、マゴグは宇宙からの攻撃で惑わされたのだ。彼らもいったい何が起こったのかすら分からなかった。とにかく、攻撃されたのだから反撃しなければといったぐあいである。

同じことが旧約聖書にもイスラム教の教典コーランにも書かれている。

 

すなわちヤージュとマージュ(ゴグとマゴグ)が解き放たれて、

崖という崖からなだれ打って下りて来る。

  コーラン 予言者

 

それゆえ、人の子よ、ゴグに預言して言え。

主なる神はこう言われる、わが民イスラエルの安らかに住むその日に、

あなたは立ちあがり、北の果てのあなたの所から来る。

多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、

その軍隊は大きく、その兵士は強い。

あなたがたはわが民イスラエルに攻めのぼり、雲のように地をおおう。

わたしは終りの日にわたしはあなたを、わが国に攻め来らせ、

あなたをとおして、わたしの聖なることを諸国民の目の前にあらわして、

彼らにわたしを知らせる。

  聖書  エゼキエル書 38

 

ゴク、マゴクすなわちロシアは、地上の人々を殺しまくる。地上の残忍な殺し屋となるのだ。

そして気が付いたときにはもう遅い。なぜなら宇宙など攻撃する兵器など地上には用意されていないのだから。しかし、あなたは言うだろう「馬に乗ってロシア人は攻めて来るの。そんなことあるわけないじゃない」 と。その通りである、そんな戦い方が現代にあるわけはない。

これは言葉を対応させるためである。

あなたは、トロイの木馬の話を知っているであろうか。それはギリシア神話に書かれているトロイ戦争の話だ。トロイを征服することにてこずったペルシア軍は一つの隠謀を実行する。トロイの門の外に木馬が置かれていた。不思議に思ったトロイの人々はその木馬を城壁の中に入れてしまった。実はその木馬の中には兵隊が隠れていて門を開けてしまったのだ。そして城壁の中にたくさんの兵隊が侵入し、とうとうトロイは陥落する。こういった神話であったが、後に史実であったことがシュリ−マンによって証明された。

史実であるかないかはどうでもよいことだが、これも不要人類抹殺計画に類似する点はないであろうか。兵隊が隠れていたトロイの木馬とはスペ−スシャトルや宇宙ステ−ションの譬えではないだろうか。

 

アジェン トーマン ジロンド ロシェルに

おお トロイの血よ 死は矢の港にあり

川を越えてはしごはとりでからあげられ

拠点 火 大いなる殺害が不法のもとに

  諸世紀2−61

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

では、黙示録の馬が出てくる部分を検証してみよう。

 

子羊がその封印の一つを解いた時、

わたしが見ていると、

四つの生き物の一つが雷のような声で「きたれ」と呼ぶのを聞いた。

そして見ていると、白い馬が出てきた。

そして、それに乗っている者は弓を手に持っており、

また冠を与えられて、勝利の上に勝利を得ようとして出かけた。

子羊が第二の封印を解いた時、

第二の生き物が「きたれ」と言うのをわたしは聞いた。

すると今度は、赤い馬が出てきた。

そして、それに乗っている者は、人々が互いに殺し合うようになるために、

地上から平和を奪い取ることを許され、また、おおきなつるぎを与えられた。

  聖書  ヨハネの黙示録 6

 

白い馬とは何であろうか、赤い馬とは何であろうか。白はその国の最高権力者の邸宅からその国を暗示しているのである。大統領が白い家に住んでいる国である。アメリカ大統領の邸宅である。それは、ホワイトハウスではなかったのであろうか。

では赤は何かと言えば、その国のかつての政治体制である。赤、かつて社会主義だった国はどこであろうか。その国にはその国の重要な公式行事が行われた広場があった。赤の広場である。もうここまで言えばどこの国かお分かりのはずである。旧ソ連、ロシアである。

白い馬の騎士は手に弓を持っている。アメリカのマ−クを思い出して欲しい。あの鷲は手に何を持っていただろうか。矢である。矢とは電磁波、核などの科学兵器であった。

そして頭に冠をかぶっていた。これは王、神を象徴するものである。後に彼らが神、天使になることを暗示している。その証拠にこの白い馬は天使を乗せて帰ってくる。

これをまとめると、世界の王、支配者であるアメリカは電磁波などの殺人兵器を持って、勝利の上にもなお勝利を得ようと、すなわち現在世界を支配して勝利しているのにさらに地球独占と言う勝利を得ようと出かけて行った、神になろうと出ていったということになる。

赤い馬の騎士、ロシアは人々が互いに殺し合うようになるために、地上から平和を奪い取ることを許されたのだ、許したのは白い馬の騎士、アメリカである。アメリカが勝利の上のさらなる勝利を得ようと出ていって宇宙から攻撃しなければ、ロシアもこんなことをしなかったからである。

 

海戦の司令官のこと

赤き者 抑えがきかず 峻厳 恐るべき喧嘩

捕虜、鞍にまたがる年長者から逃れ

時に多いなるアグリッパが息子を産す

諸世紀 691

「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著  流智明 監修

 

集められた軍隊はロシアからきて

老侯爵は町を破壊し

さびれたローマニアを見るだろう

あとで大きな炎を消すことができないだろう

  諸世紀5-82

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

ノストラダムスも言っているではないか、宇宙海戦の司令官が赤い者、ロシアを抑えがきかなかったことを。彼らは地上で恐るべき喧嘩、ハルマゲドンを始めてしまったのだ。

その後、ロシア軍はどうなったのであろうか。

 

エルサレムを攻撃したもろもろの民を、

主は災いをもって撃たれる。

すなわち彼らはなお足で立っているうちに、

その目はその穴の中で腐れ、舌はその口の中でくされる。

  聖書  ゼカリア書 14

 

これはまさにわけもわからず地上の人々を殺しまくったロシア軍が、宇宙からの電磁波や中性子爆弾などで攻撃される様子である。そしてゴグ、マゴクすなわちロシア軍は全滅する。

 

この日、わたしはイスラエルのうちに、墓地をゴグに与える。

これは旅人の谷にあって東の海にある。

これらは旅人の妨げとなる。

そこにゴクとその民衆を埋めるからである。

これをハモン・ゴグの谷と名づける。

  聖書  エゼキエル書 39

 

どうして人類最終戦争をハルマゲドンと言うのかご理解いただけただろうか。しかし本当のハルマゲドンとはこんなちっぽけな戦いを言うのではない。ハルマゲドンとはもっと大きな意味を持っているのだ。これはあくまで狭い意味でのハルマゲドンである。それについては後に述べるとしよう。

 

★哀歌

 

宇宙に閉じ込められた人々はどうなったであろうか。準備は充分だったはずだ。食糧もエネルギ−も。いや、彼らはずっと宇宙などに住むつもりなどなかった。あくまで、宇宙ステ−ションは、一時避難所である。聖書風に言えば仮小屋である。宇宙に永遠に住むつもりなどはない。食糧も四、五年は持っただろうが。その後食糧は尽き、宇宙ステ−ションの中は地獄絵図と化す。この悲惨な状況は哀歌の中で語られている。

 

ああ、黄金は光を失い、純金は色を変じ、聖所の石はすべてのちまたのかどに投げ捨てられた。ああ、精金に比すべきシオンのいとし子らは、陶器師の手のわざである土の器のようにみなされる。山犬さえも乳ぶさをたれて、その子に乳を飲ませる。

ところが、わが民の娘は、荒野のだちょうのように無慈悲になった。

乳のみ子の舌はかわいて、上あごに、ひたつき、幼な子らはパンを求めても、これに与える者がない。うまい物を食べていた者は、落ちぶれて、ちまたにおり、紫の着物で育てられた者も、今は灰だまりの上に伏している。

わが民の娘のうけた懲らしめは、ソドムの罰よりも大きかった。ソドムは昔、人の手によらないで、またたくまに滅ぼされたのだ。わが民の君たちは雪よりも清らかに、乳よりも白く、

そのからだは、さんごよりも赤く、その姿はサファイヤのようであった。

今はその顔はすすよりも黒く、町の中にいても人に知られず、その皮膚は縮んで骨に付き、かわいて枯れ木のようになった。

つるぎで殺される者は、飢えて死ぬ者よりさいわいである。彼らは田畑の産物の欠乏によって、刺された者のように衰え行くからである。

わが民の娘の滅びる時には情け深い女たちさえも、手ずから自分の子どもを煮て、それを食物とした。

主はその憤りをことごとく漏らし、激しい怒りをそそぎ、シオンに火を燃やして、その礎までも焼き払われた。

  聖書  哀歌 4

 

すべては、核戦争を実行し惑星の礎までも焼き払ったからである。なお、「我が民の娘」とは地球の比喩である。美しい娘、地球は火に焼き殺されたのだ。預言書の中にはこのような記述が多数みられる。母なる大地と言うように、地球は女性に譬えられる。それは我々の命を生み出した聖なる母なる惑星だからだ。実はイエスの母である聖母マリアもこの地球のことなのだ。また、聖書でよく目にする寡婦、やもめと言う言葉も、火で焼かれその住民を失った地球の譬えである、いっぽう地球を失い宇宙に取り残された人々とその子孫のことをみなしご、孤児と表現している。

母、娘、婦人が死ぬという預言は実は誰か特定の人物が死ぬという預言ではない、地球が死ぬという預言なのだ、 死んだという告白なのである。

 

わたしの目は夜も昼も絶えず涙を流す。

わが民の娘であるおとめが大きな傷と重い打撃によって滅ぼされたからだ。

  聖書  エレミヤ書 14                       

 

受難の兄弟が激しい愛によって

ベレロフォンがブライタスにより殺される原因をつくり

狂乱の婦人が千年も飛びまわり

酒飲みが酔っぱらってあとで両方とも危険な状態になる

  諸世紀813

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

★宇宙では人間は人間でいられない

 

何か地球を、青い美しい惑星に戻す方法はないのであろうか。彼らは考えうるあらゆる手段を尽くした。しかし、地球を回復する方法はなかった。

これは神が彼らに与えた罰であったのであろう。

母なる大地、美しいシオンの娘は核の炎で焼け死んでしまったのだ。

もう、どう後悔しても始まらない。「地球はもう駄目だ。回復不可能なんだ。うつくしい地球、青い地球、緑の地球を取り戻すことはできない。このままこんな所にいてもしょうがないじゃないか。このまま地球の回りをうろうろしてもしょうがないじゃないか。

もっと建設的に物事を考えようじゃないか。宇宙は広いよ、きっと我々の地球よりもすばらしい星があるよ。我々は第二の故郷、第二の地球となる惑星を求めて旅立とうじゃないか。」

そう考え、彼らは宇宙に旅立っていった。たいした宇宙船もない、スペ−スシャトルていどの物である。「太陽系には住める惑星はないか。でも銀河系は、、、、ここも駄目なら他の銀河があるさ。」

こう言いながら陰謀を実行した人々の子孫の当てどない放浪の旅は続く。

さて宇宙空間は人間にどんな影響を与えたであろうか。

重力がない宇宙空間では体を支えるための筋肉はほとんど不要となり、筋肉は衰えて、体は貧弱になっていく。数ヵ月、数週間の宇宙滞在でさえ、訓練を受けた宇宙飛行士でさえ地上では歩けなくなってしまうくらいである。

そしてそれに反してさらに頭は大きくなっていく。

なんとなく、宇宙人のイメ−ジが湧いてこないだろうか。そう、彼らは宇宙人になってしまったのだ。人間の胎児、人間の子どものような姿になってしまったのだ。だから、イエスは自分のことを、人間の子供のような者、人間の子孫といった両方の意味を込めて人の子と呼んでいるのである。この変形のことも聖書には書かれていたのだ。

 

どうぞ、わたしを陰府にかくし、あなたの怒りのやむまで、潜ませ、

わたしのために時をさだめて、わたしを覚えてください。

     中略

しかし山は倒れてくずれ、岩もその所から移される。

大水は地のちりを洗い去る。

このようにあなたは人の望みを絶たれる。

あなたがながく彼に勝って、彼を去り行かせ、

彼の顔かたちを変らせて追いやられる。

  聖書  ヨブ記 14

 

彼らは陰府、暗い宇宙に隠れて陰謀を実行した。

しかし大規模な地殻変動が起き、希望は断たれた。

()は、長い間、地球から去り行かされた。

()は顔かたち、姿を変えられて宇宙の果てに追いやられた。

そう、彼らは宇宙の果てに、姿形を宇宙人に変えて追いやられたのであった。

もう、決して人間には見えない姿になってしまったのだ。

 

あなたがたは急いで出るには及ばない、

また、とんで行くにも及ばない。

主があなたの前に行き、イスラエルの神があなたがたのしんがりとなられるからだ。

見よ、我がしもべは栄える。

彼は高められ、あげられ、ひじょうに高くなる。

多くの人が驚いたように−

彼の顔だちは、そこなわれて人とは異なっていたからだ。

  聖書  イザヤ書 52

 

あなたがた地球人は、地球から急いで出るには及ばない、

また、シャトルで飛んで行くにも及ばない。

主があなたの前に行き、イスラエルの神があなたのを守る最後の軍隊となるからだ。

見よ、我がしもべ、天使は栄える。

彼は神として高められ、あげられ、非常に高くなっている。

多くの人が驚くであろう−

彼らの顔立ち、姿は、損なわれて人間とは異なっているからだ。

 

宇宙空間に居れば、人間は人間でいられなかったのだ。彼らはとても人間とは見えない宇宙人になってしまったのであった。

 

★雲はUFO

 

聖書の中で神、天使、(悪魔)は雲に乗って現れる。イエスも最後の審判の時、雲に乗って帰ってくると言い残している。キリスト教徒は、イエスが本物の雲に乗ってやってくる、再臨(イエスが再び帰って来ること)するのを想像するのであろう。

しかし、彼らの乗る雲とは何であろうか。本当に彼らは天の雲に乗って来るのだろうか。

 

見よ、彼は雲に乗ってこられる。

  聖書  ヨハネの黙示録 1

 

たちまち、輝く雲が彼らをおおい、

そして雲の中から声がした、

「これはわたしの愛する子、

わたしの心にかなう者である。

これに聞け」。

  聖書  マタイによる福音書 17

 

本当に、彼らは雲などに乗って来るのであろうか。その答えがエゼキエル書にあった。

 

わたしが見ていると、見よ、激しい風と大いなる雲が北から来て、その周囲には輝きがあり、

たえず火を吹き出していた。

その火の中に青銅のように輝くものがあった。

  聖書  エゼキエル書 1

 

この雲とは、何であろうか。その周囲に輝きがあって、絶えず火を噴き出している。

その火の中に青銅のように輝くものがあった、、、、、、、

こんな雲をあなたは見たことがあるであろうか。これは雲なんかではない。雲だとしても雲に似せたもっと他の物ではないだろうか。

これはUFOではないだろうか。

輝き、火とはUFOのライトではないであろうか。雲の中にあった青銅のような輝きとは、雲の中にあった何か金属的な物、UFOの機体ではないであろうか。

これは、雲でカムフラ−ジュされたUFOではないであろうか。実は雲で覆われたUFOが現代でも目撃されることがあるのだ。ヨハネやエゼキエルは、UFOを目撃したのである。ちなみに古代エジプトの宗教や古代ペルシャのゾロアスター教の神の象徴は、有翼の円盤である。

以前にアーク(契約の箱)とは、宇宙船であると話したことを覚えているであろうか、実は出エジプト記にはこれを証明するかのようにUFOその物が登場するのだ。それは、砂漠をさ迷うイスラエル人を常に導いたといわれる雲の柱、火の柱、すなわち葉巻型UFOである。

 

主は彼らの前に行かれ、昼は雲の柱をもって彼らを導き、

夜は火の柱をもって彼らを照らし、昼も夜も彼らを進み行かせられた。

昼は雲の柱、夜は火の柱が、民の前から離れなかった。

聖書  出エジプト記  13章

 

モーセが幕屋にはいると、雲の柱が下って幕屋の入口に立った。

そして主はモーセと語られた。

  聖書  出エジプト記  33章

 

★人の子は不老不死

 

ヨハネはUFOを目撃しただけではなかった。実はその乗員さえ目撃しているのだ。現代風に言えば第三種接近遭遇と言うやつである。

 

見よ、彼は雲に乗ってこられる。

すべての人の目、ことに、彼を刺しとおした者たちは、彼を仰ぎ見るであろう。

また、地上の諸民族もみな、彼のゆえに胸を打って嘆くであろう。

しかり、アァメン。

今いまし、昔いまし、やがて来るべき者、全能者にして主なる神が仰せになる。

「わたしは、アルパであり、オメガである。」

               中略

ふりむくと、七つの金の燭台の間に足までたれた上着を着、

胸に金の帯を締めている人の子のような者がいた。                        

               中略

「恐れるな。わたしは初めであり、終りであり、また、生きている者である。

わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。

そして死と黄泉のかぎを持っている。

そこで、あなたの見たこと、現在のこと、今後起ころうとすることを、書きとめなさい。

  聖書  ヨハネの黙示録 1

 

彼は雲、UFOに乗ってきた人の子のような者を目撃したのである。現在目撃されているUFOの乗員も人の子のように小さい生物である。

そしてUFOの乗員のこの言葉に注目して欲しい

「わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。

そして死と黄泉のかぎを持っている」

彼らは不老不死なのである。彼らは永遠の生命を持っているのである。

 

★時空の原理

 

あなたは言うかもしれない「もし未来人が陰謀を阻止してしまったら、自分たちの存在が否定されて自分達も消えてしまうのではないか」と。

この質問は未来の自分が過去の自分を殺したら、未来の自分も消えてしまうのではないかと言う矛盾と同じである。未来の自分が過去の自分を殺したとしても、未来の自分は消滅しない。これはあくまで推論だが。

時間とは空間であり地点ではないであろうか。宇宙はビッグバンの爆発で発生し今も膨張している。地球は太陽を中心を回りながら、太陽は銀河系の中心を回りながら、銀河系は宇宙のどこかを中心に回りながら、超螺旋運動をしながらビッグバンが爆発した中心から遠ざかっている。もしかするとわれわれの宇宙自体が光以上のスピードで動いているのではないだろうか。そして時間は地点であり、その地点に行けば過去でも未来でも自由自在に行けるのではないであろうか。この理論に基づいて考えれば、未来の自分が過去の自分を殺しても殺した自分は何の影響も受けない。過去の自分を殺した時間の世界は、未来の自分を生み出した時間の世界に追いつけないからだ。未来の自分を生み出した時間の世界には何の影響も与えないのである。しかし過去の自分を殺した時間の世界では自分は存在しなくなり色々な変化、影響は見られるだろう。だから未来人が過去を変えたところで、未来人を生み出した時間の世界には何の影響もなく彼らの存在も否定されないのである。

ただ問題になるのはその時間の世界を脱出する速度である。少なくともその時間の世界を脱出するためには、その時間の世界が動く以上の速度が必要である、光以上の速度が。

光速を超える乗物があるではないか。ある地点にあったその乗物は一瞬にして消え去り、別の地点に現れる。一見、瞬間移動したように見える、しかしそうではないそれは光以上のスピードで動いているのでそう見えるのだ。光がそのスピードに付いて行けないのである。こんな動きをする乗物とは何であろうか。そう、UFOである。UFOこそタイムマシーンだったのである。

 

★陰謀は阻止された

 

地球よりもすばらしい惑星はあったのだろうか。いや、そんな物があったら、今、預言も、宗教もピラミッドもスフィンクスもUFOも宇宙人もない。それは未来人が我々の文明に付加したものなのである。もしそんな惑星があったなら未来人は我々の文明に干渉してはこなかったはずである。歴史はそこで終わるのである。

しかし、我々の文明は未来から干渉を受けてしまった。我々の文明にはこのような異常な物が存在するこれは実は未来人が我々の文明に付加したものなのだ。もし、未来が幸せならば、彼らは我々などに干渉などしてこない。そう、そんな惑星を見付けることができたなら彼らは我々になど干渉してはこなかったはずである。

そんな惑星はどこにもなかった。何とか住める惑星はあっても地球ほどすばらしい惑星はなかったのだ。宇宙のすみからすみまで探険したのに。

しかし彼らは地球を回復する方法。彼らの祖先によって破壊される地球に帰る方法を開発する。タイムマシ−ンである。彼らは帰って来たのだ地球に。

彼らはアメリカの宇宙開発を阻止した。不要人類抹殺計画を阻止した。

SDI計画(戦略防衛構想)、これは、宇宙にキラ−衛星を建造し、そこからの攻撃で地上を飛ぶ核ミサイルを撃墜するという名目であったが、その本当の目的は地球の人々を攻撃するためのものであった。しかし、これは完全に中止され、宇宙ステ−ション、スペ−スコロニ−計画も規模が縮小され、元の歴史のなごりである国際宇宙ステ−ション・ウインダムも20世紀内には完成する予定だったが、延期され続けている。

キラ−衛星も、宇宙ステ−ションも、スペ−スコロニ−、宇宙基地も造れなくなったのだ。

 

主は高き所にそびえ立つ町に住む者をひきおろし、

これを伏せさせ、これを地に伏せさせて、ちりにかえさせる。

  聖書  イザヤ書 26

 

高き所にそびえ立つ町に住む者を地に引き降ろしたのだ、陰謀を実行不可能にしたのだ。

 

あなたは心のうちに言う、

「だれがわたしを地に引き下らせることができるか」。

たといあなたは、わしのように高くあがり、星の間に巣を設けても、

わたしはそこからあなたを引きおろすと主は言われる。

聖書  オバデア書 1

 

これは以前に説明した所の続きであるが、あの星の間に巣を設けた鷲は地に引き降ろされてしまったのだ。

 

たとい彼らは陰府に堀りくだっても、

わたしの手はこれをそこから引き出す。

たとい彼らは天によじ登っても、

わたしはそこからこれを引き降ろす。

  聖書  アモス書 9

 

かつて、1999年に陰府、宇宙に閉じ込められた人々を

そこから引き出したのだ

かつて、1999年に天、宇宙によじのぼった人々を

地に引き降ろしたのだ。

ノストラダムスも言っているではないか。

 

天幕のあいだを飛ぶ鷲は

他の鳥によって追い払われるだろう

シンバルとトランペットとベルの音が

気の狂った婦人に聞こえるときに

  諸世紀2-44

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

天幕(宇宙ステーション)の間を飛ぶ鷲(スペースシャトル)は

他の鳥(UFO)によって追い払われるのだ

戦争の到来を告げるシンバルとトランペットとベルの音が

気の狂った婦人、気の狂った地球に聞こえる時に

 

 

★もうすぐ悪魔がやって来る

 

千年以上の間、宇宙を放浪し彼らはとうとうタイムマシ−ンを完成し地球に帰って来た、地球を乗っ取り、その住民である我々を奴隷にするために。

彼らは、我々を同等の人間とさえ見ていないのである。

「どうせ、ほっとけば滅びてしまう奴等だ。しかも大切な地球まで道連れにして。奴隷としてでも生かしてもらうだけでもありがたく思わなきゃ。」

彼らは、我々の仲間、友人である宇宙人として地上に降りてきた。その方が人間を支配するのに都合がよいからだ。正面切って地球を侵略することは簡単である。しかし、できるだけ地球の人々との摩擦をさけた方が利口である。支配体制が整い地球人をがんじがらめに縛り付け、身動きがとれなくなってから手の平を返したように地球人を奴隷にしてしまったのである。SF映画のように彼らをやっつけるのは不可能である。なぜなら千年以上の科学力の差があるのである。

近代兵器を持った我々と、刀や弓しか持たない千年前の人々と戦争をするようなものである。どちらが勝つかは言うにはおよぶまい。我々は簡単に奴隷にされてしまった、、、、、、、、、、、、、そして不要な者は抹殺された。もうすぐ悪魔的未来人が地上に姿を現す。

 

彼らは遠い国から、天の果てから来る。

これは、主とその憤りの器で全地を滅ぼすために来るのだ。

  聖書  イザヤ書 13

 

彼らは遠い国からやって来るのだ。天の果てからやって来るのだ。

 

神は、罪を犯した御使たちを許しておかないで、彼らを下界におとしいれ、

さばきの時まで暗い穴に閉じ込めておかれた。

  聖書  ペテロ第二の手紙 2

 

地上の人々を抹殺すると言う罪を犯した人々を許しておかないで、彼らを下界、暗い宇宙におとしいれ、さばきの時まで暗い穴、宇宙空間に閉じ込めておいた。

再び陰謀を実行した人々の子孫が裁きの時、最後の審判の時にやって来るのだ。

 

それは、忍び込んできたにせの兄弟らがいたので−

彼らが忍び込んできたのは、

キリスト、イエスにあって持っているわたしたちの自由をねらって、

わたしたちを奴隷にするためであった。

  聖書  ガラリヤ人への手紙 2章

 

彼らは兄弟のふりをしてやって来るが、実はにせの兄弟でなのだ。

彼らが忍び込んでくる目的は、

我々の自由を奪い取るためであった

我々を奴隷にするためであった。

もう、我々の未来ではそうなっているのである。悪魔的未来人が来て、我々を奴隷にしてしまったのである。

 

さてあなたがたは、先に自分の罪過と罪によって死んでいた者であって、

かつてはそれらの中で、この世のならわしに従い、

空中の権をもつ君、すなわち、不従順な子らの中に今も働いている霊に従って歩いている。

  聖書  エペソ人への手紙 2

 

我々はあの1999年には核戦争で死んだのである、自滅してしまったのである。

ところが、陰謀の阻止によって死ななくてもよくなったが、

空中の権を持つ君、不従順な子、空からやってきた神に従わない悪魔に支配されてしまったのだ。だから、キリスト教では死んだ人々が墓場から出て裁かれると言うのである。

 

高い所からみ手を伸べて

この町は勝ち誇って、安らかに落ち着き、

その心の中で、

「ただわたしだけだ、わたしの外にはだれもない」と

言った町であるが、

このように荒れはてて、獣の伏す所になってしまった。

  聖書  ゼパニア書 2

 

我々だけで独占しようと言っていた町、地球は獣、悪魔的未来人が来て征服してしまったのである。

だからイエスは言う。

 

汚れた霊が人から出ると、休み場所を求めて水のない所を歩きまわるが、見つからない。

そこで、出てきた元の家に帰ろうと言って帰って見ると、そうじがしてある上、飾りつけがしてあった。そこでまた出ていって、自分以上に悪い他の七つの霊を一緒に引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。

そうすると、その人ののちの状態は初めの状態よりももっと悪くなるのである。

よこしまな今の時代も、このようになる。

  聖書  マタイによる福音書 12

 

汚れた魂の持ち主である陰謀の実行者が地球の人間の中から出て、その子孫は、水のない所、荒野(砂漠)、不毛の宇宙をさまよったが見つからなかった。そこで、出てきた家、地球に帰ろうと帰ってみると、そこはすばらしい惑星であった。そこでまた出ていって自分以上に悪い仲間を一緒に引き連れてきて中に入り、そこに住み込んでしまった。

この状態は、核戦争で滅んだ元の1999年の状態よりさらに悪い状態だった。いっそ、核戦争で滅んでしまった方がよかったと言うのだ。また同じことを旧約聖書ではこう述べている。

 

ある日、神の子たちが来て、主の前に立った。

サタンも来てその中にいた。

主は、言われた、

「あなたはどこから来たか」。

サタンは主に答えて言った。

「地を行きめぐり、あちらこちらを歩いてきました」

   聖書  ヨブ記 1章

 

ノストラダムスもこの汚れた悪霊、サタンのことをこう言っているではないか。

 

いずれ悪い霊の悪意を持つ人は、時の長さの中で現れてまいりましょう。

この仕事が私の死後にこそ、生きていたときよりもいっそう尊重されることを望むものであります。

  諸世紀序文 アンリ二世への手紙

 

砂漠を通って 自由と野ばなしとが

教皇の甥はさ迷ってやってきて

重いこん棒で七回頭をたたき

あとで人々は無価値なものを得るだろう

  諸世紀6−82

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

★悪魔の世界戦略

 

グランドクロスのころの地球に親切な宇宙人が地球に降臨してくる。

今実験中の電子マネ−、実はそれこそが悪魔の世界戦略のかなめとなる。

そんな馬鹿なとあなたは言うだろうしかしそれが悪魔のわななのだ。しばらくすると電子マネ−が普及し貨幣は消え去る。

 

金と銀のかわりに、大量のクレジットがあふれるだろう

それは激しい欲望をあおり、恥じらいの心をめくらにする

姦夫姦婦のこと広く知られて

恥じらいの心はそこでも失われるだろう

  諸世紀814

「ノストラダムスの大予言」  五島

 

金や銀、貨幣の代りにクレジット、電子マネ−が普及する。当然のことながらこの電子マネ−を使った犯罪が続発する。詐欺、盗難、紛失、、、、、

これでは危険である。何かこれを解決する方法はないであろうか。そうだ、電子マネ−を体の一部にしてしまえばいいのだ、これなら絶対に盗難にあったり、紛失したりしない。それに詐欺にあう可能性も少なくなる。そしてあなたの体には666のコ−ドが入ったバ−コ−ドが打ち込まれる(マイクロチップという説もある)。だから聖書は言う。

 

この刻印のない者はみな、ものを買うことも売ることもできないようにした。

この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。

ここに、知恵が必要である。思慮ある者は、獣の数字を解くがよい。

その数字とは、人間をさすものである。

そして、その数字とは六百六十六である。

  聖書  ヨハネの黙示録 13

 

だから666の刻印のない者は買うことも、売ることもできないのだ。悪魔的未来人は人間を管理し易いように自分の奴隷に番号をふるのだ、我々が自分の家畜に焼き印を押すように。

そして地球人をがんじからめに縛った後、彼らの管理体制が整った後、彼らはその本性を見せ地球人を奴隷にしてしまう。ここに悪魔帝国が完成するのだ。

この現代に奴隷制度を基礎とする社会など存在するはずがないと思われるかもしれないが、これはあくまで象徴的な表現である。現代風に言えば、悪い未来人たちは、過去の我々を自分の仲間、同じ人間とは見なしてくれずに、ただの労働力とみなして家畜のように扱っかったと言うだけのことである。いや、今あなたはあなた自身が奴隷ではない、完全な自由だと言い切れるであろうか、一部の支配階級の都合のよい社会制度の中でただの労働力と見なされて搾取にあってはいないであろうか。

火で焼かれた娘、婦人、地球は火で焼かれずにすんだ。しかし、それは獣、悪魔に乗っ取られてしまった。本来、天使的未来人と結婚するはずの娘、地球が、獣、悪魔に浮気してしまったのだ。

天使達は、この獣、悪魔の地球侵略を姦淫、また獣、悪魔に乗っ取られた地球を姦婦、淫婦と言って非難したのだ。

 

わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのをみた。

        中略

その額には、一つの名がしるされていた。

それは奥義であって、

「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」

というのであった。

  聖書  ヨハネの黙示録  17章

 

かつては忠信だった町、どうして遊女となったのか。

  聖書  イザヤ書  1章

 

 

★北から来る悪魔

 

終りの時になって、南の王は彼と戦います。

北の王は戦車と騎兵と、多くの船をもって、つむじ風のように彼を攻め、

国々にはいっていって、みなぎりあふれ、通りすぎるでしょう。

彼はまた麗しい国にはいります。

また彼によって、多くの者が滅ぼされましょう。

  聖書  ダニエル書 11

 

聖書を読んでいると、北から攻め寄せるという記述が多い。これは聖書だけではなくノストラダムスの大預言にも共通するところである。

 

そこで第三の北方の王は、人間の根本的な権利のつぶやきを聞きながら、大軍を蜂起させ、王の最後の子孫と祖先の極限にまで行き、すべてが原始の状態にもどされるのです。

              中略

かくて、反キリスト者が地獄の王となるのです。

  諸世紀序文 アンリ二世への手紙

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

 

これはどういうことだろうか。あのエゼキエル書のUFOはどこから来たであろうか、北から来たのではなかったのか。北、未来からUFOは来たのである。これはどういうことかと言えば、元の時間の世界の地球の象徴であるエジプトと未来の地球の象徴であるイスラエルとの位置関係による。イスラエルは、エジプトよりも北、北東(丑寅、鬼門)にある。だから、北と東は未来を象徴し、南と西は過去を象徴していたのだ。これはみな未来人が過去の地球を征服するぞという預言だったのである。

北のアッシリアが南のイスラエルを滅ぼす、北のバビロニアが南のユダ王国、エルサレムの滅亡、、、どこの国でもどこの都市でも同じことなのだ。唯一神に背いて他の神々を崇拝すると、異民族がその国を滅ぼすために侵入する、これが聖書のパターンである。これらはすべて悪魔の地球侵略の預言だったのである。そう言えばハルマゲドンの時、ロシア(ゴグ、マゴグ)がイスラエルに攻め込んだと言う預言があったが、あれも二重の意味が込められていたのだ。

 

シオンの方を示す旗を立てよ。

避難せよ、とどまってはならない、

わたしが北から災いと大いなる破滅をこさせるからだ。

 聖書  エレミヤ書 4章

 

★川、山脈、海は宇宙との境界線

 

ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、

私は聞いた。

「大ユーフラテス川のほとりにつながれている四人の御使を解いてやれ」。

すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、

人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。

騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。

  聖書  ヨハネの黙示録 9章

 

「北から敵が攻め寄せる」と同様に多いパターンがある。それは川、山(脈)を超えて敵が攻め込むと言ったものだ。

 

飢えている野の獣は川を泳いでくる

野の多くはイースターにさからい

鉄のかごの中に入っておろおろと

ゲルマンの子供が 決してなにも従わなくなるだろう

  諸世紀2−24

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

二人の兄弟がスペインから追われ

兄はピレネー山を越えてやってくる

血の海 ローヌ 血のジェノア

ナルボンヌ アガスの国は 悪に染まるだろう

  諸世紀4−94

「ノストラダムス予言原典  諸世紀」 大乗和子

 

これは何を意味しているのであろうか。かつて国と国の境、国境を決めたものは何であろうか。それは、自然物ではないであろうか、川、山脈、海のような。川、山脈、海は、地球と宇宙の境界線を表わしていたのだ。だから出エジプトの時も、紅海を二つに割って出ていったし、後にお話するロトのソドム脱出の時は山を超えて逃げていったのだ。

 

 

★にせメシア、ヘンリー C(シーレン)

 

中東に生まれた獣、ヘンリーCと言う男が、救世主、メシアとして世界を支配すると言う噂をあなたは聞いたことはないであろうか。これはジーン・ディクソン婦人の預言であるが、ノストラダムスの預言を解読してみると、ヘンリーCとはどうもこの世の人間ではないようである。ヘンリーCとは、悪魔的未来人のことではないであろうか。

 

細かいちぢれた黒いひげは

戦いで激しい残忍な国民を 圧倒するだろう

シーレンは監禁から自由になり

すべての捕虜はセリムの旗となるだろう

  諸世紀2−79

「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子

 

偉大なるシーレンが世界の王になるだろう

はじめ愛されるが  のちに恐れられ こわがられる

彼の名声と賞賛は天までとどき

彼は勝利者の称号に大いに満足するだろう

  諸世紀6−70

「大予言辞典 悪魔の黙示録666」 高橋良典 著

 

シーレンとは、ヘンリーCのアナグラム(文字の置き換え)である。HENRY C→ CHYREN(HENRI C→CHIREN)。彼(ら)は、監禁から自由になり、はじめ愛されるが、のちにその本性をむき出しにし恐れられ、こわがられるのである。

 

まず背教のことが起り、不法の者、すなわち、滅びの子があらわれるにちがいない。

彼は、すべての神と呼ばれたり拝まれたりするものに反抗して立ち上がり、

自ら神の宮に座して、自分は神だと宣言する。

       中略

不法の者が来るのは、サタンの働きによるのであって、

あらゆる偽りの力と、しるしと不思議と、また、あらゆる不義の惑わしを、

滅ぶべき者に対して行うためである。

   聖書  テサロニケ人への第二の手紙  2章

 

実はヘンリーC(シーレン)にはまったく別の意味も込められているのだが、ここでは明らかに悪魔的未来人を意味するものである。彼らは前の時間の世界で、地球を乗っ取り自らを神だと宣言したのである。しかしここの記述を見ると、地球人の中から不法の子、にせ救世主、にせメシアが現れて悪魔の支援によって不思議な奇跡や惑わしを演じるという預言もまんざら否定はできない。

 

★悪魔に滅ぼされる人類

 

聖書には悪魔は地球人を奴隷にしたとも記されているが、地球人は悪魔に滅ぼされるともしるされている。これはどういうことだろうか。悪魔とて面白半分で地球を乗っ取り地球人を奴隷にしたわけではないであろう。むざむざ自分の奴隷である地球人を滅ぼしたりはしないであろう。

しかし聖書には「滅ぼされる」という言葉が多用されているのだ。

これに関して私はこう思うのだ。直接的に悪魔が地球人を滅ぼすのではなく、間接的に滅ぼすのである。いや、宇宙的な何かが起こって滅びてしまうのであろう。

そして悪魔は、何度でも過去にもどって過去の地球を征服するのであろう。

では、なぜ滅びてしまうのであろうか。実は、それは我々人類の正体、我々とは何者であるかに関する重大な問題が関わってくるので、後に述べるとしよう。

 

 

★天使、人類の子孫の支配

 

聖なる神の霊があなたのうちにやどっているから、

どんな秘密もあなたにはむずかしいことはない。

ここにわたしが見た夢がある。その解き明かしをしわたしに告げなさい。

わたしが見たのに、地の中央に一本の木があって、

そのたけが高かったが、その木は成長して強くなり、

天に達するほどの高さになって、地の果てまで見えわたり、

その葉は、美しく、その実は豊かで、すべての者がその中から食物を獲、

また野の獣は、その陰にやどり、そらの鳥はその枝にすみ、

すべての肉なる者はこれによって養われた。

わたしが床にあって見た脳中の幻の中に、

ひとりの警護者、ひとりの聖者の天から下るのを見たが、

彼は声高く呼ばわって、こう言った、

「この木を切り倒し、その枝を切りはらい、その葉をゆり落とし、

その実を打ち散らし獣をその下から逃げ去らせ、鳥をその枝から飛び去らせよ。

ただしその根の切り株を地に残し、それに鉄と青銅のなわをかけて野の若草の中におき、

天からくだる露にぬれさせ、地の草の中で、獣と共にその分にあずからせよ。

またその心は変わって人間の心のようではなく、獣の心が与えられて、

七つの時を過ごさせよ。」

  聖書  ダニエル書 4章

 

主は言われた、

「町々は荒れすたれて、住む者もなく、

家は人かげもなく、国は全く荒れ地となり、

人々は主によって遠くに移され、

荒れはてた所が国の中に多くなる時まで、こうなっている。

その中に十分の一の残る者があっても、

これもまた焼き滅ぼされる。

テレビンの木またはかしの木が切り倒されるとき、

その切り株が残るように」。

聖なる種族はその切り株である。

  聖書  イザヤ書 6章

 

たといあなたが天のはてに追いやられても、あなたの神、主はそこからあなたを集め、

そこからあなたを連れ帰られるであろう。

あなたの神、主はあなたの先祖が所有した地にあなたを帰らせ、

それを所有するに至るであろう。

  聖書  申命記 30章

 

 

「ああ、悪魔の連中に地球を取られてしまった。何とか地球を取り返したい。地球の美しい自然の中で人間に戻って永遠の生命を楽しみたい。それにあいつらはなんてひどいことをするんだ。過去の人々は野蛮でほっておけば自滅してしまう原始人かもしれない、でも奴隷にしてしまうのはひどすぎる。」

「悪魔的未来人に勝てないのは人数が不足してるからでしょ。

じゃあ、クロ−ンでも造って、仲間を増やしたらどうなの。これならどんどん仲間を増やして悪魔以上の人数になったら彼らをやっつけて、地球を取り返すことができるんじゃないの。」

「そううまくいくかな。過去の人々が生まれ変わって、我々になったんだ。結局、生まれ変わっても悪魔的な心を持つ者の方が多かったんだよ。クロ−ンを造って仲間を増やしても、悪魔的な心を持ったやつが多かったら我々の社会自体が崩壊しちゃうよ。それはとても危険なことだよ」

「じゃあ、過去に戻って地球に住んだら。これはよい方法だ。だって悪魔は21世紀にやって来るんでしょ。その前だったらいつの時代でもいいじゃない」

「そんなことをしたら、悪魔との時代をさかのぼる競争が始まるよ。競争の果てに全面戦争さ、そんなことをしたら簡単に滅ぼされてしまうよ、、、、、、、、、、

それに我々は何のために残されたのだろうか。我々の存在意義とは何であろうか。

それはみんなが幸せに暮らせる社会を造るために残されたのではないだろうか」

「それは、確かに理想だがそんな方法があるの」

「過去の人々にこの破局について知らせたらどうだろうか」

「どうやって知らせるんだい」

「直接会って交渉するのさ」

過去の時間の世界で実際に天使的未来人が舞い下りて、直接我々と交渉したのであろう。

しかし、彼らの言うことはまったく理解されず追い返されたのであろう。

「こんな方法では駄目だよ。過去の人々は我々とはまったく違うのであるから、根本的に」

「過去の人々には教育が必要だ」

 

天使人類の子孫の支配

それが彼の支配をするだろう、保たれる連合の平和を

彼が終らせるため、戦争は半分で閉じられ

その平和は長く保たれるだろう

  諸世紀1042

「ノストラダムスの大予言」五島勉著

 

彼らは人間の教育役、天使になってしまったのである。それもこれも地球独占という禁断の木の実を食べてしまったからであった。永遠の命を持った不老不死の天使になってしまったのである。

 

しかるに、シャイターン(サタン)が二人にこそこそ耳語して、

今まで見えなかった二人の陰部を二人の目にむき出しにして見せようとかかってきた。

そして「神様がこの木に近寄ってはならんと言ったのは、

お前たち二人に天使になられたり、不老不死の身になられたりしてはこまるからだ」

と言ってきかせた。

  コーラン   胸壁

 

「じゃあ、他にどんな方法で人間を教育しようか」

「さらに過去に戻って宗教や、預言を造るのはどう」

「そんな物を造ってどうするの」

「宗教や預言で人間を教育するのさ。そして時が来たらその本当の意味を分かるようにするのさ」

「本当の意味てなんだい」

「まず第一には、我々の祖先がやった陰謀、不要人類抹殺計画だろ」

「それは預言する必要がないんじゃないの。だって悪魔に阻止されて、それは彼らの未来にはないんだもん」

「いいや、必要だよ。だってこれを書かないと我々の正体をどう説明するんだい。それに人間を破局が来るよとできるだけ怖がらせた方が効果的だよ」

「次はなんだい」

「第二に悪魔的未来人の地球侵略。第三に我々の正体と人類の救われるための方法さ」

「我々の過去のことを正直に告白して、我々の祖先の罪を贖うということだね」

だから、キリスト教において、告白、預言、贖罪はメインテ−マとなったのである。

 

たといその頭が雲におよんでも、彼はおのれの糞のように、とこしえに滅び

彼を見た者は言うであろう、「彼はどこにおるか」と。

彼は夢のように飛び去って、再び見ることはない。

彼を見た目は重ねて彼を見ることがなく、

彼のいた所も再び彼を見ることがなかろう。

その子らは貧しい者に恵みを求め、その手は貨財を償うだろう。

  聖書  ヨブ記 20

 

かつて1999年にシャトルで飛び去って行った人々の子らは、子孫は、その罪を償い、贖いに帰って来たのだ。天使的未来人の目的は、過去の我々を説得し、いっしょになって悪魔的未来人の地球侵略を阻止し地球を奪回し、我々と協力して平和な社会、千年王国を築くことなのだ。千年王国とは、不要人類抹殺計画を実行した人々の子孫が宇宙に閉じ込められた千年間を意味しているのだと以前お話ししたが、本当の千年王国とは天使と人間がいっしょになって支配する永遠の王国、地上天国を意味していたのだ。千年とは永遠を意味していたのだ。実は不要人類抹殺計画を実行した人々の子孫が、宇宙空間に閉じ込められたのは、千年ではなく、二千年近いのである。西暦3797年までである。彼らは西暦3797年までにタイムマシーンを完成し過去に帰って来たのである、だからノストラダムスの大預言は西暦3797年で終っているのてある。

 

これらの予言は現在の時点から三七九七年まで永続的な予言を構成するものであります。

  諸世紀序文 わが息子セザール・ノストラダムスへの手紙

「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修

 

彼らは千年王国に永遠の地上天国という意味を加えたかったので、あえて二千年とはせずに千年王国としたのである。

彼らは、我々を悪魔の奴隷から解放し、千年王国、地上天国を造ろうとしているのだ。

 

反対する者を柔和な心で教えに導くべきである。

おそらく神は、彼らに悔い改めの心を与えて、真理を知らせ、

一度は悪魔に捕らえられてその欲するままになっても、

目ざめて彼のわなからのがれさせて下さるであろう。

  聖書  テモテへの第二の手紙 2

 

悔い改めの心を与えて、真理を知らせて、一度は未来で悪魔的未来人に捕らえられたが、目ざめて、悪魔のわなからのがれるために。

ここに人間を介した天使と悪魔との戦いが始まった。

 

わたしたちの戦いは血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、

闇の夜の主権者、天上にいる悪の諸霊に対する戦いである。

  聖書  エペソ人への手紙 6

 

以前に真のハルマゲドンも、地球内全面戦争のようなちっぽけな物ではないと言ったのを覚えているだろうか。真のハルマゲドンとは、人間を介した天使と悪魔との戦い、時空を超越した光と闇の戦いだったのである。

 

大いなる時代の境目に、闇と光の戦いがある

裏が表に表が裏に返って、混乱は世界をつつむだろう

選ばれし心の者、座して力を持つ

花崗岩の知恵を学ぶ者、岩の弾丸と光の矢を打ちくだくも

南に向う道を知らず、ただ光の最後のものを待つのみ

  エメラルドタブレット

 

ノストラダムスも言っているではないか

 

そこで法が堕落し

敵また敵が餌を食う

空の火が降る 燃えさかり或いは中断され

夜がやってくる、主人たちが争いを起こす

  15586 「プレサ−ジュ」

「ノストラダムスの遺言書」 ダニエル・ルゾー著 流智明 監修

 

(不要人類抹殺計画の実行者)の後、また敵(悪魔的未来人)が地球人を餌食にしてしまった

初めの歴史では空から火が降り、燃えさかった

そして、悪魔的未来人が来たことでその核戦争は中断された

夜、闇の使者、悪魔的未来人がやってくる

主人たち(悪魔的未来人と天使的未来人)の地球をめぐる争い、ハルマゲドンが始まったのだ。

 
  未来からの最終警告  第3章に続く 「神の子 イエス」

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